« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »

2014年7月31日 (木)

予感

◇7/30…マツダスタジアム
広島 9 - 2 中日

最近とみに予感が的中することが多い。予感にもいい予感と悪い予感があるんだけど、勿論確率的には的中するのは悪い方が圧倒的に多いものだ。
今日も試合開始間もなく悪い予感が頭を過ってその数十分後にはまんまと的中してしまうのだった。
しかもその予感は完膚なきまでにされてしまう程的中するのだ。
荒木ヒット、盗塁、エルナンデスタイムリーで簡単に先取点を取ったその裏ドラゴンズ先発の濱田がマウンドに立っていた。予告先発の濱田は当然だったが、な、なんとその18.44m先には谷繁ではなく松井雅が座っていたのだ。
最近の松井雅は随分成長して我慢して使われているうちに、リード面でも盗塁阻止面でも打撃面でもなかなかの存在感を見せるようにはなっていた。しかも昨日の試合では殊勲者のひとりでもあったから普通ならこの起用も頷ける所だが、今日の先発の濱田とコンビを組んだ事はこれまでなかったように記憶していた。
最近の濱田は怖いもの知らずの投げっぷりで相手打線を翻弄していた初めの頃の勢いはなく、投げて見なければ分からないような登板が続いていたので今日の先発も正直不安100%だったのだ。
そんな濱田の女房を松井雅にした理由は分からないが、やはり今日は谷繁監督にマスクを被って欲しかった。失投が続き打たれ始めると相手のリズムに合わさせられるようになって打たれるのが止まらなくなる悪い癖を濱田は持っていると思うのだ。
たらればはないが、もし谷繁捕手だったら間を取るとかパターンを変えるとか緩急を大胆に使うとか途中修正をする余裕が出来て1イニングに2発のスリーランを浴びることはなかったのではないだろうか。
今日の濱田は悲しいかな、全く修正できぬまま7点2点と計9失点で降板するのだった。
今までの濱田だったら7失点の次の回に失点することはなかったと思うから、松井雅とのコンビネーションに於いて修正のキッカケを掴むことはできなかったのだと思う。
試合開始間もなく、濱田のボールを受けるのが松井雅と分かった時に抱いた悪い予感はまんまと的中してしまった試合になった。
監督も後悔しているような気がしてならないのだ。

相手のいい所ばかり目立った負けゲームになってしまったが、最終回藤井、松井雅、谷の3連打で1点を取ったことは大きな意味があると思う。諦めない気持ちを若手が見せてくれたから。
ただその後に続くはずの大島の元気のなさが気になって仕方がない。攻守共に何か精彩を欠いているように見えてならない。ひょっとしたら、まだ痛めた脇腹が気になっているのではないだろうか。
バックホームに投げるボールにもかつての勢いは感じられないし、普通の外野手になってしまっているような気がする。完調でなかったらもう少し休むのも大事なことだと思うのだ。決戦はまだまだこれからだから、今はあまり焦って無理しない方がいいと思うのだが…。ただの不調ならば尚更外した方がいいと思う。大島自身がもう少し自分に厳しく対して欲しいとここは望みたいのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月30日 (水)

代役が存在しないチーム

◇7/29…マツダスタジアム
広島 1 - 3 中日

目の前の敵、カープにアウェイで延長戦を勝ち切った。松井佑介の勝ち越しツーランが飛び出した。
松井佑はこの日先制タイムリーも打ち、全得点を記録した。
この日は和田が風邪で体調を崩しベンチ入りもしない状況で試合が始まった。その和田に替わってのスタメン起用に松井佑が見事応えたのだ。
和田の頭部死球欠場の3試合も見事にその代役を果たしていた。谷繁監督は決して彼らを代役とは呼んでいないし、呼ばせてもいない。皆が準備をして試合に臨んだ結果だといつも話している。
谷繁ドラゴンズには決して主役脇役は存在していないのだ。その監督のぶれない考え方がチーム全員に浸透しているのを強く感じるから、皆のモチベーションは常に高い位置に維持されているのだろう。
誰かがダメなら誰かがカバーする。
やはりこれが今年のドラゴンズの粘り強さの肝なのである。
又吉の熱投も藤井の再三の好守も松井雅の3度の盗塁阻止もエルナンデスの好守好打も皆高いモチベーションの現れに他ならない。
今朝の新聞では、ヤクルト戦辺りからルナと平田が戻ってくると報じられていた。
どんなレギュラーが戻って来ようと誰ひとりモチベーションが変わることがないチームになりつつあるのを感じる。
起用された選手がただ活躍するだけなのだ。
さあ明日も誰か日替わりヒーローが出てくるに違いない。広島、神宮と続く屋外決戦を勝ち抜いて首位巨人を射程距離に置いて8月の陣を迎えたいのだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月28日 (月)

あの日の浅尾が躍動していた今日

◇7/27…ナゴヤドーム
中日 1 - 2 巨人

1点ビハインドの9回のマウンドに、浅尾の姿があった。僕は一瞬タイムマシーンに乗って3年前に遡ったような錯覚を憶えた。
浅尾が躍動しているのだ。あの日のように腕を思い切り振って、自信に溢れたようなマウンド捌きで谷繁のミットにボールを投げ込んでいたのだ。
打てるものなら打ってみろ的な大胆で外連味のないピッチングが浅尾の信条である。
肩や肘を痛めてからは恐る恐るの投球が続き、自分自身で不安のオーラを充満させている登板が続いていた。
しかし、今日、僕の前にいた浅尾は違った。
輝きすぎている位に輝いていたあの頃の浅尾が甦っていたのだ。
浅尾の肉体や精神に何が起こったのか知る術もないが、きっと何か自分に返るキッカケをつかんだに違いないと思うのだ。
昨日の岩瀬の前人未到の記録達成や、先輩吉見の怪我からの復帰、それらの現実の奥に隠された偉大な二人が人知れず繰り返して来た自分との凄まじい闘いを考える所にこそ、浅尾が自分を取り戻すヒントがあったのではないだろうか。
投手という過酷な人生を成就させていかねばならない運命をどのようにして自分自身が背負って行くのかを考える時期が今浅尾に到来しているのだろう。
開き直りとも少し違う感覚、自分自身の今をしっかりと受け止めて行ける勇気と云おうか意志と云おうかそんな強靭さを持てるようになること。
今日の浅尾のピッチングやその表情にその片鱗を垣間見ることが出来たのは事実である。

巨人との同一カード3連勝は惜しくも成らなかったが
雄太のピッチングもよかったし、たったの3安打だったが最後まで逆転してくれるんじゃないかと期待も持たせてくれた。諦めないチームの空気はスタンドや茶の間のファンにも諦めない空気をもたらしてくれる。ファンを含めての谷繁全員野球をこれからもずっと続けて行って欲しい。

岩瀬は大記録を作った後発表した手記で、谷繁兼任監督や森ヘッドの下で野球が出来る幸せを語っていた。このチームが大好きだからこのチームでとにかく勝って行きたい、だから次の目標は401セーブだと…。

真夏のミラクルドラゴンズには、今年大いに期待できると確信している。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年7月27日 (日)

「鉄人岩瀬」は「人間岩瀬」である

◇7/26…ナゴヤドーム
中日 7 - 5 巨人

ついにこの日が訪れた。
前人未到の400セーブ日本新記録を岩瀬仁紀が成し遂げた。3点差というセーブが記録できる最大の点差を味方に用意して貰って最終回のマウンドに上がった。片岡、亀井の2人を簡単に打ち取って、今日こそは三者凡退でスッキリ終わるかと思いきや、そこはやはり簡単ではないのである。不調の長野にしぶとくライト前に落とされ、アンダーソン、坂本に連打されて1点を失い2点差に、そしてバッターは阿部、しかも3球目にダブルスチールを決められて一打同点の状況になってしまうのだ。数限りない修羅場で岩瀬×阿部の対戦は何度も何度も繰り返されて来ていたのだが、今日のそれはいつもと違う対決なのである。
大記録がかかっているのだ。阿部にも土壇場に追い込まれた巨人主将としてのプライドもあるだろう。
ワンボールツーストライクの4球目、必死の形相の阿部と自分の大記録達成とチームの4連勝を背負った岩瀬のまさに真剣勝負だ。
投げた岩瀬が勢い余ってマウンドにつんのめるように倒れかければ、力一杯のフルスウィングの阿部も空振りした反動で倒れかける、本当に力勝負の1球となった。
三振、チェンジ、試合終了、この瞬間岩瀬の日本新記録は見事達成され、ドラゴンズの4連勝も果たされたのだ。
決して楽な道程ではなかったと思うが、前人未到の400セーブを達成した岩瀬仁紀39歳はとにかく『天晴れ』なのである。
試合後珍しくお立ち台に立った岩瀬は、岩瀬らしく謙虚に語った。
「ひとつひとつの積み重ねでここまで来たのですがこれからもあるのでしっかりゼロに抑えて終われるようにしっかりやって行きたいと思います。」と。
400セーブを達成した喜びと同様に自分にもっとしっかりしろと言いたいとも言っていたのが印象的だった。周りの人々皆のお陰の記録だと語る『鉄人岩瀬・人間岩瀬』を、これからも皆で励まして皆で力を合わせてどこまでもこの記録を伸ばして行って欲しいものである。
おめでとう!岩瀬!ありがとう!岩瀬!

記録を達成して試合を終えたマウンドで谷繁捕手と固い握手を交わし、その後谷繁がミットを持つ左腕を岩瀬の肩に回して戻ってくるメンバーの方に向かって何かをニコニコと話しながら歩いて行く微笑ましい映像を何度も何度も見ながら今日を終えようと思う。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月26日 (土)

真夏の快・快・快・快・快・快・快勝の夜の夢

◇7/25…ナゴヤドーム
中日 10 - 0 巨人

119球5安打7三振無四球でドラゴンズ若きエース大野が巨人相手にプロ入り初完封をやってのけた。
最高気温38.5度の猛暑日になった灼熱の名古屋で大事な対巨人3連戦の初戦を10ー0で完勝した。
初回の4点、5回の6点と2度のビッグイニングを作って苦手菅野をKO、10点という大量点を背に終始ストライクを先行させたリズムのいいピッチングで大野は初完封で前回巨人戦のリベンジを果たした。
初回は森野のスリーラン、5回は和田のスリーランと高橋周のツーランと効果的な3発が出て、巨人の戦闘意識を削ぐことが出来た。忘れていけないのが、先制タイムリーツーベースと5回攻撃の口火となったタイムリーツーベースの2本を放ったお調子者エルナンデスの打撃である。なかなかしぶとい所を見せてくれていて、『H』の奇跡はまだ続いている。
できればこのままずっと奇跡のまま続いてくれるのを願っている。
敵将原辰徳監督に、「評価に値しない試合」と言わしめた、この3連戦初戦のドラゴンズの戦いは相変わらずの全員野球であった。
頭部死球から復帰した和田も猛打賞で2000の大記録がいよいよ近くに見えて来た。
猛暑を吹き飛ばす快勝で名古屋のファンも少しはいい眠りができたのではないだろうか。
さて、貯金も出来たしあとふたつこの調子で憎き巨人を叩こうではありませんか!
出番ですよ!山井さん!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月24日 (木)

今夜もまたまた脇役が…

◇7/23…横浜スタジアム
横浜DeNA 3 - 6 中日

吉見が心配だ。満を持しての登板のはずだったが投球も高くいつものコントロールもなくDeNA打線に真芯に捉えられた当たりが続き立ち直りの気配がなかなか感じられなかった。この日球を受けていたのは谷繁だったので吉見の投球に何か異変を察知したのか早々3回を投げ切った所で降板を決意したのだ。
降板後のコメントもリリーフ陣に申し訳ないという内容だったので投球そのものが不本意であっただけで身体に何か異常があった訳ではないようでまずはよかったが、少し心配であることには変わりない。
試合は今日も全員の粘り強い攻守で逆転勝ちを収めた。3イニングを必死に投げた岡田、2イニングを好投した又吉、逆転勝ちへのキッカケを作った内野安打出塁の代打谷、同点内野安打をヘッドスライディングで奪い取ったエルナンデス、粘って粘って押し出しの四球を選んで勝ち越した松井祐、そして9回にダメ押しのタイムリーを打った松井祐と高橋周と、欠場のルナ、和田の穴を埋め、不調の吉見を救う脇役たちの活躍で連勝、5割を取り戻すことが出来た。
ゲームを締めくくった岩瀬もボールが高く不安はあったが無失点で逃げ切り、いよいよ前人未到の400セーブに王手をかけた。

何度も書くが、こうして粘り強く最後まで諦めない野球を全員でやって行けば必ず結果が伴ってくると信じている。
明日の移動日を経ていよいよナゴヤドームで対巨人3連戦だ。真夏の陣へと向かう大事な3連戦になりそうだ。今、首位巨人まで6.5ゲーム差である。まだ5割に戻ったばかりだが充分射程距離にいる。とにかく諦めない野球を続けて行ってほしい。

脇腹を痛めた後復帰はしたが、大島のバットから快音が全く聞こえなくなってしまっている。
打率も下降し、安打数も山田、マートンに迫られて本人の焦りもあるとは思うが、悪球打ちが目立っているのが大いに気掛かりである。
明日の移動日で気分転換して何とか自分を取り戻してほしいものだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年7月23日 (水)

梅雨明け!逆襲の夏ドラ高らかに!

◇7/22…横浜スタジアム
横浜DeNA 3 -  7 中日

お見事!26年連続ホームランの日本記録をかつての本拠地横浜球場で樹立した我が谷繁元信兼任監督。
1ー1で迎えた2回表無死一、三塁で打席に立った谷繁はフルカウントから久保の真ん中寄りベルト辺りのストレートを高々とレフトスタンドへいい角度の放物線を放った。犠牲フライは確実だと思った瞬間、その打球は測ったようにドラゴンズファンの待つレフトスタンド最前列に飛び込んで行った。勝ち越しスリーランだ!第1号、しかも26年連続のメモリアルアーチである。天晴れとしかいいようのない快挙である。
解説のかつての相棒佐々木主浩氏が、試合前に谷繁と話した時今年まだホームランを打ててないという話題で盛り上がったことを告げていたが、実はこの僕も横浜球場でのこのDeNA戦辺りで谷繁にホームランが出そうな強い予感がしていて、打てば26年連続の記録だなあとおもっていたばかりだったので尚更嬉しかったのだ。

しかし、この日の濱田はピリッとしなかった。
コントロールが定まらずピンチの連続でヨレヨレの投球という言葉が1番相応しかった。先日の巨人戦では素晴らしいピッチングをしたのに全く援護が出来なかった打線がこの日はお返しとばかりに奮起してくれて濱田を盛り立てたのだ。そして何とか5回を3失点で投げ終えて5勝目を挙げることが出来た。
マウンドに度々駆け寄って励ます荒木や森野、そして谷繁捕手の姿にこの若武者に何とか勝たせてやろうという想いが溢れていた。
次回登板の時には皆にお返しが出来るような快投を是非見せてほしい。
この日はリリーフで連投の浅尾が久々三者凡退で投げ終えたし、7、8、9の3イニングを1安打無失点で抑えた朝倉もナイスピッチングだった。朝倉はプロ入り初セーブのご褒美も付いた。
前日頭部死球の和田は大事を取って休養、大島は先発復帰したが、相変わらずの苦心のオーダーだがチャンスを貰った選手が皆イキイキとグランドを駆け回っている。谷繁全員野球の真髄を見せてくれている。
藤井、松井祐、高橋周らが大活躍の一戦になった。
梅雨明けもしたし、今夜吉見で勝って5割で灼熱の名古屋に帰ろう。そして下り調子の巨人を迎えて逆襲の夏ドラを鳴らそうじゃないか!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月22日 (火)

「誰だ?こいつ!」対決

◇7/21…横浜スタジアム
横浜DeNA 4 -  4 中日
(延長12回 規定により引き分け)

後半戦スタートいきなり4時間58分の延長戦を戦って4ー4で引き分けた。両軍総勢16人の投手を総動員させて凌ぎあった。
ベイスターズ先発の山口が試合開始5球目を和田の側頭部にぶつけての危険球退場がそもそもの始まりであった。風雲急を告げるスタートに大乱戦が予想されたが両軍のリリーフ陣が頑張って、どちらに転んでもいいような緊迫感溢れる接戦になった。
しかし見方を替えれば、どちらのチームもあと一歩攻め切れない消化不良の戦いであったとも云える。
5球で危険球退場の先発山口をマウンドから引き摺り下ろして、1点取っての無死満塁で緊急登板したルーキーピッチャーの平田(誰だ?こいつ!)を責め切れず、ゴメスゲッツー、エルナンデス内野フライで、ゲッツー崩れの1点を取るのがやっとの計2点を取るにとどまってしまった。
何よりも驚いたのは、今季ノーヒットのゴメスを初スタメンで5番に置いていたことだ。
何回か代打に出ていたが、「こいつはいけるかも」と感じたこともなかったダメ外人をよりによって5番バッターに起用するなんて、なんてことを谷繁監督もしてくれたものだ。「誰だ?こいつ!」と2番手に登板して来たベイスターズの平田同様、「誰だ?こいつ!」と、このゴメスも思われたに違いない。
「誰だ?こいつ!」同士の対決は、緊急登板でストライクを取るのに汲汲としている投手を助けるかのようにツーボールノーストライクからの高めのボール気味の速球を引っ掛けてセカンドゴロ併殺打を打つ所などは、まさに期待通りのダメ外人であった。
球場に詰め掛けたドラゴンズファン全員、テレビを見ていたドラゴンズファン全員が一斉にため息をついた瞬間であっただろう。
不安はその裏の守りでも的中して、梶谷のライト前ヒットをファンブルするエラーでセカンドランナーを楽々ホームインさせてしまう凡プレーをやってのけてくれるのだ。2打席目もくそボールを空振りしての三振に終わり、流石の谷繁監督もその裏の守りから負傷欠場していた大島に替えたのだ。
だったら最初から大島使えよ!って。
打てない守れない助っ人はチームの足を引っ張るだけだから、いい加減にした方がいいと思うのだが。
エルナンデスにしたって相変わらず守りでも緊張感のないプレーが時々顔を出して昨夜の試合でもベースカバーを怠って2塁封殺が出来なかった。大事には至らなかったがこういう小さなミスがキッカケで流れが変わるものだからホントに困ったものだ。
ゴメスはこれで抹消か?!いや帰国かも?
「使ったオレが悪い」という顔をしていた監督が何とも哀れである。
落合・森体制でチームに貢献していた、ブランコとソトが今は敵軍ベイスターズで活躍躍動している姿を見せられれば見せられるほど痛感する、我がドラゴンズのダメ外人の存在なのであった。
これほど疎ましい現実はない。
負けなかったのか、勝てなかったのか、どちらが正解なのか分からない後半戦初戦の戦いだったが、高橋周平にも初ホームランが飛び出したことだし、この主力選手に故障の多い時程2軍で頑張っているフレッシュな人材を思い切って上げて来てチャンスを与えてみるのも面白いのではないだろうか。
古本、赤坂の左右のスラッガー候補を是非1軍に呼んで貰いたいと願っている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月21日 (月)

オールスターを試合途中で中継を終えたテレ朝に大喝!

山井、大野、福谷、大島、そして谷繁選手のそれぞれのオールスターが終わり、いよいよ明日から公式戦が再開される。
打たれたり、抑えたり、打ったり、打てなかったりで、様々な結果がこの5人のドラ戦士にのしかかったオールスターであったと思うが、それぞれ貴重な体験が出来たことが、後半戦いやこれからの野球人生に大きな意味を持つ2試合だったのだろう。
それにしてもオールスター2連戦を中継したテレビ朝日の放送姿勢にはあきれてしまった。
お祭り気分で選手へのインタビューを駆使して普段とは違う色を出すのはいいとしても、やはりゲームはちゃんと実況してほしかった。とても実況プランというのが感じられなかった。行き当たりばったりで人気選手だけを放送席に引っ張って来る手法はもうそろそろ辞めていいんじゃないのかな。
両リーグで前期活躍した選手たちを中心に繰り広げられる戦いを見たいファンが大多数ではないだろうか。そういうリサーチぐらいしろよってことだ。
ゲームの途中にどうでもいい質問に答える為に放送席に呼ばれる選手にしたってあまり面白く思っているとは思えないし、そのどうでもいい会話をゲームを見せないで聞かされるファンの迷惑を考えたことあるのかよ、とテレ朝のバカディレクターに云いたい。そんな安直な考えで中継している姿勢は、平気で試合途中で放送を終えてしまう愚挙をすることからもよく分かる。試合後半に出て来るお目当ての選手を待っているファンだって多いはずだ。2日間とも途中で終了して、CS、BSへのリレー中継もなくテレビ中継は完全に終わってしまった。
ホントに呆れて呆れて、こんな姿勢のテレビ局にオールスター戦を中継する資格などないと改めて思った。公式戦じゃないからいいだろう、とかお祭りだからいいたろう、と思っているのなら尚更だ。
1局独占で、CS、BSにも放送させない考え方はホントに許せない。
案の定、2日間ともテレ朝に視聴者からの抗議と苦情の電話が殺到したと今朝の新聞には書かれていたが当たり前だ!

今年の若返ったオールスターに何かと興味も湧いて第1戦を観ていたのだが、遂には腹が立って第2戦は観ないで出掛けた。
お陰でリアルタイムに山井と福谷がボコボコに打たれた所を見ずにすんだのだが…(苦笑)。

さて明日からいよいよ公式戦がスタートする。
打力全開のDeNAとの戦いを口火に真夏の陣が始まる。オールスターでは赤いカープの選手が異常に目立っていたが、色々負けてられない。
勝てる試合を確実に勝つ、そんな厳しい采配を谷繁監督には望みたいと思っている。
また落ち着かない日々が始まる。

追記
コメントを寄せて下さったアンチ巨人さんへ

鋭い指摘のコメントをいつもありがとうございます。アンチ巨人さんが危惧されていたように、ルナが離脱してからは打線の決定力を欠くようになってしまいましたね。『H』も友達がベンチからいなくなって急に元気がなくなってしまったみたいで、ダメ外人と嘆き続けていた頃の『H』に戻ってしまったようですね(笑)。あと何日でルナが復帰するのか読めませんが、何とか他の選手で補って打ちまくってほしいですね。周平も若々しく明るくやって貰いたいですよね。アンチ巨人さん!これからも手厳しいご意見をよろしくお願いします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月17日 (木)

谷繁監督を支えるコーチ陣の出番だ!

◇7/16…ナゴヤドーム
中日 0 - 2 阪神

オールスターブレイク前の前半最終戦、9連戦の最終戦を吉見で飾ることは出来なかった。
初回メッセンジャーを2死満塁まで追い詰めながら攻略し切れなかったのが最後まで響いた。
完璧な立ち上がりをした吉見の援護が出来ないまま試合が進行し6回に訪れた吉見の唯一のピンチに上本にしぶとくレフト前に打たれたタイムリーと大和の併殺崩れで献上した2失点が最後まで挽回することが出来ずに阪神に2連敗を喫した。尻上がりに調子を上げて行ったメッセンジャーに13三振を奪われる不甲斐ない攻撃で点差以上の敗戦だった。
前半最後の9連戦を5勝4敗で勝ち越すことは出来たがこの試合が取れれば3カード連続勝ち越しになって
5割丁度で折り返せただけに悔しい敗戦になった。
打ちまくっていた打線も、大島、ルナを欠いた最後のふたつの試合は、残念ながらちぐはぐで線にならず点のままで1得点だけに終わってしまった。オールスターブレイク明けの5日後に始まる後半戦の頭にはルナは間に合わないので、この4日の休み中に打線の組み替えの検討が急がれる。そういう意味ではこのタイミングで一瞬のブレイクに入れたことはラッキーだったと考え立て直すきっかけにしたいものだ。
昨日の吉見の吉見らしい好投にはベンチもファンも安心したのではないだろうか。後半戦は吉見を中心にして、山井、大野、浜田の4人を軸にローテーションが組めることは心強い。また、最後に登板した浅尾も久々無失点に切り抜け、そのストレートにもいい頃の浅尾のキレが感じられて復調の兆しを感じられたのも良かった。
借金2から始まる後半戦も厳しい戦いが続くことには変わりないが、上位進出の可能性も十分ありの手応えで前半を終えることが出来たと新生谷繁ドラゴンズのここまでの戦いぶりにはまあまあ満足している。勝ち試合と負け試合にちゃんとした理由が見出すことが出来たのが後半のゲームプランを考えて行く為のヒントになるのではないだろうか。
谷繁監督にはオールスター出場がありあまり余裕はないが、コーチ陣がしっかりと前半戦を総括して監督を支えて行ってくれることにここは大いに期待したい所である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月16日 (水)

初回の3失点が藤浪の完投をラクラク許してしまった

◇7/15…ナゴヤドーム
中日 1 - 8 阪神

ナゴヤドームを比較的得意にしているタイガースの若きエース藤浪にまんまと一本を取られてしまった。
序盤は手も足も出ない出ない感じで、スピード、コントロール、直球、変化球、全てが完璧に投げられてしまったようだ。
その調子を後押ししてしまったのが、立ち上がりの雄太がひとつもアウトが取れない状態で鳥谷にスリーランを喰らってしまったことである。
ハンディ3を貰っての藤浪のピッチングは力みもなくスイスイとラクーにドラゴンズ打線を手玉に取って行った。
雄太も2回以降は粘っこく0点に抑えていたが、如何せん今日の藤浪から点を取るのは至難の技のようだった。6回球数が百を超えた頃から雄太にも疲れが見えて決め球が甘くなって行き、遂に追加点を2点与えてしまう。
諦めモードではないが、7回には今季初登板期待の伊藤準規がマウンドへ。ところが初登板からかガチガチでストレートが高く浮きストライクが入らないのだ。打ち取ったピッチャーゴロをゲッツーを焦ったのかセカンドに大暴投、何から何までボロボロの苦い初登板になってしまった。スコアも0ー8になりいよいよ藤浪の初完投初完封へ興味が移ってしまうのだった。ドラゴンズも意地を見せて7回裏藤井のヒット、今日初スタメン高橋周の一塁線のいい当たり(記録は残念ながらファーストのエラー)で藤井が長駆一塁からホームインして1点を取って完封は免れるが、そこまでが精一杯の抵抗だった。
いい当たりがことごとく鳥谷の好プレーに阻まれるアンラッキーもあり、今日は負けるべくして負けたゲームになってしまった。
大島の代役工藤も2安打したり、荒木も攻守に元気な所を見せてくれたり、それぞれの選手も決して諦めたような気の抜けたプレーはなかったが今日はとにかく藤浪の好投の前に大敗を喫してしまった。
切り替えて明日、前半最終戦を是が非でも吉見で勝利をめざしてほしいと心から願っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月15日 (火)

この日もまた全員で…

◇7/14…ナゴヤドーム
中日 8 - 4 阪神

お立ち台には、15年目朝倉健太と9年目藤井淳志の同級生33歳が並んで上がっていた。
2人とももうベテランの域に入っているのにも拘らずここ数年は若手ら後塵に先を譲り、さしたる実績を残せず窓際でもがいている感の強い存在になっていた。朝倉は数年ぶりにローテーションに名を連ねて3勝を上げてはいたが、ここ数試合早い回に大量点を取られる印象の悪い登板が続いていてこの日の先発はラストチャンスのように思えた背水の陣登板でもあった。いきなり上本に先頭打者ホームランを浴びその後も1つもアウトが取れぬまま大和、鳥谷の連打で2点目を献上する最悪の立ち上がりでベンチ、ナイン、ファンを不安200%に陥れていた。
友利コーチの檄に開き直ったのか、ゴメスへの三振ゲッツーをきっかけに完全に立ち直った。
そして2回に味方の反撃で5点を貰い、この日怪我から復帰した荒木らバックのファインプレーなどに助けられて5回までをほぼ完璧に阪神打線を0点に封じた。そして地元ナゴヤドームでの4年2ヶ月ぶりの勝ち星4勝目を上げた。
また藤井は今季第1号の逆転スリーランで同級生朝倉を勇気づけた。この日大島がルナと並んで欠場して、久々センタースタメンで代役出場したのだがこの逆転弾に加えて守備でもいいプレーを見せてくれた。
毎年期待されながらも調子がなかなか持続できず、もうひとつ信頼を得る事ができないプレーヤーのひとりである藤井だが、こういう与えられたチャンスに脇役以上の活躍を見せてくれるとベンチからもファンからも頼もしい存在になってくれるに違いないと思うのだ。

今日はセ・リーグ打撃1位2位の大島、ルナが故障欠場して試合前から不安が漂うドラゴンズではあったが、5月29日の死球による右手人差し指骨折の怪我以来戻って来た荒木と代役藤井を初めとしたチーム全員の力でもぎ取った勝利となった。
投手陣も朝倉が2失点で踏ん張り、田島、岡田が作ったピンチを又吉が1失点で切り抜け、浅尾が作ったピンチを岩瀬が抑えて逃げ切った。福谷を加えた7人の投手で勝率を40勝40敗の5割に戻したのだった。

お立ち台にはヒーローの2人が上がっていたが、この勝利には様々な場面での様々な選手の走攻守のどのひとつも欠くことは出来ないのだ。
そしてこういうゲームこそが今年の谷繁野球の理想の形なのである。
誰かのミスを誰かがカバーし、また別の日にはミスした人間が他の人のミスをカバーして行く相互相助の姿こそが、チームワークなのだ。
チーム全員が全員で戦っている姿勢をこのままずっと持ち続けてほしいと願うばかりである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月14日 (月)

全員野球の素晴らしさ

◇7/13…ナゴヤドーム
中日 8 - 6 広島

調子の出ない浜ちゃんを何とか引っ張って4イニング4失点のままで味方の反撃に流れを作った谷繁ドラゴンズ恐るべし!とカープファンは思ったのではないだろうか。 今年のドラゴンズは打撃戦になったらなかなかしぶとい戦いができるのだ。
思い知ったか!広島カープ!
先制点を取られても選手達が最後まで諦めずにみんなで繋いで繋いで追いつき追い越す、そんな試合が出来てきたように思う。かつては投手主導のチームだったが、今は少し不安がつきまとう投手陣を補って余りある攻撃をしてくれる打撃陣に在りし日の貧打線の名残りも感じられない。だから野球は面白い。
打てないドラゴンズ打線が、点をやらない完璧の投手陣に助けられた過去から脱却して、抑えきれない投手陣をドラゴンズ打線がどこまでも補って行く現在の状況があまりにも顕著で、ホントに不思議なほど上手く出来ているなあと思ったりする。
浜ちゃんが大量点を取られる、打線が少しずつ得点をして点差を縮める、そして追い付く、又吉がまた失点して放される、しかしすぐに逆転をする、だが次の浅尾が失点して点差が1点になる、しかしまた追加点をあげて2点差にする、福谷が点差をキープして岩瀬にバトンを渡す、ランナーを出すが岩瀬が逃げ切る。こんな試合になった。
1度追い越したら、追い付かれることもなく逃げ切ることが出来た。これが今のドラゴンズの逆転勝利パターンである。
今までで1番調子が悪かった浜ちゃんの負けも消えた。何よりである。
リリーフした又吉も浅尾も福谷も必死の形相だ。
でも少し顔色が青白く弱々しく見えた。
やっぱり疲れてるんだ。
あと3試合、頑張ってオールスター休暇に入るからガンバレ!
福谷はオールスターに選ばれているから休みがないから少し心配ではある。
いずれにしても前半戦の最後の阪神3連戦、今季ドラゴンズの前半戦の集大成を見せて貰いたいものだ。
あくまでも全員野球を掲げ続けてきた谷繁ドラゴンズの真骨頂が見せて貰える予感で一杯だ。
今日の勝利はただの1勝ではないと思った。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月12日 (土)

手遅れになる前に…

◇7/12…ナゴヤドーム
中日 1 - 3 広島

日本を代表するプロフェッショナルな2人の人間が病と怪我に襲われた。
音楽家坂本龍一氏が中咽頭癌であることを公表して全ての活動を中止して住まいのあるNYで治療に専念することを宣言した。
NYヤンキース田中将大投手が右肘靭帯部分断裂を発表して故障者リスト入りし、完治を目指すことになった。早くて全治6週間らしい。
2人とも1日も早く復帰してくれることを願うばかりである。
どんなに不死身な人間であっても人間であることには変わりないのだからいつ何時災いに見舞われるか分からない。だからこそ常日頃から自分と向き合って行けるように心を鍛えておかなければならないのだと思う。
さて今日のドラゴンズはマエケンの前に敗北を喫した。山井も好投して、マエケン・山井の息詰まる投手戦が7回まで続いた。8回に登板した福谷がカープ打線につかまって2失点、その裏反撃を試みたが走塁ミスもあったりあと1本が出ず1ー3で敗れた。
山井の不敗神話も終わり、山井&森野の勝利ユニットも今日は機能不全に終わった。
何よりも不様だったのは、首位打者ルナである。
マエケンの前に出ると蛇に睨まれた蛙の如くバットにボールが当たらないのである。
まるで別人のようになって弱々しいスウィングで三振を奪われていた。ルナはマエケンには完璧に抑えられて今季無安打なのである。
相性なのだろうか?理解不能な現象である。

冒頭に2人の病と怪我を記したが、ドラゴンズの福谷は今日で42試合の登板になり、最近の登板ではボールの勢いも無くなったように思える位に打者に面白いように捉えられるようになっている。やっぱり登板過多から来る疲れに他ならないと思うのだ。ドラゴンズの宝でもあるからここは少し休ませて大事にして貰いたいと思う。肘や肩を故障してからでは手遅れだから、持ち前の速球を取り戻すまで休ませるのがチームにとっても本人にとってもいいことのように強く思えた今日の敗戦であった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏を牽引するドラのおじさん達

◇7/11…ナゴヤドーム
中日 8 - 2 広島

昨夜は夏の映画アンパンマンの打上げ慰労会があったので、2ー2の同点まで見届けて後ろ髪を引かれる想いで出掛けた。帰りは遅くなってしまったのだが
遅くなりついでに、一軒呑み屋に1人で立ち寄った。
その店はたまたま広島カープを応援している店だった。勿論そのことを忘れて立ち寄ったんだが…。
最近のカープに勢いがなくなったことを店主が嘆きながら「今日も負けたし!」とひと言呟いたのだ。
『やったぁ❗️』
帰路の途中でいい結果を知ることになるなんて、全く予期していなかったので嬉しくなって一杯のつもりが長くなり部屋についたのが、3時を過ぎてしまってた(笑)。
出掛ける直前に小窪に一発をあびた大野に「タコ」と叫んだのだが、その言葉に発奮した訳でもなかろうに、大野はその後を1安打に抑えて味方の大量の援護を貰い、リリーバーにマウンドを譲ったらしい。これで勝ち越し5勝目だ。
勝利打点になるヒットを打ってヒーローインタビューに立ったのは藤井だったが、この所の和田の活躍には凄いものがある。2千本という大目標を掲げているがその到達への加速度を増している。
そして、昨夜も「代打小笠原」がまたライトオーバーのタイムリーを放った。
このふたりの40代が今ドラゴンズを牽引しているのは間違いない。
さて、今日はマエケン打ちだ!
頼んだぞ!ドラゴンズのおじさん達!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月11日 (金)

代打小笠原と谷繁監督が告げれば…

◇7/10…神宮
東京ヤクルト 4 - 7 中日

台風が迫る中、2度の中断を経たが9回まで戦った対ヤクルト第3戦は、15安打を記録したドラゴンズが11安打のヤクルトに打ち勝った。
中断やどしゃ降りの雨中の投球で集中力を保つのが難しい所を両軍投手、岩田、ナーブソンは辛抱強くよく投げた。殊に岩田は今季初先発だったが、6回を2本のホームランによる3失点でなかなかの好投であったと思う。森岡のツーランで逆転を許しての降板となるのだが、その裏の味方の大反撃で再逆転をしてもらい今季2勝目の勝ち投手となった。
雨中頑張って投げ続けた甲斐があったのだ。
ドラゴンズは再三再四のチャンスを生かせず、2得点止まりで来たのが7回にやっと爆発したのだった。
今夜の殊勲者は勿論満塁でタイムリーを放った小笠原である。相手センター比屋根の後逸もあって満塁走者一掃となって3点が入ったのだ。
ヤクルトルーキーサウスポー岩橋との9球対決は見応えがあった。素晴らしいストレート2球でストライクツーと追い込まれてから、ファール3つで粘りスリーツーのフルカウントになった9球目を左中間に弾き返した小笠原の当たりは正に執念の1打であった。
1試合1打席に賭ける集中力は、一匹侍小笠原道大にとっての真骨頂である。代打1打席稼業に賭けることを強いられ、そこに生きがいを見出そうとするのには人知れず苦労があったに違いない。
ドラゴンズに入って初めてのヒーローインタビューに立った40歳の一匹侍は、代打稼業の難しさを去り気なく語っていたように思えた。「色々考えたりしているとあっという間に終わってしまうから…」と照れ臭く語る一匹侍の言葉にこそ、今シーズンのドラゴンズでの1打席人生を生き抜くんだという、強い覚悟が感じられた。
谷繁監督は試合後、小笠原のことを「彼はああいう場面で行ってもらう選手だから、いい仕事をしてくれた。」と労った。
明日も明後日も明明後日もやってくれるだろう。
谷繁監督が代打小笠原を告げるべく場面が到来すれば必ず一匹侍小笠原道大は仕事をすると確信した夜になったのだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月 9日 (水)

台風と梅雨の狭間に吹いた爽やかな風

◇7/ 9…神宮
東京ヤクルト 0 - 4x 中日
(6回表無死降雨コールドゲーム)

こんなラッキーがたまにはあってもいいと思えた試合になった。6回表コールドゲームで4ー0で勝った。
雄太はとりあえず完封勝利である。
試合初めからずっと降り続いていた雨は、雄太が5回のヤクルトの攻撃を抑えた後からかなり本降りに変わって行った。グランドに沢山の砂を入れて雨の補修を万全に終えた6回の表に入るや否や、どしゃ降りになり数分の中断を経てコールドゲームが宣言された。森野の2発、ルナの1発が生きた試合になった。
中止と試合成立とは雲泥の差である。とりわけホームランを打った選手や好投をした投手にとっては。
よかった、森野、よかった、ルナ、よかった、雄太である。
5連敗で迎えた今日、こんなラッキーを野球の神様がもたらしてくれたのかもしれない。接戦をちょっとしたミスや失敗で落として来た5つの負けを一瞬忘れさせてくれるような勝利となった。
迫り来る台風の足音に明日は多分中止になるのではないだろうか。
1勝1敗で名古屋に帰ることになるかもしれない。
チームを少し見つめ直すいい機会になるだろう。
ファンの僕らも頭を少し冷静にしてここ最近を見直してみる時間になるに違いないと思う。
ホントに今日は勝ってよかった!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

収まらない怒り!

一夜明けてみれば、昨日の『H』の怠慢プレーには控えめな非難がいくつか、むしろ全力疾走した山田を褒める記事が多かったようにも思えて、何とも哀しく情けない気分になった。
ビデオを何度も見たがほぼ真正面のなんでもない凡ゴロだったし、ファンブルもボールの握り直しも何もなくて普通にアウトの一打であったことは言うまでもない。
辻コーチじゃないけど、あれをセーフにされたらピッチャーはたまらないよな、なんですよ。
今からエルに話すと言ってたらしいけど…。
因みにラジオ解説の若松勉氏は「エルナンデス、歩いてたよね!」と一言、馬鹿にした口調で…。
ブロ野球ニュースの笘篠賢治氏は「エルナンデス、何してるんだって感じだよね。」だって(笑)。

凡打を打つ、一生懸命走る、無駄なく取って無駄なく投げる、そしてアウトかセーフか?!
これがプロフェッショナルの凌ぎ合いであるべきなのです。まだ怒りが収まらない僕だが、今夜試合あるんだろうか?この天気だからねえ。
怒りついでにもう一つ、昨夜の試合のフライアウトの数はドラゴンズが10ヤクルトが8(攻撃は8イニング)
だったのだが、ドラゴンズの10の内6個が1、2番の大島、谷が記録している。リードオフマンであるべき1、2番がこれでは勝てる訳がない。
殆どが高めのボール球に手を出して打ち上げていたのだ。今日こそ叩きつけてゴロを打って足を生かして内野安打を勝ち取ってほしい、ヤクルト山田君みたいに…。
結局やるみたいだな!頼むよ!大島、谷、『H』!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月 8日 (火)

野球を舐めたエルナンデスに天罰が…

◇7/ 8…神宮
東京ヤクルト 5 - 4 中日

悪い予感が的中した。
かねがね言ってきたことだ。
エルナンデスの守備の甘さだ。
浅尾の調子も今ひとつであっただけに山田を打ち取ったショートゴロはアウトにしなければいけない。
山田は俊足だ。右打者であっても内野安打を稼げるバッターである。自分の肩の強さを過信するのはもういい加減にするべきだ。野球をなめると野球の神様からの天罰が下るのだ。
必死に打ち取った浅尾の心をも打ち砕く程の怠慢プレーだと思う。ダッシュして取れとはいわないが、取ったらステップせずに投げろよと言いたい。
ガッカリだ!!エルナンデス!!
最近の活躍も何にもならないぞ。もっと謙虚に守備をやれと今日こそ声を大にして言わなきゃ気がすまないのである。
他の時もハラハラする位のギリギリのアウトばかりでいつかデカイ失敗をすると思っていた。
今日の吉見復帰の大事な試合はエルナンデスがぶち壊してしまった。
  エルナンデスには、野球の神様に自らの奢りを詫びて出直してほしいとしか言えないのだ。
  馬鹿野郎!エルナンデス!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年7月 7日 (月)

大島が気がかりになった巨人3連戦

首位ジャイアンツに3連敗して関東に滞在したままのドラゴンズ一行はこのジメジメした梅雨空と同じような気分で今日を過ごしたのだろうか?
明日からは神宮3連戦だ。吉見が復帰するシリーズでもあり楽しみはあるが、巨人戦の次は燃え尽き症候群が発生するので注意が必要だ。3つ接戦で負けただけに尚更である。復帰する吉見が負けのスパイラルに入りかけているチームの空気を一掃してくれることに期待したい所だ。
対ジャイアンツ3連戦を振り返ると、要所要所での大島の不調が気になった。3割3分3厘打撃成績第2位、107安打で両リーグダントツの安打数で申し分ない所ではあるが、あの場面での大島が何とかしていたらという場面が沢山あった。
初戦、今季初ホームランも打ったが、押せ押せで1点差に迫った最終回の先頭バッターに立った大島はマシソンの高めのボールを空振りして三振、先頭バッター出塁が出来なかった。
第2戦、2安打はして打率は上げたが、2点差を追いかける9回代打小笠原の安打出塁の後、打席に立った大島はランナーを進めるでもなく、あまり工夫が感じられないバッティングでマシソンの投げる高めの速球(見逃せば完全なボール)を振り遅れてサードファールフライに倒れた。
そして昨日第3戦、今季初登板の沢村に対する初回の先頭バッターの際、スリーボールになって久々のマウンドに不安でアップアップしている様子の沢村を助けるように低めの完全ボールを空振りしての三振。
この三振で明らかに沢村は落ち着きを取り戻していたから、この大島のボール空振り三振は痛かった。
3回には、濱田が安打出塁した後、強引に引っ張る打撃でセカンドゴロ併殺打を打ってしまうのだ。
逆方向へ打つ気持ちさえあれば少なくともゲッツーはなかったろう。ランナーが入れ替わったとしても主軸に繋がって行く場面だから、強引なゴロ併殺打だけは避ける工夫がほしかった。
打率もいいし今季の大島の躍動する姿にともすると見失いがちなことだが、要所要所、チャンスの得点圏での打席などでの拙いバッティングが気になる所である。
リードオフマン大島の活躍なしにはチームの上位進出は難しい。だからこそ、ここという場面での大島には何とか答えを出して貰いたいのである。
明日からのオールスター前の9連戦、大島の大事な所での工夫あるバッティングを大いに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 6日 (日)

濱田が自分で作った試合だったから…

◇7/ 6…東京ドーム
巨人 3 - 1 中日

自分で投げて自分で打って、そんな濱田登板試合になった。腕がよく振れていてストレートもスライダーもフォークボールもキレもコントロールも申し分なくジャイアンツ強力打線をキリキリ舞いさせて8回まで来た。先頭長野に上手くスライダーをすくわれてツーベースを許した。その後寺内を三振に、小林には追い込みながらも死球を与え、代打中井をショートゴロに打ち取り2死2・3塁に。そして坂本の所で交代するのだが、見た所濱田にはまだまだ余力があるように見えた。だからここは是非とも続投させてやりたかった。自分の手で作って来た試合だったからこそ、勝ち越しを許すまでは投げさせてほしかった。
このジャイアンツシリーズはリリーバー受難のシリーズになってるだけに今日の出来の濱田には試合を預ける位の谷繁監督の決断が欲しかったと今更ながら思えて来る。
最悪は坂本を歩かせても、次は井端、濱田が投げていれば左の代打は来ないだろうとも考えた。
濱田なら、井端勝負になるだろうと…。
しかし、交代して田島が登板。結局は坂本にはクサイ球を選ばれて四球を与え、待ってましたと左代打の切り札高橋由伸が出て来たのである。
昨日のビデオテープを見させられているかのようなストレートが真ん中寄りのやや高めの外角にシュート回転して投じられたのだ。真っ芯に捉えた打球はセンター前に飛んで行く。
高橋由伸の勝ち越し2点タイムリーがドラゴンズを奈落に突き落とすのだった。
またしてもリリーバーが打たれてリードを許す展開の試合になってしまった。
最終回の攻撃、流石の粘りのドラゴンズ打線にも3日必死に戦った末の余力は残っていなかった。
対ジャイアンツ同一カード3連敗に終わった。
いずれの試合も紙一重の戦いではあったが、勝ち切れる巨人にはまだまだ及ばないモノを感じざるを得ない3日間になった。
谷繁監督曰く、「また皆でやり直して行きます。」
この言葉を信じて捲土重来の強いドラゴンズを待とうと思う。
しかし、濱田が原監督に与えたインパクトは強いモノになったと思う。オールスター戦に来年こそ選んで貰える投手に確実に映ったに違いないと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

山井の「不敗神話」は残ったが…

◇7/ 5…東京ドーム
巨人 7x - 6 中日

粘りに粘った戦いになった昨日、1度ひっくり返された試合を追い付く所までは行くのだが追い越すことは出来ず、最後は現在の王者ジャイアンツの前に力尽きてしまった。
悔しい悔しいホントに悔しい土曜日になった。

浅尾が打たれ、福谷が打たれ、又吉が打たれて負けた。浅尾が逆転され、追い付き、福谷が引き離され、また追い付き、岩瀬が抑えて、又吉が引導を渡された。選手を殆ど使い果たし、野手は堂上直倫ただひとりがベンチに残っていた。谷繁が指揮官に専念するゲームプランだったのが、武山、松井雅と繰り出してしまった9回からは谷繁自身が3人目の捕手としてマスクを被っていたのだ。
両チームまさに総力戦になった。
しかし、現実には負けた!
悔しいけど、これが今の両チームの力の差なのかもしれない。必死に追い付くが追い越せないドラゴンズ。リードされていても、1度ひっくり返せば最後まで追い付かれても追い越されることはなく、最後には勝っているジャイアンツ。そして打たれたジャイアンツの投手たちも同点で食い止めてよかったとの想いで救われるのだった。
ここまでほぼ鉄壁だったリリーバーたち、浅尾、福谷、又吉は同点で踏ん張ることが出来ない試合になってしまった。特に山井を継いで颯爽と登板した浅尾はセペダをフォークの連投で三球三振に切って取り、「よっしゃー!」と思った束の間、代打高橋由伸への2球目、裏をかいたつもりの2球連続のストレートを読まれていたかのように完璧に打ち返され、センターバックスクリーン脇に逆転スリーランをぶち込まれてしまった。浅尾の被弾は今季初であった。空中弾ではいつもの同点までという粘りを発揮することはできないのだ。これが東京ドームのこわさでもある。
たらればだが、高橋由伸へ続けた2球目のストレートがボール気味の高めのストレート要求だったとしたら…、ホームランは浴びてなかったかもしれない。真ん中寄りの打ち易い高さのストレートとなって由伸のバットに吸い込まれて行ってしまったようにも見えた1球だった。
2点リードされた9回ツーアウト満塁で、森野に同点タイムリーが出た時、あの「神話」が蘇って来た。
山井が投げて森野が打てば負けないという「神話」である。和田が死球で歩いて更に満塁、藤井に託されたが必死のマシソンの投球に喰らい付くもセカンドゴロに終わり同点止まりで終わってしまうのだ。
「神話」が生きていれば、延長11回にもう1度森野に廻って来るから、そこまで岩瀬、又吉で踏ん張ることが出来ればと願っていたが、又吉の前に願いは尽きたのだった。
しかし、勝つことは出来なかったが、山井自身が負け投手になることはなかった。
山井の「不敗神話」は、少しだけ消極的な形ではあるが残ったことは事実である。
山井が負けなかったことを救いとしよう。
そして、打撃陣がこの日のように最後まで諦めない姿勢を持ち続けて行けば、いつか遠くない日に巨人に対して追い越されても追い付き追い越せるドラゴンズになれると思えた試合にもなった。
残念な土曜日になったが、僕の心の中では、打たれた後のベンチでの浅尾、福谷、又吉の悔しい表情と必死に声を出して喰らい付いて反撃をする諦めないベンチの表情が重なって生まれるチームの一体感にとても爽やかな風が吹き抜けていた。

いつかきっと…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 4日 (金)

投手という摩訶不思議な生き物が…

◇7/ 4…東京ドーム
巨人 4 - 3 中日

最後までジャイアンツを追い詰めたがあと一歩追い付くことが出来ず、初戦を落とした。
今日の巨人の先発大竹は変化球のキレ、コントロール共に申し分なかった。本人の試合後の談話でも今日の5回までは今季1番の出来だったと言っていたのでやっぱり抑えられても仕方がなかったのだろう。
それに比べて大野は全体にコントロールが悪く谷繁の要求通りに投げられたボールが少なかったように思えた。坂本に打たれた2本のタイムリーはどちらも上手く打たれたが、谷繁の要求はもう少し内角厳しい所だったような気がした。ボールが先行してどうしてもストライクを取らなきゃいけないタイミングのボールを打たれていたように思えた。
まあそれでも先制点がプレゼントされていたら、もう少し乗って投げられていたようにも思えて、投手というのはつくづく難しい生き物だなあと思う試合になってしまった。面白いと言えば、今日1軍に上がって来て2番手に久々登板した田島は例によってボールが抜けたり引っかかったりして、何と3者連続デッドボールを与えてしまい、流石の谷繁も苦笑いするしかないという感じだった。無死満塁のピンチを自ら招いておいて、その次の阿部と高橋由を三振に、代打セペダをファーストゴロに抑えて無失点で切り抜けるんだから、ただの人騒がせとしか思えない投手だ。

残念ながら3ー4の1点差で敗れたが、巨人リリーフ陣を粘り強く追い詰めた諦めない姿勢で明日明後日も戦ってほしい。
今日の大野には勝ち運がなかったんだと言い聞かせることにしようと思う。
山井の不敗神話に期待しよう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

敵将原監督に御礼と怨みを…

監督推薦メンバーが発表され、今年のオールスター戦の出場選手が出揃った。
ドラゴンズからは、大野、福谷、山井の初出場選手と3年連続の大島、そしてプレーイングマネージャーとしての出場は古田以来、そして両リーグで最多出場12回目になる谷繁兼任監督の5選手が選ばれた。
選出したのが、ライバル球団ジャイアンツの原監督だから何か微妙な喜びではあるが、ここは素直に喜ぶことにしよう。
さていよいよ吉見が1軍合流をした。
来週のヤクルト戦の登板が予定されているらしい。
病み上がりの不安もあるが楽しみである。
今日からは久しぶりの対巨人3連戦だ。
前回当たった頃とはメンバーも投打共に若干変わっているし、今後のシーズンを占うのに大切な3連戦になりそうである。
何でも敵将原監督はしきりにドラゴンズの状況を気にしているらしい噂もあり、適度なプレッシャーを与えていることに喜びも感じる所だ。
まずは大野、そして山井、2人ともオールスターに選んでくれた敵将に手痛い御礼をぶちかましてやろうではないか!最後には濱田が選んでもらえなかった怨みを思い切りぶちかましてやろう!
いずれにしても、表の3人が首位巨人をてんてこ舞いさせる試合を期待している。
今夜の73試合目は本当の折り返しであるのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 3日 (木)

奇遇な一日

◇7/ 2…富山市民球場アルペンスタジアム
中日 2 - 6 横浜DeNA

年に1度の北陸シリーズ第2戦は富山である。
午前中奇遇にも我が社に富山からの来客があった。富山にある某会社のCMソング作成の為の打ち合わせである。帰りがけに僕が「実は今日ドラゴンズが富山なんですよ!」と言ったら、プロデューサーのOさんが「知ってますよ!私もドラ狂なんですよ。」と。
大分以前からのお付き合いなのだが「ドラ狂」であることは聞かされてなかったので、驚いたしとても嬉しかった。おそらく富山のドラゴンズファンとは初めて出会ったような気がしている。
こんな奇遇が重なったので、夜の試合でも何か奇遇な出来事があるに違いないと大きな期待感でワクワクしていた。
ところが…。
試合は2ー6で逆転負け、5割に逆戻りまたまた貯金がなくなってしまった。
しかも…。
本当に珍しいふたつの出来事に遭遇した。
ひとつは、今季開幕以来332打席目にして初の併殺打を大島が打ってしまったこと。いい当たりのショートゴロが2塁ベース寄りに飛んで6-4-3が成立してしまった。俊足大島ならライナーでランナーが帰れない時位しか併殺は考えられなかったが、この場合があったかと思える位のいい当たりのベース寄りのショートゴロだったのだ。
そしてもうひとつ、浅尾が10試合目の登板にして初の失点を喫してしまったことである。
しかも1イニングに四球を2つ、さらに死球で押し出しを与えてしまい、とどめは初めての長打を筒香に喰らい満塁走者一掃を許してしまうのだった。
筒香の当たりはライトの藤井が追い付きグラブに当てているだけに取ってほしかったが、とても残念な4失点になってしまった。こんなにストライクが取れない浅尾を見たのは初めてである。

かくして昼間僕が期待した奇遇はこのふたつの珍しすぎる程に珍しい光景として現れてしまったのだ。
そして奇遇には良い奇遇と悪い奇遇があることを知った夜にもなったのである。

もう2度と、大島の併殺打と浅尾の四球禍には出会いたくないと心に誓った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年7月 2日 (水)

「いいチーム」になるために…

◇7/ 1…石川県立野球場
中日 12 - 4 横浜DeNA

そういえばこの試合の先発投手は朝倉だった。
そのことを忘れさせてくれるような痛快な勝ち試合になった。
比較的いい立ち上がりを見せた朝倉だったが、ポイントポイントでの勝負球が甘くなって痛打され失点をされた時、冷静に見てやはりいつものように松井雅のリードに合点がいかなくてその松井雅のピンポイントの要求に応えられずにポールが高く甘くなって打たれていたように見えたのだ。初回筒香に投げたボールツーからのど真ん中の真っすぐといい、投手の山口にストライクワンから投げた2球目の抜けた真ん中高めのスライダーといい、さらにツーアウト一、二塁のピンチで後藤に投げた曲がらなかった甘いスライダーも朝倉の失投に変わりはないが、そこでその球を要求するかと思える配球だった。この日の朝倉の変化球はスライダーもフォークもシュートもいつものキレもコントロールもなかったことを松井雅は知っていただろうに…。むしろ走っていたストレートがあったのに、初回甘くなって筒香に打たれた本塁打のことばかりが頭にあってその後の勝負球に敢えてキレのない変化球を選んで打たれたのは捕手松井雅の責任である。逃げているような配球は相手の思うツボである。この所の朝倉は5回持たずに降板しているが受けるキャッチャーを替えるべきだと思う。2人の呼吸があっているとも決して思えず、その日の投手の状態に合ったリードが出来ない松井雅に不調の投手をリードして引っ張って行く力は見当たらないのである。そういう意味でも昨日は朝倉が少し可哀想であった。
序盤はこんな想いで試合を観ていたのだが、好調なドラゴンズ打撃陣は相手チームが繰り出す投手をことごとく打ち砕き終わってみれば先発野手全員安打で今季初の大量12得点をあげて快勝したので、朝倉と松井雅コンビのチグハグだったことを忘れてしまう試合になったのである。
チームメートの失敗を誰かがかばいながら失敗が苦にならない試合にして行くことこそがチームワークであり強くていいチームの証しであるが、だからこそこの日の松井雅の弱気なリードや朝倉の不本意なピッチングはしっかり反省をすべきなのである。
谷繁監督のモットーである、勝って奢らず反省すべき所は反省修正をして行くという姿勢を全員が忘れずに次の1試合に臨んで欲しいと願っている。

久しぶりの和田の勝ち越しツーラン本塁打や、5月15日以来約45日ぶりに打った小笠原のセンターオーバー2塁打、そしてドラゴンズに入って来て代走や守り固めに起用されてばかりでなかなか打つチャンスに恵まれなかった工藤が味方が作ってくれたバッティングチャンスで左中間に初ヒット、しかも2点タイムリー2塁打を放った時の谷繁監督の本当に嬉しそうに手を叩く姿がとても印象的だった。
ドラゴンズが本当にいいチームになったなあとつくづく思えた瞬間でもあった。
だから、山井の不敗神話も生まれるし、劣勢であったり同点であったり難しく大事な場面で登板して相手の流れを断ち切るようないいピッチングをした投手に勝ちが付くのである。この日も三者三振でマウンドを下りてその裏和田の勝ち越し本塁打が出て又吉が勝ち投手になった。何と4勝目を記録したのだ。
主役は勿論、脇役がイキイキと活躍するチームこそが強いチームなのである。最近売り出しの谷選手が先日のヒーローインタビューで言った言葉が忘れられない。やっと掴みかけたチャンスでの自分の活躍はさて置いて明日からも1試合1試合を皆で戦って行くだけですというチームの勝利を願う発言には感動すら覚えた。こういう謙虚なサブプレーヤーがいる限りドラゴンズが前に進んで行くという確信を抱いた瞬間でもあったのだ。

昨日この4年間日本サッカーの代表チームを率いて来たザッケローニ監督が帰国の途に立った。
日本での4年間の感謝の気持ちを、選手、スタッフ、サポーター、あらゆる関係者に対して述べて居られたのが印象的だった。穏やかに微笑みながら「寂しいけど、アリガトウゴザイマシタ!」と言ったザッケローニ監督にこちらこそ「ありがとう!」と言いたい気持ちである。
キャプテンの長谷部と内田が見送りに来て別れのハグをしていたが、選手との信頼が本当に強い監督だったんだなあと改めて感じたのだ。
そういえばザッケローニから選手の悪口や選手に責任を負わせるような発言は4年間1度も聞くことはなかった。監督も選手もサポーターもワールドカップを1勝も出来ずに悔しかっただろうが、このいいチームで戦って来れたこと、このいいチームを応援して来れたこと、これこそが皆にとっての確かな誇りであったことに間違いないと思うのだ。
選手の悪口や選手に責任を負わせる発言をしない谷繁監督が率いるドラゴンズがいいチームになって行くのは間違いない事実である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »