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2014年4月12日 (土)

若手にとってチャンスとは

◇4/11…マツダスタジアム<
広島 4 - 3 中日

気温9度のマツダスタジアムでの久々の野外ゲームにベテランの多いドラゴンズは、元気者集団広島カープと善戦、4ー3で敗れた。
オーバーフォーティの和田、小笠原、谷繁の三人はお休みで、その代わりに松井雅、野本、森野がフル出場した。それでも、松井雅26歳、野本29歳、森野35歳で決して若手ではなく中堅である。
森野は昨日1500試合出場で表彰された選手でベテランの域に入っているが、後の二人は和田と谷繁のサブプレーヤーで出場チャンスも限られている存在だ。
野本に至っては5年前2009年のドラフト1位だが、昨年は高木監督に嫌われたのか14試合ポッキリの出場に甘んじていた。今年は期待に応えて現在4割超の打率で頑張っている。松井雅も今年はポスト谷繁の一番手に躍り出て、キャンプでの達川新バッテリーコーチとマンツーマン指導が功を奏して攻守共に進境著しい捕手になった。目下打率は.556 で出れば必ずヒットを飛ばしている。
ベテランが中心のチームにとって、控え選手や若手選手に与えられるチャンスは多くはないだろう。
だからこそ出場機会を与えられた時の為に普段から準備を怠らずにいる必要が大いに求められるのだ。
井端が移籍退団した後のショートのポジションもキャンプでは競争が激しかった。
結局期待された新助っ人エルナンデスは助っ人にはなれないまま脱落して、その後に起用された堂上直が期待に応えて毎試合ヒットを打って活躍中だ。
ピッチングスタッフにおいても、セットアッパーの浅尾とエース吉見が怪我で出遅れている所を福谷と又吉が連日リリーフ登板を果たし、先発の5番手には岡田がその責任を十分に果たしている。
少ないチャンスをモノにすることは容易なことでは決してないと思うけど、チャンスをモノにする選手と出来ない選手の違いには何か感じることも多い。
昨日の試合でも一昨日の試合でも、代打一番手で起用された若手がいた。福田永将である。
入団7年目になる25歳の若者だが、落合ドラゴンズの頃から若きスラッガー候補として期待され試合にも度々出場してはいたが、伸び悩んでいる一人でもある。
一昨日は高めのボールを強引に叩いてのセンターフライで得点チャンスを潰していた。
昨日は一点負けている7回の攻撃で川上の代打で出場したが、3球三振であった。ただその三振の内容がよくないのだ。ストレートとカーブの2球のストライクを見逃し、3球目の低めにワンバウンドするボールのフォークを空振りしての三振であった。
2球目のど真ん中の甘いカーブを振っておけば、ヒットになればラッキー、ファールになればなったで、ピッチャーも3球目に投げるボールが自ずと変わってくるのではないだろうか。
三振をする人間の、絵に描いたようなパターンで打ち取られた福田を見て、なかなかチャンスをモノに出来ない彼の勝負弱さを感じてしまったのだ。
優しい顔の福田の表情には残念ながらチャンスを絶対モノにするぞといった気迫が感じられないのだから、投げるピッチャーは楽であるに違いない。
自信がないのか悩んでいるのか分からないが、今の感じならもう一度ファームに行って自分のバッティングを見つめ直した方がいいのではないだろうか。
競い合っている若者の必死さが福田に宿ったら右の代打の切り札になり得る逸材だと思うのだけれど。
時間はありそうでないのだから……ね!福田君。

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