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2016年4月30日 (土)

谷繁の大いなる過失

◇4/29…マツダスタジアム
広島 9ー4 中日

「自分の経験から、同じ相手とばかり組んでいると投球がパターン化してしまうから投球の幅を広げる為に…」
と、谷繁は桂起用について話した。
若松は21歳、杉山は25歳、桂は24歳でまだ若い。
この「ゆとり世代」の若者にとってひとつの仕事を成し遂げて行くのに大事な事は何だろう?
若松が杉山とのコンビネーションで昨年、同期入団の間柄でプロ入り初勝利を挙げ、以降も年上同期の杉山のリードに呼応するようにリズミカルに投げる若松との間に生まれた信頼関係は、谷繁の捕手経験から来る一般論を遥かに超えた所にあると僕は思っている。
なのに、敢えて若松に桂をくっつけた谷繁の決断は、チームの好調さが招いた心の油断に見えてならない。
今日、若松も桂も明らかに硬かった。どこかしらよそよそしいサインの交換、どこかしら遠慮深いテンポ感で投球し返球する二人のゆとり世代の若者を見て、僕はとても息苦しかった。
ずっーと漂う違和感に破綻するのは時間の問題だと感じていた。今日のゲームは珍しく先制して、しかも相棒の桂のタイムリーも出て、若松はいつも以上にしっかり投げなきゃという意識が高かったのではないだろうか。
今季一番の出来だった若松が、4回の裏突如として変貌してしまうのだ。
コントロールのいい若松がストライクを取るのに汲々とし始めるのだ。アンパイアとのタイミングもすこぶる乱れ始め、際どいボールがことごとくボール判定されてしまうようになるのだ。
もし杉山がマスクをかぶっていたら…、と考えながら見ていたが、こういう時杉山は逆に投球テンポを更に上げる為に素早く早い返球をして若松にドンドン投げさせていたなあと思った。
桂は若松と同じ気持ちになって、ボールと判定された事に対して悔しそうに時間を掛けて返球をして時間を使っていた。若松、桂のバッテリーは益々追い込まれて行くように見えて痛々しかった。結局、四球で出した全ての走者をタイムリーで生還させてしまう、若松にとっては屈辱的な結末で途中降板をさせられてしまうのだった。
昨年も今年も、こんなに不様な若松を僕は見た事がなかった。
このありえない風景は、若松に無理やり桂をくっ付けた谷繁の大いなる過失であったと断言する。

野球界にも「ゆとり世代」の若者は溢れて来た。
一般常識論や一般教育論で語れないこの世代の若者にとって一番大事な事は、『安心』『ノンストレス』なのである。
今日、若松も桂も感じたことのない『ストレス』の中で野球をしたに違いないと僕は考える。

もうひとつ付け加えておこう。
若松はAB型、桂はB型、杉山はO型である。
どう考えても、苦境に於いては若松ー桂よりも若松ー杉山の組み合わせの方が血液型的に間違いなく相性がいいのである。
若松が夫で杉山が妻なら尚更である。

そして、今日は最後まで荒木は出場しなかった。
勝利のキーマン荒木が欠場した試合の敗戦がまたひとつ増えてしまった。
明日は黒田だ。明後日も福井が予想される。
荒木が欠場しそうで3連敗が心配になってくるのは僕だけだろうか?

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コメント

谷繁は 堅い野球をやると思っていたが 頭が固い
流れを読めない 捕手出身の監督として雑なのを認識された3年目である

昨日も勿体無い タラレバ場面が多過ぎる
混戦なセ・リーグなのに勿体無い

昨日も 1点をもっともっと大切に獲っていたら
勝っていたかもしれない

野本のところは 確率的に 代走で杉山使うなら
打席にたたせた方が良かったのではないのか?
今 もっている杉山にかけた方が俺だったら そうしますと思ったら 管理人さんは それ以上のコメントをしている
相変わらず 深いです

今季は どの選手も 1に拘って戦って欲しいです
後1点 後1回 後1球 とにかく 粘って 1に拘って欲しいです

投稿: アンチ落合 | 2016年4月30日 (土) 11時49分

今季は 余り イライラしないのは やはり エルが出てないのと 助っ人が活躍してくれているからだと思います

谷繁が変わったのではなくて 新しい選手と今まで出ていない選手の活躍で勝っているだけです

とにかく 先発に白星をつけて 先行して逃げ切る野球をして 先発陣を今のうちから整備して欲しいです

投稿: アンチ落合 | 2016年4月30日 (土) 12時05分

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