« 取り返しのつかない稚拙なリード | トップページ | 山井の勝因は谷繁が作り出す投球リズムにあり »

2014年9月12日 (金)

捕手の頭脳の差が出た3連戦

◇9/11…マツダスタジアム
広島 1 - 2 中日

11年ぶりに対広島6連敗を喫した一昨日までのモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのは、ルーキー又吉だった。2ー1と1点差まで迫られた7回裏1死満塁のピンチに大野からバトンを受け継いだリリーバー又吉は、代打松山を三球三振、梵をフルカウントから空振り三振になぎ倒してピンチの芽を摘み取った。
又吉はド派手なかえる跳びガッツポーズでマウンドを降りて行ったが、実に頼もしく重く鬱屈していた気分を一瞬に吹き飛ばしてくれた瞬間になった。
8回には、広島の天谷(代走)の暴走もあり、9回は福谷が初戦の雪辱を果たす3人斬りで接戦を制した。
この3連戦はいずれも1点差の痺れる接戦でどちらが勝ってもおかしくない試合展開だった。
優勝争いをしているチームと下位でもがいているチームの差が、そのまま出てしまったような気もしたが、第3戦にやっと一矢を報いることが出来てよかったと思う。1戦2戦は、ドラゴンズ松井雅の超弱気なリードが仇になり、3戦はカープ天谷の野球を舐めた暴走を野球の神様が戒めたような結果となった。
皮肉なもので前日の試合ではこの天谷がレフトで超ファインプレーを連発して窮地を救っていた。
同じ投手が同じ状況でピンチに直面した時、その時の捕手のインサイドワークがいかに大切であるかを改めて実感した3連戦であった。
伊藤準規の速球とフォークボールの緩急を巧みに操った小田と、幾度となく訪れたピンチに動じず、大野、又吉、福谷の1番いい球を信じて真っ向から投げさせた谷繁の老獪さに比べて如何せんひ弱で自らの弱気に投手を心中させてしまうような松井雅のリードの稚拙さは、計り知れない程の差が歴然とあることを実感させられた。
来季以降、インサイドワークに長けた若手捕手の養成がドラゴンズの将来への最大の案件であることは間違いがないことである。

|

« 取り返しのつかない稚拙なリード | トップページ | 山井の勝因は谷繁が作り出す投球リズムにあり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/261481/57347145

この記事へのトラックバック一覧です: 捕手の頭脳の差が出た3連戦:

« 取り返しのつかない稚拙なリード | トップページ | 山井の勝因は谷繁が作り出す投球リズムにあり »