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2014年7月27日 (日)

「鉄人岩瀬」は「人間岩瀬」である

◇7/26…ナゴヤドーム
中日 7 - 5 巨人

ついにこの日が訪れた。
前人未到の400セーブ日本新記録を岩瀬仁紀が成し遂げた。3点差というセーブが記録できる最大の点差を味方に用意して貰って最終回のマウンドに上がった。片岡、亀井の2人を簡単に打ち取って、今日こそは三者凡退でスッキリ終わるかと思いきや、そこはやはり簡単ではないのである。不調の長野にしぶとくライト前に落とされ、アンダーソン、坂本に連打されて1点を失い2点差に、そしてバッターは阿部、しかも3球目にダブルスチールを決められて一打同点の状況になってしまうのだ。数限りない修羅場で岩瀬×阿部の対戦は何度も何度も繰り返されて来ていたのだが、今日のそれはいつもと違う対決なのである。
大記録がかかっているのだ。阿部にも土壇場に追い込まれた巨人主将としてのプライドもあるだろう。
ワンボールツーストライクの4球目、必死の形相の阿部と自分の大記録達成とチームの4連勝を背負った岩瀬のまさに真剣勝負だ。
投げた岩瀬が勢い余ってマウンドにつんのめるように倒れかければ、力一杯のフルスウィングの阿部も空振りした反動で倒れかける、本当に力勝負の1球となった。
三振、チェンジ、試合終了、この瞬間岩瀬の日本新記録は見事達成され、ドラゴンズの4連勝も果たされたのだ。
決して楽な道程ではなかったと思うが、前人未到の400セーブを達成した岩瀬仁紀39歳はとにかく『天晴れ』なのである。
試合後珍しくお立ち台に立った岩瀬は、岩瀬らしく謙虚に語った。
「ひとつひとつの積み重ねでここまで来たのですがこれからもあるのでしっかりゼロに抑えて終われるようにしっかりやって行きたいと思います。」と。
400セーブを達成した喜びと同様に自分にもっとしっかりしろと言いたいとも言っていたのが印象的だった。周りの人々皆のお陰の記録だと語る『鉄人岩瀬・人間岩瀬』を、これからも皆で励まして皆で力を合わせてどこまでもこの記録を伸ばして行って欲しいものである。
おめでとう!岩瀬!ありがとう!岩瀬!

記録を達成して試合を終えたマウンドで谷繁捕手と固い握手を交わし、その後谷繁がミットを持つ左腕を岩瀬の肩に回して戻ってくるメンバーの方に向かって何かをニコニコと話しながら歩いて行く微笑ましい映像を何度も何度も見ながら今日を終えようと思う。

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コメント

岩瀬は、15年連続50試合登板が俺の中で凄いと思いましたし、セットアッパー岩瀬の時が一番輝いていたと思います。


帳尻合わせの福留が好きでしたが、文句言わずひたすらチームの為に働き捲った岩瀬は、中日の誇りであり、鉄人13号であります。

かっこよく現役を全うして貰いたいです。

投稿: アンチ巨人 | 2014年7月27日 (日) 08時28分

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