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2010年9月28日 (火)

唖然 ・呆然 ・アキマセン

夏が逝った、
跡形もなく、世の中は秋色一色に・・・・。

暑すぎた今年の夏は息詰まるプロ野球のペナントレースと、景気低迷をよそに過熱した、民主党代表選の仁義なき戦いに彩られていたようだ。

そのプロ野球もパ・リーグは、7年ぶりにソフトバンクが逆転優勝を144試合の最終戦で決めた。
セ・リーグは我がドラゴンズがまたもや鬼門神宮でヤクルトに金縛りにあったかのような戦いで敗れ、阪神にマジック8を点灯させたまま、10・2の最終戦を迎える事になった。

さて、世の中は尖閣列島問題で対中国との間で大きく揺れている。
この領土問題については、僕自身不勉強なのでコメントは控える事にするが、一昨日ひとつの場面に出くわした際の、唖然・呆然、の自分の想いに触れてみようと思う。

その驚愕した場面は26日の国技館で起きた。
国技館は横綱・白鵬の四場所連続全勝優勝と希代の名横綱・双葉山の69連勝に迫る62連勝の戦績に沸き上がっていた。野球賭博騒動で存在自体が危ぶまれていた大相撲に、まるで都合よく誰かが仕掛けたようにさえ見える「白鵬フィーバー」なのだが、な、なんとその千秋楽の表彰式に、かの菅直人総理大臣が総理大臣授与に笑って登場して来られてしまったのだ。
しかも、重いトロフィーをよろよろと笑いながら持つ姿がまるで庶民受けをすると勘違いしているかのように、ワンシーンがテレビに大きく映し出されていたのだ。
国民の目には果たしてどのように映っただろうか?

尖閣列島問題で中国に対して問題解決の目途も立たず、在中邦人が4人拘束されたままで、ちょっと交渉を間違えば取り返しの付かない国家間の大問題が勃発しそうな重大な時期に、まるで、全く、全然、空気の読めない、無力脱力ボンクラ駄目駄目総理大臣の情けない姿を見せつけられた日本国民はホントに不幸であるのだ。「最小不幸社会の実現」が聞いて呆れてしまうのである。どうせやるなら、あの「ダイワハウチュ」の「ダイワマン・エックス」や「ダイワウーマン」の、唐沢寿明や黒木メイサが着けるコスチュームでも着けて出て来るのなら大笑いして許してあげるのに(嘲笑)。

政治主導が呆れてしまうし、何もしていないうちに国民受けだけを狙っているとしか見えないパフォーマンスをする連続に、つくづく嘲笑いが止まらない、菅内閣ならぬ仙谷内閣なのだ。

ホントにこの国はどこに向かって行くのだろうか?不安を拭える予感さえして来ないのがとても不気味である。
非常時に国の宰相がうつつを抜かしている姿があの「昼行灯・大石内蔵助」の計算された「愚行」ならいいのだが・・・まさかなのだ。
それはまるでジャイアンツの原監督が、球団とファンの厳命であるリーグ四連覇をいよいよ逃しそうな非常時に、「SMAP×SMAP」の番組にゲストとして「さんま」と一緒に出演しているようなものなのだ(笑)。

国辱者だぞ、菅直人!

折角の政権交代を貴方の無能な行動で「無」にするべきではないのだ。412人内閣という「畑の肥やし」に終わらない、中身のある政治を期待する国民が愚かだとでも言うのだろうか?猛省を促したい。

激夏を終えて
「さあこれからはいよいよ一年の総決算の実りの秋の到来だ!」
と思った時、目の前に現れた一つの信じられない場面に「唖然・呆然・アキマセン」と叫びたくなった自分の想いを綴ってみた。

ところで、イチローさん、10年連続200安打越えおめでとう!

そして、ドラゴンズのリーグ優勝をあくまでも切望している秋の夜長なのだ。

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2010年9月23日 (木)

知将・落合の最終手綱捌きはいかに?

いよいよ佳境に入って来た!

プロ野球のことだ。

長いプロ野球の歴史の中でも類希な激闘がセ・パ両リーグ共に繰り広げられている。
残り試合が一桁になったパリーグは、優勝を西武・ソフトバンク・ロッテの三チームが、CSに限っては日本ハム・オリックスを含めての五チームが争っている。
最後の最後まで解らなくなって来ている。

セリーグは、中日・阪神・巨人の三つ巴から半歩、我がドラゴンズが昨夜の対阪神天王山第二戦を勝利した事で抜け出した感があるが、まだまだ最後まで何が起こるか解らない。

CSに関しても、猛烈な勢いで追い上げてきた四位ヤクルトの勢いが少し収まって、三強にしぼられたかなって感じになっては来たが、これもまだまだなのかもしれない。

今日は秋分の日だ。昨日もまだ真夏日を記録した東京。71日目で記録だそうだ。
異常な狂夏がもたらした異常なぺナントレースは、僕たちプロ野球ファンに、ある時は猛暑を吹き飛ばす快適な夜を、ある時は不快指数バリバリな夜を演出してくれた。
そんな夏も間もなく最終章を迎えようとしている。

今名古屋に向かう新幹線の車中だ。
この夏、愛知・名古屋方面への出張は七回を超えた。週末・明日・明後日に本番の舞台の稽古や打ち合わせで度々訪れ滞在した名古屋の夏、そしてドラゴンズの戦いの夏、不思議な縁を感じずにはいられない。

この今、夏最後の愛知滞在の四日間が、今季の中日ドラゴンズの運命を決する四日間であることが、本当に本当に不思議で仕方がないのだ。

一つの季節が終わることはそのまま新しい季節の始まりであってほしい。
終わりと共に始まる何かに何故か猛烈に期待している。

苦しくしんどかったけど無事一つの舞台の幕が開き、そして下りる。
我が愛するドラゴンズも苦しくしんどいシーズンだったけど、優勝という緞帳が下りようとしている。もう少しもう少し、頑張って、有終の美を歓喜の花吹雪と共に迎えてほしい。

昨夜、知将・落合はまめに動いた。珍しい。カメラはしっかり捉えていた。
最終回のチャンスに、三度、まず森野に耳打ち
「ひとりで決めると思うなよ!」と一言、
そして離れて再び近づいてもう一言「打てよ!」と。
そして三度目、堂上兄に
「ストライクは全部打て!」と。
珍しい本当に珍しい!
そして、阪神守護神藤川から、堂上兄は一塁ゴロ、相手一塁手ブラゼルの暴投を呼んでサヨナラ勝ち!
知将・落合のコメント。
「ヒーローはブラゼルだよ、堂上じゃないよ」だって(笑)。
「それにしてもあの走塁はないよな。一・三塁にしてくれなきゃ!そういう意味ではヒーローはベンちゃんだよな!」と藤井の走塁に苦言をチクリ・・・。
ここに至ってもオレ流トークは絶好調にユニークである。

中日新聞に週一連載の最近のエッセイには、
「評論家・スポーツ記者・関係者・マスコミ・ファンが好き勝手なことを色々言ったり書いたりしてるけど、成績の責任を取るのは結局は監督のオレだけだから気にしない」的なことを書かれていたらしい。
あまりの雑音の多さに、変人落合も流石にひとこと言いたかったんだろうな。

ドラゴンズ生え抜きのOBではない落合の七シーズンも、やっと終わる。
ファンにリーグ優勝と日本一の歓喜をプレゼントしてくれるだろうと信じている。

昨年の屈辱の結果の際に吐いた、落合の言葉。
「見くびるなよ!」を、有言実行してくれそうな最終コーナーの落合の手綱捌きを楽しませて貰おうと思っている。

さて、阪神最終戦が数時間後に始まるのだ。

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2010年9月15日 (水)

小沢一郎に勝ったのは…

そして、菅が勝った!

二週間に渡る激しい選挙戦を経て、昨日民主党代表選が決着した。
予想以上の大差での決着に論評も実に様々である。

この日本の閉塞感を打ち破って欲しいと願う小沢一郎の剛腕への微かな期待もかなわかった。

それにしてもこの間の
「ダーティ小沢ネガティブキャンペーン」
を張り続ける「大手マスメディア」の執拗さは凄まじかった。
これだけ連日「政治と金」だの「検察審議会による控訴の可能性」だのと半ば「罪人」扱いをするかのようなバッシング報道は目に余る程であった。マスメディアの「小沢アレルギー」「小沢嫌い」は相当な物であることが証明された二週間でもあった。

しかしここまで民衆の前に顔を出して語る事を好んでしなかった 小沢が何度も何度も自らの政策ビジョンを熱く丁寧に語り尽くそうとする姿には多くの民衆も驚き大いに関心を持ったのではないだろうか。そういう意味に於いては、非常に意義のあった代表選ではなかっただろうか。

戦後何十年も続く官僚政治の打破、地方分権への想い、アメリカや中国を始めとする諸外国との対等な関係の構築、沖縄・普天間に於ける在日米軍の在り方、国民主導政治主導の確立などなど、小沢の考える日本の将来像が垣間見えた二週間だった。
勿論その全てに対して両手を挙げての賛成という訳ではないが、少なくともこの国をどうしたいかこの国の将来を何処に導こうとしたいのかといった「政治家」としての「理想」が語られた事に強いリーダーシップを感じる事が出来た。

しかし、小沢はもろくも敗れ去った!

そして、小沢の相手は菅ではなかったのだ。小沢の前に立ち塞がった大きな敵は、「世論」でありその「世論」を導く「マスメディア」だったのだ。

「僕には夢がある」
と小沢は言った。そして菅も
「僕にも夢がある」
と言った。
でもこの国の国民は今、「夢」を失い始めている、いや「夢」を無くしてしまっている現実を二人とも解っているのだろうか?自分の「夢」を語る前に、国民が「夢」を見られるような国を造る事をもっと語るべきではなかったか。
小沢の演説にはそのビジョンが少なくとも含まれていた。
「人間が人間らしく生きる営みをこの日本に取り戻したい」と。
しかし残念ながら総理の座を勝ち取った菅の演説にはそのみじんも感じる事が出来なかった。
果たしてこの先日本はどうなってしまうのだろうか?
改めて不安と焦躁に駆られてしまった。

しかし、今回程メディアによる「世論調査」の在り方を考えさせられた事はなかった。
毎日流される「世論調査」はどのメディアも判を押したように、
菅支持75%前後 小沢支持20%前後
であった。しかしインターネットに於いてはその真逆の数字が顕れていたようだ。
昨今、家庭にある固定電話に出て話をする人々がどの位いるのだろうか?その固定電話だけに無作為にかけて行う「世論調査」の在り方そのものが問われなければいけない時が来たように思うのだ。
もはや固定電話の時代ではないのだから「世論調査」の方法にこそ是非一考を求めたい限りである。

しかしいずれにしても、菅が勝ったのだ。
第二次菅内閣が間もなく組閣されて、この不況極まりない年末に向かって行くのである。果たして・・・・・・?!

厳しく続いた猛暑の中で、時折秋めいた涼しい風が吹き抜けるようになると同時に、満を持して我がドラゴンズが首位に立った。
夏が過ぎればきっとへばるに違いないと落合監督が予測した他チームの投手陣は、阪神も巨人もご多分に漏れず先発・中継ぎ・押さえの何れの部門の投手陣もへばり始めている。
キャンプ時の過酷なまでの練習に耐えて来たドラゴンズの投手陣は皆元気だ。
九月に入って、驚異的な0点台の防御率を誇っている。
「野球はピッチャーだよ」
と主張し続けて来た我が闘将・落合の思惑通りのシナリオが今の所展開されている。
残り試合は一番少ないがこのまま勝ち続けてシーズンを終えてくれる事を心から祈るばかりである。

ゴールテープは目の前だ。もう一息それぞれが鞭を入れて走り抜けてくれ!

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2010年9月 2日 (木)

猛暑が続く九月になって野球の神様の気まぐれな悪戯が面白い

九月になった。

変わらず猛暑は続き、政治も野球もますます熱い日々が繰り広げられて行きそうだ。

三ヶ月前に出来た菅内閣がまだ何も仕事ができないままに、政権与党・民主党の代表選挙の告示が昨日行われた。

菅直人現総理大臣とザ・政治家、小沢一郎の一騎打ちだ。
対照的な二人の政治家が次期総理の座を争って、この貧窮混迷してしまった日本の再建(?)に取り組んで行くことになる。政権交代第三幕の始まりである。これから約二週間猛暑の日本を虚々実々の攻防が繰り広げられて行くのだ。

さて、プロ野球。
セパ共に、大変なことになっている。残り三十試合を切った今、セは2.5ゲーム、パは1ゲームの中に、いずれも三チームがひしめき合っている。

一日一日の勝ち負けで順位が変動する毎日だ。こんなシーズンはホントに珍事である。

セは上位三チームの阪神・巨人・中日に加えてヤクルト、パはソフトバンク・西武・ロッテに加えて日本ハムとオリックスのニチームが絡んでの接戦が最後まで続きそうだ。

昨晩、野球の神様は、我がドラゴンズの戦いに、また気まぐれなまでの悪戯を見せてくれた。

伏兵中の伏兵、守りと走塁そしてバントの若手スペシャリストの岩崎達郎が何と延長十回サヨナラ本塁打を打ったのだ。
この岩崎、八回のチャンスの大事な場面で代打に起用されバントを失敗していた。実はこのサヨナラ本塁打を呼ぶきっかけを作ったのも、七回に代打で起用されて不細工な見逃し三振を喫した野本のヒットだった。

負ければ戦犯に成り下がる二人が何とチームを救う殊勲者になったのだった。
野本は藤井に代えての代打、岩崎は堂上直に代えての代打だった。
落合が主力を引っ込めてまで起用した勝負手だっただけに、ファンの怒りと罵声の強度を示す針はピークを指していただろう事は容易に想像できる。
現に僕も「何で野本だよう!馬鹿っ!見逃すなよ、ど真ん中だぞっ!」
「岩崎っ!何の為に選手やってんだよう!バント決められなくてどうすんだよう!死ねっ!」
とサヨナラ勝ちの十数分前には叫んでいたのだった。
七回、八回に勝負を賭けた選手起用をした中日のベンチには残っている選手がこの延長に入ってからは福田・小田・小山の三人しか残っていなかったのだ。
今朝の新聞にも落合監督の談話は載っていた。「福田はピッチャーの所に取っておかなきゃいけなかったから、もう岩崎の代打はいなかったんだよ」と。
現に、僕はあの時、ヒットで出塁した野本をわざわざ谷繁にバントで送らせたんだから、代打・福田だろうと思ったし、ファンもきっと思ったに違いない。しかし、落合は微動もせずに、非力な岩崎をそのままチャンスのバッターボックスに送ったのだ。
監督は、不様な見逃し三振をした野本にも、バントでランナーを送れなかった岩崎にも、もう一度リベンジのチャンスを無言で与えたのだ。
そしてまず野本は応えた。解説の鹿島忠氏が、「野本はこれで一応借りが返せたから、次は岩崎の番ですね。」と言っていたその時、岩崎の振り抜いたバットの先からボールが綺麗な放物線を描いてレフトの方に向かって飛んで行った。ベンチからドラゴンズ選手が一斉に飛び出してくる、ダイヤモンドを夢中に走る岩崎は、気持ち良く打った自分のボールの行方を見失ったかのような顔でいる。まさか!そう、皆のまさかが起こったのだった。『サヨナラ本塁打』が生まれたのだ。しかも岩崎のプロ入り初本塁打のメモリアルを印しながら・・・・。
まさに、猛暑の夜、気まぐれな野球の神様が起こした粋な悪戯だったのだ。中日の中でも指折りの練習の虫の二人を神様は見捨てなかった。そして何より「落合」という「神様」もその二人のことをよく知っていたに違いない。

ナゴヤドームには『竜神』が居るかも、って新聞にも書かれてあったが、その神様にそっぽを向かれないように、あと残り試合に全力を尽くしてくれる事を期待して、今夜の広島戦を見ることにしようと思う。

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