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2014年9月22日 (月)

『まさか』の勝利の立役者は三ツ俣だった!

◇9/21…甲子園球場
阪神 3 - 4 中日
(延長11回)

敵地での延長を戦って、負けないばかりか勝ち越しの虎の子の1点を守り切って勝利したのはどれ位久しぶりのことだろうか?それほどに接戦を勝利する記憶が薄れていた自分を感じて、今シーズンの苦しいドラゴンズの現実を改めて思い知らされた日曜日になった。勝利して弱いドラゴンズを思い知らされる所が正に2014の戦い様を表しているのだろう。

対阪神最終戦を競り勝ってほんの1ミリに満たないAクラスの可能性を残して名古屋に戻るチームは火曜日から優勝間近のジャイアンツを迎えることになる。

今日の試合はといえば、谷繁監督もいよいよ狂ってしまったのかと見まごうようなスタメンを組んで来て、どうみても点が取れそうな打順ではないと思ったのだが案の定序盤はタイガースルーキー岩崎の140キロに満たない速球に、かする気配もない位に翻弄されていた。そして、タイガースOBの解説者達はドラゴンズ打線を嘲笑うかのような解説をしていた。

ところが、好投していた伊藤準規から先制の2点を取った次の回、簡単にツーアウトを取った後、打席には1割に届かない打率の2番バッター三ツ俣が立っていた。解説者達は試合と関係のない話で盛り上がっていたのだが、その間髪を縫うように三ツ俣の思い切り振った打球がレフトポール目掛けて飛んで行ったのだ。「あれっ?」と誰かが言葉を発するや否や三塁審判の右手がグルグルと回っているではないか。
「ホームランだ!レフトポール直撃だ!」
『まさか』が起こった!
ドラゴンズにとってもタイガースにとっても、とてつもない『まさか』が起こったのだ。
三ツ俣のプロ入り初ホームランがここで出たのだ。
野球の神様の演出にしては大胆な奇抜な演出であったことは間違いない。
するとあれ程までいいピッチングをしていた岩崎のコントロールの歯車が狂い出し、2連続四球を与えそして2連続タイムリーを浴びるのだった。
打ったのは、平田と周平だ。
絶対点が取れそうな気がしない打線が、伏兵三ツ俣の奇跡的一発に端を発して爆発したのだった。
「恐れ入谷の鬼子母神!」なのであった。
これで3ー2と逆転である。しかしまだ6回だ。
ここから何が起きるか予測も立たない試合になりそうだった。
次の回に祖父江が1点を取られて同点のまま延長戦に突入するのだが、打てそうもない我がドラゴンズ打線は6回以降再び沈黙を始めてランナーすら出ない攻撃になってしまうのだった。
例によって、又吉、福谷が粘り強い投球で得点を赦さず試合は延長11回に進んで行くのだった。
タイガースは、勝ちパターンの投手を惜しみなく継ぎ込んだので11回は歳内という若い投手がマウンドに立っていた。投げてみなけりゃ分からない投手が立てば、打てそうもないドラゴンズ打線も黙ってはいない。ワンアウト後、四球、ヒット、四球で満塁そして高橋周平だ。投手がサウスポー高宮に代わった。キレのいい球を投げ込んで来ていたが、周平もよく粘りボールも見極めてフルカウントからセンターに浅いフライを打ち上げた。三塁走者俊足藤井が猛烈にスライディングをしてホームイン、やっと勝ち越しだ。最終回は岡田が抑えて4ー3で延長戦を逃げ切った。
勝てそうな気がしない試合を打てそうな気がしない打線が2イニングだけ集中して得点して勝利した。
負けるわけにはいかなかった阪神タイガースにとっては悔やんでも悔やみ切れない敗戦であったことだろう。言葉と元気を無くしたOB解説者吉田義男と真弓明信という歴代監督の2人を笑ってやりたくなる位痛快だった。ドラゴンズのことをけちょんけちょんに言い過ぎたことに、野球の神様がきっと怒ったに違いないと思うような試合になった。

兎にも角にも、Aクラスの微かな望みを残したまま巨人戦に臨めてよかったと思う。

それにしても、三ツ俣のホームランには驚いた。
「あっぱれ!三ツ俣!」なのである。

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コメント

管理者さん、おはようございます。


三ツ俣は、高校では有名でオリックスでは打力も期待されていて確か?NHKの特番にも出ていた記憶があります。

管理者さんがいつも仰る通り松井は本当に外ばかりの配球で内にたまに投げさせる時は、真ん中構えて何か投げにくい感じしますね!
阪神の梅野の方が総合的に上ですわ。


福谷はチョンボしましたが野球の神様が今シーズン活躍したので初勝利をプレゼントしてくれたのでしょうか…

投稿: アンチ巨人 | 2014年9月22日 (月) 05時14分

俺が思っている以上に落合GMは、ベテランに甘甘で残念で仕方ないです。


来年40歳以上が6人になるとは、俺の好きな川上が今年の成績で引退しないとは思わなかった。


球団総年俸を先ずは、スリムにしてから戦力補強費に充てるべきではないのか?


もっと厳しく、選手、コーチを扱うべきで、やった選手はしっかり評価して、全くの選手、コーチは、切るか大減俸するべきです。

投稿: アンチ巨人 | 2014年9月23日 (火) 10時25分

近藤さん、こんにちは。
残り試合も少なくなり、オフの補強やらドラフトの話題が
出てくる季節になりました。
 
野本&福田⇔国吉&白崎(DeNA)というトレードの話題や、土井正博氏の打撃コーチ就任やら、どこまで信憑性があるのか分かりませんが、土井氏のコーチ就任は個人的には「本当だといいなぁ」と思います。

さて、今日から胴上げのかかった憎きジャイアンツとの3連戦が始まります。2つ勝てば胴上げは見ないで済みますが、最後の龍の意地!何とか3連勝で溜飲を下げて貰いたいものです。

投稿: 一家言おやじ | 2014年9月23日 (火) 11時44分

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