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2014年4月 4日 (金)

谷繁監督の頭の中

◇4/3…京セラドーム大阪
阪神 7 - 4 中日

昨日、投手のコントロールの大切さを書いたばかりだが、
昨夜の試合ではストライクが取れなかった先発投手・山内壮馬が一回立ち上がりに
四つの四球と暴投でノーヒットで一点を献上してしまった。
その後も立ち直ることが出来ず、昨年施した右肘手術後初の復帰登板を飾れず四回で七点を取られて降板してしまった。
*********************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************序盤七点のビハインドはあまりにも大きく、試合は7ー4で敗れた。
先発の山内が四球を連発しても暴投で自滅しても、
ストライクを取りに行った甘い球や曲がりの悪い変化球が高めに浮いた球を痛打され
ピンチの連続が四回まで続いても、
我がドラゴンズの青年監督・谷繁元信は微動だにせず、表情も変えず、コーチと言葉を交わすでもなくただじっとピンチでもがくバッテリーを見つめていた。
視線の先には、投手・山内と捕手・田中という若き戦士が…。
ドラゴンズファンの多くは
「まだ代えないのか!」
「まだ投げさせるのか!」
「試合を諦めたのか!」
と不満と怒りで爆発しそうになっていた、いや爆発していただろう。
昨年なら、高木監督はこの時点でピッチャーを四人投入しキャッチャーも懲罰交代をさせていたのではないだろうか?
しかししかししかし、谷繁新監督は動かず、選手が自分の力で何とかもがきながら、
立ち直るきっかけを何かつかんで欲しいと願って信じているかのように映っていたのだ。
自分自身が捕手であるということにも由来しているかもしれないが、
投手がフォアボールを連発したり連打を喰らったりすることはよくあることで、あるささいなきっかけで変わることもあることを一番分かっているのだろう。
そういえば、まだ六試合だけど投手を回の途中で交代させたことは一度もないのだ。
これは偶然でも何でもなく、谷繁新監督の「信念」に違いないと思うのだ。
自分で作ったピンチを途中で代えられていたら
その投手には何も残らないと考えているのだろう。
特にドラゴンズの若い投手陣にとっては…。
昨年感じた強い想いを
今年自分が監督としてやらなければいけないと考えているのだろう。
「若い投手陣をちゃんと育てて一本立ち出来る投手を一人でも多く作るんだ!」と…。
一夜明けた朝の新聞に案の定書かれていた。
「まだ六試合戦っただけ、慌てない谷繁監督」と。
谷繁新監督の頭の中を垣間見た敗戦であった。

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コメント

近藤さん、こんにちわ。

神戸ですから、また大阪ドームへも行き損ね、CSできのうの中継を見ながら、私も同じことを考えていました。解説のカトウさんが何年か前の落合采配について、真弓監督(当時)が「うちとは違う」と唸っていたと小山さんと話していました。メンタルな競技ですから不気味だと思わせ、ファンやOBの手前「うちにはできない」と、うらやましく思わせた方が、勝ちですよね。

それに落合監督(当時)が、シーズン序盤で負けが込んだとき、「あと50敗できる」と記者を煙に巻いたことも報道されていました。戦力が整ってくる日がますます楽しみになってきました。きのうは昨年の高木采配を思い出して、山内選手が打席に立って、喝采しました。チーム再建近し。近藤さんのご意見に100%賛成です。

なお、レフト外野席から必死の声がでています。ファンがノドを痛めないか、心配です。音楽家の皆さんが、正しい声の出し方を教えてあげなければいけないと思います。ぜひ力になってください。

投稿: 半世紀超(反省貴重) | 2014年4月 4日 (金) 12時45分

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