« 2016年8月 | トップページ | 2017年3月 »

2016年9月29日 (木)

2016、最終章‼︎

◇9/28…東京ドーム
巨人 3xー2 中日(延長12回サヨナラ)

大谷翔平 22才、北に規格外の怪物がいる事を全国的に知らしめた2016年9月28日、大逆転優勝を果たした日本ハムファイターズがあり、一年の締め括りを2試合連続のサヨナラ負けで終えた中日ドラゴンズがあった。
歓喜に酔い痴れるチームと屈辱に塗れるチーム。
対照的な両チームの今シーズンが終了する残酷な夜、両チームのファンはそれ以上の天国と地獄程の違いを受け止めなければいけないのだ。
同じように声を枯らして応援し続けて来た両チームのファンに訪れる歓喜と絶望の時間、この違いは想像を超える程の桁違いの差である事を、チームも選手もスタッフもフロントも理解しなくてはならない。
優勝を目前にして、スタジアムに駆け付ける日本ハムファン、最下位が決まっていてもせめて最終戦だけは勝利をと駆け付けるドラゴンズファンは、同じように尊い大切なファンであることを理解しなくてはならないのだ。

最大11.5ゲームの差を逆転して優勝した日本ハムファイターズは今年の両リーグのペナントレース1番の「天晴れ」である。
そして、58勝82敗3分け借金24で4年連続Bクラス、19年ぶりの最下位の中日ドラゴンズは「大喝」なのだ。

本日、来季の監督に森繁和氏の監督代行からの昇格が発表された。勝負師の素質タップリの小笠原道大新監督誕生への布石なのかもしれない。
森氏には来季抜本的なチーム改革をやり遂げるのを期待したい。4年間負けじ魂が染み付いたチームの垢をしっかり拭い取って貰わなければいけない。
闘志のある選手と闘志のない選手のすみ分けから、未知の選手達から秘められた素質を見つけ出す努力も怠らずにやって貰いたい。
そして何よりも、チームが一つになって同じ方向を目指す機運を構築して欲しいのだ。
明るく前向きで皆んなが元気一杯でパフォーマンスが伸び伸び出来る環境を1日も早く作って貰いたい。

充実期を迎えている広島カープや、イケイケテンションバリバリのDeNAベイスターズや、新旧交代最中の阪神タイガースに、負けないチームを作るのは容易な事ではないかもしれないが、決して不可能な事ではないと思っている。
何となくモヤモヤしたままだった2016から早く脱却して、選手やスタッフ全員がスッキリした形で秋季キャンプに臨んでくれる事を願って止まない。

平田や大島の去就もハッキリせず心配ではあるが、なるようにしかならないから決まった事をしっかり受け入れて、来季も思いっきり厳しく声援を送り続けて行こうと思っている。

今年一年、本当に沢山の人達に様々なコメントを頂き、心からの感謝の念に堪えません。
ひとつひとつの心のこもったコメントにレスポンスが出来なかった事、本当に申し訳なく思っています。
皆さん、一年間ありがとうございました。

このブログでひとまず今シーズンのドラブロを閉じようと思います。

でも、時折何か語りたい事がある時は「番外編」として登場するかもしれません(笑)。

いいぞ!がんばれドラゴンズ!
燃えよドラゴンズ!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年9月28日 (水)

忌々しいシーズンも今日で終わる!

◇9/27…東京ドーム
巨人 5xー1 中日(延長10回サヨナラ)

遂に、ここまでほぼ孤軍奮闘の如く仁王立ちして頑張って来た、タジマジンこと田島慎二が崩れ落ちた。
先発小熊から繋いで繋いで9回を1失点で抑えて来たドラゴンズ投手陣の5番手として登場した、延長10回の田島がアウトを一つも取る事なく村田にサヨナラ満塁ホームランを喰らって万事休してしまったのだ。
攻撃陣も相手よりも多い8安打を放つのだが、相変わらずタイムリーのない散発に終わり、井領のプロ入り初ホーマー初打点の1得点だけに抑えられるのだ。
勝てない症候群に最後の最後まで苦しめられる姿は正に1年を象徴していた。

そんなゲームでの、唯一の収穫は先発小熊の安定して粘り強い投球だろう。1失点も相手のスクイズに拙い守備が絡んでの失点だっただけに惜しかった。
来季はローテーションの軸として大いに期待できそうなのが暗闇に一条の光明であるといえよう。

投手陣の秋季キャンプは12年ぶり落合政権誕生年以来の沖縄で徹底的に走り投げ鍛えられる事が発表された。
打者も若手にはとにかくバットを振りまくって欲しい。
球際に強い選手を1人でも多く作って貰いたい。
ここぞで打てる選手、タイムリーを苦なく打てる強靭な精神の選手を育てるのが喫緊のテーマなのである。

泣いても笑っても、トンデモ記録を更新したりした忌々しい記憶ばかりの今シーズンが今夜の1試合で終わる。

せめて最後くらいは、我々を裏切り続けた大野の爽快なピッチングで締め括って貰いたいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月26日 (月)

2016.9.25をチーム全員の出発点として…

◇9/25…ナゴヤドーム
中日 1ー4 阪神

2016年ナゴヤドーム最終戦を見事に敗れ、80周年に相応しい80敗という不名誉な数合わせをやってのけた、我が愛するドラゴンズは、19年ぶりの最下位も確定してしまった。
雄太の引退登板を終えた最終戦の試合後、岩田と雄太の引退インタビューがあり、その後ドラゴンズ選手、コーチ全員がビッチャーズマウンドに整列した。
公開懺悔の処刑場のような空気が流れている。
佐々木球団社長と選手会長大野が、不様な今季について3万8000人のファンに「お詫び」の言葉を述べた。
怒号やヤジが渦巻く中での、懺悔の言葉はドームに虚しくこだましていた。
なるべくしてなった結果かもしれないし、もっと早いどこかで堰き止める事が出来たのかもしれない。
シーズン前、評論家の殆どがドラゴンズの最下位を予測していた。優勝チームの広島を当てる評論家は些少だったが、最下位予想は殆どが的中だった。
今年のドラゴンズは、開幕前から不協和音が囁かれ、新戦力の目処も立たないままでの船出を余儀なくされ、まともに戦える状態ではなかったのかもしれない。
谷繁監督の戦い方が選手やコーチに浸透する環境もなかったのかもしれないと思ったりもする。
最下位という不名誉な結果が、所謂結果論ではなく、ある程度開幕時から予期された事だったとしたら、ファンへの冒瀆の罪は極めて重いのだ。
落合GMと谷繁監督の軋轢が埋められないまま、開幕を許してしまったとしたら、ドラゴンズフロントの責任への誹りは免れないものである。
皮肉にも、ドーム最終戦は満員御礼札止めであったらしい。整列する選手やコーチに対してファンからの怒号やヤジも仕方あるまい。
しかし、敗軍の輩が多くを語る事なく、この秋、冬、春と選手個々がどうしたらチームが強くなるのかを考え、必ず強いドラゴンズを取り戻す為に精進するから見ていてほしいと言う選手会長大野の言葉は本当に重いのだ。

来季の監督はまだ発表はないし、このオフFAでの主力流出もどうなるか分からないが、この屈辱的な9.25を出発点として、全員で出直して行って貰いたいと願うだけなのだ。

1年間書き続けて来た、このブログも残る所あと2日になってしまった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年9月25日 (日)

窮すれば通ず…81年へ!

◇9/24…ナゴヤドーム
中日 0ー2 阪神

遂に、80周年という記念すべき年の最下位が近づいて来た。
メッセンジャーに手も足も出ない打線が熱投の吉見を見殺しにした。
しかし故障上がりで不安が一杯で迎えた今シーズンの吉見は中盤からローテーションを守り、チームNo. 1の投球回数(規定投球回数には及ばなかったが)の131イニング3分の1を投げ終える事が出来た。
来季に繋がる嬉しい結果を残してくれた吉見が、せめてもの救いであった。
今日先発する、ルーキー小笠原と共に来季はローテーションの両輪としてフル回転し、チームの捲土重来を果たしてくれるであろうと確信している。

この日は、無回転フォークボールで話題を呼んだ岩田慎司投手の引退登板もあった。
まだまだやれそうな29歳であるが、少ないチャンスをモノに出来ず、思い通りのボールが投げられなくなったという理由で潔く引退を決意した。
来季は裏方として、チームを支える立場の仕事に就いて頑張って貰いたい。
今日は、落合政権時代の09年に開幕11連勝で優勝に貢献したサウスポー雄太(川井雄太)の引退登板がある。
一時代ドラゴンズ投手陣の一角を担った2人の引退には驚いたが、若返りを図るドラゴンズ投手陣に於いて少なくなる登板チャンスで力を発揮する事は容易ではない事を物語っている。
岩田!雄太!ありがとうお疲れさま!

ホーム最終戦に微かな望みの最下位回避の勝利を小笠原に託すが、来季への逆襲のシナリオは既に始まっていると信じたい。
最下位当確ではあるが、何故か気持ちはスッキリしているのが不思議ではある。
それは、僕の心が希望に満ちた来季に向かっているからである。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年9月22日 (木)

消化試合は消化試合だが…

◇9/21…東京ドーム
巨人 5ー2 中日
9/22
巨人 4xー3 中日

2日続けて、ギャレット一人にやられて連敗した。
大野、バルデス、田島の三投手がギャレット一人に8失点という大盤振る舞いをしてしまった。
ギャレットといえば、超安全牌だったから甘く見たのかもしれない。それにしても、たった一人に2試合で9点中8点を取られるなんてのはやっぱりどうかしているとしか思えない。
杉山のリードも、もっと慎重であるべきだったが、まあギャレットを見ているとまるで打てそうな雰囲気がないので騙されてしまったのかもしれないと少しは同情をするのだが…。

ギャレットの話はどうでもいいが、大野に対する信頼は崩れっぱなしである。ここまで裏切り続けるガラスのエースも珍しい。味方が点を取るまで踏ん張れない心の弱さ、ここぞという所で打たれてしまう勝負弱さ、野手陣との連携が全く感じられず一人で野球をやっている雰囲気は一体何に由来するのだろう?
実に不思議な感覚に陥ってしまう自分がいるのだ。
大島に時々感じる感覚に似ているかもしれない。
大野にも大島にも、何か同じように冷めた感じを抱く事がある。
今、そのちゃんとした答えは分からないが、僕にとっては大きな大きな疑問である。

パリーグは連日凄い事になっていて、シナリオのラストシーンには何が書かれているか誰にも分からない。

25年ぶり優勝の広島も、CSに初の出場を決めたDeNAも、この世の春を謳歌している。

我がドラゴンズは、オーナーの厳命とはいえ、阪神との最下位争いを勝つ事もそれほど大事な事とも思えない。
それよりも、明日に繋がるゲーム運びを如何にしているかという事の方が大事である。
そんな目線で眺めているが、何とも言えない気分になって来るのは何故だろう?

ちゃんとした答えを編み出す事も出来ないまま、消化試合と化してしまった試合を観るのはなかなか苦しいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月19日 (月)

大エースへの道。小笠原慎之介。

◇9/18…神宮球場
ヤクルト 1ー8 中日

雨の中の126球の熱投、粘投、正に高校野球で負けないピッチングを続けて来た小笠原の真骨頂だったのではないだろうか。ぬかるむマウンドでスパイクに着いた泥を何度も落としながら、一球一球ロージンバッグで滑りを止めて投げる姿は18歳のルーキーではなかった。
この強心臓が再三訪れるピンチに動ずることなく、山田やバレンティンの主力を打ち取る姿は天晴れだった。

この日の小笠原とはタイミングがピッタリあっていた1番坂口と、投げにくそうにしていた2番川端との対決には8打席中7回出塁を許し、自ずとクリンアップとの対決を迎えるピンチを招いていた。
ピンチになればなるほど、ただひたすら腕を振ろうと思って開き直る小笠原のストレート、チェンジアップに、流石の山田もバレンティンも圧倒されていたように見えて実に頼もしく写ったが、ならばもっと早くからやれよ!という森代行の叱咤が聞こえてきそうだ。
しかし、大エースの田中将大もダルビッシュもピンチになればなるほど、ギアを何段階も上げて打者を打ち取っていた。ということは、小笠原も大エースの素質十分であるのは間違いのない事実である。
シーズン末期ではあるが、必死にCS出場を目指すモチベーションの高いヤクルトを手玉に取るピッチングが出来たという事は来季に向けて大きな収穫であった。
プロ入りして14試合目の登板になるが、一段一段階段を確実に上がって来ているのを強く感じた昨夜の小笠原のピッチングだった。
昨夜の神宮は雨中3万人に迫る観衆が押しかけ、7割8割がヤクルトファンの完全アウェイの中で6回3分の2を無失点に強力打線を封じたのは大きな自信になった筈である。
一昨日の小熊といい、昨夜の小笠原といい、不様なシーズンながらも、この終盤になって来季への期待がグンと上がる新生ドラゴンズが垣間見えて嬉しい夜になった。

先発ライトで出場した井領に待望の初ヒット(結局マルチ安打を記録)も出た。
怪我が癒えて一軍に戻って来た荒木にも2安打が飛び出し2千本まで後42本に迫った。
来季も現役続行を希望している岩瀬が最終回に出て来て絶妙なコントロールとスライダーのキレで好調坂口、川端らを3人斬りして、大量点差に恵まれてはいたが往年の岩瀬を彷彿させてくれた。
更に、足の故障が癒えないが代打に登場したビシエドが豪快にひと振り、守っているヤクルト選手が誰一人として動く事が出来なかった大ホームランをライト最上段に打ち込んだ。

かくして、1年間やられっ放しだったヤクルトとの敵地最終戦をありえないような8ー1という大量点差で勝利したのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月18日 (日)

小熊が本当の昼行灯になる為に…

◇9/17…マツダスタジアム
広島 3ー5 中日

予想というか期待というか希望というか、そんなものがほぼほぼ当たると嬉しいものである。
昼行灯、小熊が6回ツーアウトまで好投して、強力カープ打線を1点に抑えてリリーフ陣に後を託した。
昨日の小熊はいつもの昼行灯というよりも、少し力が入っていて、負けられないという気持ちが前面に現れて却って心配だったが、杉山が昼行灯を思い出させるかのように、人を喰った超スローカーブを随所に織り交ぜて小熊をいいリードで操っていた。
カープ打線もいつも通り皆んな真剣な表情で昼行灯小熊に立ち向かって、少しばかり空回りを起こしていたように見えた。
実にナイスピッチングの小熊投手であった。
自らの2点タイムリーや、福田のタイムリー、堂上の押し出し死球、杉山の犠牲フライで、珍しく効率のいい5得点を、皆んなで守って5ー3で逃げ切った。
敵地マツダスタジアムでの最終戦を何とか勝利して今季の2勝目を飾り、ささやかだが一矢を報いた。
小熊のピッチングは今年一年を振り返ってドラゴンズ先発陣の中では吉見と並ぶ安定感を見せたと思う。
そういう意味では5月の阪神戦で原口の打球を手に受けて故障長期離脱したのが悔やまれてならない。昨年の若松以上の活躍が出来、ローテーションの軸になり得ただろうに…。
来季は首脳陣の信頼を得て1年間一軍でローテーションを守り続ける投手になって貰いたい。
昼行灯を極めて、どんな場面でも飄々とマイペースを貫くピッチングをすれば15勝は可能かもしれない。
投球数が比較的多いのが欠点の一つであるが、きわどいボールがボールと判定されるのが多い投手でもあり、その微妙な球をストライクと言わせる為には何が足らないかを考えれば自ずと活路が開けて来るはずである。
小熊にとってもこのオフが本当の勝負になって来る。

僕は大いに期待している。

来季もこの広島カープは難敵であるに違いない。
強力カープ打線にとって、昼行灯小熊が逆に難敵になり対戦成績を少しでも取り返して行ける来季になるように期待しているのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月17日 (土)

頑張れ!昼行灯 小熊投手!

◇9/16…マツダスタジアム
広島 8ー0 中日

拙守、拙攻の集大成のような試合でチャンピオンチームに完敗して、我がドラゴンズの4年連続Bクラスと、CS進出の微かな希望が断たれた夜になった。

チームがこんな状態だから仕方ないが、巷間様々な罵詈雑言に溢れ、熱心なドラキチとしては耳を塞ぎたくなる日々が続いている。
FA取得の大島、平田の去就について、落合GMの責任問題、次期監督に対する憶測など、話題には事欠かないが良い話題が一つもないという哀しいシーズン末期になっている。
噂の域を超えないが、ここに来てGMの引責退任が真実味を帯びて来ているようだ。
どんな形で今季の不甲斐ないシーズンが総括されるのか想像もつかないが、ファンが納得できる経緯と結末で締め括ってもらいたい。

因みに、昨日は5年ぶりに優勝争いを繰り広げて来たファームも、ソフトバンクに敗れて優勝をソフトバンクに持って行かれた。
小笠原二軍監督の下、コーチや選手が必死に戦って来た一年だったが僅かの差で及ばなかった。
「ただただ悔しい!」と小笠原二軍監督は述べたそうだ。若い選手に試合に勝つという事を実感させて行く事で、勝負や野球を教えて行くと常に言っていた小笠原二軍監督にとっては、優勝争いを選手にさせられた事で目標を十分果たしたと言えるのではないだろうか。
今年ファームで優勝争いをした選手達にはこの秋季練習を経て迎える来季が非常に楽しみである。

さて今年散々苦しめられた、広島カープとの最終戦が今日敵地である。
最後の最後位は本当の意地を見せて貰いたいと思ってはいるが…、あまり期待しない方がいいかもしれない。
ただ、飄々とした小熊には期待している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月15日 (木)

効率の悪い攻撃を脱却しなくては…

◇9/14…ナゴヤドーム
中日 5×ー4 巨人
(延長11回サヨナラ)

1.周平2.大島3.藤井、阿部4.大島5.阿部、杉山
6.エルナンデス7.藤井9.周平、杉山10.大島11.井領

これは、昨夜の試合でチャンスで打てずに得点を上げる事ができなかった選手一覧である。数字はイニングであるが、4回は大島凡打の後、エルナンデスがレフト前ヒットを放ち1点は取った。10回の大島は送りバント失敗である。11回は井領凡打の後、その大島がやっとサヨナラヒットを打った。
7回まではジャイアンツエース菅野を攻めたが一本が出なかったのを表しているが、このメンバーの中で一人でいいからヒットを打っていればもっと楽なゲーム運びが出来たはずである。15安打を放ち7個の四死球を貰いながら5得点、しかもそのうち3点は、阿部のホームランとビシエドの押し出し死球、そして阿部の犠牲フライであった。安打での得点は、エルナンデスのレフト前と大島のサヨナラヒットの2点だけである所に苦しい問題が潜んでいるのだ。実に効率の悪い攻撃を相変わらず繰り返しているのである。
最後のチャンスも、プロ入りまだ一本もヒットを打っていない井領を代打に送って(堂上がいるにも拘らず)、力のないサードフライを打ち上げた時、この回も一死満塁のチャンスを潰すのだろうと思っていた。
森代行ではないが、大島がこういうチャンスで打ったのを見た記憶が殆どないからだ。
期待しないと逆にいい事が起こるもんだとつくづく思った訳である。
まさかの大島のサヨナラ打、突然の素晴らしい期待外れにしばし言葉が出て来なかった。
ドラゴンズナインの祝福の飛び出しの勢いが弱かったのも、多くの仲間が皆んなそれ程期待していなかった事の表れではないだろうか(笑)。
実はこの日もここまで3回失敗して来ていたのだ。
とにかくチャンスに弱いのが代名詞の大島が汚名挽回した瞬間になった。

同点もしくはリードされた場面で又吉が好投した後に味方が勝ち越しや逆転する場合も多く、昨夜も直前の11回の表で又吉が坂本、鈴木を連続三振に斬って、ひょっとしたらの予感も過っていた。
結局、又吉がラッキーな6勝目を上げた。

たまには効率のいい攻撃で点を取って、さっさと逃げ切るような試合をやって貰いたいものである。

しかし巨人には6年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年9月14日 (水)

無抵抗試合を見せられて…

◇9/13…ナゴヤドーム
中日 0ー4 広島

完全な無抵抗試合を見せられているかのようだった。
それなりにチャンスはポツポツと訪れるが、ジョンソンに本気を出されたら手も足も出ないのが哀しき現実であった。何故これ程までに…?

スコアラーの問題?
打撃コーチの問題?
攻略法が徹底されない作戦の問題?
選手個々の技量の問題?
染み付いてしまった負け犬根性の問題?

優勝を決めても伸び伸びプレーをし続けるカープの選手とは、月とスッポン位の差が感じられた。

臥薪嘗胆を期して臨んだ、大野は神ったままの鈴木誠也のバッティングピッチャーと化してしまっていた。
伏兵石原に満塁で走者一掃の長打を浴びて万事休す、自己の4年連続の10勝も困難になってしまった。
有言不実行の我がドラゴンズのエース(?)は、この日もドームに駆け付けたファンを裏切った。
代わりに4年連続のBクラスがあと1敗で確定的になってしまった。19年ぶりの最下位だけは…と、次元の低い目標をオーナーが厳命していたが、果たして?

選手会長大野がこけて、主将平田が肩痛でリタイア、遂に飛車角なしで残り10試合を戦うのだろうか?

奮起しろ!ドラゴンズナインよ!
せめて最後だけでも…!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年9月12日 (月)

直倫に見た久々の「集中力」

◇9/11…ナゴヤドーム
中日 4ー2 DeNA

スタメンを剥奪された堂上直倫が、勝ち越しのツーベースヒットをセンターオーバーに打ち返した。
この所漫然とバットを振っている悪い直倫が顔を出していて心配していた。レギュラー扱いでのスタメン起用に胡座をかいている余裕はないのではと思っていたら、ここ一二試合ルーキー阿部にスタメンを奪われて悔しい想いをしていたに違いない。
昨日8回に勝ち越しのチャンスが途中から4番に入っていた直倫に巡って来た。
名誉挽回の絶好のチャンスである。
三上のボールに喰らいついて粘って粘って、8球目の外角ストレートを思い切りセンターに弾き返した。
センター桑原の遥か頭を超えてフェンスに弾んだ。
勝ち越しのツーベースヒットである。
ニコリともしない直倫が2塁ベースに立っていた。
悔しさを思い切り跳ね返した当たりに内心は興奮状態であったのだろう。
久しぶりに見た直倫の「集中力」だった。

7回2失点と好投した小笠原の負けを消して、チームの連敗を4で止めた。
この日は周平も1ホーマー1タイムリーの2打点で、弟分の小笠原を救った。

1球に対する「集中力」は、兎にも角にも若手選手の大きな課題であるから、これからも細かく注視して行きたい。
とにかく、あと11試合である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月11日 (日)

もう来季は始まっている!

◇9/10…ナゴヤドーム
中日 0ー1 DeNA

広島カープが25年ぶりにリーグ優勝を決めた日、ドラゴンズは初のCS出場を目指すDeNAに完封負けを喫した。0ー1の1点が遥か遠い敗戦に終わった。
今シーズンを象徴するような哀しく情けない1日になってしまった。
神がかりな強さの広島に3連敗して、魂まで根こそぎ奪われてしまったかのように元気のないドラゴンズ選手を見て来年も大いに心配になってしまった。
勝てるチームを作り上げるのに、25年の月日を要した広島を見るにつけ、一長一短では負けが染み付いてしまったチームを改革する事が困難である事を実感してしまう。

だが、やらなければならないのだ。
最下位をひた走るチームに対しても、球場に駆け付け声を枯らして応援してくれるファンの為に…。
一刻も早いチーム改革に取り掛からなければいけない。

球団設立80年の節目の年に、全てのウミを出し切って81年の第一歩を踏み出す為に、この秋は徹底的に選手全員が自分をいじめ抜いて貰いたい。

昨夜、2番セカンドで先発したルーキー阿部が2本のクリーンヒットを一、二塁間に打った。
この阿部の右を狙ったシュアなバッティングには可能性を感じる事が出来た。
自分の特性を生かせるように各自が工夫する事も大切なひとつである。

広島の優勝で何処か力が抜けてしまった感は免れないがそれぞれの選手一人一人は、来季に繋がる何かを掴むべく決意で残り12試合を戦うべきである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月 9日 (金)

持ってる力が同じなら、どうすべきか?

◇9/8…マツダスタジアム
広島 7ー4 中日

6勝15敗1分、これが昨日現在の対広島の戦績である。

優勝を目前にした選手達のモチベーションと、25年間忍耐と我慢を強いられて来た広島市民が今やっと手の届く所まで来た歓喜を掴もうとする大声援で、ドラゴンズは木っ端微塵に粉砕され3連敗を喫した。

前述した通りの大差の対戦成績になってしまった原因は一体何だろうか?
森監督代行は、昨夜無惨な3連敗を喫した後、力の差自体はそれほどあるとは思わないが…と述べていたが、果たして本当にそうだろうか?
確かに安打数もチャンスの数も同じようにあるし、投手陣も左程悪い投球をしている訳ではない。
では何が違うのか?
「あと一本が出ない」と良く聞くが、得点圏の打率が違っているのかもしれない。
同じようにミスもするが、その相手のミスにつけ入る事が出来るか出来ないかによっては大きく変わって来る。
広島のミスは失点に繋がらないが、中日のミスは失点に繋がってしまうのかもしれない。

このように書いて行くとキリがない。
力の差自体はそれほどないという事は、こういう、あと一本が出るか出ないかとか、相手のミスにつけ入る事が出来るかどうかも全て含めて「力」なのではないだろうか。

そしてこの差は何処から生まれているかと言えば、間違いなく「集中力」の差であると僕は思う。

一つのボールを18人の選手が、投げて打って追い掛けてホームを踏む数を争うのが野球である。
この一つのボールに対しての「集中力」の違いがそのまま得失点差に現れて来るのである。

走攻守の全てに対しての「集中力」が広島の選手と中日の選手とでは違いすぎたのではないだろうか。

常に走者は先の塁先の塁を目指していただろうか?
常に打者は配球を読み、更にどのような球にも喰らい付いて行く気持ちを持ち得ていただろうか?
そして、常に野手は無駄のない動きで注意深く走者を見て、すきあらば刺す、ましてはダブルプレーは必ず取るという俊敏さを心掛けていただろうか?

当然の事だから、心掛け、目指し、常にアグレッシブでいようとしていたに違いないだろう。
でも、あまりいい答えが出なかったという事はやはりその「集中力」が不足していたと言われても仕方ないと思う。
試合開始からゲームセットまで変わらぬ「集中力」を持続出来る精神力をこのオフには養って貰いたい。

広島の丸も菊池も田中も、彼らはプロに入ってから飛躍的に成長した選手の代表である。
眠っていた能力を磨き、誰にも負けない練習量で自信を付けて行ったと聞く。
下手くそは人の何十倍も何百倍も素振りをし、ノックを受け、ダッシュを繰り返すことしか他人を追い越す事は出来ないと思っていただろう。

持ってる力自体に差がないのなら、その持ってる力を2倍に3倍に10倍にする努力が求められるのではないだろうか。

今年の惨めな悔しさをバネに、ドラゴンズの若手選手の全てが劇的な飛躍を遂げられるように期待したいのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月 8日 (木)

広島市民の積年の想いが…

◇9/7…マツダスタジアム
広島 5ー0 中日

丸のライト前の当たりに突っ込んで来てスライディングキャッチを試みる平田のグラブからボールが惜しくもこぼれる。新井の何でもないファーストゴロを名手森野がグラブにも触れずトンネルのタイムリーエラーをする。 松山が打った当たりがセンターフェンスギリギリに到達するがジャンプ一番大島のグラブに収まらずにスリーベースをあたえてしまう。更に会沢の打ったセカンドの頭を越した辺りの小飛球に、超ダッシュで大島がスライディングするもギリギリ間に合わずショートバウンドキャッチになってしまう。
これが、1回2回に起こった広島の攻撃である。そして全てが3失点に繋がってしまった。
昨夜の吉見の立ち上がりを襲ったアンラッキーの連続に言葉を失ってしまった。
ドラゴンズファンも選手もベンチも、そして吉見も、この現象を最早不運を通り越した、この地広島にのみ起こる誰の力を持ってしても止められない「25年に渡る広島市民の積年の恨みと祈り」が巻き起こす奇跡なのではないかと心の何処かで感じていたのではないだろうか。

広島に6年間負けてない吉見の調子も左程悪くなかったし、ドラゴンズ打線も相手先発薮田に完璧に抑えられていた訳でもなく、ごく普通に戦っているのだが、カープの攻守の陰にその存在すら見えて来ないのだ。
広島カープだけが、超満員のカープファンの大声援の中で、打って走って守る『広島カープワンマンショー』が目の前で繰り広げられているに過ぎないゲームになっていたのである。
いつしかカープと戦っているのがドラゴンズであることすら忘れてしまいそうになる自分がいた。

もう誰にも止められない! これが今のいや今年の広島カープなのだ。

今年の広島は、原爆の日の歴史的な米国大統領オバマの訪問以来特別な一年になった。
その特別がプロ野球においても、四半世紀ぶりに訪れようとしているのだ。
広島市民の積年の想いが天に通じた歴史的な2016年がペナントレース優勝で間もなく結実しようとしている。

ドラゴンズファンとしてみれば、逆に歴史的屈辱を体験する一年になってしまった2016年のとどめとして、目の前で広島カープの優勝胴上げを見せられる覚悟も受認せざるを得ないのかもしれない。
真の強いドラゴンズ再建の為には…。

そして、今宵は果たして?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年9月 7日 (水)

大野を「エース」と呼べない理由

◇9/6…マツダスタジアム
広島 4ー1 中日

『背信』というのは、こういう大野の投球の事を言うのだろう。敢えて「エース」の称号を外して大野を表現したが、こういう大事な試合で期待に応えられないひ弱さが「エース」と呼び切れない所である。
好調打線が今一奮起できなかったのも、この大野の不甲斐ない姿にリズムを見失ってしまったように思えてならない。
6連勝には、チームの一体感や投打の一体感が負けない雰囲気を醸し出して来ただけに、昨夜の広島では投打が分断されてしまってとても連勝中のチームの勢いを感じる事は出来なかった。
点差以上に、大敗感のある一敗になってしまった。
そういう意味でも、大野の『背信』は痛かった。

中1日空いてしまったが、本来ならルーキー小笠原に勝ち星を付ける大逆転勝利を上げて広島に乗り込んで来ただけに、いかに広島がお祭り状態であったとしても今年一番のドラゴンズを見せつけるには絶好のタイミングだったのだ。
返す返す残念でならない。
これをきっかけに脆いドラゴンズに逆戻りして行かない事だけを願うばかりである。

ここ一番に何故大野が力を発揮できないのか、これはやはり心の問題と言わざるを得ない。
平常心を保つ事が苦手なのかもしれないし、持ち得る最高の技術を肝心な所で出せないメンタルのアンバランスが彼を並の投手にしてしまっているのだろうか。
新井に打たれた2本の長打は正に、吸い込まれたようにという言葉が相応しい「どうぞ打ってヒーローになって下さい!」というボールが新井の前で止まってしまったようだった。大野の中にある『気』が勝てば、ボール一つ内に行き新井のバットの芯を外して凡打に打ち取る事が出来た筈だ。
そのボール一つを操るのが心技体のバランスから生まれる『気』であるのだ。

大野には本当の「エース」になって貰いたい。
だからこそ、この『気』を会得すべくオフを送って欲しいと切に願う所である。
シーズン成績が勝ちと負けが同じになってしまうのも、全く同じ要因に由来しているのを強く感じるのだ。

7年目を迎える来季は必ず「エース」と呼ばれるに相応しい強靭な心を持つ投手になって欲しい。

連勝は途絶え、広島の鼻を明かす事が出来ない夜になったが、大野の課題、チームにとっての「エース」という存在の課題が明確になった事を大きな収穫としたい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年9月 5日 (月)

チーム一丸で勝ち取った小笠原の初勝利!

◇9/4…東京ドーム
巨人 3ー5 中日

7イニング127球被安打6与四球3奪三振10自責点3。
これが、18歳小笠原慎之介投手のプロ入り初勝利の成績である。
立ち上がり球威もコントロールも今ひとつの状態で坂本のツーランと小林のタイムリーで3点を失ったが、次第に修正し立ち直った18歳は3回から7回まで無失点で踏ん張った。そんな姿に味方の全ての選手やコーチ、監督が「慎之介の初勝利の為に」と、一丸となって8回に一挙逆転のプレゼントをした。
来日まだ負けた事がないジャイアンツの不良外人マイコラスをマウンドから引きずり降ろして、奴に遂に敗戦の烙印をつけた。
野球の神様が味方してくれたのだ。

3回裏、小笠原はランナーを置きながら、ジャイアンツの強力クリンアップと対していた。
自分の力を試すかのように、開き直って腕を思いっきり振っていた。
坂本には外角ストレート、阿部には外角スライダー、村田には内角低めにストレートを外連味なく投げ込んで、いずれも見逃し三振に斬って取ったのだ。
クリンアップ3人全てが見逃し三振というのも凄い事である。手が出なかった程のいいコースに素晴らしい球が投じられたのだ。
あまりの外連味のないバッターに向かって行く小笠原の投げっぷりが主審名幸に右手を上げさせたのだと思うのだ。

そして遂に、巨人相手にビジター同一カード3連勝、そして今季初の6連勝である。

森代行監督の采配が冴えている。
代打起用も送りバントと盗塁の作戦も、リリーフの人選とタイミング、全てが昨日は上手く機能して勝ち取った逆転勝利であった。
18歳ルーキー小笠原の初勝利というアニバーサルなおまけも付いた6連勝はチームを一丸にするのに十分過ぎる結果である。
若手、中堅、ベテランが上手く混ざり合って勝ち進む今のドラゴンズこそがファンが望む一つの姿である事に違いない。

さて、次は最高潮に盛り上がる祭り状態の広島に最後の殴り込みをかける番である。

待ってろ!カープ!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2016年9月 4日 (日)

いざ!不良外人マイコラスの退治だ!

◇9/3…東京ドーム
巨人 1ー5 中日

立ち上がりの大竹を責めて初回3点を先取した。
昨日予測したようにリードオフマン大島が大竹からツーベースヒットを打ったのを皮切りに、連打、悪送球、タイムリーとあっという間に奪った3点だった。
巨人打線を相手に小熊は、いつもながらいやいつも以上に飄々とした風情で、緩急を多彩に織り交ぜて7回ツーアウトまで0点に抑える好投を披露してくれた。
クルーズにソロホーマーをレフトスタンドに叩き込まれ1点を失うが、そこまではジャイアンツ打線に付け込まれる気配さえなかった。堂上やエルナンデスらのバックのファインプレーにも助けられ、久々の先発登板、ジャイアンツ戦初先発の責務を十二分に果たしてくれた。

これで5連勝だ。実に今季初らしい。
着々と逆襲の歩みを進めているのが嬉しいし頼もしい。

そして、今日いよいよ小笠原が巨人戦初登板初先発を果たす。チームのいい流れが引き続き途絶える事がなければ、初勝利も夢ではない。

相手は先日荒れ狂ってバットを膝で折ったりベンチを蹴飛ばしたりした、トンデモ外人マイコラスである。

野球道具やモノにアタるような人間に野球をやる資格はない。

こんな不良外人はとっととノックアウトして、アメリカに帰してやりましょう!

今日はきっと野球の神様が味方してくれるに違いないと信じている。

ヤクルトはオンドルセク投手に態度不良で途中解雇の厳罰を与えたが、巨人はつくづく甘い球団である。
外人を甘やかしてはダメなのだ。

今日の目的はマイコラス退治である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月 3日 (土)

いい気になってる自分がいる!

◇9/2…東京ドーム
巨人 7ー8 中日

いやはや最後まで気の抜けないゲームになった。
4番手に出て来た福谷が8回にいきなりクルーズにツーランホームランを浴びて1点差に詰め寄られてしまった。
誤算だったが、森代行は早めに見切りを付けて岡田をリリーフに送り、追加点を与えず最終回になだれ込めた。
9回には田島がランナーを1人出して、一発が出れば逆転サヨナラの場面を作ったが、慌てず自信を持ったスライダーでクルーズを打ち取り1点差を辛くも逃げ切った。
シーズン終了まで、全勝宣言を僕が打ち立ててからこれで4連勝だ。
一度は死んだ選手達の目が再び輝き始めたのを感じるこの所のドラゴンズベンチである。
「勝つぞ!」「負けないぞ!」の空気を感じるのも単なる贔屓目に見た感じではなく、皆んな明るく楽しそうにプレーをしていて何よりである。
まだまだ最下位には違いないが、2016年シーズンのささやかな逆襲で有終の美を飾ってくれるような予感もして来た。
不思議なもので、森代行監督の勝利監督インタビューも段々違和感がなくなり、よくチームを把握しているのを感じる。
差別なく好き嫌いのない選手起用もほぼ納得している。
攻撃面の選手起用は辻作戦総合コーチと加藤打撃コーチに殆ど任せているらしく、投手の部分だけを自分がやっていて投手交代のタイミングとかは流石である。

昨夜のヒーローは、平田、福田、周平、藤井らが挙げられるが、日替わりで皆んなが交代に活躍しているのもチーム内の相乗効果の賜物である。

今日は順番から行くと、そろそろ大島の番ではないだろうか?小熊がそこそこ好投して、大島がリードオフマンぶりをたっぷり果たしてくれるような予感がして来た。

何故かいい気になっている自分がいる。
今季一度も味わう事がなかったから、9月位はいい気になるのも許して貰えそうな気がしているが…。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2016年9月 1日 (木)

3人の助演男優賞

◇8/31…ナゴヤドーム
中日 1ー0 阪神

吉見が投げて吉見が打って接戦をモノにした。

8月最後のナゴヤドームで嬉しそうに応援グッズをかきならす少年ファンの笑顔がまぶしく映る試合になった。
試合は、メッセンジャーの剛、吉見の柔が相譲らない息苦しい展開を演出した投手戦となり、数少ないチャンスが7回ツーアウトから訪れた。二死走者2塁、バッターは投手の吉見、代打を送らず森代行は吉見をそのまま打席に送った。「自分で決着をつけて来い!」とでも言われたかのように吉見は、ネクストバッターサークルにいた時からいつも以上に気合が入っているように見えた。
メッセンジャーの初球、真ん中近辺に打ちごろの変化球が入って来たのを積極的に打ち返した吉見の打球はセンター前に抜けて行った。セカンドランナー阿部が必死にホームに駆け込んだ。間一髪阿部の左脚が早く原口のミットをかいくぐってホームベースに触れた。
待ちに待った先制点が吉見によってもたらされたのだ。
吉見は次の8回を3人で斬って、9回を田島に託した。
四年ぶりの完封のチャンスを自ら降板を申し入れクローザーに託したらしい。
重責を託された田島はピンチを招きながらも何とか逃げ切った。
久々の1ー0の最少点差の勝利だった。
3連勝も5月以来である。

吉見の執念が田島に乗り移って抑えきれたと、解説の金村氏が述べていた。正に8月最後のナゴヤドームは吉見の自作自演のワンマンショーになった。

しかし、今日の勝利の助演男優賞を3人のプレーヤーに是非あげたい。

一人目は、高山の物凄い当たりをレフトフェンスにぶつかりながら見事な背走ジャンプで超ファインプレーを見せた工藤隆人である。

二人目は、吉見のセンター前の当たりに躊躇なくホームに突入し、ナイススライディングを見せて生還した阿部寿樹である。

そして三人目は、9回表二死一、三塁バッター原口のボールワンからの2球目、田島のボールは引っかかりアウトコースにそれてワンバウンドした。そのボールを必死に身体に当てて前に落としてワイルドピッチを防いだ杉山翔大である。

この3人の脇役が見事に主演吉見一起をバックアップして、吉見に6勝目を、チームに3ヶ月ぶりの3連勝をもたらしたのだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2016年8月 | トップページ | 2017年3月 »