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2016年6月 4日 (土)

勝負勘とは⁈

◇6/3…ナゴヤドーム
中日 1ー3 楽天

今日のポイントは2点だった。
1つは7回表、ツーアウト3塁から8番足立を勝負に行ってフルカウントから歩かせ、直後の代打銀次の初球に内のストレートを選択してストライクを取りに行ったボールが高めの棒球になったのを銀次にライト前に痛打された所、そしてもう1つは2点リードされたその裏、ツーアウト1塁から四球を奪ったこの日のラッキーボーイ福田に代走亀沢を起用し更に勝負の代打に野本ではなく藤井を起用した所である。

最初の方では、8番の足立との勝負が9番の好投の塩見に代打が来るかどうかを探りながらの中途半端の投球でフルカウントから歩かせてしまった1つ目のバッテリーミスと、代打銀次で相手が勝負に出て来た所でもう一度桂がマウンドに行き銀次との勝負の仕方をジョーダンと確認出来なかった慎重さの欠如から四球後の初球ストレート狙いの銀次にストレートを投げてしまった2つ目のバッテリーミスが重なって出てしまった。

後の方では、この日唯一浅いセンターフライが犠牲フライとなって打点を稼いでいたラッキーボーイ福田にツーアウトの1塁ランナーに敢えて代走を出した采配と、青山が左投手に替えられるのを恐れて代打に野本ではなく両打ちの藤井を選択してしまった采配は明らかに読み違いであった。結果論ではなくこの日の試合こそはこの場面の勝負は1塁ランナーを足の速いランナーに替える事ではなく2塁ランナーをまず返して同点にする為に確率の高い代打を起用する事であったと思う。
何故なら最終回にもう一度打順が回って来そうな福田の所では相手の投手が100パーセント左の松井裕樹になっているからだ。
そして更に野本ではなく藤井を先に使ってしまった事から、この時点ではベンチに右バッターで残っているのが三ツ俣ただ1人になってしまっているからである。

結局、野本を使う場面を失い、藤井を早々1度の代打起用だけという無駄遣いになってしまったのだ。
案の定、最終回平田が松井裕樹から四球を選びツーアウトではあるがランナーを1人置いた最後のチャンスに打順が福田のいた亀沢に回って来るのだが、1発のない左バッターの亀沢に出す代打はなく松井裕樹は軽々と三振を取って試合を終えたのだ。この日のラッキーボーイ福田なら、まだ藤井が残っていれば…、ここでの「たられば」は致命的な「たられば」になってしまった。

目に見えないような見過ごしてしまいそうな部分ではあるが、出さなきゃいけない場面での代走を出さずに出さない方がいい代走に代走を出す采配も、更なる先を予測した上で代打の順番の選択をする采配も、他人にはどうする事も出来ない監督に与えられた大事な専権事項であり頭の使い所、所謂『勝負勘』の見せ場である。

昨夜は2つの大事なポイントでのミスがくっきりと浮かび上がった負け試合になった。
逆の見方をすれば、好投塩見にツーアウトからでも敢えて代打銀次を起用して勝負する事を選択した梨田采配に軍配が上がった夜になったと言えるのかもしれない。

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コメント

「チャンスで向こうは勝負に来て1本取れた。ウチも勝負に出たがヒットが出なかった」。そうですね、その通りです。素人が何を言おうが結局全てが「後付け」「結果論」なんですけど、予測出来るであろう「たら・れば」は存在すると思います。足立に勝負に行ってフォアボールを出した時点でジョーダンの球数を考慮していたら小川にスイッチする事は難しい選択だったでしょうか…。銀次に打たれた事は仕方が無いとしても岡島のタイムリーは防ぐ手立てがあったのでは無いか…。そして福田の扱い。試合の状況も未だどうなるか分からないのに塁に出ると代走…負けている状況なら尚更、福田の長打力は相手に取って脅威になる筈。打つ打たないは別にして、2点差で1人塁に置いて福田だったら松井にもプレッシャーをかけられたのではないかと思うのですが…。ただ、これは全部「後付け」で「結果論」です。然も素人考えの、です。でも…。

さて、楽天相手に連敗は許されません。今日は4月以来の大野。ゆったりと安心して試合観戦したいですね。

投稿: 一家言おやじ | 2016年6月 4日 (土) 11時32分

どのような組織でもそうでしょうが、たいした能力があるわけでもないのに、やたらと上司に可愛がられる部下がいると、その他のメンバーはやる気を無くし、やがてその場を去っていきます。今、中日はこのような状態です。
この場合考えられるのは、上司が本当に人を見る目がないのか、もしくは、さらにその上の組織のトップが承知の上でその上司の行動を黙認している。つまり、その部署を自らは手を染めずに無きものにしようとしているということです。果たして中日はどちらでしょうか?
 近藤さん、いくら監督の采配について文句を言おうと何も変わらないと思いますよ。それを承知の上で監督に据えているのですから。
 もう、球団の姿勢を問わないといけないぐらい、このチームの状況は深刻です。普通の健全な企業であれば、
今すぐにでも首脳陣を再編しますよ。交流戦終了時点で
借金が5以上であれば、実行に移すべきです。まあ、何も変わらないと思いますが・・・

投稿: DORADORA | 2016年6月 4日 (土) 19時18分

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