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2014年7月 6日 (日)

山井の「不敗神話」は残ったが…

◇7/ 5…東京ドーム
巨人 7x - 6 中日

粘りに粘った戦いになった昨日、1度ひっくり返された試合を追い付く所までは行くのだが追い越すことは出来ず、最後は現在の王者ジャイアンツの前に力尽きてしまった。
悔しい悔しいホントに悔しい土曜日になった。

浅尾が打たれ、福谷が打たれ、又吉が打たれて負けた。浅尾が逆転され、追い付き、福谷が引き離され、また追い付き、岩瀬が抑えて、又吉が引導を渡された。選手を殆ど使い果たし、野手は堂上直倫ただひとりがベンチに残っていた。谷繁が指揮官に専念するゲームプランだったのが、武山、松井雅と繰り出してしまった9回からは谷繁自身が3人目の捕手としてマスクを被っていたのだ。
両チームまさに総力戦になった。
しかし、現実には負けた!
悔しいけど、これが今の両チームの力の差なのかもしれない。必死に追い付くが追い越せないドラゴンズ。リードされていても、1度ひっくり返せば最後まで追い付かれても追い越されることはなく、最後には勝っているジャイアンツ。そして打たれたジャイアンツの投手たちも同点で食い止めてよかったとの想いで救われるのだった。
ここまでほぼ鉄壁だったリリーバーたち、浅尾、福谷、又吉は同点で踏ん張ることが出来ない試合になってしまった。特に山井を継いで颯爽と登板した浅尾はセペダをフォークの連投で三球三振に切って取り、「よっしゃー!」と思った束の間、代打高橋由伸への2球目、裏をかいたつもりの2球連続のストレートを読まれていたかのように完璧に打ち返され、センターバックスクリーン脇に逆転スリーランをぶち込まれてしまった。浅尾の被弾は今季初であった。空中弾ではいつもの同点までという粘りを発揮することはできないのだ。これが東京ドームのこわさでもある。
たらればだが、高橋由伸へ続けた2球目のストレートがボール気味の高めのストレート要求だったとしたら…、ホームランは浴びてなかったかもしれない。真ん中寄りの打ち易い高さのストレートとなって由伸のバットに吸い込まれて行ってしまったようにも見えた1球だった。
2点リードされた9回ツーアウト満塁で、森野に同点タイムリーが出た時、あの「神話」が蘇って来た。
山井が投げて森野が打てば負けないという「神話」である。和田が死球で歩いて更に満塁、藤井に託されたが必死のマシソンの投球に喰らい付くもセカンドゴロに終わり同点止まりで終わってしまうのだ。
「神話」が生きていれば、延長11回にもう1度森野に廻って来るから、そこまで岩瀬、又吉で踏ん張ることが出来ればと願っていたが、又吉の前に願いは尽きたのだった。
しかし、勝つことは出来なかったが、山井自身が負け投手になることはなかった。
山井の「不敗神話」は、少しだけ消極的な形ではあるが残ったことは事実である。
山井が負けなかったことを救いとしよう。
そして、打撃陣がこの日のように最後まで諦めない姿勢を持ち続けて行けば、いつか遠くない日に巨人に対して追い越されても追い付き追い越せるドラゴンズになれると思えた試合にもなった。
残念な土曜日になったが、僕の心の中では、打たれた後のベンチでの浅尾、福谷、又吉の悔しい表情と必死に声を出して喰らい付いて反撃をする諦めないベンチの表情が重なって生まれるチームの一体感にとても爽やかな風が吹き抜けていた。

いつかきっと…。

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