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2011年4月 7日 (木)

『想像力』(2)
-今、日本の『それ』は、
あまりにも歪んでしまっているようだが…。-

今年も桜が咲いた。

切ないほどに美しく咲いている。

じっと見つめているうちに、目頭が熱く潤って来てしまう。

今年の桜。
この狂おしく胸が詰まる想いはいつまでも忘れないようにしよう。

毎日毎日、思考停止に陥っている時間が度々訪れて来る。

あの日からまもなく一ヶ月になるというのに……。

毎日毎日物凄い勢いで支援の輪が拡がり続けている。
日本人の皆が自分の事以上に、被災者の人達の為に「何ができるか」とそれぞれが、弛まない「想像力」を巡らせながら、様々な形での支援を送り続けている。
義援金のチャリティー募金活動も、あらゆる著名人達がそれぞれ毎日どこかで行っているし、各HPなどで継続的に募金を呼び掛けているものもある。
また避難所に直接出掛けていっての温かい食べ物などの大量の「炊き出し」をしたり、「歌や笑い」を届けに行く芸能人のニュースも次々と報道されている。
どれもこれもあれもこれも全て一つ一つが、
素晴らしいチャリティー活動で心を打たれるし感動する。
何よりも、被災地の人々に一瞬だけど「笑顔」が生まれる時、思わず涙が出てしまう。
百億円を送った立派な実業家もいれば、
全財産の二百六十億円を寄附した海外のスターもいる。

とにかく凄い、とにかく人間の「おもいやり」には限りがない。

しかし、残念なことにまだ、それらの義援金は現地には届けられていないようだ。
「支援物質を下さい!」という切実な叫び声が未だ絶えない今、
一体何が支援の足枷になっているのだろう。

政府や閣僚、大臣や首相には、
残念だが未だに『想像力』のかけらを感じることは出来ない。

国会もいつもやっているのではないのだから、
とりあえずは手の空いている国会議員全員が手分けして現地を訪れ、「炊き出し」でも「支援物資」の一つでも運んで行くべきだと思うのだが…。
それが『仕事』ではないのだろうか?
自分の『仕事』ではない人々が皆で、
あなたたち国会議員の『仕事』をやっているんです。

空しくなるのでもう止めよう、政府への愚痴は…。

その解決までは途方もない位の時間を費やしそうな原発事故の処理作業は、
今や世界レベルの大問題になってしまっている。
世界からは、沢山の数え切れない支援や被災者の人々の規律正しく我慢強い姿への大いなる称賛を貰っているのに、一昨日には、放射能に汚染された水を大量に海に無断で放出した無神経な行動に各国から非難や批判の声が届き始めてしまった。

この極端な温度差のある『日本の姿』は一体何だろうか?
世界中からは到底理解を超えた所に「日本の姿」が見えているのではないだろうか。

一昨日の夜、ニューヨークのエンパイアステイトビルディングを始めとした、
世界七ヵ国のタワーが『光のエール』として、
日の丸の『白』と『赤』を現すネオンで演出された『光の支援』を贈ってくれた。
アメリカの呼びかけで実現したこの取り組みが各国からの素晴らしい『光のエール』となって届けられて思わず目頭が熱くなってしまった。感謝!

なぜか歪んで見えてしまう今の「日本の姿」が
一日も早く『再生』をめざす為に一丸となっているように、
今は本当に心の底から祈り願う事しかできないのだ。

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