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2016年4月30日 (土)

谷繁の大いなる過失

◇4/29…マツダスタジアム
広島 9ー4 中日

「自分の経験から、同じ相手とばかり組んでいると投球がパターン化してしまうから投球の幅を広げる為に…」
と、谷繁は桂起用について話した。
若松は21歳、杉山は25歳、桂は24歳でまだ若い。
この「ゆとり世代」の若者にとってひとつの仕事を成し遂げて行くのに大事な事は何だろう?
若松が杉山とのコンビネーションで昨年、同期入団の間柄でプロ入り初勝利を挙げ、以降も年上同期の杉山のリードに呼応するようにリズミカルに投げる若松との間に生まれた信頼関係は、谷繁の捕手経験から来る一般論を遥かに超えた所にあると僕は思っている。
なのに、敢えて若松に桂をくっつけた谷繁の決断は、チームの好調さが招いた心の油断に見えてならない。
今日、若松も桂も明らかに硬かった。どこかしらよそよそしいサインの交換、どこかしら遠慮深いテンポ感で投球し返球する二人のゆとり世代の若者を見て、僕はとても息苦しかった。
ずっーと漂う違和感に破綻するのは時間の問題だと感じていた。今日のゲームは珍しく先制して、しかも相棒の桂のタイムリーも出て、若松はいつも以上にしっかり投げなきゃという意識が高かったのではないだろうか。
今季一番の出来だった若松が、4回の裏突如として変貌してしまうのだ。
コントロールのいい若松がストライクを取るのに汲々とし始めるのだ。アンパイアとのタイミングもすこぶる乱れ始め、際どいボールがことごとくボール判定されてしまうようになるのだ。
もし杉山がマスクをかぶっていたら…、と考えながら見ていたが、こういう時杉山は逆に投球テンポを更に上げる為に素早く早い返球をして若松にドンドン投げさせていたなあと思った。
桂は若松と同じ気持ちになって、ボールと判定された事に対して悔しそうに時間を掛けて返球をして時間を使っていた。若松、桂のバッテリーは益々追い込まれて行くように見えて痛々しかった。結局、四球で出した全ての走者をタイムリーで生還させてしまう、若松にとっては屈辱的な結末で途中降板をさせられてしまうのだった。
昨年も今年も、こんなに不様な若松を僕は見た事がなかった。
このありえない風景は、若松に無理やり桂をくっ付けた谷繁の大いなる過失であったと断言する。

野球界にも「ゆとり世代」の若者は溢れて来た。
一般常識論や一般教育論で語れないこの世代の若者にとって一番大事な事は、『安心』『ノンストレス』なのである。
今日、若松も桂も感じたことのない『ストレス』の中で野球をしたに違いないと僕は考える。

もうひとつ付け加えておこう。
若松はAB型、桂はB型、杉山はO型である。
どう考えても、苦境に於いては若松ー桂よりも若松ー杉山の組み合わせの方が血液型的に間違いなく相性がいいのである。
若松が夫で杉山が妻なら尚更である。

そして、今日は最後まで荒木は出場しなかった。
勝利のキーマン荒木が欠場した試合の敗戦がまたひとつ増えてしまった。
明日は黒田だ。明後日も福井が予想される。
荒木が欠場しそうで3連敗が心配になってくるのは僕だけだろうか?

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2016年4月29日 (金)

<訂正>

訂正です!
本日のブログで対戦相手のスケジュールを完全にまちがえました。
『広広広神神神広広広』ではなくて、
『広広広神神神巨巨巨』でした。
ごめんなさい!

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全員野球が続いているのが何よりだ!

◇4/28…横浜スタジアム
DeNA 2ー9 中日

降り続く雨の中、我がドラゴンズは2点先制されながらも粘り強い攻撃で9回目の逆転勝利を飾った。
小熊も前回の惨めな広島戦の雪辱を果たし3勝目を挙げた。平田の同点ツーラン、周平の勝ち越しソロ、桂のダメ押しスリーランと効果的な3本のホームランが出て、ビシエド以外のヒーローが沢山挙げられるような勝ちゲームになった。連日のライバル杉山の活躍に刺激され負けてなるもんかと打った桂のホームランもチームにとっては非常に大きな一撃となった。
今日は若松の登板だから、おそらく杉山の起用となるだろうが、今日の杉山も必見である。
昨夜は勝利のキーマン荒木がスタメン出場してやはり勝った。チームではただひとりヒットが出なかったが、序盤アップアップの小熊への激励する姿が目立っていた。
今日広島は右の横山が先発する。
ひょっとしたら谷繁監督のペンがメンバー表に亀沢と書きそうな予感がするが、だとしたら最後のイニングの守りには是非、セカンドに荒木がいる事を願いたい。
それこそが、今、ドラゴンズの勝利を決定付ける大事な風景になるのだからである。
今日からGWが始まる。
『広広広神神神広広広』と続く9試合になるが、最低5勝4敗貯金1で終えてくれればと思っている。今季ちょっとだけ苦手な広島との6つの戦いをどのような成績で終えるかが、今後のドラゴンズを占う為の大きな指針になりそうな予感がしている。ローテーションから行くと、若松、ネイラーの2人が軸になるようだが、期待と不安が同じくらい入り混じっている。

安定感十分の、周平・ビシエド・ナニータに、平田・直倫・捕手と続く下位打線の粘り強さが絡み、大島・荒木の核弾頭が機能し出せば、何も怖い物はない。
これが今の売り出し中のドラゴンズ打線であるが、俄然目が離せない。
さて今日は誰の日になるのだろう?

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2016年4月28日 (木)

データが語る荒木の存在価値

◇4/27…横浜スタジアム
DeNA 8ー3 中日

ビシエド効果で負ける気がしないと書いた翌日、何故かこの日は逆転できないような気がしたし、岩瀬の救援が失敗するような気がした。
それは単なる巡り合わせかもしれないし、偶然かもしれないし、深読み過ぎることなのかもしれない。
しかし、確実にその事実をデータが物語っているのであった。そのキーマンは荒木である。

この日のセカンドのスタメンは亀沢で荒木ではなかった。何故、荒木じゃなくて亀沢だったのか。
相手投手が右の久保だから?
2軍から上がって来て張り切っている亀沢に今季初のスタメンを与えるのも決して間違っているとは思わないが
7回の反撃中1点差に迫り、あと1本出れば逆転という局面で投手が左の田中に替わっていたので、谷繁監督はここで亀沢に代打谷を起用した。
結局はここが昨夜のゲームのハイライトになってしまったのだ。
谷は、敢え無く投ゴロ併殺という最悪中の最悪の結果を出してこの最大の逆転機を潰してしまうのだった。

この時、谷繁監督の勝利へのシナリオは書き換えられてしまうのだ。

もし、谷が逆転もしくは同点打を打っていたとしたら、いや、その前に代打で出場した森野が押し出しの四球を選んだ後代走に荒木を起用していたとしたら、谷の併殺が防げて同点に追い付けたかもしれないし、追い付けてなくてもその後にセカンドに荒木が守備固めで出場する可能性があったと思う。
予定していた岩瀬のバックには荒木が守り、しかもリードもしくは同点での登板になったかもしれなかった。
そして、7回岩瀬、8回田島、9回福谷、の筋書きが成り立ったのではないだろうか。
しかし、追い付けず1点ビハインドでの起用が初めてになる岩瀬登板が余儀なくされ、DeNAの選手達がリードしている余裕の中での投球になってしまっていた。
先頭戸柱のちょこんとバットに当てた追い込んだ後のヒットも、1割そこそこのダメ外人ロマックに選ばれた四球も、石川に打たれたいい当たりのショートゴロを名手直倫がエラーしたのも全て、相手にリードを許して攻撃させた事から生まれた事象に違いないと思う。

今季ここまでのドラゴンズの戦いに於いて、勝利へのキーマンは荒木なのである。更に言えば岩瀬を初めリリーバー達が好投できる為に必要なプレーヤーこそが荒木なのである。
今シーズンの荒木のデータをここに記しておこう。
25試合中出場試合数は18試合。
フル出場が9試合で、7勝1敗1分け
途中出場代走守備固めが3試合で3勝全勝
スタメン途中交代が6試合で、1勝4敗1分け
欠場試合数が7試合で、2勝5敗である。

つまり、荒木がゲームに出てしかも最後のイニングにセカンドを守っていた試合は10勝1敗1分けなのである。
逆にゲームに全く出ないか最後の守りに不在時は、3勝9敗1分けである。岩瀬は勿論、若いリリーバー達に後ろから声を掛けたり近寄って励ます荒木の存在がどれ程大きいかという事なのである。エース大野がヤクルト打線に捕まったゲームも、福谷と岩瀬がヤクルト打線に不様な逆転をされたゲームも、昨夜も荒木はいなかった。

更にもう1つの現実のデータを記しておこう。

3/31から4/1、4/22から4/23、4/26から4/27の3度いずれも前日は荒木がフル出場していい勝ち方をしているのに、翌日荒木を右投手という事で外して、エルナンデス2度(8打数0安打)亀沢1度(3打数1安打)で3度共大敗している。
勝ち運のある選手を外すな!と度々叫んで来たが、こんなに勝ち運のある荒木、しかも今年は広島の新井同様に高いモチベーションを持っている荒木を右投手という事だけで外すのは絶対にやって欲しくないと改めて声を大にして言いたいのだ。
そして、せめて最終イニングの守備固めでは必ず起用して貰いたい、これがドラゴンズを愛する人間からの切なる願いである。

岩瀬の処遇やらの話題で持ちきりだが、岩瀬が蘇るのもひょっとして山井が調子を取り戻すのも、荒木や森野を上手く活用するのが肝要であるのではなかろうか。

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2016年4月27日 (水)

定着しつつあるビシエド効果

◇4/26…横浜スタジアム
DeNA 3ー7 中日

今、殆どのファンが思っているのではないだろうか。
1点や2点、3点位先制されても、いつかきっとひっくり返してくれるんじゃないかと…。先発投手も先に点を取られても大量失点になってゲームを壊さずに踏ん張っていれば、打線が何とかしてくれるだろうと強い信頼感を持っているような気がしている。
今日もそんな試合になった。
打者が一巡するまでは完全に相手先発石田のペースで進んでいた。ジョーダンも勝負球が甘くなっていて前回の登板時のようではなかった。というか今日のジョーダンは野球の神様から嫌われているように見えた。
それでも5回を3失点で何とか切り抜けてマウンドを降りた。ドラゴンズは5回2回り目のビシエドのツーベースヒットから徐々に逆襲の火蓋を切り始めるのだ。
ナニータのタイムリーでまず1点、6回には杉山と大島のソロホームランで同点、7回には杉山のタイムリーで逆転、代打谷のタイムリーで追加点、8回には打った瞬間ホームランと分かるビシエドの第8号駄目押し弾がライトスタンド上段に飛び込んだ。
ジョーダンを継いだ、又吉、岡田、田島が危なげないピッチングでDeNAを0点に封じて7ー3のスコアで快勝を遂げるのだった。
実に勝ち方がいい。
今年は強いぞと思わせる野球を見せてくれているが、これもひとえにビシエド効果なのだろう。試合の打席の中で必ず自分の打撃を修正して相手投手に適応する能力にたけている研究熱心なビシエドに他のバッター達も影響されているような気さえする。
打順が2回り、3回りして行くうちに各バッターが皆修正してバッターボックスに臨んで来るのが感じられて頼もしい。これは昨年までには全く感じられなかった事でもある。
これからもずっと継続して行ってくれれば、大きく負けが混んで行く事もないのではないだろうか。
投手も打線を信頼して最少失点で踏ん張って行ってくれれば最後には…、ということで明日の山井も明後日の小熊も頑張って貰いたい。

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2016年4月25日 (月)

ビシエド様様様様様様様様

◇4/24…ナゴヤドーム
中日 5ー3 ヤクルト

解説の鈴木孝政さんが、ホームランは皆んなを幸せにしてくれると言っていたが、正に昨日のビシエドの逆転満塁ホームランは、選手・スタッフ・ファンの全員を一瞬にして幸せな気分に包み込んでくれた。
前日からの何故かすっきりしない空気が序盤のゲーム展開にも漂い続けていただけに、ここはビシエド様のホームランしかないだろうなあと誰もが予感し期待していた「夢」を見事に実現してくれるこんなブラボーな助っ人外人がかつて存在しただろうか。
「ひと振りで変わるのが野球、昨日はそれが相手側だったという事です」と冷静に状況を分析しながら最高の気分を表現するこの外人はホントに只者ではない。
2週続けて素晴らしく最高の日曜日をプレゼントしてくれたビシエドに心の底から感謝しなきゃ…なのです。
加藤打撃コーチが、「あれだけの打撃が出来る大リーガーもそういないよ。来年もチームに残ってくれるのかな」と心配そうに話したらしいが、ホントに不安になってくる。しかし、せめて今年一年だけでもいいから最後まで僕達ドラゴンズファンの「夢」を叶え続けて貰いたいと願うばかりである。

打線も、エルナンデスと桂に替わって、谷と杉山が入って来て打てそうな打線になった。脇腹を痛めているらしい荒木も最後の守りの時、福谷の後ろから励ます姿があったし、勝ち運を持っている選手を谷繁監督がちゃんと起用したからこそ野球の神様は微笑んでくれたと思っている。よかったよかった‼︎

首位巨人に離されないようにくっついたままGW時期の連戦に向かって行けそうで今年はゲームを観るのが楽しくなりそうだ。

最後に一言、ナイスピッチング岡田!と言ってやらなきゃね。

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2016年4月23日 (土)

打線の線を断ち切る谷繁の愚策

◇4/23…ナゴヤドーム
中日 5ー7 ヤクルト

折角打線が繋がりを見せて、しっかりした線になり始めているのに、敢えて全く打ててないエルナンデスを7番に桂を8番に据えて線を断ち切る愚策をする谷繁采配が理解できないでいる。
前日マルチ安打して勝利に貢献した、少なくとも今持っている選手を何の理由もなく、打てない選手に替える愚策をやってる限りチームの連勝はないし、チームは機能して行かない。
昨年からずっーと言い続けている事だが、谷繁采配には納得がなさ過ぎて哀しい。
今日も一見好調なドラゴンズ打線のようなスタートを切るのだが、やはり7番8番で流れが完全に途切れて打線になって行かないで相手バッテリーを手助けしていた。
さして良くないヤクルト投手陣から追加点が奪えないから、最後は手詰まりになってドラゴンズリリーフ陣に余裕がなくなって行くのだ。打線が好調な時こそ一点でも多く取るべきなのだ。
もうエルナンデスは不要なのだ。
桂のリードもパターン化していて相手打線に狙われ易いのだ。福谷がバレンティンにホームランを打たれたボールも明らかに外角のストレートを読まれていた。
投手との相性で杉山と桂を使い分けていると言われているが、使い分ける程歴然とした相性の差異は見られない。
ならば、打撃が好調か勝ち運を持っている方を起用すべきである。
試合は、福谷がストライクが取れなくなってやむなく岩瀬を起用し、岩瀬、桂のバッテリーが勝負を急いで、2割に満たない荒木に2球目を、2割そこそこの中村に初球を一二の三で打たれただけの事で、結局は大逆転負けを喫するのだが、問題はそこではなく機能していた打線の線を断ち切った谷繁監督の責任が異常に大きいのだ。

打線をちゃんとした「打線」に谷繁監督が戻しさえすれば明日は勝てる筈である。
意味不明な打順を作った時は、残念だが連敗地獄が待っているに違いない。

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打線が「打線」になって来た!

◇4/22…ナゴヤドーム
中日 11ー6 ヤクルト

5回1/3 被安打7 与四球6 奪三振1 失点・自責点5 投球数116 これが昨夜の若松の成績である。
数字上は明らかに敗戦投手の成績であるが、若松は勝った。いや勝ってしまった。 これでハーラータイの3勝、ナゴヤドーム9連勝を記録した。

この日の若松は立ち上がりから明らかにおかしかった。
ストライクを取るのに汲々とした投球が続き、アンパイアとの呼吸も合わず決めに行った際どい球をことごとくボールに判定されて不満そうな表情を見せていた。
しかし、昨夜の際どい球はどれも残念ながらボールだったと思う。苛立つ自分を最後まで制御できず6回途中でマウンドを岡田に譲ったが、昨夜の若松は一杯一杯だったようだ。しかし、取られたら取り返して点差を広げてくれた打線のお陰で野球の神様から見放されずに勝利を拾う事が出来た。次回登板では、今回の反省を元にチェンジアップに頼りすぎず速球やスローカーブなどとのコンビネーションをもう一度杉山と考え直して投げて貰いたいと願う所である。

昨夜のナゴヤドームは今季初の昇竜デーで、伝統的なドラゴンズブルーのレプリカユニフォームが配られるとあって三万五千人に迫る満員の観客で埋まっていた。
谷繁監督がインフルエンザで不在の5日ぶりのゲームだったが、先発野手全員安打しかも6人がマルチ安打の合計15安打(本塁打1.三塁打2.二塁打3)、11得点の大昇竜祭りとなってヤクルトに打ち勝った。
しかし、大量リードのゲーム展開の中で、簡単に四球を出した祖父江、ストライクが先行しないで苦しい投球だった福谷には今一度の反省と調整を促したい。

12試合ぶりに帰って来ていきなりの元気な姿を見せてくれた平田、ボールの見方が更に良くなっている周平、やっと5番打者として左右どちらの投手にもしっかり対応できてきたナニータ、被災地熊本に想いを馳せながらの必死のプレーのベテラン荒木、上位打線にしっかり繋げるバッティングが出来ている堂上、杉山、と正に今充実の日々が送れているドラゴンズ打線には死角が見当たらない。そして、やっと打線が本当に「打線」になって来たようだ。
今日は吉見が投げる。
打線の援護が吉見の投球を楽にさせてくれるそんなゲーム展開を予測している。

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2016年4月18日 (月)

ドラゴンズ史上最高の助っ人かも?

◇4/17(日)…ナゴヤドーム
中日 4xー2 阪神(延長10回サヨナラ)

それにしても物凄い助っ人がドラゴンズに入って来たものだ。昨日のライトポール直撃の弾丸ライナーサヨナラホームランには身体の震えが暫く止まらない程の衝撃だった。各チームのマークも次第にきつくなる中でボールをよく見極めて自分のツボに入って来たボールを確実に仕留める芸は並大抵ではない。
福原、今成の阪神バッテリーは当然のように内角高めに速球を集めてビシエドの身体を起こしに来るのだが、5球目に来た外角低めのストレートを微塵のブレもないスウィングで真っ直ぐに打ち返したこの最高の助っ人は正に超人的だ。
常に大きいモノを狙っている訳ではなく、来た球を出来るだけ素直に打ち返すビシエドの打法にはスランプは訪れないのではなかろうか。
昨日のホームランには、阪神バッテリーだけでなく、両軍の選手やスタッフの誰もが驚かされたのではないだろうか?
沢山のファンの興奮が覚めなかった事が容易に想像できる、物凄いホームランだった。

今日からの4日間の休みにチーム全員が気持ちよく入って行けるのも正にビシエド様々であろう。

送球ミスで失点した杉山も、2日続けて送りバント失敗をした谷も、今季初めて失点してリードを守れなかった福谷も、レフトスタメンで起用されたが無様なバッティングしか出来なかった福田も、皆この4日間にしっかり反省、そして練習してまた気持ちよく22日からのヤクルト戦に臨んで貰いたい。

熊本、大分を始めとした九州地方の恐怖と不安が依然継続して絶えないが、今我々に何が出来るのかを考える4日間の野球休息日にしようと思っている。

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2016年4月17日 (日)

切磋琢磨する選手たち

◇4/16… ナゴヤドーム
中日4xー3 阪神

久々に興奮を届けてくれる試合になった。
7回まで阪神岩貞の快投に手も足も出なかった打線がその鬱憤を一気にはらすかのように、セットアッパー福原とクローザーのマテオを打ちのめして逆転サヨナラ勝ちを収めた。一死満塁で打席に入った杉山が積極的に初球ストレートを素直にセンターに打ち返した打撃は実に天晴れであった。この日の杉山はチームの中で唯一ボールがよく見えていたから、ひょっとしたらの期待はあったがまさか一球で仕留めてくれるとは予想以上の出来事だった。
この逆転勝利には大きな要因が隠されていると思う。
目に見えない殊勲者として何人かの選手があげられる。
まずは岡田、3点リードされた所で山井をリリーフするのだが2イニングをきちっと抑えて阪神の勢いを止めたのが逆転への足がかりを作ったと言える。
そして藤井、先発を2試合外され8回に代打として登場するのだが、欠場の鬱憤をはらすかのような腰の据わったスウィングで福原のストレートを右中間に三塁打を放ち1点を返し9回の逆転への狼煙を上げた。
さらに堂上、ここ2試合三ツ俣にスタメンを奪われ久々のバッターボックスに9回一死一二塁で入るのだが、打ちたいとはやる気持ちを抑えて冷静にマテオのボールを見極めて執念の四球出塁を果たしチャンスを広げた。

岡田、藤井、堂上、そしてサヨナラ打の杉山の4人はいずれも久しぶりにゲームに出場した選手なのである。
不振でファーム落ちして前日一軍に上がって来た岡田、打撃不振でスタメンを2試合外された藤井、不振ではなかったが三ツ俣にスタメンを奪われた堂上、桂との併用で山井の突然の先発登板で2試合ぶりに出番が回って来た杉山と、いずれもが競争という過酷な戦いの中で与え
られるチャンスでのパフォーマンスであった。
その機会でいい働きが出来た事に大いなる意義があるのである。
これがチームなのだ。これが健全な競争なのである。

レギュラーが固定されない弱みはあれど、こうして若い選手達が切磋琢磨して行ける環境をこれからも谷繁監督始め首脳陣には作って行って貰いたい。

何でもあのエルナンデスが戻ってくるらしい。
谷繁監督のお気に入りだから、少し不安が過るが…。

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2016年4月16日 (土)

功を奏したメンバーの入れ替え

◇4/15…ナゴヤドーム
中日 6ー0 阪神

開けてビックリ!
谷繁監督は大幅に選手を入れ替えて来た。
荒木に替わって谷、堂上に替わって三ツ俣、藤井に替わって赤坂、谷繁監督お気に入りのナニータは相手が左腕能見でもスタメンにいた。荒木と堂上を替えた理由は分からないが、リフレッシュ効果を狙った事だろうか。
谷も三ツ俣もスタメン起用に張り切って躍動していた。
今日のナニータも流石に鋭い当たりを連発して勝利に貢献した。藤井に替わった赤坂本人は力が入り過ぎて結果は出せなかったが、連敗中の厄病神藤井を休ませた事に意義がある。
それにしても、谷繁という監督はやる事が極端だ。
依怙地なまでに拘る選手起用があると思えば、こうして或る日突然ガラッと新しいメンバーに入れ替えて(あまり脈絡は感じないが…)僕等を驚かせる。
替わって起用された選手が頑張る事がチームの活性化に繋がり、競争意識を育てて行くのだ。

責任感の強いリードオフマン大島の調子が上がって来たのも好兆だが、待ちに待ったビシエドのナゴヤドーム弾が飛び出した。先発能見の息の根を止めるスリーランになった。そして、先発したジョーダンのストレート中心で自信に溢れたピッチングも圧巻だった。
能見KO後のリリーフ投手陣から追加点が取れなかったのが唯一の気がかりだが、まずは連敗を止め5割に戻す事が出来た。

昨夜熊本を襲った震度7の大地震に日本中が震えているが、今夜はプロ野球全チームが黙祷し喪章を付けて試合に臨んだ。余震の止まない地域に住む人々の恐怖を思えば野球どころではないのかもしれないが…。
明日は各球場で、募金活動が行われる。
我々はせめて出来る事をやって行かなければ。
合掌

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2016年4月15日 (金)

意味のない敗戦が続いている

◇4/14…マツダスタジアム
広島 10ー1 中日

それにしても不細工な負け試合を見せてくれたものだ。
相変わらず、メンバー表のコピーを使うかのように、5番ナニータ、6番藤井で戦う谷繁ドラゴンズがいる。
広島のスコアラーは、この二人は今超安全牌で低めに変化球を投げておけば抑えられるとバッテリーに伝えたに違いない。いつも通り1回表のチャンスがナニータに回って来たのだ。しかし、平凡なセンターフライでジエンドである。とにかくナニータと藤井には今こそ結果が求められている。谷繁が試合後、ナニータの打撃を内容はかなりよくなっているとか言っていたが、今はキャンプやオープン戦じゃないんだから、そういう気休めの言葉は要らない。3回に巡って来たチャンスには、ようやくボテボテの内野ゴロを転がして何とか1点を取るのだが、、最低中の最低の仕事なのである。
藤井に関しては最早ノーコメントである。
解説の山崎隆造が、藤井のノー感じの空振り三振を2打席続けて、呆れていたようだ。
しかし、何故内容が全くない藤井を谷繁が使うのかまるで理解が出来ない。一体どうしたいんだろう?

そうこうしている間に小熊は好調広島打線に捕まってボコボコにKOされてしまうのだった。
攻撃でリズムが作れないから、守り時間が長く最初から最後まで相手のペースで試合は運んで行くのである。

今、ファームは新監督小笠原の下で絶好調だ。
シーズン前に小笠原監督が掲げたのは、とにかく試合に勝つという事である。試合に勝つことによって初めて色々な事を学び、勝つ為の方法や工夫を各選手が個々に体現して行く事こそが、チームの為になり、自分の為になるとファーム選手達に語っていると聞く。
この際、思い切って今こそファームで生きのいい選手を上げてきてドツボに嵌っている選手と入れ替える英断も必要なのではないだろうか?
とにかく今の一軍ベンチが暗くどんよりとしているように見える。若い元気な選手を上げて負けたとしても明るく明日に繋がる戦いを見せて貰いたい。

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2016年4月14日 (木)

ゲームを俯瞰で見られる位置で…

若松の悔し涙が、不調な兆しが立ち込めるチームにひとときの安息をもたらしたようだ。
どらファン歴45年さんと同じ気持ちでこの雨天中止にホッとしている。
しかし、今朝の新聞では興味を引かない話題ばかりで少々うんざりした所だ。
谷繁監督が平田に無理をさせず現有勢力で乗り切ると言ったとか言わないとか…、しかし問題はそこじゃないでしょ!と言いたい。
ゲームの中でその日の個々の選手の状態やその日の幸運度(野球の神様に好かれてるか嫌われてるか?ラッキーかアンラッキーか?)を見極めてテキパキとタクトを振って行く、監督、あなたの決断が大切なのです。
今日はダメだろう!と思ったら温情や偶然に委ねず、サッと別の選手を起用して行くダイナミズムこそがチームに活気を与え、苦境を打開して行くきっかけになるものだと声を大にして言いたい。
あまりにも動かな過ぎる谷繁監督がじれったい。

昨年の143試合のブログを振り返ってみたが、最低でも谷繁監督の決断の悪さが25試合近くの勝てる試合を失っているのに気づく。
監督の采配で負ける事もたまにはあっても仕方がないがこの数は余りにも多すぎる。
勿論、最終的には「たられば」になってしまうので、一概には言えないが、どう見てもこれは違うだろ?と思う局面では「思考停止」に陥らずに動いて貰いたい物だ。

今、谷繁監督はベンチの最前列に陣して試合を眺めているが、この場所でこの姿勢で見るゲームはどうしても自分が選手の一員として一緒に戦っている意識が強くなって、客観的な視点を欠きがちになるのではないかと感じてしまう。最下位DeNAのラミレス監督も同様である。
ゲーム全体が俯瞰に見える位置を探して、そこでドシっとした采配をして貰いたいと思うのは僕だけだろうか?

さあ、雨降って地固まっているといいが、今夜も小熊の淡々としたポーカーフェース投法に期待しようか。

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2016年4月13日 (水)

思考停止が招く無抵抗試合

◇4/12(火)…呉市二河野球場
広島 3ー1 中日

長いシーズンから見ればこんな試合もあったなあ程度の試合だったかもしれない。
しかしこれ程の「無抵抗試合」はあまり見た事がない。
初回、試合開始直後、大島四球、荒木ヒット、周平ヒット、ビシエドタイムリーで1点を先取、更に続く満塁のチャンスに何の策もなく打者の工夫もなく、漫然と三球三振のナニータ、及び腰で打ったサードゴロゲッツーの藤井と二人の体たらくで相手先発の野村を元気づけ、以降淡々と進んで行く凡戦になった。
満塁で出てきた二人は当然のように野村の低めの変化球は見切り、目線を高くして最低でも犠牲フライを狙うべきバッティングをすべきなのに、揃いも揃って低めの変化球を空振りしたり、バットに当てるのが精一杯の追い込まれた打撃をしていたのが信じられない。
明らかにピッチャーインザホールで、アップアップの野村を一気に攻略する絶好の立ち上がりのチャンスであったのに、逆に追い込まれているかのように映ったこの二人のバッターには、厳罰を命じるべきだ。
ナニータにはもう一度野球の神様が挽回するチャンスを3回に与えてくれた。周平ヒット、ビシエド四球で1打同点のチャンスの打席である。しかし、ここも低めのチェンジアップを空振り三振に終わるのだった。
そうしていつもの如くチームの劣勢時に谷繁監督の頭は金縛り思考停止に陥り、選手交代を一度もせずに9人だけで戦う無抵抗敗戦試合を見せてくれるのだった。
若松の完投はそれなりに意味はあるが、冒頭の戦犯の二人、ナニータと藤井はその内容のなさに怒りの鉄槌を打つが如く、途中交代をさせてもよかった、いや交代させるべきだと思うのだ。チームの士気が下がるだけでなく4打席をただ工夫もなく凡退させる程の余裕は今のドラゴンズには無いはずである。
それなのに、最終回の打席にも策なく二人を立たせ、遊ゴロ、二ゴロと馬鹿みたいな打撃をする、ナニータと藤井を見ていたらこちらが情けなくなってきた。
思考停止は谷繁監督の最悪の癖であるが、今日の思考停止は笑って済まされないと思う。
これがナゴヤドームだったら、益々観客が減って行くのが目に見えているのだ。
KONAさんが先日指摘してくれたように、金土日の巨人戦でしかも吉見や岩瀬の登板もあったのに、3日共3万人を切って三塁側スタンドの寂しさが目に付いていた。
こんな風に、監督が思考停止しているような野球をやっていたら、ファンが球場に足を運ぶのを躊躇うのも仕方がない事である。

中日ドラゴンズ 谷繁監督様!
もう二度とこのような思考停止の無抵抗試合はやらないで下さいませ!

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2016年4月11日 (月)

残念でならない1敗

◇4/10(日)…ナゴヤドーム
中日2-7巨人

久しぶりにスッキリしない日曜日の夜を過ごしたドラゴンズファンも多かったのではないだろうか。
巨人に逆転負けを喰らったのだが、負け方に腑に落ちない所があるからだ。
シーズン全てに勝てる訳はないし先週のナゴヤドーム6連戦も結果3勝1敗2分けと文句の付けようがない戦績ではあるが、やはり同じ1敗にもきちんとした納得が必要だと僕は思う。
逆転され大量6失点をした7回の投手起用について考えてみたい。

ここまでの好成績はリリーフ陣の踏ん張りに依る所が大である。勝てる試合、負けてはいけない試合、逆転を狙えそうな試合には、ベンチの的確で細やかなリリーフ投手の起用の妙があり、それに応えるリリーバー達が相手に点を絶対にやらないという結束感がビリビリ伝わって来た。ここ数試合のリリーバーの防御率も0点台と誇っていた。不調な投手は直ぐにファームに落として再調整させ、ファームの好調な投手と入れ替える、競い合うリリーフ陣のモチベーションを上げる為の選手の入れ替えについて、今季は大いに評価している。投手のみならず野手に関しても同感である。
選手達がいい緊張感の中で自ら奮い立たせながらプレーする姿にはファンは拍手を惜しまないのだ。
今二軍にいる岡田や武藤、岩田や雄太、祖父江や浜達、かつて一軍で活躍していた投手達も必死に一軍から呼ばれる為に下で戦っているはすだ。野手においても、亀沢や遠藤、松井佑や野本、エルナンデスまでもが上から声を掛けられる日の為に不調を克服している日々を送っているに違いない。
だからこそ、一軍の選手は走攻守の一つ一つに気を抜くプレーは赦されないのだ。説明のつかない凡プレーをした選手は即ファーム落ちを宣告しても不思議ではないと思っている。それ故にベンチはいや監督は選手のモチベーションを下げないような采配が常に求められ、的確な選手起用が必要とされるのだと思う。

で、昨日の采配である。
毎回のようにランナーを塁上に置きながらも要所を抑えて簡単に点をやらずに投げていたネイラーの替え時は正しかったろうか?これが大野や若松であったらどうだったろうか?大野は言うまでもないが、若松は特にランナーを出しながらもなかなか点をやらない代表的な粘り強い投手である。このネイラーにも若松に近い粘り強さを僕は感じている。という意味では替え時の決断の難しい投手だともいえるが…。
前日の延長12回の死闘を考えれば、あの7回は完全に逆転されるまではネイラーで辛抱しても良かったのではと思う。小林、代打大田に連打されたが、長野、立岡は調子が上がっていないし、ネイラーに対して狙い球が絞り切れていない感じがしていたし、坂本までは続投させて欲しかったと思っている。シュートを持たないスライダー中心で球種の少ない又吉が出て来た時、長野、立岡、坂本は内心喜んだような気がしてならない。狙い球の絞り安さはネイラーの比ではないからだ。案の定、連投気味の又吉にはいつもの球のキレはなかった。
長野は打ち取ったが、立岡、坂本にはスライダーを狙い打ちされ、4-2と逆転されるのだ。
そしてここで、ギャレットに小川を出すのだが、攻められず逃げたようなストレートの四球を出してしまう。
この時の小川のモチベーションはどうだったろう?
ここまで好投を続けて来た小川には常に攻める姿勢が感じられていたから…。小川のモチベーションだけに言及すれば、もう二手前、逆転される前の立岡にワンポイントでぶつける手もあったのでは?
又吉を挟まずに長野までネイラーで、立岡にワンポイントで小川、坂本には荒れ球で球種が多い田島で逃げ切れたような気がしてならない。
連投で球威やキレが落ちて球種が少なく、コントロールがアバウトな又吉は、やはりピンチでランナーを背負った所では危険が伴うのだ。球威があっての又吉である。

谷繁監督の思考停止が始まってしまった瞬間の事を追記しておこう。
又吉が打たれ、小川をギャレットに起用して、ストレートの四球を与えた瞬間である。昨日まであれほど入念に繊細に小川を左バッター専用のピンチ脱出用仕事人としてこだわって使って来た筈なのに、クルーズに対して小川を続投させてしまい痛打を浴びた場面は完全に谷繁監督が小川のストレート四球で完全に思考停止に陥った証しである。
慌てて小川を下ろすが時既に遅し、続けて起用した左腕福には右の代打中井が起用され、とどめの7点目を喫するヒットをレフト前に浴びるのだ。8回福、9回田島で試合を終えるのだが、負けが濃厚な場面で田島を出すのなら、モチベーションの上がる場面での細かな継投はなかったのだろうかと惜しまれてならない。
これは結果論ではない、常に最善のシミュレーションを組み立てるのが監督の裁量だと思うのだ。
投手起用に関してもきっと谷繁監督自身がやっているのだろうが、ならば劣勢に訪れる『思考停止』は絶対に止めて貰いたいのだ。
前日までの善戦を指揮した指揮官とまるで別人のように映ったのは僕だけだろうか?

1敗は1敗だが、実に残念な1敗になってしまった。

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2016年4月10日 (日)

歴史的な1日を刻んだ、吉見、岩瀬、荒木

◇4/9(土)…ナゴヤドーム
中日0ー0巨人(延長12回引き分け)

満を持して今日の先発を迎えた吉見は7回を流石に貫禄のピッチングで巨人を零封した。そして吉見を継いだ田島が8回自滅で3連続四球で大ピンチを迎えた。
谷繁監督が投手の交代を告げる。
「ピッチャー岩瀬」のコール。ナゴヤドームが怒濤の歓声に包まれた。この一死満塁の絶体絶命の大ピンチにいつものように小走りにマウンドに向かう岩瀬、何たる凛々しさ、何たる気高さ、2年近いブランクを微塵にも感じさせない様は感動的だった。
対するはジャイアンツの新4番ギャレット。
固唾を飲んで見守るベンチと全てのドラゴンズファン、ボール、ファールそして3球目をギャレットが打った。セカンドゴロだ。荒木、堂上、ビシエドとボールが渡り見事にゲッツーが完成、チェンジである。
ドラゴンズベンチが映し出される。谷繁監督がガッツポーズで声を上げる。ベンチの全員が612日ぶりに投げ終えて凱旋する岩瀬を迎えるのだ。今日はこのシーンを見られただけで十分満足に思えた。僕も、おそらく全てのドラゴンズファンも、そして何より谷繁率いるドラゴンズベンチが…。明日のトウチュウの見出しは決まった!

『投げた!抑えた!おかえり!岩瀬仁紀!』

そして、更に今日はアニバーサルな1日だった。
荒木が2000試合出場を果たしたのだ。
プロ野球では49人目ドラゴンズでは5人目の快挙である。無事これ名馬故の大記録である。
吉見が今季初のマウンドを見事に飾り、岩瀬が復活のマウンドをドラマチックに終え、残るは記念すべき大記録を果たした荒木がヒーローになる事を今日という日の締め括りにしたいと誰もが願っていたに違いない。
谷繁監督は計ったように8回10回12回と3度のヒーローになる好機を荒木に与えたのだった。塁が詰まって打順が自然と荒木に廻って来るようにとした今日の演出家は間違いなく谷繁監督であったと僕には見えた。
ラジオ解説の権藤が言った。
この日のヒーローチャンスが何度も何度も荒木の所に廻って来るという事は、野球の神様が最後には微笑むものだよ!と…。
…と、僕も思った。
しかし、結果は3つのサードゴロという珍しい記録で終わった。同じようなチャンスで同じようにボールを引っ掛けたようなサードゴロを打つ荒木自体が実に珍しかったのだ。
でももし、吉見、岩瀬、そして荒木と何もかもが上手く行ってしまったら…、ひょっとして今シーズンの幸運が使い果たされてしまったのかもしれないから、この未完成は優勝への発展途上の宿題として受け取って行く方がベターであると思うべきなのだろう。
荒木も次は2000本安打という更なる大記録に向かって行くべきだと神様が指示したのに違いない。

かくして、対巨人第2戦は両軍の我慢比べに決着が付かず、延長12回0ー0のコアレスドローという珍しい結果に終わった。
しかしこの4月9日という歴史的な1日は、ドラゴンズファンにとって忘れる事が出来ない1日になるだろう。

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2016年4月 9日 (土)

新しいチームが生まれようとしている

◇4/8(金)…ナゴヤドーム
中日 3-2 巨人

エース大野がやっと宿敵ジャイアンツを倒した。
131球無四球完投勝利である。
前日の延長戦で7投手を動員したブルペンに平穏な一夜をもたらした。正にエース、正に選手会長である。
先日の後輩小熊の完封勝利が刺激になったと語るエースの顔には後輩を想う兄貴分の温かさを感じたのは僕だけだろうか。
自ら反撃のタイムリーを放ち、元選手会長大島に負けてられんと刺激を与えて二者連続の同点タイムリーを呼んだ。
同点の口火を切ったのも、勝ち越しのきっかけを作ったのも、6番藤井のツーベースヒットからだった。
この日までの得点は、周平とビシエド絡みに依るものが殆どであったが、昨夜はこの二人が絡まずに得点した事に大いに意義があるのである。不振を極めていた藤井が口火を切って、打撃が課題の堂上が後の打者に繋いで行って奪った3点は嬉しい限りである。
タイムリー欠乏症の病気を背負った大島にも、ここ数試合で快復の兆しが感じられるからホッとしている。
チームの理想である、みんなの力で戦い、勝つという、誰かがダメでも誰かが代わりにやるチームはホントに強い。そんな強いチームへと向かっている今のドラゴンズはファンをワクワクさせてくれるのだ。
昨日のブログでは「攻撃的なディフェンス」を書いたが正に今日はその鉄壁に守り切るゲームを見せてくれた。
金の取れるプレーで魅せてくれた堂上こそ影のヒーローである。
この日、大野が奪った27個のアウトの内訳が物語っている。
三振7、外野フライ3、ピッチャーゴロ4、セカンドゴロ5、セカンドフライ1、ショートゴロ6、ショートライナー1、である。何と堂上と荒木の二人で13個のアウトを記録しているのだ。もしそのうち一つでも二つでもアウトが取れなかったら、きっと敗れていたかもしれないと改めて思えるのだ。
更に付け加えれば、この日堂上と荒木は二人共2本ずつのマルチ安打を記録している。
単なるディフェンス重視の起用に留まらない所が素晴らしい。今日も頼むぞ!堂上、荒木!

大野がヒーローインタビューで言った。
「明日は僕の師匠吉見さんがきっとやってくれます!」
と。
この大野の言葉を噛み締めながら久々の真のエース吉見のピッチングを見せて貰おうと思う。

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2016年4月 8日 (金)

攻撃的なディフェンスこそ!

◇4/7(木) .... ナゴヤドーム
中日 1-1DeNA(延長12回)

緊迫した投手戦だったのか、目も当てられない貧打戦だったのか、最後まで分からなかった対DeNA第3戦は延長12回1-1で勝敗を分けた。
来日初先発ジョーダンはまずまず期待通りのピッチングを見せてくれた。惜しむらくは6回無死白崎にツーボールナッシングからストライクを取りに行った事。その1球を狙われたように左中間スタンドに運ばれたのが悔やまれる所であった。それ以外は力のある球をコントロール良くコーナーに投げ分け、本人にとってもチームにとっても収穫のある108球だったと思う。
ローテーションの貴重なサウスポーとしての活躍が期待される所である。
タイスコアのリリーフを、又吉、田島、福谷、小川、山井、福の6人が各1イニングをしっかり投げ継いでくれたのも大きな収穫になったはずだ。
そして忘れてはいけないのは、この投手陣を支えている捕手を含めたディフェンス陣の事だ。
昨夜は杉山がマスクを被っていたが、杉山も桂も投手の投球のテンポを最も大事にしてリードをしているように見える。サインを出すリズムや返球するリズムがとてもいいのだ。相手バッターへのヘッドワークがしっかりしているのだと思う。谷繁なき後、我こそレギュラーと凌ぎを削る二人が良い形で競争しているのが分かる。
そして内野陣だが、セカンドに荒木、ショートに堂上が固定されてから実に安定した守備で投手陣に大きな安心を与えているのは明らかである。二人に影響されて周平やビシエドの動きも非常に良い。
スローインに安定感を欠く遠藤や、ポカの多いエルナンデスには悪いが、投手が安心して打たせて取る精神的な余裕は計り知れない力になっている。若い投手が多いだけに尚更である。
谷繁が掲げる「守り抜く野球」の実現は固い守備陣の確立は不可欠である。
しばらくは今のままの布陣で「攻撃的なディフェンス」を続けて行って欲しいと願っている。
ファームの遠藤もとにかく守備を鍛え直して戻って来て貰いたい。

さあ、愈々今日から今季初の巨人戦だ。
吉見も岩瀬も戻って来る。
新旧織り交ぜた新生ドラゴンズが溌剌としたプレーで新しい高橋由伸ジャイアンツを叩いてくれる事を期待している。

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2016年4月 7日 (木)

小熊凌祐という投手

◇4/6(水) .... ナゴヤドーム
中日3-0 DeN

27人目の打者山下の打球がレフト工藤のグラブに収まった瞬間に小さなガッツポーズで初めて微笑む投手がマウンドにいた。
小熊凌祐(おぐまりょうすけ)26歳入団8年目ドラゴンズの投手である。
プロ入り初完投初完封通算5勝今季2勝目を、27打者被安打1与四死球1奪三振5投球数93で成し遂げたのだ。
山井、浜達が不調でローテーションを外れ、巡って来た4番手5番手の先発投手としての順番が廻って来たチャンスを、何と完封勝利という形で答えを出そうとしているのだ。

11、9、12、12、9、13、8、12、7。これは各イニングに要した球数である。いかにコントロールよく打たせて取る投球に徹して来たかを表している。
ラミレス戦術のファーストストライクを狙えという指示にDeNAの打者が全体的に早打ちであった事も球数が少ない要因の一つだが、打者のタイミングや読みをづらしたりコーナー一杯を衝く投球術があればこその凡打の山だったのだ。140キロそこそこのストレートに緩いカーブと速いスライダー、フォークにチェンジアップを低めに丁寧に投げる小熊に老獪な投球スタイルを感じてしまう程であった。
それほどの天晴れなピッチングだった。

マウンドでは頑強なポーカーフェースを貫いて淡々と投げ続ける風情には、職人の匂いがプンプンしてくる。
小熊曰く「喜怒哀楽が顔に表れないのは生まれつきなんだけど、打たれても悔しくないのか!と昔から監督やコーチに言われ続けて来たんです」と。
しかし、このポーカーフェースこそが相手打者にとっては実に不敵で厄介な物であることは言うまでもなく、投手の心が読めないまま打者がその術中に嵌ってしまいがちなのだ。
マウンドで感情を出すな!は吉見のモットーでもあるが、現GM落合が監督時代に望んだ大事な要素でもあった。
小熊は2008年の落合政権5年目のドラフト最下位で入団して来たのだが、滋賀県近江高校出身の小熊は同県八幡商業高校の則本昂大と同学年のライバルとして凌ぎを削っていたと聞く。当時滋賀県では小熊の方の評判がかなり高くドラフト指名されるが、則本昂大は高校生としてはドラフトにもかからなかった。
その則本は今やジャパンを代表する投手の一人として活躍して、わがドラゴンズ小熊の心中の焦りを想像するのは余りある所である。
今からでも十分間に合う。則本のようなダイナミックな力投型とは百八十度違う形の投手であるが生来のポーカーフェースを活かして相手打者を自分の投球術で圧倒して行くクレバーな投手としてジャパン代表を目指して貰いたいと心から願っている。

先制点がレフトスタンドに叩き込む技ありのバッティングを見せてくれた22歳の高橋周平のツーランホームランによる所であったのも、小熊の好投と併せて新生ドラゴンズの黎明を予感させてくれる1勝となった。

3連勝で貯金1、2試合連続完封勝利で、今夜今季初の同一カード3たてを新助っ人ジョーダンで狙いに行く。

おめでとう!小熊凌祐!

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2016年4月 6日 (水)

負けないエースへの道

◇4/5(火) ....ナゴヤドーム
中 日 1-0 DeNA

ピンチピンチの連続で何処かで一本出ていたら大量失点に見舞われたかもしれない昨夜の若松の投球には、「絶対に点を先にやらない!」という土壇場の強靭な粘りを感じる事が出来た。ピンチの割には意外にも安心して見られている自分がいるのを感じていた。力が入り過ぎてコントロールが定まらず、与えた四球も4つと決して少なくはなかったが、ここぞという場面での決め球は絶妙なコントロールのチェンジアップが決まっていた。
結果は7イニング無失点で、リリーバーに後を託した。
田島、福谷も危なげなく最少得点の1点を守りきり、今季初の完封勝ちを収めた。
味方が点を取るまで点をやらない、ランナーを賑わせてもホームに迎え入れない、最終的には負けない、そんな投手こそが真のエースの姿なのだ。
先輩吉見が過去に見せてくれていた「エースの姿」に日々近づく若松を感じている。
2試合登板して2勝である。
今季は果たして幾つ貯金を作ってくれるのか楽しみになって来た。

主将平田の故障抹消の暗いニュースで始まったDeNA第1戦も、好投手ルーキー今永に初勝利を献上することなく先勝した。
主軸の故障や不振で出番が巡って来た控え選手達には大きなチャンスである事を心に期して力一杯思いっきりのプレーでファンをワクワクさせて是非レギュラーを奪って貰いたいと願う所である。

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2016年4月 5日 (火)

いざ!ラミレス、由伸軍団!

岩瀬が吉見が、強い時代の選手が遂に一軍に上がって来そうなニュースが駆け巡っている。
ともあれ嬉しい話である。
スローインの悪さが完治しないでシーズンに入った遠藤は打撃不振も手伝って遂にファーム行きを命じられた。
また出直し、鍛え直しである。
今度上がってくる時はもう二度と落ちる事のないように完治して帰って来て欲しい。
シーズンが始まって9試合、まだまだ何がどうなるのかも見当がつかないところだが、このドラプロは熱く厳しく、愛を込めて綴って行こうと思っている。

シーズン開始から、沢山のドラゴンズファンの皆さんからのメッセージには本当に心から感謝して止みません。

アンチ落合さん、KONAさん、一家言おやじさん、関東の龍さん、どらファン歴45年さん、ありがとうございます。今後共何卒宜しくお願い致します。
秋にはお互いに歓喜の涙が流せる事を期待して応援して行きましょう!

さあ、今日からはラミレス軍団と、由伸軍団を迎え撃つ6日間が始まります。
がんばれがんばれドラゴンズ!燃えよドラゴンズ🎶

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2016年4月 4日 (月)

昨日の苦言が現実となって…

◇4/3(日) .... 神宮
ヤクルト2-3 中日

ああビックリした!
ホントに遠藤と藤井がスタメンから外れていた。
昨日のブログで、1割そこそこの打率でもがいている二人の選手に休養を与える進言を書いたばかりだったので試合開始前のスタメンを見て仰天してしまった訳だ。
谷繁監督も辛抱に辛抱を重ねこの二人を使い続けて来てたんだなあと少しの納得を貰いホッとした所でもある。
3番に上がった平田、6番に上がった周平、代わりに出場したナニータと堂上らが、直接今日の勝利に関わるような試合にはならなかったけれど、それぞれがいい緊張感と共に溌剌とプレーをしていた姿にはチーム内の競争を煽るにはいい効果をもたらしているだろうと思う。
昨日に続き出場したベテラン荒木は今日も若々しくグラウンドを駆け回っていた。安打出塁そして盗塁、ビシエドの安打で今季初の先制点のホームを駆け抜けたのも荒木だった。

試合はネイラーの好投と杉山とレギュラーポジションを争う桂の逆転ツーランホームランで勝利を上げ同一カード3連敗を免れた。
ヤクルトのルーキー投手原樹里の初勝利にストップをかける事も出来たし、ヤクルトへの苦手意識の寸止めも出来ただろう。
これで名古屋に帰って火曜からはDeNA、巨人とナゴヤドームで戦う事になる。
先発投手陣の整備や不調な選手の再調整とやる事は多いが、対戦が一回りするまでの後6試合は様々な取り組みを図り色々な可能性を探って行って貰いたいものだ。

ビシエドにも周平にも安打が出て好調を維持してくれている事が確認出来てホッとしているが、ドラゴンズファンの夢を乗せていつまでもこの調子で進んで行って欲しいと切に願っている。

それにしても想いが届くような現実が目の前に現れるとビックリするものである。

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2016年4月 3日 (日)

勝ち運を持った荒木が厄病神になった理由

◇4/2(土) .... 神宮
ヤクルト7-1 中日

まさに野球の神様に見放されたような試合だった。
そもそもの始まりは初回の疑惑のファーストライナーダブルプレーである。谷繁監督もすぐに抗議に出たが判定が覆ることもなくゲッツー成立でチャンスの芽は摘まれてしまった。
1回2回3回とランナーは出せども3イニング連続のダブルプレーでは攻撃に勢いが出る筈がない。
そしてとどめは8回にやって来る。
周平、代打ナニータの連打、そして代打谷の四球で無死満塁、4点差を一気にひっくり返しそうな雰囲気が漂って来た。バッター大島、強烈な弾丸ライナーがライトを目掛けて飛んで行った。しかし、不運にもライト雄平の真正面である。当たりが良すぎてタッチアップも出来ず、一死満塁に。そしてバッターは荒木、新外国人ルーキの150キロ近いストレートをピッチャー返しに弾き返した。センター前だと思ったその時、この日のラッキーボーイ、ショート今浪が一か八かで飛び込んで来てキャッチ、今浪ー山田ー荒木貴と渡り、何とこの日4つ目のダブルプレーでチャンスを潰しジエンドとなるのだった。
考えてみたらこの日は運に見放された初回の荒木のファーストライナーのダブルプレーで始まり、8回の最大のチャンスも荒木のセンター前未遂の不運なダブルプレーで終わったのだった。
大逆転勝利の広島戦に先発出場した荒木はマルチ安打と今季初盗塁でベテランとして若いチームへの良き起爆剤となって勝ち運を招いたのだが、前夜のヤクルト第一戦では谷繁監督の気まぐれで試合には出して貰えず、代わって起用されたダメナンデスが神宮球場のセカンド付近に悪運を撒き散らしてしまったとしか思えない位の厄病神ぶりであった。
谷繁的には得意の相手投手の右左故という理屈なのだろうが、昨年からも言い続けているが好調な選手イコール勝ち運を持っている選手は外すべきではないと思う。
勝ち運を持った選手を外すという事は野球の神様に逆らう事になるという事をいい加減に理解して貰いたいものである。

それにしても、1割そこそこしか打っていない遠藤を3番に起用し続ける事や、1割を割りそうな打率で打撃内容も悪すぎる藤井を6番に使い続ける事は、果たしてチームにとって最良な事なのだろうか?
他の元気な選手、例えばナニータや谷を思い切って起用するのもチームへのいい刺激になると思うのだが…。
頑固もいいけど、多少の融通もなければ岩は動かないと僕は思う。遠藤や藤井を一度外す事は彼らにとってもきっといい事だと信じる所であるが…。

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2016年4月 2日 (土)

谷繁がエルナンデスを使う意味は?

◇4/1(金) .... 神宮
ヤクルト4-1 中日

花冷えがする神宮球場。
今年初の関東遠征は前夜の大逆転勝利の歓喜の余韻を引き連れて、期待感一杯の試合の筈だった。
しかもエース大野の出番である。
しかし、今年も野外の球場では苦戦を強いられそうな想いを強く持たされた実にお寒い負け試合になってしまった。
山田の先制ホームランに続いたドラゴンズ主将平田の強烈な弾丸ライナーホームランで、面白い試合になりそうな予感がするや否や、その裏自滅気味な大野の下位打線への連続四球がきっかけになりお馴染みエルのタイムリーエラーも出て2失点、これで万事休すの気配がプンプン。点の取られ方が最悪なのだ。
気配がまんまと本当になり、その後一人のランナーも出すことなくヤクルトエース小川に軽く捻られてしまったのだ。
平田のホームランの後15人のバッターは完璧に抑えられたのだ。例によって谷繁監督の頭は完全に思考停止、選手の交代も投手と投手の所の代打ナニータ以外はなく、何の面白味もなく工夫もない実に下らないゲームになってしまったのだ。
しかし、谷繁は何故エルナンデスを使うのだろうか?
前夜は荒木がマルチ安打と盗塁と大活躍だったのに…。

4打席見逃し三振3、1失策、打率1割の非助っ人『ダメナンデス』君を今日も使うのですか?谷繁さん?
全く理解不能ナンデス!

点差以上に完敗だった昨夜の神宮はドラゴンズファンの冷たい涙雨が降り続いていた。

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2016年4月 1日 (金)

チームワークが大逆転を呼んだ

◇3/31(木) .... ナゴヤドーム
中日9ー5

ルーキーの福が必死な形相で好調カープ打線に立ち向かっていた。高めに浮くボールを面白いように弾き返され際どいボールをことごとく見極められ、4回途中まで5失点と苦い初先発のマウンドで青ざめた福がいた。
しかし、しかしだ。
何と昨夜は、福の後ろにベテラン荒木がいた。
ピンチの連続だったが、セカンド方向を振り向いて頷くルーキー福の姿を何度もブラウン管が映し出していた。
結果は、被安打4、与四球4、失点5と散々な初先発ではあったが、懸命に励ましてくれる先輩荒木の言葉に幾度となく勇気を貰ったのではないだろうか。
少なくとも一昨日の浜達や岡田のように孤独の中でKOされた福の姿はなかった。マウンドを降りた後、反撃する自軍にベンチの最前線で大きな声を出して声援する福の姿が見えたのが福がみんなと一緒に戦っている証しでもあった。
昨夜はKOされた浜達や岡田が、ベンチで放心して目線を宙に泳がせていて痛々しかったから尚更である。
後をまかされた武藤、小熊、田島、福谷も同様に荒木を始め後ろの野手達に守られている意識を強く持って投げていたように僕には見えた。
これがチームでこれが戦うということなのだ。
そんなチームの戦う姿が後半の大逆転に繋がったのは言うまでもない事である。打者の次の打者へ次の打者へと繋いで行く姿勢が、粘って粘って勝ち取った平田と藤井の押し出しの四球に如実に表れ、その次の周平の好球必打ジャストミート的な大逆転満塁ホームランに繋がって行ったのは間違いのない事である。
この若いドラゴンズのチームワークが勝ち取った大逆転勝利が今季を戦い抜く為に、大事な大事な一勝になると僕は確信している。
昨日ブログで声高に叫んだ「選手のモチベーション」を図らずも昨夜谷繁監督が考えてくれたかのような采配があちこちに見えたのが驚きであり喜びでもあった。
ベテラン荒木の起用しかり、二軍から上がってきたばかりの選手達、谷、武藤、小熊をすぐに起用して彼らのモチベーションを刺激した事もしかり、珍しくダイナミックな選手交代も見せてくれた。
こんなドラゴンズなら、今年はホントに楽しみである。

それにしても、今年の高橋周平は覚醒したようだ。
今年最初のブログで取り上げたように、高橋周平がヤクルト山田に追い付き追い越す日もそう遠い話でもなさそうな予感がしている。
あの劇的な大逆転満塁ホームランの前の打席で、好投のジョンソンにファールファールで粘り11球投げさせ、もぎ取った四球が今年の高橋周平の成長の姿を如実に表している。ジョンソンには周平一人が3打席23球を投げさせて、6イニング115球で降板を余儀なくさせた事が大逆転に繋がったのも間違いのない事であった。

野球はチームで戦うモノ、という事を改めて知った一夜になった。

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