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2016年4月 1日 (金)

チームワークが大逆転を呼んだ

◇3/31(木) .... ナゴヤドーム
中日9ー5

ルーキーの福が必死な形相で好調カープ打線に立ち向かっていた。高めに浮くボールを面白いように弾き返され際どいボールをことごとく見極められ、4回途中まで5失点と苦い初先発のマウンドで青ざめた福がいた。
しかし、しかしだ。
何と昨夜は、福の後ろにベテラン荒木がいた。
ピンチの連続だったが、セカンド方向を振り向いて頷くルーキー福の姿を何度もブラウン管が映し出していた。
結果は、被安打4、与四球4、失点5と散々な初先発ではあったが、懸命に励ましてくれる先輩荒木の言葉に幾度となく勇気を貰ったのではないだろうか。
少なくとも一昨日の浜達や岡田のように孤独の中でKOされた福の姿はなかった。マウンドを降りた後、反撃する自軍にベンチの最前線で大きな声を出して声援する福の姿が見えたのが福がみんなと一緒に戦っている証しでもあった。
昨夜はKOされた浜達や岡田が、ベンチで放心して目線を宙に泳がせていて痛々しかったから尚更である。
後をまかされた武藤、小熊、田島、福谷も同様に荒木を始め後ろの野手達に守られている意識を強く持って投げていたように僕には見えた。
これがチームでこれが戦うということなのだ。
そんなチームの戦う姿が後半の大逆転に繋がったのは言うまでもない事である。打者の次の打者へ次の打者へと繋いで行く姿勢が、粘って粘って勝ち取った平田と藤井の押し出しの四球に如実に表れ、その次の周平の好球必打ジャストミート的な大逆転満塁ホームランに繋がって行ったのは間違いのない事である。
この若いドラゴンズのチームワークが勝ち取った大逆転勝利が今季を戦い抜く為に、大事な大事な一勝になると僕は確信している。
昨日ブログで声高に叫んだ「選手のモチベーション」を図らずも昨夜谷繁監督が考えてくれたかのような采配があちこちに見えたのが驚きであり喜びでもあった。
ベテラン荒木の起用しかり、二軍から上がってきたばかりの選手達、谷、武藤、小熊をすぐに起用して彼らのモチベーションを刺激した事もしかり、珍しくダイナミックな選手交代も見せてくれた。
こんなドラゴンズなら、今年はホントに楽しみである。

それにしても、今年の高橋周平は覚醒したようだ。
今年最初のブログで取り上げたように、高橋周平がヤクルト山田に追い付き追い越す日もそう遠い話でもなさそうな予感がしている。
あの劇的な大逆転満塁ホームランの前の打席で、好投のジョンソンにファールファールで粘り11球投げさせ、もぎ取った四球が今年の高橋周平の成長の姿を如実に表している。ジョンソンには周平一人が3打席23球を投げさせて、6イニング115球で降板を余儀なくさせた事が大逆転に繋がったのも間違いのない事であった。

野球はチームで戦うモノ、という事を改めて知った一夜になった。

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