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2016年8月27日 (土)

カープにあってドラゴンズにないもの

◇8/26…ナゴヤドーム
中日 2ー3 広島

39回目の逆転勝利をアシストしてしまった今のドラゴンズに広島カープを突き放す力は見つからない事を思い知らされたゲームになった。
同点打は鈴木誠也の当たり損ないのボテボテのサードゴロが内野安打になったものだった。一体いつまで「神ってる」チームなんだろうと思った訳だ。
決勝打も連日のヒーローの菊池涼介が、ツーストライクナッシングから田島のスライダーを強引に引っ張った当たりが三遊間を抜いて行ったものだった。
何かとてつもない大きな力が今年の広島カープには働いているようだ。
ジャイアンツも敗れて、これでマジックが16になった。
「神がかり」なものも確かにあるにはあるが、カープにあってドラゴンズにないものばかり探している自分がいる。
「泥臭さ」「がむしゃらさ」「必死さ」だろうか?
田中も菊池も丸も鈴木も皆んなその莫大な練習量と努力で今の実力を勝ち取って来たのが分かる。もともと持っていたであろう類い稀なセンスを磨くのにも、とにかくひたむきな努力の積み重ねがあったに違いない。
だからその実力には自信が伴って、絶対負けないという信念があるのだろう。でなければ、39回もの逆転勝ちを遂げる事などでき得ない。彼らカープを引っ張る選手達には「なりふり構わない」必死な姿がいつもあるのだ。

今日の試合で、ドラゴンズにもそんな「泥臭さ」「がむしゃらさ」「必死さ」を見せてくれた選手がいた。
荒木選手である。
今季初の一軍先発の八木に背後から激励の声をかけ続けて、八木に何とか勝星をつけてやろうと6回裏ツーアウト一、三塁でセフティバントを敢行し一塁ベースにヘッドスライディングで飛び込んで行って勝ち越し点をもぎ取った大ベテランの姿こそ、今のドラゴンズの全ての若手選手が見習わなければいけない事である。
何とかするんだという必死な姿にしか、勝利の神様は微笑まないのだ。
荒木ひとりの必死な姿だけでは勝つ事は出来ず、一旦リードはしたが最後にはカープ選手達のそれの方が上回り逆転負けを喫したのである。
目標を見失っているとはいえ、今の1試合1試合は大いに意味のある試合である。

25年ぶりの優勝にひた走るカープの選手達や大ベテラン荒木選手の必死な姿に発奮してくれるドラゴンズ若手選手が今日こそ見たいと思っているが…。

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