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2014年7月28日 (月)

あの日の浅尾が躍動していた今日

◇7/27…ナゴヤドーム
中日 1 - 2 巨人

1点ビハインドの9回のマウンドに、浅尾の姿があった。僕は一瞬タイムマシーンに乗って3年前に遡ったような錯覚を憶えた。
浅尾が躍動しているのだ。あの日のように腕を思い切り振って、自信に溢れたようなマウンド捌きで谷繁のミットにボールを投げ込んでいたのだ。
打てるものなら打ってみろ的な大胆で外連味のないピッチングが浅尾の信条である。
肩や肘を痛めてからは恐る恐るの投球が続き、自分自身で不安のオーラを充満させている登板が続いていた。
しかし、今日、僕の前にいた浅尾は違った。
輝きすぎている位に輝いていたあの頃の浅尾が甦っていたのだ。
浅尾の肉体や精神に何が起こったのか知る術もないが、きっと何か自分に返るキッカケをつかんだに違いないと思うのだ。
昨日の岩瀬の前人未到の記録達成や、先輩吉見の怪我からの復帰、それらの現実の奥に隠された偉大な二人が人知れず繰り返して来た自分との凄まじい闘いを考える所にこそ、浅尾が自分を取り戻すヒントがあったのではないだろうか。
投手という過酷な人生を成就させていかねばならない運命をどのようにして自分自身が背負って行くのかを考える時期が今浅尾に到来しているのだろう。
開き直りとも少し違う感覚、自分自身の今をしっかりと受け止めて行ける勇気と云おうか意志と云おうかそんな強靭さを持てるようになること。
今日の浅尾のピッチングやその表情にその片鱗を垣間見ることが出来たのは事実である。

巨人との同一カード3連勝は惜しくも成らなかったが
雄太のピッチングもよかったし、たったの3安打だったが最後まで逆転してくれるんじゃないかと期待も持たせてくれた。諦めないチームの空気はスタンドや茶の間のファンにも諦めない空気をもたらしてくれる。ファンを含めての谷繁全員野球をこれからもずっと続けて行って欲しい。

岩瀬は大記録を作った後発表した手記で、谷繁兼任監督や森ヘッドの下で野球が出来る幸せを語っていた。このチームが大好きだからこのチームでとにかく勝って行きたい、だから次の目標は401セーブだと…。

真夏のミラクルドラゴンズには、今年大いに期待できると確信している。

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コメント

管理人のコメントは、流石です!


浅尾の投球を久々に観ましたが、俺はまだ、ストレートは来ていないと思いましたが、吉見、岩瀬という良い教材が居て感化されたのでしょうか!

吉見と浅尾は同級生でお互いMVPを争った時みたいに来年復活して貰いたいです。

今日は、隙のない野球をやっていたら勝てていました。
まだまだ、打線はやはり、発展途上のチームです。

投稿: アンチ巨人 | 2014年7月28日 (月) 05時40分

管理人さんはどうかわかりませんが、俺は、オチアンでもオチシンでも有りません。

僅差でハラハラした試合で勝ちきった爽快感を味わい、出来たら常勝であって欲しいと願いますが…


ウィリーデービスみたいなスケールのどでかい助っ人を見つけて来て貰うか、平田、周平、古本のクリンアップを夢見ているだけで、ワクワク強竜打線プラス盗塁しまくり打線が完成したら最高です。
何気に今年は、もぐら叩き状態で結構野球を楽しませて貰っています。

投稿: アンチ巨人 | 2014年7月28日 (月) 12時02分

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