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2009年9月24日 (木)

”非”常人・オチアイヒロミツ

シルバーウィークが終わった。

自公政治の置き土産の高速道路休日1000円の施策のお陰で、道路の混雑ぶりは半端じゃなかったらしい。ドライバー役のお父さんはホントにご苦労様でした。
新たな政府はいずれ高速道路全日無料化を段階的にやっていくらしいが、果たしてどのような社会現象が起こるのだろうか。

さて、セ・リーグのペナントレースはあっけなく、昨日、原金満巨人がぶっちぎりの優勝をしてしまった。
負けず嫌いな落合中日の抵抗も、赤子の手をひねらんばかりのやり方になす術もなく討ち死にをさせられた。
ドラゴンズファンの僕としても、悔しい気持ちを通り越した感じで、この事実を受け止めているのが不思議でならない。
それにしても、巨人と中日以外の4球団の罪状は語るに及ばず、ひどい成績である。5割に遥かに満たない勝率で3位のクライマックス出場権を争っている現在である。これがまたどっちらけなシーズンにしてしまった一つの原因でもある。
まあ他のチームの事はどうでもいいから、我が愛するドラゴンズの話をしよう。
負けず嫌いで、世界一、臍(へそ)が曲がっている落合博満という監督は、今年は少し、いやかなり、おかしかった。ここのところずっと、試合後のコメントは、
「無言」 か
「何もない」 か
のどちらかだった。
負けず嫌いが負けたのに負けを認めないんじゃ、昔日(せきじつ)のどこかの政党と変わらないではないか。
いや、ひょっとしたら本当はまだ負けていないのかもと思ってしまう。
ただの強がりか、負け犬の遠吠えか、みっともない愚痴に過ぎないか、それとも責任転嫁の言い訳か、そのどれにしたっておよそあの有言実行の権化である落合博満の柄じゃないだろうが・・・・。
としたら、負けを認めない、昨日のコメントこそが本当の落合博満の真骨頂だったように思えてならない。
「これから3週間が本番だ。見くびるなよ!」
と、多くの記者に言ってのけた落合の顔はきっと邪鬼のように見えただろう。
常人の監督なら、「今年のジャイアンツは強かった!悔しいけど優勝おめでとう!」とか宣って敵の勝者を讃えるのが人の道だと思うところだが。この人は違うのだ。
だから面白いし魅力的なのだ。
しかし、その言葉はそれが実行された時にのみ、その人を喰ったような、人の道をはずれたような邪鬼の様相が真の勝負師のカッコイイ顔に成り得るのである。
その事を一番知っているのが落合博満なのだ。
プロ野球の選手は皆個人事業主で、生きるも死ぬも、一つ一つの勝負に懸かっていて、奇麗事を言っている余裕などなく、皆、自分の事だけで必死なんだというのが彼の持論である。
活躍できなきゃユニホームを脱がされて、その野球人生を奪われてしまうんだ。
自分の意思でユニホームを脱げるようになった選手がやっと一流になった証なんだから、そのためには毎年毎日必死に練習して技術を磨いて行かなきゃいけないんだと。
誰も助けてくれないぞ、自分でやるしかないんだぞ、と選手に覚えさせて来たに違いない。
そんな選手の集団を作った自負があればこそのこれまでの不遜なまでの発言だったんだと思うのだ。そこの考え方が根本的に「ファンの為の野球」と映らない理由の一つなんだろう。でも落合は強いチーム、即ち勝つチーム、そんなチームを動かす選手の集団を作ることこそが「ファンの為」なのだと考えているに違いないのだ。
ということは2年続けての敗北は有り得ない訳で、必ず昨日の言葉が単なる戯れ言の負け惜しみじゃなくて、真の有言実行人としてのあくまでも不敵な落合博満たらしめん日が来る事を信じることにした僕である。
そして絶対にあの綺麗事の王様、”ハラタツノリッチ” の巨人に、優勝おめでとうとは、死んでも言っちゃダメなのである。

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コメント

先生のブログ、楽しく拝読させて頂きました
”ハラタツノリッチ”のコピー、最高です
最高の「俺の赤っ!!」をご用意して、またのご来店をお待ち申し上げております。

小椋 拝

投稿: 俺の赤っ!! | 2009年9月28日 (月) 05時35分

ようこそ!俺の赤っ!さん。
来てくれたんだね? ありがとう。
今度また、打倒ハラタツノリッチの方策が見つかったらお邪魔するよ!
その時は、「オチアイユー250g」で。

投稿: ミャンハンチャーマン | 2009年9月29日 (火) 14時50分

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