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2010年9月15日 (水)

小沢一郎に勝ったのは…

そして、菅が勝った!

二週間に渡る激しい選挙戦を経て、昨日民主党代表選が決着した。
予想以上の大差での決着に論評も実に様々である。

この日本の閉塞感を打ち破って欲しいと願う小沢一郎の剛腕への微かな期待もかなわかった。

それにしてもこの間の
「ダーティ小沢ネガティブキャンペーン」
を張り続ける「大手マスメディア」の執拗さは凄まじかった。
これだけ連日「政治と金」だの「検察審議会による控訴の可能性」だのと半ば「罪人」扱いをするかのようなバッシング報道は目に余る程であった。マスメディアの「小沢アレルギー」「小沢嫌い」は相当な物であることが証明された二週間でもあった。

しかしここまで民衆の前に顔を出して語る事を好んでしなかった 小沢が何度も何度も自らの政策ビジョンを熱く丁寧に語り尽くそうとする姿には多くの民衆も驚き大いに関心を持ったのではないだろうか。そういう意味に於いては、非常に意義のあった代表選ではなかっただろうか。

戦後何十年も続く官僚政治の打破、地方分権への想い、アメリカや中国を始めとする諸外国との対等な関係の構築、沖縄・普天間に於ける在日米軍の在り方、国民主導政治主導の確立などなど、小沢の考える日本の将来像が垣間見えた二週間だった。
勿論その全てに対して両手を挙げての賛成という訳ではないが、少なくともこの国をどうしたいかこの国の将来を何処に導こうとしたいのかといった「政治家」としての「理想」が語られた事に強いリーダーシップを感じる事が出来た。

しかし、小沢はもろくも敗れ去った!

そして、小沢の相手は菅ではなかったのだ。小沢の前に立ち塞がった大きな敵は、「世論」でありその「世論」を導く「マスメディア」だったのだ。

「僕には夢がある」
と小沢は言った。そして菅も
「僕にも夢がある」
と言った。
でもこの国の国民は今、「夢」を失い始めている、いや「夢」を無くしてしまっている現実を二人とも解っているのだろうか?自分の「夢」を語る前に、国民が「夢」を見られるような国を造る事をもっと語るべきではなかったか。
小沢の演説にはそのビジョンが少なくとも含まれていた。
「人間が人間らしく生きる営みをこの日本に取り戻したい」と。
しかし残念ながら総理の座を勝ち取った菅の演説にはそのみじんも感じる事が出来なかった。
果たしてこの先日本はどうなってしまうのだろうか?
改めて不安と焦躁に駆られてしまった。

しかし、今回程メディアによる「世論調査」の在り方を考えさせられた事はなかった。
毎日流される「世論調査」はどのメディアも判を押したように、
菅支持75%前後 小沢支持20%前後
であった。しかしインターネットに於いてはその真逆の数字が顕れていたようだ。
昨今、家庭にある固定電話に出て話をする人々がどの位いるのだろうか?その固定電話だけに無作為にかけて行う「世論調査」の在り方そのものが問われなければいけない時が来たように思うのだ。
もはや固定電話の時代ではないのだから「世論調査」の方法にこそ是非一考を求めたい限りである。

しかしいずれにしても、菅が勝ったのだ。
第二次菅内閣が間もなく組閣されて、この不況極まりない年末に向かって行くのである。果たして・・・・・・?!

厳しく続いた猛暑の中で、時折秋めいた涼しい風が吹き抜けるようになると同時に、満を持して我がドラゴンズが首位に立った。
夏が過ぎればきっとへばるに違いないと落合監督が予測した他チームの投手陣は、阪神も巨人もご多分に漏れず先発・中継ぎ・押さえの何れの部門の投手陣もへばり始めている。
キャンプ時の過酷なまでの練習に耐えて来たドラゴンズの投手陣は皆元気だ。
九月に入って、驚異的な0点台の防御率を誇っている。
「野球はピッチャーだよ」
と主張し続けて来た我が闘将・落合の思惑通りのシナリオが今の所展開されている。
残り試合は一番少ないがこのまま勝ち続けてシーズンを終えてくれる事を心から祈るばかりである。

ゴールテープは目の前だ。もう一息それぞれが鞭を入れて走り抜けてくれ!

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