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2016年5月 2日 (月)

「戦略」「作戦」が見えないチーム

◇5/1…マツダスタジアム
広島 10ー7 中日

大逆転負けという悲惨な姿で新しい月が始まった。
余りにも暗澹たる想いから言葉が出て来ない程である。
谷繁ドラゴンズには「戦略」とか「作戦」とか、果たして確固たるものがあるのだろうか?
そう思えても仕方のない無策な敗戦に映った。
16安打7得点の打線が10安打10得点の打線に負けてしまうのは、明らかにベンチの「頭脳」の問題ではないだろうか。
5回表の攻撃、無死からビシエド、ナニータ、平田、堂上の4人がいずれも初球を痛打して、4球で3点を取った打線の迫力は半端ではなかった。初球攻撃がベンチの指示、ベンチの作戦であって欲しいが、多分違って各バッターのアイデアではないかと思う。4人続けて初球を痛打される相手捕手の会沢の頭の中を疑ってしまうが、とにかくこの時は今年のドラゴンズ打線の積極性とパンチ力は違うと思ったのだ。
続く杉山は逆にボールを選球し四球を勝ち取り出塁するのだが、問題はこの後である。
急遽リリーフ登板した戸田もまだ落ち着かない投球でアップアップしていたので、こここそが一気に息の根を止めてしまう絶好機であった。だからこそまだ5回とはいえ、ベンチの「作戦」の見せ所であるのだ。
しかし、続くネイラーには送りバントをさせるのか、打たせるのかはっきりしない形でフルカウントから三振。
大島、亀沢にもバッター任せで策なく凡退、無死の2人のランナーは残塁で3点止まりで終わるのだ。
谷繁は試合後、16安打を打った打線に対して、ここぞという時にまだ1本が出ない事を指摘して不満を述べていたが、これは全く自分の職務放棄の発言になる事に気付いていないのだろうか?
16本まで打った安打を得点にする為に策を授けるのが監督の仕事ではないのか。
一体何本打てば気がすむのだろう。
監督がこういう恥ずかしいコメントをして欲しくないと感じたファンや選手、いや打撃コーチもそう感じたのではないだろうか。
点を線にして行く仕事、これこそが正にチームの「戦略」であり「作戦」なのだと思う。
谷繁の弁をそのまま受ければ、16本の安打を無駄にしないように自分たちで線にしていかなきゃいけないんだという事なのだろう。
これでは監督は不要である。

ディフェンス面で言えば、その裏の広島の攻撃の事である。リードしてくれたせいか、そこまでいいのか悪いのかはっきりしない出来だったネイラーのストライクが先行するようになり簡単にツーアウトを取った。ただ投球のテンポが上がりイケイケのような雰囲気が少し心配にもなっていた。ストレートが棒球になりそうな不安が的中して、4番新井、5番松山、6番鈴木、7番阿部、8番会沢に5連打を喰らい、そして代打エルドレッドに逆転スリーランホームランを浴びてしまうのだ。5回ツーアウトとはいえ、既に百球を超えていて棒球が増えていたネイラーの替え時は何処かにあった筈である。ドラゴンズ打線以上に当たりだすと手がつけられないカープ打線を6連打される前に止めるのも監督の仕事である。
この件にも試合後谷繁は、「ツーアウトだったから…」と意味の分からない言い訳に終始していたが、監督としては何とも情けない無策である。
結局、その後は上がってきたばかりの小川、3連投の又吉、ワンポイント的に岡田、登板間隔調整で田島、福谷と勝ちゲーム用の投手も総動員するのだが、そのつもりならもっと早く手を打つ必要もあったのではないかと誰もが思ったに違いない。
兎にも角にも、谷繁監督には「戦略」や「作戦」が感じられない。あったとしてもその一貫性のなさは言うまでもない事である。
時に際して「みんなで乗り越えて行く」とか「全員の力で…」とか、宣う谷繁監督だが、やっている事は決してそうではないのだ。
この日も、前日も、荒木、工藤、三ツ俣、桂、武山(この日登録)の5人はユニフォームを汚す事はなかった。
「みんな」「全員」の意味が分かってないのでは…。
高橋周平も骨折でリタイアして、戻ってくるのに数ヶ月かかりそうな報道だが、復帰した時にはペナントレースの蚊帳の外という事のないようにして貰いたいが、「戦略」「作戦」が見えて来ない谷繁ドラゴンズには不安が一杯である。

しかし何度もいうけど、何故勝ち運を持っている荒木を出場させないのだろう?
広島も若いチームだが、ベテラン新井の一生懸命な姿が若い選手やファンに指示されて新井効果となっているのだから、ドラゴンズにもベテラン荒木の存在が必要だと思うのだ。荒木自身も新井の姿がとてもいい刺激になっていると言っているのだから…。

5月に今シーズンが終わらないように祈るばかりだ。

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コメント

ダメージが大きすぎます。3戦で31失点。
コメントで近藤さんの指摘と同じ事を記すのは意味がない。そう思いながらも、触れたくなります。
ビシエドから全て初球打ちの4連打は痺れました。更に無死1・2塁の場面、ネイラーの三振はゲッツーでなかった事を前向きに捉えましたが、問題はその後の2人。
まるで最下位争い真っ只中の昨年の姿を観ているようです。本当にチャンスに弱い1・2番。
30日のゲームで先頭打者として出塁しながら、すぐに牽制アウトで黒田を楽にさせた戦犯行為も、今更ながら思い出してしまいました。
5回裏はコメントに苦しみます。2アウトだから?勝ち投手の権利?カープが福井をさっさと引っ込めたのと対照的です。
この後は、接戦続きの中きっちり勝ちを手にしているタイガースとアウエーでの首位ジャイアンツ戦。
6戦で2勝できれば御の字でしょうか。寂しいな。

投稿: KONA | 2016年5月 2日 (月) 08時42分

またまた広島戦での無様な試合ぶりに、コメントせずにはいられなくなりました。

TV観戦していたのは土曜日だけでしたが、又吉投手はもう見たくありません。彼も藤井選手とかと同様に、あまり考えずに投げているのでしょう。前の打席で本塁打を打っている選手に初球をまた本塁打されるのは、何も考えずに投げているとしか思えません。捕手にも責任は有るとは思いますが、彼は即2軍に落とすべきです。
今のドラゴンズ、選手起用に問題あり過ぎです。岩瀬投手は自ら2軍志願したので、自覚が有ると思いますが、他の選手にも見習って欲しいです。
とは言っても、そういった選手を使うのは首脳陣の責任です。もう限界でしょう。
最後に一言、よく次のカードは1勝2敗で御の字だとか言われる方がおられますが、そんなこと言っていると3連敗するはめになることが多いです。全てにおいて3連勝目指す位でないと、勝ち越すことも難しいでしょう。
常に3連勝を予感させるチームになってもらいたいものです。

投稿: DORADORA | 2016年5月 2日 (月) 12時49分

個人的には試合をしながら選手の足りないところを見つける、課題と育成だと見てます。でも、谷繁は名コーチはやれても、監督は無理っぽいですね。

投稿: ドクロ | 2016年5月 2日 (月) 13時21分

本当に 近藤さんが監督した方が勝てる位の何年監督やってる人ですかね

それにしても 大島 森野がどうにかならないですかね…

弱いんだから ベンチ全員で戦う野球を見てみたい

中日は 1.2番が全く 弱過ぎる

エルでイライラしなくなったら 大島森野谷繁にイライラする自分がいますが 谷繁は 贔屓した選手起用なんてしてる場合じゃないのがわかっているのか?勝つつもりあるのか?

投稿: アンチ落合 | 2016年5月 2日 (月) 20時02分

みなさん 素晴らしいコメントばかりで

スポーツ新聞に載ってましたが
阪神金本監督

ここ1番で どう力を発揮するかが打者の価値だ

と言ってましたが 大島 森野 よく聞いておけ
投手陣 全員に言えますが 谷繁は 本当に ズボラと言うか あれだけ高木を馬鹿にしていたのに
もっと頭を使って 相手が嫌がる野球をやるべきです

投稿: アンチ落合 | 2016年5月 2日 (月) 20時08分

だから、、、、、、、、
谷繁さんではダメなんですって。
二年前から、、、、、、、
最初っからそうだったじゃないですか。

投稿: 最初から今年もドラファンやめてます | 2016年5月 2日 (月) 21時02分

季節外れの夏の陽気…これ以上カッカさせないで欲しい…

今晩は。

本当に酷い3連敗です。同じ打者に、然もポイントになる打者に気前良くポンポン打たせて取られに取られて31失点…荒木が居なければ、吉見が居なければ試合にする事も敵わないのか、このチームは!!そして何より情けないのは谷繁監督!2年間もの間に何を学んだのか?正直、怒りの度合いが強すぎて、書きたいことが纏まらない状態です。

明日からはナゴヤドーム。せめて地元でだけは先の様な醜態は晒さないで貰いたい。

投稿: 一家言おやじ | 2016年5月 2日 (月) 21時20分

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