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2016年8月24日 (水)

クローザー田島が一点差で逃げ切った意味。

◇8/23…静岡草薙球場
ヤクルト 2ー3 中日

何とか逃げ切れるだろう、きっと負けないだろうという想いと、絶対サヨナラ負けに違いない、いつもと同じく溜息で一杯の結果になってしまうだろうという想いが行ったり来たりしながら、最終回の田島のピッチングを見ていた。
8割から9割のドラゴンズファンが、サヨナラ負けを覚悟しながら見ていただろうと察しが付く場面だった。

昨夜は吉見が吉見らしくヤクルトにつけ入る隙を与えない堂々たるピッチングを7回まで見せてくれ、勝ちパターンの祖父江が8回を抑え、満を持して最終回は田島がマウンドに立っていた。

ところが、ヤクルトの反撃に遭う田島はいきなり絶体絶命のピンチに陥ってしまうのだ。
ここに、今シーズンの残り試合を占うヒントがあった。

投げる田島もリードする杉山も、映ったベンチにいる吉見も森監督代行も、皆んなの顔が浮き足立っていないのだ。その絶体絶命の場面をしっかり受け止めて耐えるバッテリーと静かに見守るベンチに見えた。
うーむ?  今までと違う何かがそこにはあった。

信頼?覚悟?開き直り?…何だろう?
いつもと違う!

その空気に僕の心にも不思議な安堵の風が吹き抜けた。

粘るヤクルト西田がいる。
絶対に負けない意志で立ち向かうバッテリー。
息を呑む。
ツーボールツーストライクから9球目、渾身の外角スライダーに西田のバットが空を切った。

逃げ切った!一点差。
楽勝が薄氷を踏む勝利に変わったが、とても意味のあるいい勝利になったと思うのだ。

エースが好投し、セットアッパーがクローザーにバトンタッチして、勝ち越し点を与える事なく試合を逃げ切って勝つ。
これこそが、真のドラゴンズらしい姿なのだ。

未完のスラッガー福田のスリーランによる3点がドラゴンズの大事な得点になったのにも意味がある。
切れのいいスライダーを軸に好投していた由規のたった一球の失投を確実に捉えたホームランであった。

昨日のブログでも期待を込めて記したが、ドラゴンズの秋の逆襲が本当に始まっているかもしれない。

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