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2014年4月29日 (火)

敗戦の予感

◇4/29…横浜
横浜DeNA 6 - 2 中日

福谷が満塁のピンチで喝を入れられて相手の4番中村紀洋を打ち取って1点アヘッドのままで自軍の攻撃に向かうことができた。
案の定8回表先頭のルナが一発をレフトスタンドにぶち込んだ。同点だ!続け平田と思ったが、力み返った平田は内野フライ、森野キャッチャーフライ、和田センターライナーで勢いはつかないまま同点でその裏を迎える。
ピッチャーは?福谷続投か?それとも、コントロールのいい祖父江か?
そう考えていたら、田島だった。
普通ならセットアッパーの役割は田島だからこれは正解なのだが、この試合の流れはなんとなく普通のそれとは違う雰囲気がプンプンしていた。
山井が2点目を取られた取られ方も、荒木のファインプレーかと思った1打がファーストセーフで内野安打、そして2盗3盗、しかも3盗は完全に山井のポカ、そして外野へ犠牲フライで失点したものだった。
感覚的に打たれた感の少ない2失点であったから、余計に今日は普通ではない感じが強くしたのだ。
こういう普通ではない時は普通ではない選手起用をしてほしいと願っていたのだが、田島だった。
「四球病」なる疫病が蔓延しているドラゴンズ投手陣の中で大野雄大の次に病が重いのがこの田島なのである。球は早く威力のあるボールを持っているのにボールが引っかかる癖を持っていて力むと全く制御が効かなくなるピッチャーである。
ただ祈るだけであるが、とにかくいい時の田島であってほしいことを願っていた。
バッター筒香嘉智、1球目、引っかかった低めに完全なボール、2球目、同じようなワンバウンドしそうなボール、…ダメだ、今日はやられるきっと…。
捕手谷繁の顔が歪む、何故だか顔面蒼白な田島が映る、ベンチでは腕組みして苦虫をつぶした形相の森繁和ヘッドコーチが…。
皆が息を呑む、3球目ストレートが外角にお辞儀するような威力のないボールでスリーボールに。
ボールスリーから筒香は強振ファール、ラッキーだと思ったが次のボール完全に低く外れて「四球」!
この時残念だが、僕は今日の敗戦を予感した。
今日の田島では抑え切ることは不可能だと確信したから。この時でも遅くないから、コントロールのいい祖父江に替えても良かったのではないだろうか?
完全に自信を亡くしている田島がマウンドに佇んでいると感じたのは僕ひとりではないはずだ。
いずれにしてもリリーフ陣の整備が急務である。
今は、ストライクが簡単に取れるピッチャーを中心に組み直すことを望みたい。
結局、ホームランバッターではない荒波にフルカウントから投じたど真ん中少し高めの棒球をライトスタンドに満塁ホームランされ、万事休すであった。
不調な最下位チームとの初戦を落として、試合後、谷繁監督はなかなかインタビューゾーンに現れなかったらしい。
新チームが直面したリリーフ陣の四球禍に緊急ミーティングでもやっているんだろうか?
温情を捨てて技術が伴わない選手はもう一度下に落として再調整させるべきだと思うのだが…。
とても哀しい敗戦の「昭和の日」になった。

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2014年4月28日 (月)

一夜明けて…

今朝のトウチュウ、僕が昨日書いたブログを知ってか知らぬか分からないけどテーマは四球であった。今ドラゴンズ投手陣には疫病のように「四球病」がはびこっているらしい。
と、いうことは
「出しちゃダメだ!」と思う気持ちが強ければ強いほどってヤツで
意識が強すぎて結果四球を与えてしまうのかもしれないと思った。
そういえばこの頃ドラゴンズの投手の殆どが登板後
「あの四球がいけませんでした!」
とか
「あの四球が余計でした!」
とかいうコメントを出している。
我々ファンや首脳陣が思っている以上に
彼らは四球を出すということに対して罪を抱いていることが分かった。
実は僕も今から45年程前、
甲子園を目指した高校野球のエースだった。
1試合平均4〜5個の四球を出してしまう程のノーコン投手だった。
奪三振も多く毎試合10個以上は取るから、
自然と球数の多い投手であった。
ノーコンを病気と考えていたA監督はいつもベンチの前に仁王立ちして
僕がボールを先行させるとそわそわし出して、
スリーボールになった途端に大声で
「こんどーう!なにやってんだぁー!」
と叫ぶからたまったもんじゃなかったことを思い出してしまった。
出しちゃダメだと思えば思う程出してしまうのがやっぱ人情なんだなとつくづく思う訳だ。
こんな僕でも高校時代全部で50試合位投げたけれど
無四球試合も4〜5試合は達成しているのだから、
四球に対するトラウマのような意識さえ失くせば普通に戻るのではないかと思ったりもする訳だ。
車に乗って
「酔わないように!」
と必要以上に思ったり、映画や舞台鑑賞に行って
「途中でトイレに行きたくならないように!」
と過剰に意識したり、
「○○しないように…」
と思えば思う程、してしまうということが多いのと同じことのように思う。
昨日のブログでは四球を出さないことを目標に試合で登板してほしいと書いたけど、四球のことを出来るだけ忘れて投げるようにしてほしいと変更しようと思うのである。
そうすればバッターがバットを振る所にボールが行くようになるに違いないと思うから。
さて、明日からDeNA退治だ!頑張ろう!

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2014年4月27日 (日)

四球禍のドラ投族

◇4/27…神宮
東京ヤクルト 5 - 4 中日


ダメだダメだ!無駄な四球が多すぎる。
昨日も今日も無駄な、いや無神経な四球が死を招いた。昨日は大野雄大が立ち上がりに出した四球2つが大量5失点に繋がって行った。リリーフの又吉も変わりっぱな7番打者の今浪に四球を与え、それをきっかけに失点して追加点を与えた。
そして今日、1点リードした7回ワンアウトから代打田中浩康にカブレラが四球を与え、交代して登板した福谷が山田にツーストライクを取ってから粘られて四球を与えてしまい、4番バレンティンにも粘られてスリーボールツーストライクからレフト前2点逆転タイムリーを浴びて万事休す。
全てが無駄な四球が原因になっている。
こんなに四球を沢山出すドラゴンズ投手陣をここ数年見たことがないくらいに簡単に四球を与えてしまっている。何とかしないとまずい!という気持ちで一杯だ。バッターに簡単に選ばれてしまうのは、捕手のリードにも原因があるのかもしれない。
今日の松井雅捕手を見ていると同じコースに同じ球種を要求する傾向が強いような気がする。するとバッターは目が慣れてストライクボールの見分けがしやすくなるのではないだろうか。相手チームの選手は四球を沢山選ぶのに、自軍のバッターはボールを振っての三振や見逃しの三振をする場面が多く見られるような気がしてならない。
今日のゲームは追い越されてもすぐに追い越し、イニシアティブを取る形で試合を進めて来たのに、つまらない四球をきっかけに逆転され敗れてしまい悔しくてならない。
ドラゴンズ投手陣が四球を与えないことを最大テーマにして明日から取り組んで貰うことを願って止まない。連敗中のどん底のチームを目覚めさせてしまった四球禍の罪は深い。
もう1つの最下位低迷チーム、横浜と火曜から当たるのだが四球を与えないことを目標にして戦ったらどうだろうか。レベルが低いテーマ目標であるが、この際仕方あるまい。なりふり構わず、とにかく四球を出さないことを目指して投げてほしい。
ドラゴンズ投手陣よ!
NO MORE FOURBALLS!

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制御の効かない45球

◇4/26…神宮
東京ヤクルト 8 - 4 中日


打者一巡、3四球3安打5失点、45球を投げて1回裏の守りを終えた、未来のドラゴンズエース大野雄大。
2回からはもうその姿はベンチから消えていた。
前にも書いたけどヨーイドンで5点のアヘッドは、やはり攻撃陣にとってきついものである。
ましてはその点の取られ方が悪い場合は尚更衝撃度が大きい。はっきり分かるボール球を乱発してのいきなりの四球2つは情けない。
受けていた谷繁兼任監督もあまりに制御の効かない投球に困り果てていたのではないだろうか。
期待の大きい投手だけにしっかりしてほしい。
2軍行きで再調整を命じられたということで、昨夜は試合途中KO直後に名古屋へ強制送還されたそうだ。
もう一度走り込んで安定した投球ができるべく鍛え直して戻って来てほしいと願っている。
未来のエース大野雄大よ!逞しくなれ!

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2014年4月26日 (土)

健太復活

◇4/25…神宮
東京ヤクルト 3 - 4 中日


「もう1回10勝する姿が見たい!」の言葉を落合GMに言われて大幅ダウン契約を結んだのが昨年の暮れの事だ。朝倉健太曰く「首になってもおかしくないのに契約して貰えた。それだけでも有難い。」
過去4度の2桁勝利を挙げている投手のプライドを巧みにGMはくすぐった。
4月に入って1軍昇格、3度の中継ぎ登板でまずは無難な投球を見せたことから、首脳陣の信頼を得て今回の先発起用となった。朝倉はもともと土のグラウンドを得手としており、過去の良かった頃もドーム以外の広島、横浜、神宮、甲子園、地方球場での好投の記憶が甦って来る。
久々の先発が神宮であったことも彼を味方したように思えてならない。
4年ぶり1403日ぶりの勝利投手となった、朝倉健太よ、おめでとう!
ヒーローインタビューでは「感謝」の言葉を何度も繰り返していたが、これからも「感謝」を忘れずに無心で投げ続けて行けば「もう1回10勝する姿」を心待ちにしている人に見せられるかもしれないぞ。

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苦手中の苦手に…?

◇4/24…ナゴヤドーム
中日 0 - 3 阪神

ドラフト6位の岩崎(いわざき)投手にまたやられてしまった。
岡田も魂の込もった粘り強い投球で頑張ったが、打線が得点を弾き出す線にならないまま岡田のピッチングを見殺しにしてしまった。そしてルーキー投手岩崎に2勝目を献上した。
俗に言う球持ちのいい投手というらしいが下半身で踏ん張ってギリギリまでボールをキープしたまま投げ込んでくるこのサウスポーはドラゴンズ打線にはなかなか手強く感じる。
ロッテの成瀬をもっと粘りっこくした投手のようだ。そういえば成瀬のデビュー年も打てなかったことを思い出してしまった。
いずれにしても今後もこの岩崎は対ドラゴンズ用に登板を続けてくるような気がしてならない。
波留打撃コーチが次は秘策があるような強気発言をしていたが、是非攻略してほしいものである。

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2014年4月24日 (木)

アメリカ帰りの男たちと
すきやばし次郎の偉い人たち

◇4/23…ナゴヤドーム
中日 4 - 1 阪神

銀座のすきやばし次郎というミシュラン三つ星店で、アメリカと日本の偉い人達が我々の税金で高価なお寿司をつまみながら色んなお話をされている頃
ナゴヤドームでは、一昨年アメリカから帰って来た僚友2人が
別々のチームに分かれて凌ぎを削って戦っていた。川上憲伸と福留孝介である。
彼らは、中日ドラゴンズの黄金時代(?)をチームメイトとして生き、
エースと主力打者として落合ドラゴンズを牽引していた。
川上は福留の1年遅れで海を渡り、野球選手のひとつの夢であるメジャーリーガーを経験した。しかし、現実は厳しく2人ともメジャーではさしたる成績も残すことなく一昨年日本に出戻った。そして、川上は古巣ドラゴンズへ、福留はドラゴンズのライバル球団の阪神タイガースへ入団した。
川上に至っては昨年オフに戦力外通告を受け、
野球選手を諦める直前まで押しやられた状況だった。
その後ドラゴンズはフロントが刷新され、かつてのボス・落合博満がGMに就任し、
僚友・谷繁が監督になったことで異例の再契約が叶った身である。
それが、今季谷繁ドラゴンズの船出に当たり開幕投手を任せられるまでに至ったのだから、人生は面白いのである。
また、福留は開幕シリーズの巨人戦でゲーム中、西岡と激突して西岡は大怪我だったが、幸い福留は軽い打撲と捻挫ですんだが、
その後も調子はなかなか上がって来ないようで苦しんでいる。
そのふたりが昨日大事な局面で2度対決した。
川上の気迫が優って2度共福留は内野フライに打ち取られ、その川上の踏ん張りが味方のメッセンジャー攻略に繋がり、川上の今季初勝利をもたらした。
時代はドンドン進みプロ野球界も世代交代の波が激しく、
このふたりの勝負も今は昔のように時が止まっているかのような錯覚さえしてしまうが、
これからはますます力と力の対決というよりも技と技の凌ぎ合いといった楽しみになって来ると嬉しいと感じた夜でもあった。
敵チームではあるが、福留にも再びあの日の輝きを
放ってくれる日が来るのを願って止まない。

小保方STAP騒動から韓国船転覆事件、そしてオバマ国賓来日騒ぎへと、気まぐれなマスコミは話題の中心をコロコロと移していて世の中の肝が分かりにくくなっているが、
すきやばし次郎で偉い人達が話した内容には
注意しておかないと後で大変なことになりそうだ。
川上と福留が対決した夜、
オバマと安倍がお寿司対談をしたことは絶対に忘れないようにしようと思う。

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2014年4月22日 (火)

解説者に「喝!」

◇4/22…ナゴヤドーム
中日 4 - 10 阪神

今夜の試合は7回までだった。
3点差の7回裏、暴投、内野ゴロ、犠牲フライのノーヒットで3点を取って同点とした。帰って来たランナーも2つの四球とバント処理エラーで出塁していて、正にこの回ノーヒットでの得点だった。
相手の阪神からしたら狐につままれたような失点だったと思う。
先発の山井は無駄な四球からの4失点で5回で降板、安定した中継ぎは今日も踏ん張って、高橋、又吉と好投、さて8回からは勝利に向かうセットアッパー陣の出番だと誰もが思った。
あにはからんや、野球の神様は見逃さず、簡単に勝たせてはくれなかった。
4番手田島は簡単にゴメスを打ち取り、「いいぞ!」
と思った瞬間、不調のマートンに何とストレートの四球!ゲゲゲ…。始まっちゃった!
この田島はハマると手も足も出させない位の投手なのに、突然本当に突然球道が定まらなくなり、ボールが引っかかってワンバウンドが増えたり、とんでもない高いボールが続いたり、キャッチャーはたまったもんじゃないはずなんだろう。そして修正が効かないまま3点を取られて万事休すという試合になってしまった。
最終回に登板したここまで無失点で頑張って来た祖父江もダブルプレーでツーアウトを取ったあと、連鎖反応のように痛打され四球も交えて息の根が止まる3点を取られてしまった。
田島も祖父江ももう一度今日の自分のピッチングをしっかり振り返ってみる必要があると思うのだ。
突然訪れるノーコンや、ツーアウトから簡単にストライクを取りに行って痛打されることを是非しっかり原因究明して欲しいと願ってやまない。

ところで、今日のJSPORSの解説は昨年弱いドラゴンズの打撃コーチだった彦野利勝氏だ。
おまけにアナウンサーは久野誠爺であった。
とにかく面白くないコンビなのである。
当たり前のことを偉そうにいう無能コーチだった男と、誰もが知っていることを初めてのように話す爺さんの話は聞くに値しない実況なのだが、ホントにCBCは人材が乏しすぎる。昨年の酷いドラゴンズで敗戦の責任も取らずにのうのうと解説を引き受ける感性というか神経というか、節操がなさすぎると思うのだ。解説する前にファンにまず昨年の成績を詫びることから始めるべきだと思うのだが…。
去年がなかったかのような解説は2度としてほしくないのである。随所に違和感のある解説やコメントを口にする氏に、不愉快な印象を受けたファンはきっと僕ひとりじゃないはずだ。
ドラゴンズの明日以降の戦いを危惧するならともかく対阪神3連敗を予想するかのようなマイナス思考の発言は決してすべきではない。愛のない解説者はマイクの前からすぐに立ち去ってほしい。
因みに東海ラジオでは昨年までドラゴンズ2軍監督だった鈴木孝政氏が喋っていたが、このOBの語りにはとにかくドラゴンズへの熱い想いがこもっている。
同じように選手のミスを指摘するのにも、今そこで選手にアドバイスをしているかのように聞こえてくるから、我々も頷くことができるのだ。
とにかくマイナス臭の強いこの彦野氏には猛省を促したい。
今日の「喝!」は、残念ながら解説の彦野利勝である。

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2014年4月21日 (月)

1回の失点は…

◇4/20…東京ドーム
巨人 6 - 4 中日

カブレラの思わぬ乱調ノーコンで1回の失点4が最後まで響いて対ジャイアンツ戦勝ち越しは叶わなかった。3四球1死球2塁打2本で4失点がカブレラの1回の成績だ。その後修正は効かず立ち直る気配もないままに追加点を2点取られて3回を投げ終わった所でマウンドを下りた。
その後中継ぎの祖父江、朝倉、福谷、又吉の4投手は被安打2無四球無失点で投げ終えた。攻撃も都合14安打を放ってジャイアンツ投手陣をじりじり追い詰めたが、結局4ー6で負けた。
序盤の6失点がいかに大きくのしかかっていたか計り知れない。
20試合を終えて、10勝10敗の5割だが、10敗中初回失点は5試合ある。2回の失点は2試合あるから、序盤に失点するとかなりの確率で敗れてしまっているといえる。逆にドラゴンズの初回得点は2試合しかなくて、1勝1敗である。
ここに来て中継ぎリリーフ陣は充実して来ていて、連投をさせなくても上手く交替で登板させることが出来ている。だからこそ先発投手のより一層の頑張りが期待される所である。
先発投手が何とか踏ん張って序盤特に初回を0に切り抜ければ勝算は大いにあるということである。
攻撃陣もなかなかバランスよくつながってきているから、彼らの心理的な面からもヨーイドンの失点は是非失くして貰いたいのだ。
そしてその立ち上がりの失点には、必ずフォアボールやデッドボールが絡んでいるから、基本中の基本ではあるがまずはストライクが先行するピッチングを心掛けてほしいと願うばかりである。
明日からは連勝中のナゴヤドームで対阪神3連戦である。まず、山井大介投手だろうが頑張ってほしい。
特に初回の四死球防止に全力を…。

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2014年4月20日 (日)

采配

◇4/19…東京ドーム
巨人 2 - 7 中日

ジャイアンツとの接戦を勝った!
行き詰まる緊張感が終始漂う稀に見るいい試合だった。延長11回を戦い抜いた谷繁兼任監督は、満足そうだが静かに試合を振り返っていた。
目標に置いているようにベンチが一体となって1試合1試合を戦うのが谷繁ドラゴンズで、それが出来た結果勝利を掴めたという事実を認識しているようだった。「今日は今日で、また明日の試合のために準備をするだけです!」と淡々と語る監督は既に明日をしっかり見据えていて、その姿は新人監督らしからぬ落ち着きさえ感じることが出来た。

昨日の試合の終盤は「采配」がキーワードだ。
ただ選手を替えたりすることだけではなく、先を、先の先を、そのまた先を、考えるのも監督の大事な「采配」のひとつである。
代打のタイミング、守備固めの時期、投手交代そして起用する投手の人選、バント、盗塁、ランエンドヒット等々、様々な要因が絡みあって作戦が成り立って行く。昨夜の9回、10回、11回の「采配」には、今年の谷繁野球が垣間見えたようだった。
言いたいことは沢山あるのだが、ここではただひとつ書こうと思う。
それは、延長11回無死1.2塁でバッター森野に命じた送りバントである。
ここ数試合ではチームで1番当たっているバッター森野をわざわざベンチに呼んで直接指示を出したのが「犠牲バント」であった。
ジャイアンツの投手はここの所調子の出ないクローザーの西村、代わりっぱなルナ、平田にいずれも初球を痛打され2球でピンチを迎えていた所だ。
通常なら「押せ押せ」で森野にも強攻をさせたい所だが、次のバッターは和田、そして代打の駒にはまだ小笠原と野本が待ち構えている。だからこそ、ここは確実にバントなのだ。相手バッテリーにとって当たっている森野のバントはどうだったのだろうか?
右対左、しかも当たっている森野がバントでアウトをひとつくれることに、あの時ひょっとしたらラッキーだったのかもしれない。何故なら西村の森野への初球はバントのしやすい平凡なストレートがストライクゾーンに投じられたから…。
そして森野は初球を難なくバントして確実に走者を
2塁3塁に進める役目を果たしたのだった。
監督の思い描いたストーリーが「采配」としてチームに行き渡った結果として勝利をもたらした昨夜のゲームはドラゴンズファンにとって本当に「腑に落ちた」「采配」であったのだ。

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2014年4月19日 (土)

岡田よ!思い出せ!

◇4/18…東京ドーム
巨人 5 - 3 中日

宿敵ブルジョア軍団ジャイアンツに今日は敗れた。
収穫は?土俵際の朝倉と、ルーキーの祖父江が各2イニングほぼ完ぺきに抑えたことか?!
ただ2人ともリードを許しての負け試合登板だから、幾らかは差っ引いて評価をする必要はあると思うけど…。でもこのふたりの好投があったから見かけ接戦で終えることが出来た訳で大いに自信を持って貰いたいと思う。
今日の敗戦は、先発岡田が1回裏先頭の坂本に四球を与えた時、すでに決まっていたような気がする。
岡田は昨年66試合登板、その殆どをリリーフで過ごした。ほぼデビュー同然の昨年、ドラゴンズ投手陣の中では1番の成績を残した。
何故それが出来たか?昨年の岡田のマインドは、打たれること、四球を出すこと、を怖れずに打者にいつも向かって行く投球をすることにあった。
いくら打たれても、四球でランナーを出しても、ランナーをホームに帰さなけりゃいいんだという気持ちが自分の向かって行く姿勢を支えていたに違いない。それが今年は?
打たれちゃいけない、四球を出しちゃいけない、という気持ちが強すぎて腕が思い切り振れずに勢いのないボールが甘く行ってしまうのではないだろうか?先頭打者坂本への1球目、外角へお辞儀するような威力のないストレートが行ってボールになった時
僕は今日の岡田はヤバイと思ったのだ。
ローテーションの中で投げる先発投手らしくスマートに投球をしなきゃと考えているんじゃないかと思えたから。昨年のがむしゃらで打たれてもランナーを出しても点をやらなきゃOKと考えて思い切り腕を振っていた自分を思い出してほしい。
その昔、エース吉見は被安打数が群を抜いて多かった。しかし失点は群を抜いて少なかった。ヒットを打たれてランナーをためても、それをホームには絶対返さないと考えていると吉見自身がいつも言っていたのを思い出す。
メジャーに行った田中将大もセーブ王岩瀬仁紀もそうだった。ギリギリの所で初めてギア全開にして打者を抑え、相手に点をやらなかった。
岩瀬に至っては、最悪点を取られても同点まではOK
逆転されなければ…と思いながら投げ続けて来たという。
岡田よ!思い出そう、去年のひたむきな自分を。
点をやらなきゃどれだけ打たれてもいいんだと思う開き直りを…。

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2014年4月18日 (金)

皆さん見ましたか?

◇4/17…ナゴヤドーム
中日 6× - 5 横浜DeNA

今季初、谷繁ドラゴンズ初の逆転サヨナラ勝ちの昨夜は笑えて泣けて胸がいっぱいになった。
物凄い形相で身体全身に集中力を漲らせている若きドラゴンズの4番バッター平田を見つめて、こちらも物凄い力で拳を握りしめているのに気付いた時、打球はセカンドの頭の上を越えていた。
2塁から必死の表情でホームベースに滑り込んで来るルナが画面に映る。間一髪、足がホームベースをかすった!セーフだ!サヨナラだ!
すると、監督谷繁いや選手谷繁?!が笑いながらグラウンドのヒーロー平田をめがけて走って来るではないか。それも先頭を切って…!
かつてこんなサヨナラシーンを見たことがあっただろうか?そう!これが今の、今年の、ドラゴンズなのだ。監督初め全員が一つになって自分たちの野球をめざし、勝利をめざしているんだ。
谷繁兼任監督の口グセは「目標は全員が同じ方向、を向いて一年間戦って行くこと!」である。
戦績はこれでやっと貯金1であるけど、大事なことは勝っても負けても全員でひたむきに必死に戦って行くことなのだ。そうすれば、自ずと満足出来る結果が付いてくるに違いない。
監督、コーチ、選手、球団、そして我々ファンが一つになれている今年のドラゴンズは侮れないぞ!
いざ!金持ち読売巨人軍!待ってろよ!

今季初勝利を上げて初お立ち台でひっくり返った震え声でヒーローインタビューを受けた、又吉直樹は
16日僕がこのブログで語った小さいチャンプである。 おめでとう!又吉直樹!

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2014年4月17日 (木)

去年と違う景色

◇4/16…ナゴヤドーム
中日 7 - 1 横浜DeNA

DeNAに連勝して戦績を5割に戻した。
昨シーズンは1度も貯金を作ることがなかったらしいから、今日是が非でも勝って一昨年のシーズン終了時以来の貯金を作って欲しいものだ。
今年のベンチを眺めて感じることは、谷繁元信兼任監督を支えるべくベテランのコーチ陣が皆それぞれの役割で真剣にグラウンドを見つめながら、
兼任監督とそれぞれが会話を交わして作戦の確認をしているように見えることである。
監督が試合に出場している場合は尚更そんな場面に出くわす。
そしてそれが何とも微笑ましかったりするから不思議である。
チームがこの若き兼任監督を中心にひとつになっているのを感じるのだ。
我々ファンが感じるということは、そばにいる選手たちはそんな雰囲気をビシビシ感じているのではないだろうか。
和田、小笠原のような超ベテランから、
荒木、森野、小田のベテラン、野本、藤井ら中堅、
大島、平田、堂上直倫、松井雅ら若手まで、
とてもいいバランスで谷繁ドラゴンズ丸を動かしているようだ。
投手陣もベテランの岩瀬を中心に中堅、若手、新人とバラエティに富んだラインナップだ。
2軍には、長老・山本昌がベンチ入りを虎視眈々と窺っている。
どことなく息の詰まりそうに見えていた昨年のベンチの風景とは全く違う風景が広がって、
今年はベンチの中を眺める楽しみも増えた。

因みに、個性派コーチの陣容は、
森繁和ヘッド(AB型) 友利結投手(B型)
達川光男バッテリー(O型) 辻発彦内野守備走塁(A型)
波留敏夫外野守備走塁打撃(A型) 早川和夫野手(B型)
長島清幸外野守備走塁打撃(A型)
上田佳範外野守備走塁(O型) である。

そして、谷繁元信兼任監督(A型) なのだ。

ヨーソロ!谷繁丸!

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2014年4月16日 (水)

今どうしても書いておきたい話

◇4/15…ナゴヤドーム
中日 11 - 6 横浜DeNA

DeNAとの乱打戦を制した夜、どうしても心に引っかかっていることがある。
今書くべきか否か迷ったが、やはり書いておこうと思う。
ルーキー投手・又吉克樹のことだ。
四国アイランドリーグ・香川からドラフト2位で今年新入団したルーキーである。
開幕から15試合中9試合リリーフでの登板を果たしている。
いかにこのルーキーへの首脳陣の期待が高いかを表している。
勝ってる試合の田島や岩瀬に繋ぐセットアッパーとしても、早々先発が打たれて試合を立て直す起爆剤としても、あらゆる場面でコールされる便利なルーキーである。
コントロールが少しアバウトだが、サイドから思い切って腕を振って投げ込む球には勢いとキレがある投手だ。
顔は今風に小さく、負けん気の強いチャンプのような容貌で、
喜怒哀楽をあまり表に出すこともなくいつもバッターに向かって行く投げっぷりは近年ドラゴンズになかったタイプだ。
沖縄の無名高校出身で、環太平洋大学というこれも無名な大学を経て野球がやりたくて四国アイランドリーグ・香川の門を叩いた。香川の監督は元広島の曲者西田真二さんだ。
西田さんは体は小さかったが甲子園で天理高校を優勝に導いた投手だ。
プロ入り後はバッターに転向、チャンスに強い曲者打者として活躍し、ドラゴンズも痛い所でよく打たれた記憶がある。
その西田監督に叩き上げられた投手こそが、この又吉克樹である。
キャンプから注目されたルーキーだったが、ここまではその期待に応えた存在ではある。

昨夜4点リードの6回からカブレラをリリーフして登板した。この登板は僕の予想も全く同じ、又吉でありひょっとしたら2イニング投げさせる予定ではないかと思っていた。
先頭のブランコには強気に攻めて力のないライトフライに打ち取ったが、
その後大胆な投げっぷりだが微妙に制球を乱し二つの四球と一本の安打で二死満塁となった。四球と安打は全て左バッターだった。
代打右の井手。
外角見逃しストライク、外角ボール気味のスライダーを空振りで2-0と追い込んだ。
この時点で誰もが又吉の勝利を確信しただろう。又吉、松井雅の若いバッテリーは、3球勝負を選択したのか勢いに任せて外角一杯のストレートで勝負に出た。
144キロの速球はバットの芯に捉えられ右中間へ運ばれ、走者一掃の二塁打だった。
又吉に言いたい!
勝気な気持ちは大事だ。
しかし優位に立った時こそ、より冷静な気持ちになることがもっと大事だと。
イチニのサンで投げず、イチニーのーーサンで投げてみるとか、ボール二つ外へわざと外してみるとか…捕手の意図を汲んだ上で自分の冷静さで少しだけ工夫すればきっと打ち取れたと思うのである。
救いはここで降板ではなく、
その次の左打者・石川を追い込んだあと少しタイミングをずらし少し抜いたストレートで投ゴロに打ち取り、その回を一点のリードを残したまま完了したことだった。
試合中に学習したかのような石川へのピッチングを見て
首脳陣も安堵したような気がしてならない。
左投手に交代させなかったベンチと意気に感じて修正して投げ切った又吉の間にまた一つ信頼が刻まれた場面であったと思うのだ。

現在又吉の防御率は、6.35である。
シーズン終了時には、どの位の小さな数字になっているのか本当に楽しみである。
ガンバレ!四国アイランドリーグの小さなチャンプ
又吉克樹!

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2014年4月15日 (火)

「性善説」と「性悪説」

巷は、万能細胞、STAP細胞の有無でもちきりだ。
一時はノーベル賞並みの扱いで「リケジョ」ともてはやされ時代の寵児と称された「小保方晴子女史」が今や世紀の大嘘つきだインチキ科学者だと、掌を返されたかのような仕打ちにあっている。
勿論それはアカデミックな見地からのシビアな見方ではあって、彼女ひとりだけが「捏造」「改竄」の罪に問われ、共同著者や研究者、所属の理研の責任が不問になっている、一般的にはこの不合理な現況に首を傾げる声も少なくない。
少し前にも、佐村河内守という現代のベートーベンと崇め奉られた作曲家が、影武者の存在が露わになって全てが偽造された「嘘」とばれて、天国から地獄へ突き落とされた騒ぎがあった。
奉られた側の人間には、容赦のない罵倒がこれでもかと浴びせられるのだが、奉った側の「マスコミ」や、その恩恵に一時的でも与った人間は「罪」が放免されることが多いのは何故だろうか?

性善説を唱えたのは「孟子」で、性悪説を唱えたのは「荀子」である。共に古代中国で生きた儒学家である。もともと人間は「善」なのか「悪」なのか、興味深い説であるが、先天的に仁・義を有しているから「善」なのか、欲望を持つ生き物だから「悪」なのか。
科学の世界でも、芸術の世界でも、ひいては裁判の世界においても、「性善説」が用いられているようだ。論文や作品は発表したもん勝ちでその論文や作品を疑ってかかる慣例はあまりないのが世の常である。裁判においても、基本的には「疑わしきは罰せず」という原理原則があって犯罪が証明されなければ罰することはないのである。だから、罰したい意図を持った検察側のでっち上げや証拠の捏造、自白の強要などが講じて、まま冤罪を生み出すことがあるのだ。
「性善説」故に、その嘘がばれたり真実が疑わしくなった時、人はここぞとばかりに舌鋒鋭く非難を集中させ、当人を「人でなし」という所まで追い込んで行こうとするのだろう。
時折見たり聞いたりするのが忍びない場面に遭遇することもしばしばである。そんな時、容赦無く詰問する、下劣なまでに品性を欠く人間の有り様に、ひょっとしてこの世は「性悪説」で成り立っているのではないかと思ってしまう。
先日48年間の拘留の末、静岡地裁の英断で晴れて釈放された袴田巌さんの不遇な人生を想えば尚この想いは増すばかりである。

ドラゴンズは今日からDeNAと今年初めての対戦を迎える。これで同リーグ一通りの戦いが終わる。
セ・リーグ6球団の今季の戦いぶりが何となく見え始めるのだろうか?
まずは、三連勝と行きたい所だが…。

眺めていると、我が谷繁元信新兼任監督はどうやら
「性善説」でチームを束ねているようだ。
そういえばかの落合博満GM・元監督も「性善説」だったことを思い出す。
今朝のトウチュウの最終面に面白い写真が載っていた。何と、落合GMと谷沢健一氏(ドラゴンズOB)が
一緒に東京六大学野球を観戦しているツーショットである。GMは帽子にサングラス、そしてでかいマスクをした出で立ちであるが…(笑)。

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2014年4月13日 (日)

集中力なき敗戦

◇4/12…マツダスタジアム<
広島 5 - 0 中日

今日のデーゲーム、マツダスタジアム広島-中日戦には東京から4台のバスで都合141人の団体(おそらくは殆どがカープファンだろう!)が0泊3日の弾丸ツアーで乗り込んだらしい。
凄い!恐るべしカープファン!
金曜日の深夜発で土曜日の11時に球場到着、昼食後特設団体外野スタンド(なんとレフト側、ライト側のスタンドには地元のカープファンが陣取る為だろう)
に…。お陰で今日は全方位カープファンで埋め尽くされた完全アウェイ状態で我がドラゴンズ選手は戦うことを強いられたのであった。
141人中4割が女子らしい。
「カープ女子」と呼ぶのがトレンドなのだそうだ。
体脂肪率の低いイケメン若手選手が多い昨今のカープに女子ファンがしこたま増殖していると云われている。これまた恐るべし!なのである。
その中での試合、語るまでもなく5ー0で完封負けを喰らってしまった。前田健、中田、永川、西原 と繰り出される投手に完璧に抑えられて、たったの3安打での敗戦だった。
敗戦はともかく随所に集中力を欠くプレーが目立った試合であったのがとても残念だった。
立ち上がりの大野の四球、四球、死球から招いた2失点も、主力の荒木、ルナらの為す術のない見逃し三振も、リリーフの田島のバント処理ミスや打撃不振中の石原に追い込んで投じた甘いシュート回転の外角ストレートも、打てないバッターに内を使わずに外だけの勝負を選択した捕手松井雅も、打球を間に合わないのにショートバウンド捕球を闇雲に目指して結果、後逸して走者一掃を許したライト平田の守備も…全て集中力を切らしてしまった故のプレーであった。アウェイのデーゲーム、しかも屋外の試合、集中力を保ち続けることは容易なことではないがそこはもう一度ひとりひとりが反省して取り組んで欲しいと願う。
開幕シリーズと同様に、川上、大野で連敗をしてしまったが、第3戦はカブレラで何とか雪辱を晴らして欲しいと思う。
因みに弾丸ツアーの一行は試合終了後、そのまま東京に向かい日曜日の早朝に到着の予定のようだ。
0泊3日の弾丸ツアーの料金は何と6500円(観戦チケット、1昼食、カープグッズのお土産付き)ということでバス料金つまり旅費はタダらしい。
この企画そのものが凄い!
広島行きのバスには、解説の広島OBの池谷公二郎氏とアナウンサーが1人同乗して解説があったとも聞いている。
しかし、また何故にドラゴンズ戦だったのだろうか?恨めしや!恨めしや!

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2014年4月12日 (土)

若手にとってチャンスとは

◇4/11…マツダスタジアム<
広島 4 - 3 中日

気温9度のマツダスタジアムでの久々の野外ゲームにベテランの多いドラゴンズは、元気者集団広島カープと善戦、4ー3で敗れた。
オーバーフォーティの和田、小笠原、谷繁の三人はお休みで、その代わりに松井雅、野本、森野がフル出場した。それでも、松井雅26歳、野本29歳、森野35歳で決して若手ではなく中堅である。
森野は昨日1500試合出場で表彰された選手でベテランの域に入っているが、後の二人は和田と谷繁のサブプレーヤーで出場チャンスも限られている存在だ。
野本に至っては5年前2009年のドラフト1位だが、昨年は高木監督に嫌われたのか14試合ポッキリの出場に甘んじていた。今年は期待に応えて現在4割超の打率で頑張っている。松井雅も今年はポスト谷繁の一番手に躍り出て、キャンプでの達川新バッテリーコーチとマンツーマン指導が功を奏して攻守共に進境著しい捕手になった。目下打率は.556 で出れば必ずヒットを飛ばしている。
ベテランが中心のチームにとって、控え選手や若手選手に与えられるチャンスは多くはないだろう。
だからこそ出場機会を与えられた時の為に普段から準備を怠らずにいる必要が大いに求められるのだ。
井端が移籍退団した後のショートのポジションもキャンプでは競争が激しかった。
結局期待された新助っ人エルナンデスは助っ人にはなれないまま脱落して、その後に起用された堂上直が期待に応えて毎試合ヒットを打って活躍中だ。
ピッチングスタッフにおいても、セットアッパーの浅尾とエース吉見が怪我で出遅れている所を福谷と又吉が連日リリーフ登板を果たし、先発の5番手には岡田がその責任を十分に果たしている。
少ないチャンスをモノにすることは容易なことでは決してないと思うけど、チャンスをモノにする選手と出来ない選手の違いには何か感じることも多い。
昨日の試合でも一昨日の試合でも、代打一番手で起用された若手がいた。福田永将である。
入団7年目になる25歳の若者だが、落合ドラゴンズの頃から若きスラッガー候補として期待され試合にも度々出場してはいたが、伸び悩んでいる一人でもある。
一昨日は高めのボールを強引に叩いてのセンターフライで得点チャンスを潰していた。
昨日は一点負けている7回の攻撃で川上の代打で出場したが、3球三振であった。ただその三振の内容がよくないのだ。ストレートとカーブの2球のストライクを見逃し、3球目の低めにワンバウンドするボールのフォークを空振りしての三振であった。
2球目のど真ん中の甘いカーブを振っておけば、ヒットになればラッキー、ファールになればなったで、ピッチャーも3球目に投げるボールが自ずと変わってくるのではないだろうか。
三振をする人間の、絵に描いたようなパターンで打ち取られた福田を見て、なかなかチャンスをモノに出来ない彼の勝負弱さを感じてしまったのだ。
優しい顔の福田の表情には残念ながらチャンスを絶対モノにするぞといった気迫が感じられないのだから、投げるピッチャーは楽であるに違いない。
自信がないのか悩んでいるのか分からないが、今の感じならもう一度ファームに行って自分のバッティングを見つめ直した方がいいのではないだろうか。
競い合っている若者の必死さが福田に宿ったら右の代打の切り札になり得る逸材だと思うのだけれど。
時間はありそうでないのだから……ね!福田君。

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2014年4月11日 (金)

このタイミングで?

◇4/10…ナゴヤドーム
中日 8 - 6 東京ヤクルト

ヤクルトとの乱打戦を制して同一カード・ホームゲーム3連勝、通算4連勝を遂げた。
昨年まで一番苦手にしていたヤクルトからの連勝はこの時期だからこそ意義のある連勝になったはずである。これでやっと5割に戻した。
これからが戦いの始まりである。
いざ!カープ!といった所だろうか。

さて昨日両リーグで熱戦が繰り広げられている最中にNPBが、今季の使用球が規定よりも反発係数が高いボールであることを突如発表した。
連日の投手受難のような試合結果が、この飛ぶボールに一因があることを示しているのだろう。
乱れ飛ぶホームランの数が春先に投手の調子が上がって来ない時期とはいえ、去年よりもはるかに多いのはうなずける結果である。
狭い球場をホームにしているチームの一つ、ジャイアンツのホームランの数が12球団で一番多く15本である。次が広島の14本、オリックス、日本ハムが11本、次がヤクルトの10本だ。
分かり易く興味深いデータをここに示そう。
ここまでセ・リーグ6球団の戦った球場とホームランの数を表にしてみた。

①巨人 東京ドーム6試合
横浜 2試合
ナゴヤドーム3試合 計11試合 15本
1.3636本/試合
②広島 マツダ 5試合
東京ドーム3試合
ナゴヤドーム3試合 計11試合 14本
1.2727本/試合
③ヤクルト 神宮 5試合
マツダ 2試合
ナゴヤドーム3試合 計10試合 10本
1.0 本/試合
④中日 ナゴヤドーム9試合
京セラドーム3試合 計12試合 9本
0.75 本/試合
⑤DeNA 横浜 2試合
神宮 2試合
マツダ 3試合
甲子園 3試合 計10試合 8本
0.8 本/試合
⑥阪神 京セラドーム3試合
甲子園 3試合
東京ドーム 3試合
神宮 3試合 計12試合 7本
0.583本/試合
と、なるのだが11試合中8試合を狭い球場で戦った
巨人と広島のホームラン数が多く、12試合中6試合
広い球場で戦った阪神と12試合中12試合全部を広い球場で戦った中日のホームラン数が試合数が一つ多いのにも関わらず少ないのが分かる。それでも中日は9本、阪神は7本打っている訳だから、飛ぶボールを使っていることに起因しているといえるだろう。
この件について様々な選手や監督、コーチのコメントが新聞に掲載されていたが、とても印象的なコメントがあったので、敢えてここに記しておく。
「我々は与えられたボール、コミッショナーの出したボールで戦う。全くの疑念もないし、その考えは何ら変わりないです!」(原辰徳巨人軍監督)
この異常に違和感のあるコメントに絶句してしまった。
この人は一体何を云わんとしてるのだろう?
問題はそういうことではないと思うのだが…。

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2014年4月10日 (木)

野武士のごとく

◇4/9…ナゴヤドーム
中日 9 - 3 東京ヤクルト

2014.4.9PM8.42一人の男がバットを高々と掲げて左バッターボックスに立っていた。
八回裏二死走者一塁、ランナーは谷繁、二死走者なしからしぶとく安打で出塁、この男に代打出場のチャンスを与えたのはまさしく監督だった。
カウントはファールで粘って スリーボールツーストライク ヤクルト押本が投じた10球目、男は渾身のフルスイング、ライトスタンド中段のドラゴンズファンが待つそのど真ん中に白球は突き刺さった。
ライトスタンドに陣取る熱狂的なドラゴンズファンは他の誰よりもこの男の一発を心待ちにしていた。
そこに測ったように打ち込んだ男、三年間の自らの不遇な野球人生を断ち切るように弾丸ライナーを放った男、それはそのままその男の移籍の挨拶のようであった。
その男の名は、小笠原道大40歳 背番号36 だ。
プロ18年目フルスイングスラッガーの378号であった。
昨夜の試合の勝敗には直接影響のないホームランではあったが、ダメ押しのダメ押しになりドラゴンズファンにとっては心の底からこの男の一発を祝福できる夜になった。
ジャイアンツでの最後の三年間は怪我や不振で出場機会も減り、ファームで送る日々も多かった。
かつてのMVP男のプライドもズタズタにされ、半ば戦力外扱いのFAでドラゴンズの門を叩いたのだ。
しかし、この男は不遇な三年間をこう語っている。
「プレーヤーとすれば、一軍でプレーできていないのは最悪だと思うでしょう。でも自分にとっては最高の三年間だった。自分じゃなきゃ、あの三年は経験できないわけですから。それが今後に生きるわけだし、それを知らないでやめていく選手はたくさんいるわけです。すごい貴重な最高の経験だったと思っています。」と…。
何と凄い男ではないか。ファーム暮らしの日々でも目的意識を持って一日一日を過ごして来たから、それは大きな財産になったと話すのだ。
一年間ドラゴンズでプレーして谷繁監督を胴上げする輪の中にいたい、それが自分の目標で皆も喜んでくれると思う…と。

ドラゴンズの優勝請負人として、そのバットを思いのまま降り続けて欲しい。
小笠原道大、この男はまるで野武士のようだ。

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2014年4月 9日 (水)

監督と選手のあいだで…

◇4/8…ナゴヤドーム
中日 7 - 2 東京ヤクルト

昨夜は久々に快勝に終わった。
堂上直倫の先制犠飛と追加点タイムリー打の活躍、和田のダメ押しツーランホームラン通算300号のメモリアルアーチなど、先制ダメ押しの理想的な勝利だった。谷繁兼任監督の談話にも攻守について滑らかに語った印象を受けた。新監督にしては様々な所まで目配り気配りしている、実に真面目な物言いでファンにとっても非常に分かりやすく好印象である。
去年までベテラン選手のひとりとして存在していた谷繁は、やんちゃ坊主で、ガキ大将で、いつも豪放磊落に楽しく野球をやっているように見えていた。
時折写るベンチでの谷繁はベテラン和田の隣、ベンチの左端(首脳陣から一番遠い位置)に座してニコニコ談笑している姿が記憶に新しい。
今年はそんなシーンがある訳もなく、いつも真剣にグラウンドに目線を注いでいる場面が多い。
たまには去年までのように、一選手に戻ってはしゃいでみることも赦されるのではないだろうか?
選手の時には他の選手特に投手に送る「激」は、喜怒哀楽を露わに、時には親のように時には兄貴のように思いのままにして来ただろうに、今年はそれも何十倍の気遣いと共にせざるを得ないんだろうと思うとそのストレスの度合いも尋常ではないだろうことは容易に想像が付くのだ。
  監督と選手のあいだで、余計な苦悩がないことを祈るばかりである。
  その昔、ヤクルトの古田兼任監督がそうであったように、あまりにも自身が監督であるべき想いや責任感が強く、自身が選手として試合に出ることも憚ってしまい兼任監督の難しさを露呈してしまった過去の事例を「他山の石」「反面教師」として行って欲しいと願って止まない。
  ガンバレ!選手 谷繁!

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2014年4月 8日 (火)

注目度66.66666%

昨日までにドラゴンズは3カード9試合を終えた。
3勝6敗、負け越し3つである。
ここまでの東京中日スポーツの1面見出しを改めて見直してみた。
        ①谷繁兼任監督 戦える 2ー3 敗
        ②真央集大成金  小見出しで谷繁兼任監督また
           初白星お預け  1ー6 敗
        ③谷繁兼任監督1勝「経験したことのない感情
           たぶん僕しか分からない」6ー0 勝
        ④藤浪攻略 ルナ 10ー0 勝
        ⑤竜62年ぶり屈辱 1年で2人ルーキーに初登板
           初勝利献上  0ー15 敗
        ⑥慌てない谷繁兼任監督 まだ6試合戦っただけ
           4ー7 敗
        ⑦谷繁兼任監督執念15球 菅野に投げさせた!
           0ー2 敗
        ⑧最下位から逆襲だ 谷繁兼任監督執念同点打
           3ー5延長10回 敗
        ⑨平田逆転弾 4番の待砲1号
           4ー3 勝

となっていた。やはり谷繁兼任監督への注目度は断トツである。勝ち試合以外は殆ど谷繁兼任監督の文字が見出しを飾っている。去年までと大きく変わった点でもあるし、ドラゴンズ史上初の兼任監督であるから世間的にもマスコミ的にも興味の眼を注がれて当然ではあるが、当の谷繁本人は目に見えないプレッシャーで包囲されているに違いない。
昨日の休みが精神的に大いにリフレッシュした時間であったことを望みたい所であるが、今日からのヤクルト、広島との6連戦も全く気が抜けない。
戦力の見極めもそろそろしなくてはいけないが、9戦目にして初めて不調助っ人エルナンデスをスタメンから外し、起用した堂上直倫が2安打と活躍したりしたが、少しずつ実験的な抜擢や思い切った選手起用も見てみたい所である。
新聞紙上での見出し注目度66.66666%の兼任監督の采配を大いに期待していようと思っている。

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2014年4月 7日 (月)

なんとかかんとか

◇4/6…ナゴヤドーム
中日 4 - 3 巨人

今季初めて若き四番打者平田の一発がセンターバックスクリーンに飛び込んだ瞬間、今日は行けると確信した。主砲の一発程チームを元気づけるものはない。しかも逆転ホームランだったから尚更である。

この試合も先制を許し、ベンチには重っ苦しい空気が覆い被さっていた。本拠地同一カード三連敗、しかも宿敵ジャイアンツに…。
そんな雰囲気が漂い始めていたのも事実であった。
しかし、そんな空気を吹き飛ばす平田の逆転ツーランが四回裏に飛び出した。
なにかしらの不安を抱えながら投げていたカブレラを最も勇気づけたことは間違いがなかった。
案の定五回六回と四球を出しはしたが無失点で切り抜け、味方のルナによるタイムリーで二点追加の援護を貰った。
その後、リリーフの又吉、岩瀬の必死の力投で逃げ切り、4ー3で勝ったのだ。
かろうじて、なんとかかんとか、ではあったが、僕は四回裏のあの平田の一発が出た時、勝利を確信していたことは紛いのない事実である。
苦しみもがくここまでのドラゴンズになかったものそれこそが四番バッターのホームランだったから。
  これで十二球団最低ではあるが、チーム三本目のホームランになった。

平田!「♬打って打って打ちまくれー♬」

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2014年4月 6日 (日)

我慢

◇4/5…ナゴヤドーム
中日 3 - 5 巨人接戦を制したのは昨夜もジャイアンツだった。

新監督の呻きが聞こえて来そうな程悔しい敗戦だ。記録に表れないミスが多くどうもリズムに乗れないチーム状態である。
これで四連敗。三カード連続負け越しになった。
谷繁新監督は当然のように一人で敗戦の責任を背負っているようだ。悲壮感漂う谷繁新監督の表情に選手達が萎縮しないことを望みたい。
こういう時こそムードメーカーの出現を期待したい所である。しかし、皆真面目だからなあ。
是非ともここは達川コーチに期待したい所である。

我慢と辛抱と忍耐の四月が続いて行きそうだ。

がんばれ!谷繁元信!

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2014年4月 5日 (土)

頑固一徹

◇4/4…ナゴヤドーム
中日 0 - 2 巨人

今季初めての対ジャイアンツ戦だ。
本拠地名古屋にガチガチの優勝候補 原巨人軍を迎えてのまずは力試し第一戦である。何しろこの強い東京のチームは監督初め選手コーチ全員が鎧兜を装備して戦いに臨んでいるらしいから堪らない。
正に戦をする「軍」なのだから。
今夜はその大将の甥、菅野智左衛門之が先陣を張って挑んで来るらしい。
結果は敢えなく先制攻撃にあって我が川上憲伸が二点を献上し、そのまままんまと逃げ切られてしまい
2ー0で初戦を落とした。
試合後の我がドラゴンズベンチを眺めれば、谷繁新監督の口を真一文字にした悔しそうな顔を見つけることが出来た。
試合後のコメントからは、負けるのは悔しいけどそれなりに戦い方には手応えを感じている、というようなニュアンスが伝わって来た。
大丈夫、必ずこの谷繁ドラゴンズはやってくれるに違いない。
選手の好不調が少しずつはっきりして来てセ・リーグ全五球団と戦い終える頃、戦える戦力の見極めが出来るのではないだろうか。
それまでは頑固一徹心に決めて船出したスタメンで戦ってくれ!タイガース戦の第三戦だけ、能見投手対策で森野を福田と入れ替えて和田を五番に上げたけど、他はまるで打順表をコピーして使用しているかの如く、頑固一徹を貫き通している。
かの知将落合博満も、頑固一徹に来る日も来る日も同じメンバーで戦っていたそんな日々を彷彿としてしまう。打てない外人、イビョンギュやセサルを頑なに使い続けていたように、谷繁元信も打てない外人
エルナンデスを先発メンバー表に書き続けでいる。
監督のその祈りにも似た決断にエルナンデスが一日も早く応えて欲しいと願うばかりである。

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2014年4月 4日 (金)

谷繁監督の頭の中

◇4/3…京セラドーム大阪
阪神 7 - 4 中日

昨日、投手のコントロールの大切さを書いたばかりだが、
昨夜の試合ではストライクが取れなかった先発投手・山内壮馬が一回立ち上がりに
四つの四球と暴投でノーヒットで一点を献上してしまった。
その後も立ち直ることが出来ず、昨年施した右肘手術後初の復帰登板を飾れず四回で七点を取られて降板してしまった。
*********************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************序盤七点のビハインドはあまりにも大きく、試合は7ー4で敗れた。
先発の山内が四球を連発しても暴投で自滅しても、
ストライクを取りに行った甘い球や曲がりの悪い変化球が高めに浮いた球を痛打され
ピンチの連続が四回まで続いても、
我がドラゴンズの青年監督・谷繁元信は微動だにせず、表情も変えず、コーチと言葉を交わすでもなくただじっとピンチでもがくバッテリーを見つめていた。
視線の先には、投手・山内と捕手・田中という若き戦士が…。
ドラゴンズファンの多くは
「まだ代えないのか!」
「まだ投げさせるのか!」
「試合を諦めたのか!」
と不満と怒りで爆発しそうになっていた、いや爆発していただろう。
昨年なら、高木監督はこの時点でピッチャーを四人投入しキャッチャーも懲罰交代をさせていたのではないだろうか?
しかししかししかし、谷繁新監督は動かず、選手が自分の力で何とかもがきながら、
立ち直るきっかけを何かつかんで欲しいと願って信じているかのように映っていたのだ。
自分自身が捕手であるということにも由来しているかもしれないが、
投手がフォアボールを連発したり連打を喰らったりすることはよくあることで、あるささいなきっかけで変わることもあることを一番分かっているのだろう。
そういえば、まだ六試合だけど投手を回の途中で交代させたことは一度もないのだ。
これは偶然でも何でもなく、谷繁新監督の「信念」に違いないと思うのだ。
自分で作ったピンチを途中で代えられていたら
その投手には何も残らないと考えているのだろう。
特にドラゴンズの若い投手陣にとっては…。
昨年感じた強い想いを
今年自分が監督としてやらなければいけないと考えているのだろう。
「若い投手陣をちゃんと育てて一本立ち出来る投手を一人でも多く作るんだ!」と…。
一夜明けた朝の新聞に案の定書かれていた。
「まだ六試合戦っただけ、慌てない谷繁監督」と。
谷繁新監督の頭の中を垣間見た敗戦であった。

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2014年4月 3日 (木)

食べることは生きること

3月一杯で「ごちそうさん」(NHK朝の連続ドラマ)が終わった。「食べることは生きること」「食べなければ生きていけない」「食べることを追求することが幸福につながる」というシンプルなテーマが半年間貫かれたことが、高視聴率を維持し多くの国民に支持された大きな要因であった。
この作品の脚本を書いた森下佳子さんがこの度向田邦子賞を受賞した。選考委員の満場一致だったらしい。この国がどの方向に進んでいるのか分からなくなった時代に「食べる」というテーマだけで人物を描き通したことが大いに評価されたと云われている。

◇4/2…京セラドーム大阪
阪神 15 - 0 中日

さて昨夜の我がドラゴンズの試合だ。
15ー0 で無惨な大敗を喫した。
前夜の「倍返し」の数倍の復讐を一夜にして阪神タイガースにされた。
3回までパーフェクトに抑えていた岡田が崩れたきっかけは
4回の先頭バッター上本への四球だった。
リズムを崩した岡田は4点を取られてKO、二番手投手又吉は代わったイニングを三者三振だったが、次のイニングではマートンへの死球をきっかけに動揺したのか勝負球が甘くなり連打を喰らって4失点でKO、三番手小林に至っては逆に四球を嫌がって甘いストライクを集めてバッティングピッチャーのように連打の山を喰らい惨めな6失点。
細かいことは問うまい。この際ピッチャーはシンプルに原点に立ち戻って「制球・コントロール」に心血を注いで行こうではないか。
前日大勝した時も気になったことがあった。
大量リードで登板した高橋総文も又吉も点は取られなかったがつまらない四球を一つずつ出していた。
こういう何気ない四球が命取りにならなければいいと思った瞬間でもあったのだが…。
大ヒットしたドラマが「食べること」にこだわったように、野球も「コントロール」にこだわった練習に徹してほしいものである。

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2014年4月 2日 (水)

新監督として

◇4/1…京セラドーム大阪
阪神 0 - 10 中日

開幕2カード目の相手は阪神タイガースだ。
春の選抜高校野球大会で使用できない甲子園ではなく、おおさか京セラドーム大阪での開催となった。
昨夜の初戦は序盤山井と藤浪の投手戦で淡々として回を重ねて行った。後半に入りドラゴンズのバッターは徐々に藤浪を攻略、8回の表には大量7点を奪い9-0とリードしていた。その裏の守りで新監督谷繁は大きく動いた。ファーストの森野とライトの平田を残して他の7つのポジションの選手交代を謀った。
ピッチャー高橋総文(今季初登板)キャッチャー田中(初出場)セカンド岩崎(守備・初出場)サード森越(初出場)
ショート堂上直、レフト野本(守備・初出場)センター工藤(打撃・初出場)。これによって開幕ベンチ入りした25人の選手のうち、リリーフピッチャーの小林以外全員を使ったことになった。
開幕4試合目にしてこのように余裕のある形でベンチ入り登録選手のほぼ全員を起用できる幸運も珍しいことのように思うのだ。新監督にとってストレスを背負わずに全ての選手の交代起用ができたことはとても大きな収穫であっただろうし、選手個々にとっても大量にリードした場面でそれぞれが開幕をダイヤモンドの上で迎えられたことはこれまた大きな収穫であったに違いない。
昨夜の闘いは大量リードにやや戦意を喪失してくれた相手チーム、阪神タイガースのお陰で谷繁新監督は自分の仕事を効果的に成し遂げることが出来たのだった。谷繁が新監督として一歩一歩着実に進んでいる姿が頼もしく見えたそんな夜だった。
試合は10ー0で勝った。

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2014年4月 1日 (火)

小僧の心

◇3/30…ナゴヤドーム
中日 6 - 0 広島

谷繁新監督率いる新生ドラゴンズが今季初勝利をあげた。選手谷繁に代わって出場した松井雅人捕手の攻守に渡る活躍、ドラの黒船ピッチ カブレラの好投、新加入野武士小笠原の初タイムリー打など、最高の形であげた初勝利だ。ベンチの右端の最前列に座した新監督谷繁が時折見せる勝負師の顔がとても新鮮である。しかも若々しい。ドラゴンズファンの心をワクワクさせる情景である。
だが、忘れてはならないこの日のワンシーンがあった。先制点をあげたのは19年目のベテラン荒木の闘志溢れるファーストへの泥まみれのヘッドスライディングの場面である。ボテボテのPゴロになりふり構わないヘッドスライディングの間に三塁走者がホームインしての先制点だ。スタンドもベンチもテレビのこちら側も、何もかもが一つになった瞬間だったと思う。アライバと呼ばれて強い時代のドラゴンズを今季巨人に移った井端と共に牽引してきたベテラン荒木はレギュラー剥奪の危機感と共にこの開幕を迎えたのだった。試合後荒木はこう言った!
「淡々と野球をやる時代は終わりました。毎日全力を尽くしてプレーするだけです。こういう姿勢を続けたいと思います。・・・小僧の心です。」と。
こんなベテランがいる限り谷繁新生ドラゴンズの明日は安泰である。ガンバレ!小僧 荒木!

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