« 来季に向けて落合監督が動き出した! | トップページ | 僕が考える「今年の漢字、一文字」 »

2009年12月 7日 (月)

「アンパンマン」と「コアンパンマン」

年末がランニングシューズを履いていよいよ走り出した感の強い昨今である。街並も新聞もテレビも日に日にその空気の濃さを増して行き、そして何よりも自分を初めとして人々が一年を省みて新たな年への迎年準備を始めようとしている。

多くの人が「来年こそは・・・・・」といった気持ちでいるのだろうが、逆に今年つきまくっていた人ややることなすことが当たって運そのものを使いまくってしまったような人は一体どんな気持ちで一年の終わりと新年の始まりを過ごすのだろうか?

人の一生の禍福はあざなえるが如しと謂われるように、結局は幸福と不幸、幸運と不運は半分半分であるに違いないと常々考えて生きて来た僕としては尚更、そんな事を考えてしまう。幸運に満ち溢れた一年を送った人から見れば全く余計な話だとは思うのであるけれど・・・。

先週の金曜日、年末恒例の一つのパーティーに参加してきた。
そのパーティーは、僕が長年作曲を担当させて貰っている、人気アニメーション「それいけアンパンマン!」のイベントで「アンパンマンアカデミー賞発表パーティー」である。
十年前に、原作者の漫画家・やなせたかし先生が、アニメーションの製作現場で、膨大で過酷な労働量とチープな報酬とのアンバランスの中でも夢いっばいに働く若者達を励まし讃える、裏方さん達の為に設けて始めたパーティーなのである。
普段は晴れがましい場所からは遠く、アニメーション現場で汗を流す人達が胸を張って眼を輝かせて集まり、自分達が手掛けた、年間50数本の作品の中から、やなせたかし賞や日本テレビ賞などの発表を心待ちにする宴なのである。
初めは先生の家の近くにある焼肉屋さんでこじんまりとした装いだったのだが、年々参加者も増え、中華大飯店、シティホテルの小宴会場等を経て、今年はついに、十周年も手伝って「グランドプリンスホテル赤坂・クリスタルパレス」での開催に至ってしまったのだ。
余りに大きなアンパンマンパーティーになってしまって、関係者は苦笑い、先生は大笑い、参加者は大喜びで、とても賑やかで温かい年の瀬のパーティーになったことは間違いないことだった。費用の殆どが、やなせ先生の自腹で催されるので、みんなみんな「先生!ありがとうございます」なのである。

そのやなせたかし先生も今年で91歳になる。81歳の年から始まったこの「アンパンマンアカデミー賞パーティー」も、後何回催されるのだろうか?ホテルのステージで歌って踊る(本当のコトです)91歳の先生に拍手を送りながら、何故か涙が止まらない夜になってしまったのだった。

そして僕は思う。

先生のとてつもない偉大さと先生の底抜けの温かさと、そして先生のほとばしるくらいの元気に、改めて、感謝感謝感謝なのだ。

先生から生まれた「アンパンマン」こそ、「やなせたかし」そのものなのだと・・・・・・・・・。

そして30年後には僕も、「コアンパンマン」ぐらいにはなっていたいと・・・。

Anpanman3_5

Anpanman4

Anpanman2

Anpanman1

|

« 来季に向けて落合監督が動き出した! | トップページ | 僕が考える「今年の漢字、一文字」 »

コメント

今宵も社長の心温かいブログに心が安らぎました
私も改めて、夢いっぱいに働くという事を考えました
今年もあと僅かですが、社長がお元気でいられる様
心よりお祈り申し上げます

海老千両ちらし→海老カツ→最高でした!!
海老繋がりで社長に頂いたので、とても縁起の良い
来年一年になりそうです
ロース、メンチ共に相当レベルの高い美味しさでした(まぁ社長が美味しいよとおっしゃっていたので間違いは無いとは思っておりました)
各、美味しさの詳細は後日口頭で!!

投稿: 海老繋がり | 2009年12月10日 (木) 05時40分

海老繋がりさん>
だろだろ? だから絶対美味しいんだって。
海老が続いたのはたまたまだけど、そりゃ縁起良い!
そんな幸せをおすそ分け出来てよかったです。
お互い年末の疲れを乗り切りましょう~

投稿: 近藤浩章 | 2009年12月10日 (木) 19時23分

観音崎京急ホテルとホテルグランパシフィックLe daibaではそれいけアンパンマンショーを実施せず、代わりに美少女戦士セーラームーンか、フレッシュプリキュア・ハートキャッチプリキュア・スイートプリキュア・スマイルプリキュア・ドキドキプリキュア・ハピネスチャージプリキュアのキャラクターショーを実施するそうです。
理由として、東日本大震災の影響でアンパンマンの人気が低迷していることと、お台場や観音崎の京急グループのホテルは海の近くにあり(京急の電車・バスと臨港バスも当然ながら海の近くを走っている)、アンパンマンのアニメで「顔がぬれて力が」というシーンが東日本大震災で津波に飲み込まれた岩手県・宮城県・福島県の沿岸部のホテルや旅館を連想させて不吉・不適切なことと、京急沿線にはアンパンマンがきらいでセーラームーンやプリキュアが好きな人が多いためです。

投稿: まいんど | 2013年12月20日 (金) 18時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/261481/32526734

この記事へのトラックバック一覧です: 「アンパンマン」と「コアンパンマン」:

« 来季に向けて落合監督が動き出した! | トップページ | 僕が考える「今年の漢字、一文字」 »