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2011年11月21日 (月)

「負けた」という現実は
「勝敗」を遥かに超えた所で僕達を待っていた

昨夜、落合ドラゴンズ最後の試合は『敗戦』で終焉した。

そして、退陣=日本一の「有終の舞」を見ることは赦されなかった。

落合退任の発表の日から昨日まで「カウントダウン」をし続けたファンにとって、
ドラゴンズに於ける「落合野球」は終わったが、「落合」が培った「野球道」が、
ドラゴンズ戦士達それぞれの心の中で
『。』ではなく『、』で終わったことを知らされるのだった。

報道によると、いみじくも「落合」は最後のチームミーティングで
「自分はやめるけどみんなの野球人生はこれからも続く。
今まで通りにこれからも変な野球や気の抜いた野球をするなよ。
自分を大事に頑張ってやってくれ!」
と告げたらしい。

『野球の神様』はやはり存在していた。

『神様』は、「落合門下生」達には、『。』=『ピリオド』を付けなかった。
「負ける悔しさ」と「恩師を胴上げして送れなかった寂しさ」を与えることによって、
「旅半ばの自覚」と「完全優勝への課題」を残したのだ。

「恩師の解任」の異常時での発表から、様々な憶測や心ない報道等が飛び交う中を、黙々とヤクルトから逆転優勝をもぎ取り、クライマックスを勝ち抜き、圧倒的にホークス有利の日本シリーズを第7戦まで闘い抜いて、ヒートアップの限りを尽くして来た選手達は、心と体をも燃え尽くして昨夜の最終決戦に挑んだのだろう。
しかし、史上最強チームといわれた、今年のソフトバンクホークスを押し退けて『日本一』を勝ち取るまでの『力』と『運』はもうどこにも残っていなかったのだ。

選手とファンにとっての「絶頂(ピーク)」は、19日に3勝3敗に追い付き第7戦を迎えられた瞬間だったのかもしれない。

何故か昨夜のゲームでは、
勝敗を超えた所で応援している「穏やかな自分」がいたのだ。
おそらく、多くのドラゴンズファンの中にも
同じような感情の人達がいたのではないだろうか?
穏やかに、この今年最後の公式戦、落合ドラゴンズ最後の試合を、
『野球の神様』に感謝しながら、見届けようとしている自分がいたのだ。

負けたことは確かに悔しかったが、
負けたことやその悔しさがドラ戦士達をさらに靭くしてくれるのならば、
その『神様』の試練には「感謝」すら覚える。

育ててくれた『親』、鍛えてくれた『師』が、離れて行き、
本当に「自立」の旅を始める時が来たのだ。
環境はかわっても野球は変わらない、
だから手を抜かずに自分の野球人生の為にガンバレと「落合」は言いたいのだ。

荒木、井端、森野、平田、藤井、大島、野本、堂上剛、堂上直、福田、
吉見、浅尾、山井、川井、久本、小林、鈴木、中田らは皆、
落合政権が始まってからレギュラーになったり、入団して来た選手達である。

今は、シーズンの闘いの疲労も半端ではないし、
『師』と別れることの心の動揺も隠すことは出来ないだろう。

しかし、この「落合門下生」達は、『師の眼差し』を今まで以上に自ら強く感じながら、
心技優れた「プロ野球選手」になってくれると確信している。

その為の不断の努力を『野球の神様』は決して見過ごすことはない。
その「試練」を乗り越えた時、「完全優勝」という「成果」を得ることが出来るのだ。

2011年という、特別な年に、
『野球の底力』を最後の最後まで、見せることが出来たひとつのチームとして
『責任』を果たすことは出来たのだから、そのことに大きな『誇り』を持って欲しい。

昨夜の瞬間視聴率は九州地区では60%を大きく超えたらしい。

日本一になった秋山監督は、
「震災で被災されて闘っている人達の為に
来年も再来年もずっと勇気と力をあげられるように頑張って行かなければいけない」
と語った。

熾烈な投手戦で、1点を争う緊張感溢れる試合の連続だった
この中日対ソフトバンクの日本シリーズは球史に語り継がれるシリーズになるだろう。

僕たち「プロ野球ファン」は、日本シリーズを闘ったドラゴンズとホークスに
最大級の賛辞を贈らなくてはいけない。
ファンとして夢のような数日を貰い、
ドキドキワクワクした時間を過ごせた幸福に感謝しなくては……。

選手が言う「野球が出来る幸福」と同様に、
我々の「野球が見られる幸福」にも感謝しながら、
被災地の復興に心を向けることも決して忘れてはならないことなのだ。

さて、シーズンは完全に終わり、僕の『ドラノート』も終わった。

オフの様々な動向も今後ドンドン活発になって行くだろう。
新聞にも、いよいよこの日を待っていたかのように、
新しいコーチ人事が発表されていた。

もう?と思うけど、これもまたひとつの現実なのだろう。

落合博満さんはどうするのだろうか?

「言わなきゃダメか?」とはぐらかされるのがオチだろう。

ドラ吉の僕が、8年前、
「中日スポーツ」紙上での週一「コラム・Dエッセイ」を依頼されたのと
「落合博満新監督」誕生が同じ年であったことから不思議な『縁』を感じて、
「彼」を追い掛け始め、紙面への連載がなくなった後も
こうして「ブログ」に「彼」に関して語る記事を載せ続けて来た訳だが、
「彼」がドラゴンズを離れて一番困っているのは、
実の所、ホントは僕自身かもしれないと思っている(笑)。

明日から何について書こうかと途方に暮れながら
少し虚脱した自分を持て余してはいるが、
しばらくは8年間の余韻に浸っていようかと思うのである。

落合ドラゴンズに感謝!あ・り・が・と・う!

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2011年11月20日 (日)

落合ドラゴンズファンの1番長い日が始まる朝

さあいよいよ、今夜福岡の地で『落合博満中日ドラゴンズ監督』の
『最後』の試合の幕を開け幕を下ろす。
2011年日本シリーズ、3勝3敗、落合監督ではないがここまでは予定通りだ。
なぜなら退任が決まった「落合野球」を、1試合でも多く見たかったし、
「野球の神様」が落合ドラゴンズファンにそんな気の利いた「演出」をしてくれると
確信していたからだ。

僕の「未来日記」には、今夜延長の末、「2-1」で勝ち、
落合監督の「有終の舞」が見られることが記されている。

8年間辛苦を共にしたドラゴンズ戦士達とそのスタッフ達の
「監督ありがとう!お疲れさま!」の万感の想いに乗せられて『落合博満』が6度舞うのだ。

今僕は1年間書き綴って来た『ドラノート』の最後のページを開いた。

2011・11・20福岡ヤフードーム、
ソフトバンク対中日ドラゴンズ 日本シリーズ第7戦
と記した。

そして
祝 日本一 優勝おめでとう!
落合博満監督ありがとう!
と、書けるように祈りながらその『時』を静かに待とうと思うのだ。

落合ドラゴンズファンにとって、1番長い日が始まった。

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2011年11月18日 (金)

3日間吹き荒れたホークスへの『風』が、
その向きを次第に変えながら福岡に向かっている!

ある程度は予測していた現実が
一番不安で心配なギリギリの結果となって目の前に現れた。
落合ドラゴンズも、いよいよ土俵際だ。

昨夜は全く打てず事実上は完敗だった。
チェンも先制点を取られながらも、
3回の監督直々の「喝!」に目覚めたのか、別人のように8回 途中まで投げたが、
得点が取れない味方打線を待ち切れずに8回力尽きてしまった。
小久保に投じた渾身の118球目の内角ストレートをボールと判定されて無死満塁、
そして降板。
ドラゴンズのユニホームを着てのチェンの勇姿も
これが見納めになるのかもと一瞬僕の心を過ぎったが、すぐに慌てて僕は否定した。
ピッチャー・河原!のコール。どよめきが起こる。
「浅尾じゃねえのか!」という声がナゴヤドームにこだまする。
落合ドラゴンズをここ3年何度となくチームの窮地を救って来た男にも、
もはや鷹の勢いを止める力は宿っていなかった。
死球、左前安打と3点をあっという間に奪い取られてしまった。
満員の客は一斉に立ち上がり帰り始める。
悔しいが、これが現実。
8年の落合ドラゴンズ最後のナゴヤドームの試合が
一瞬のうちに音を立てて壊されてしまうのだった。
『落合博満』という「勝負師」は、最後まで「オレ流」を貫いたのだ。
「ファンの納得」よりも「勝負師の勘」を「優先」したのだった。
そしてそれは最後まで、『日本一・完全優勝』を諦めない『意地』と、僕は見たのだ。

あの「流れ」は浅尾だろうが岩瀬だろうが、止めることは出来ないと考えたのだろう。
直前に小久保に投じたチェンの内角ストレートは
「ストライク」とコールされ、三盗アウト、ゲッツーとなってもおかしくなかったからだ。
アンパイヤーのちょっとしたジャッジを含めても、
ここナゴヤドームでの試合は「流れ」というものがことごとく敵軍に行っていたのだ。
前日も井端へホールトンがツースリーから投げた低めのストレートは
明らかに「ボール」であったが、「ストライク」のコール、
そして三盗アウト、ゲッツーチェンジに終わった。
判定がどうのこうのという訳ではなく、試合の「流れ」が大事な局面で、
全て相手に行っていると感じ取った『勝負師・落合』は、
敢えて「流れ」に逆らうことをしなかったのだった。
河原には気の毒だが、ここは浅尾の身代わりとして「行ってくれ!」という気持ちが
僕には痛いほど伝わって来た。
あわよくば風の方向が変わり、
相手の打ち損じやらで抑えてくれることがあれば、
という「偶然」にすがることしかなかったのだった。
勝負事に於いてその「風」を読むことは最も大事な一つだと思う。
試合を捨てたように見えた「落合」の選手起用にファンの怒りが爆発することも
全て承知した「落合」の判断だったのだ。
浅尾を敢えて「逆風」に晒さなかった「英断」は
きっと福岡での最終ラウンドで生きて来ると、僕は信じている。

体勢がほぼ決まった9回、久本をシリーズ初めて起用した。
そして川崎・本多・城所の1・2・3番打者を三者三振。
大きくうねりのように吹いていたホークスへの「風」を断ち切ったのだ。
そして最後のバッターに、これも今シリーズ初めての堂上剛を起用した。
アウトにはなったが、馬原のボールをしっかり捕らえていのだ。
久本と堂上剛が、
福岡での最終ラウンドでの接戦のどこかで活躍するような予感がしたのだった。
3日間吹き荒れた「風 」は静かに向きを変えながら福岡へと向かっていると信じて、落合ドラゴンズのホントのホントの最終決戦を見届けたいと思うのだ。

そして、やっぱり、
『最後はドラが勝つ』のだ。
そして以前ブログに書いた僕の『未来日記』の実現が
次第に現実味を帯びて来ている予感を感じている。

ガンバレガンバレドラゴンズ!燃えよドラゴンズ!

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2011年11月17日 (木)

日本シリーズ第5戦が、
落合ドラゴンズ最後のナゴヤの夜になる
という現実が刻々と……

ナゴヤドームでの胴上げを期待し夢見ていたファンには
残念な2敗目になってしまった昨夜の敗戦であったと思うが、
これが本当の『頂上決戦』であろう。

地元・福岡で連敗したホークスナインの全員が、「日本一」という言葉を封印して
「もう一度福岡に帰ろう!」
を合言葉に変えた時、『野球の神様』はその謙虚さに微笑むことを決めたのだと思う。
浮ついていたシリーズ前の雰囲気は今のホークスには無くなっている。
だからこそ、この手に汗握る連日の決戦が約束されたのだ。
ドラゴンズナインには、元々自信過剰で浮ついたような部分はなく、若い平田あたり時々
「このまま連勝して早く胴上げがしたい…」
というようなコメントをインタビュワーの誘導尋問に乗せられて発してしまう位で、
他にはなかなか見られない位に謙虚で慎重であるのだ。
例の「小田発・やりまぁしたぁ!」も、慎重に慎重を期して発せられるのである。
相手にスキを見せたら付け込まれるといった「武士道」に由来する信念を持つ
「落合監督」の教え所以なのだろう。
世間から『大人のチーム』という呼ばれ方をされることが多いのも
こういう所から来ているのだと思うのである。
ファンサービスという面に於いてはいささか「不満」な部分であるのかもしれないけど、
こうして8年間僕たちは「落合ドラゴンズ」と共に歩いて来たのだから、
それを「誇り」に思いたいと考えている。

この時期に野球をやれる2チーム、そしてそれを必死に応援出来る2チームのファン、
この有り難い幸福を思いっきり味わおうよと声を大にして叫びたいのだ。
昨夜の敗戦を歎き、選手や監督を責めなじる意見も飛び交ってはいるけれど、
相手も必死で力と力をぶつけ合いながら闘う両チームの選手達に
感謝と声援を送り続けながら、
あと「三つ」の熱戦を楽しむことにしなくちゃいけないと思うのだ。
今の所、敵軍ホークスには「スキ」が見えて来ない。
だから今夜もどちらに『野球の神様』が微笑むのか分からない試合になるに違いない。
勝った方が「王手」をかけて、福岡の地へ向かうことになるが、
その時の選手や監督のコメントに最終決戦へのヒントが隠されていると思うのだ。

最後の「三つ」の「一つ」が、今年最後の、
いや、落合ドラゴンズ最後の、ナゴヤドームでの闘いが今夜幕を明け、幕を下ろすのだ。

僕たち、”落合ドラゴンズファン”にとっては、『特別な夜』になる、

2011・11・17 の試合を、瞼と記憶に深く刻んでおこうと思っている。

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2011年11月16日 (水)

『野球の神様』の『演出』が冴え渡る日本シリーズ

地元福岡でまさかの2連敗で名古屋に乗り込んで来たソフトバンクホークスは、
ユニホームを黒に替えて名古屋決戦に挑んだ。

流石にパ・リーグの最強王者、2連敗の焦りもなく堂々とした試合前の表情には
一点の不安や迷いも見つけることは出来なかった。
「たいしたもんばい!」
案の定、中26日空いた病み上がりのネルソンを攻めて、
結局ふた桁安打で福岡決戦の雪辱を果たし、4対2 で勝った。
試合後、我が知将・『落合博満』は、
「うちらしいといえばうちらしい負け方だな。でも足は動いているから大丈夫!」
と、「らしいといえばらしい」コメントで、取材陣を煙に巻いた。
「落合監督」のコメントにはいくつかのパターンがあって、
プリントしたようなコメントが発せられるから面白い。
記者が原稿を書くのに、コピー&ペーストをすれば出て来そうな
一字一句違わないコメントが出て来るかもしれない(笑)。

まあ「落合監督」にとっては、このネルソンによる1敗は想定の内であって、
また1試合多くこいつらと試合が出来るとでも思っているに違いない。
『野球の神様』も福岡でまさかの連敗を地元ホークスにさせて、
今年のホークスを引っ張って来た強打者「内川」にはヒットを打たせず、
いい当たりはことごとく野手の正面を突かせるという悪戯を施している。
昨日は昨日で、今シリーズ「逆シリーズ男」になりそうな「多村」と、
ホークス1の「安全牌」の「細川」に、ものの見事なホームランを効果的な場面で打たせてしまうし、予期しない結果を面白いように『演出』している。
しかし「落合」はその『神様』の『挑発』には相変わらず乗らずに、投手リレーも、
いつものようにネルソン→小林→河原→鈴木 と
特別に力の入っていない起用で試合を運び作っていくのだった。

淡々としたいつも通りの作戦、コメント、で周りを煙に巻き続ける「落合」こそが、
8年間の強い中日の象徴なのだと改めて思うのである。

『野球の神様』の『演出』と『挑発』は今日も続いて行くのだろう。
今夜あたりは、眠れる強打者「内川」のバットが「打出の小槌」の如く、
好打を連発させるのかもしれないな。
ホークスファンの絶叫がナゴヤドームに響き渡る試合になるのかもしれない。
そして試合後、
『落合博満』はいつものコメントをコピーするかのように
「足は動いているから大丈夫だけど、
ゲームセットまでは気を抜かないようにしないといかんな」
と語るのだろうか?

監督の発する些細なニュアンスにも、
選手達は敏感に反応することを一番知っている監督こそが、我が『落合博満』なのだ。

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2011年11月14日 (月)

予期しなかった期待外れが起こった”福岡の変”に
徒然想うよしなしごと

ドラゴンズの敵地での思わぬ2連勝で、
シリーズ前にホークス断然有利と予測した『評論家』のお歴々方の
顔色が蒼くなっているのが何とも愉快でならない。
ろくにドラゴンズを取材することもしないでホークス有利と予測したに違いないと思う時、
ホントに『落合監督』に対してのちゃんとした取材がなかなか一筋縄ではいかないことが
浮き彫りになっている。
『落合監督』をまともに取材できない『評論家』からは
新しいドラゴンズ情報は一切聞こえて来ず、
新聞談話や東京中日スポーツ紙上の記事から得たものを「したり顔」で喋るだけで
「そんなこと知ってるよ!」という気分になってしまう。
また取材を公平にできないようなこんな『評論家』を
重用する放送局のセンスを疑う所でもある。

『落合監督』を煙たがる『評論家』は『落合監督』に近づかず、適当なコメントをする。
すると『落合監督』はそれらの『評論家』を認めず、
彼らを『無視』しているような『空気』ができていく。
次第にドラゴンズが勝つことを極端に嫌がるような『輩』が増殖していくのだ。(笑)

野球好きでは誰にも負けない『落合博満』は、野球の話をし始めると
誰に対しても熱心で話がなかなか終わらないという話をよく耳にする。
という意味では最も誤解され、最も怖がられ、最も近寄り難い野球人なのだろう。

敵地での2連勝後の勝利監督インタビューでも、
知将は淡々と、いつもながらのコメントを繰り返していた。
「名古屋に帰ってまた第3戦をきちっとした戦いが出来るようにするだけだ」と。
「先のことをあれこれ考えるとあまりいいことはないから」と笑っていたのが印象的だ。
「野球の神様」に心のすきを見せないことを心掛け、
「勝って兜の緒を締める」姿を選手にもファンにもマスコミにも見せた「知将・落合博満」は、「日本一」への舵を切りつづけているのである。

因みに敵将・秋山監督は、シリーズ前には「4連勝」で日本一になるようなコメントを出していたことを思い出すが、「奢り」は足元が掬われることを感じてならない。

明日からの名古屋決戦はどんな展開になっていくのか皆目見当もつかないが、
色々とワクワクするばかりである。

それにしても、
戦に負けたチームに起こりがちな奇妙な「痴話喧嘩」がメディアを躍っているが、
勝てば表沙汰にならないことも、負けると様々「ほころび」が異常に見えてくるという
顕著な例のように思えてならない。

我がドラゴンズでは
「勝った」のに、「ほころび」が垣間見えてしまった珍しい例ではあったが、
いつの世も「現場とフロント」には大きな溝というか「渡れない河」があるものなのだろう。

オンもオフもプロ野球界は只今花盛りなのである。

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2011年11月11日 (金)

『未来日記』
2011・11・20 落合野球有終の舞!

いよいよ明日、最後の戦いの幕が降りる。

ヤクルトとの戦いは前回のブログでの「予言」通り、最後にドラが勝った。
ドラゴンズに王手をかけられ、後がなくなったヤクルトの最終戦では、
かの『魔物』は遂に「ヤクルト・小川淳司監督」に取り付いたのだった。

土壇場の小川監督の、
”開き直り”と”閃(ひらめ)き”と”怯(ひる)まない”作戦の『3H』は、
ドラゴンズの勢いを止めてしまう程のパワーを呼び起こしていた。
そのキーパーソンの象徴がCSでのプロデビューを果たした
ルーキー「山田哲人」の仰天一番起用だった。
しかし、前日の試合での失点に絡む「山田」の失策に不安を隠すことが出来なかったのか、この最終戦では遂に先発を外してしまうという陳腐な作戦を取ってしまったのだった。

『魔物』が「小川監督」に「弱気」をもたらしたとしか思えなかった。
ドラゴンズにとってはこの「山田某」なる「得体の知れない」若者が
目には見えない脅威に映っていたように僕は感じていたのだ。
現に前日の試合では、タイムリーを含む2安打を川井と浅尾から打っていた。
『魔物』がもたらした「弱気」が「山田」のスタメン落ちを「小川監督」に下させた時、
この勝負は既に着いていたのかもしれない。

この「弱気」は、その後、好投・館山の替え時の誤りに至らせて行ってしまうのだった。
館山が発する右腕の異常のSOSにも気付きながら
対井端との戦いを館山に委ねてしまう「小川監督」の「勘」には、
『魔物』を跳ね返す力が宿っていなかったのだ。
そして遂に『野球の神様』は、落合野球に日本シリーズを戦う権利を与えたのだった。

『完全優勝』への道程は次の最終局面へと向かって行くのである。

落合にとって日本シリーズで
パ・リーグNO.1のソフトバンクホークスと戦うことは念願でもあった。
制度としてのCSは受け入れながらもプロ野球の本質は
セ・パの王者同士の戦いこそが日本一を決めるのに相応しいのだと
頑なに思っている野球人の先鋒が落合だったからだ。
自身監督最後の年に、やっと実現する頂上決戦は、
象徴的でもあり8年間の監督生活への『神様』からのご褒美でもあるのだ。

短期決戦は『監督』によって決まると言っても過言ではない。

野球世論では、ソフトバンク有利説が勝っているが、
だからこそ『落合の頭脳』の真髄が期待される訳だ。

2011・11・20 ヤフードーム
延長11回裏、3-2でドラゴンズのリード。
ソフトバンクの攻撃ツーアウト2・3塁、バッター内川、ピッチャー浅尾。
浅尾は9回から登板、3イニング目に入って初めてのピンチ
しかもサヨナラの雰囲気がドーム全体を包んでいた。
谷繁が立ち上がる、敬遠だ。球場全体からブーイングの嵐が怒涛のようにうねった。
ツーアウト満塁、秋山監督がダックアウトを出る。
途中から代走で入っている城所に代わって代打・松中をコール。
われんばかりの歓声がドームにこだまする。
落合がゆっくりと微笑みながらマウンドに向かう。内野陣が集まる。
一言二言、言葉が交わされる。
ベンチで森コーチがインターホンを取ってブルペンと連絡。
落合が浅尾からボールを笑いながら受け取る、ピッチャー交代だ。
落合が球審に交代を告げる。
『ピッチャー岩瀬』!
日本一になった2007年、完全試合目前の山井に代えて球審に告げた、
『ピッチャー岩瀬』
この落合が発する「自信のコール」を僕たちは何百回聞いただろうか。
思えば落合ドラゴンズの勝利はこの『コール』によって作り上げられて来たのだ。
図られたように発された、土壇場でのこの、『ピッチャー岩瀬』の『コール』こそが、
8年間の落合野球の「真骨頂」なのだ。
いつもと変わらない岩瀬の表情、
「松中!松中!松中!」のホークスファンの絶叫の中、岩瀬はいつものように投げる。
スライダー見逃しストライク、ストレートボール、ストレートファール、スライダーボールで、ツーボールツーストライク、そして5球目、谷繁がサインを出す、岩瀬が2度首を振る、そしてうなづく、振りかぶって投げる。外角スライダーだ。
松中が引っ掛けて打った弱い当たりはセカンド井端の前に。
ファースト森野に送られてスリーアウト。ゲームセット。
勝った!ダックアウトから飛び出すドラゴンズの選手達、
みんなが抱き合ってあちこちで万歳万歳のポーズが、
そして『落合博満』が九州の地で6度舞うのだった。
2011年の日本シリーズで、落合ドラゴンズの『完全優勝』が成し遂げられた瞬間であった。

1試合でも多く落合野球が見られるように、仕組まれた日本シリーズは
全試合行われ、多くのドラゴンズファンの希望通り4勝3敗での日本一であった。

これは、明日から始まる最終決戦に臨む僕の『未来日記』である。

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2011年11月 5日 (土)

2011、特別な年に『神様』が果たす役割とは

今、11・5 の朝5時を廻った所だ。

ドラゴンズがヤクルトに連敗を喫して7時間が過ぎた。

このブログは是非朝の新聞が手元に届く前に是非書いておこうと思って書きはじめた。

我がドラゴンズは一歩及ばない形での悔しい負け方で
『まさか』の連敗をしてしまい、おそらくメディアやネットでは、
「ドラゴンズ大丈夫か!」とか「ヤクルト逆転CS Vか!」などという
記事や空気が拡がって来るであろう。
アンチ落合派の「ドラゴンズファン(?!)」の人達もきっと
ここぞとばかりに様々色めき立ったブログを立ち上げるのではないだろうかと思っている。
ひょっとして噂のガッツポーズ球団関係者も、
噂のヤクルト有利説のドラゴンズOB解説者も、
心の奥深くでは『よっしゃ!』と思っているのかもしれない(笑)。

しかししかし、僕は信じている。
『最後にやっぱりドラが勝つ!』と……。
僕の持論である『魔物』と『神様』の「綱引き」は今も続いているのだ。

今年は様々な意味で『特別』なシーズンだった。
震災による開幕の遅れで始まり、統一球の使用と審判員のセパ統一の元年でもあった。試合スケジュールも過密になり、
選手やチームのコンディション維持がとても難しく、連勝連敗も例年以上であった。
ましては、ドラゴンズに於いては、史上初の「連覇」を果たした名将・落合の「今年限り」を
早々と発表した中での「闘い」が続き、新聞社会面やニュースキャスターの間でも
『何故(?_?)』の報道がなされている程でもあった。
そのような実に「特別」な今年のシーズンは
『野球の神様』の『眼』が最後まで鋭く光り続けているのだ。

日本中のプロ野球ファンのみならず関心の少ない人々をも巻き込む程の
『ドラマ』を「演出」する使命を感じているのに違いない。
戦後日本に於いてプロ野球は長い間、最も身近で最も陳腐な娯楽であった。
その役割を改めて果たすべく日本の娯楽の「原点回帰」を試みているように『野球の神様』は勤勉に「任務」をあれやこれやと為されているのだと思う。

日本人が、家の茶の間で、会社のオフィスで、
学校の放課時間に教室で、会社帰りのサラリーマンが安酒場で、
プロ野球の話題で大いに盛り上がることは、
この閉塞感に溢れ、壊れかけている日本のコミュニティーには、
とても必要で大事な「復活へのツール」であるのだと『神様』は考えているのだ。

CSで勝てない強者・ソフトバンクホークスへの興味、
ドラフトでの特定選手の逆指名的な流れへの警鐘とも思える
他チームの強行指名に於いての競合抽選勝利の波紋、
横浜ベイスターズがモバゲー社に売却され
その後起こるであろうキテレツな監督人事への興味、
二連覇をしたWBCへの日本の参加の可否への動向などなど、
どれも『神様』が為したプロ野球人気復興の為の「仕業」であると思う。
その意味でも、落合ドラゴンズの『有終の完全優勝』への道程は
決して楽であってはならないのである。

ヤクルトの断末魔での破れかぶれなまでの「小川野球」の善戦は必要十分条件なのだ。
最後の最後までこの「ハラハラ感」を無くしてはならない今年のプロ野球なのである。

『魔物』は夕べ珍しく静かに「青木選手のヒーローインタビュー」を見つめていた。
「青木」も奇妙なまでに謙虚でおとなしく慎重なコメントに終始していた。
「青木もなかなかやるな!」
今夜もきっと眼が離せない『大接戦』になりそうである。

ファンをハラハラドキドキさせて最後まで楽しませて貰いたいと思っている。

しかし、
『最後にドラは勝つ!』

僕は、落合博満が勝っても負けても
『史上最高のヒール役』を演じ遂げるに違いないと信じている。
『史上最高のヒール』の『涙』を『演出』する為には
『魔物』と『神様』と『ドラ戦士』の強力な『タッグ』が肝要である。

そしてそのキープレーヤーの名は、
なんと
『藤井淳志』だ!

ガンバレガンバレドラゴンズ
燃えよ ドラゴンズ !

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2011年11月 1日 (火)

『魔物』から解き放された『ヤクルト』は
心してかからなきゃ…

予想通り、ヤクルトが名古屋に戻って来る。

今年一年頑張ってセ・リーグをリードし続けて来たチームへの
「ごほうび」を神様が献上したようだ。

圧倒的にジャイアンツ有利で始まったCS1stシリーズでは、
『凡将ハラタツノリ』の『采配』が神宮の『魔物』にやられてしまったようだ。
自分の甥のドラフト問題で、
頭のネジがいかれてしまったまま『迷采配』を繰り広げて下さったのだった。

甥のまさかの日ハム指名に対して、
誰を恨むことも出来ず訳の解らないコメントを残して
アンチ・ジャイアンツファンを爆笑させてくれたインタビューの
伯父さんの「動揺」にはさすがの甥も苦笑したのではなかったろうか。
その後のナベツネ発言も常軌を逸していた。

やはりこのチームは異常だ!(笑)

さていよいよ明日からファイナルステージが始まる。

ヤクルトも前回の天王山のようなこともないだろう。
心してかかって行かねばと思っている。
『魔物』から解き放された『ヤクルト選手』が見られれば
怖い相手になるに違いない。

今季最後の『慎重』な
落合ドラゴンズの試合運びを十分に楽しみたいと思うのだ。

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