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2017年3月31日 (金)

敗戦の中で光った三ッ間の投球

◆3/31(金) ― 東京ドーム
 巨 人 6 - 2 中 日


2年連続開幕投手の大野の球はことごとく高かった。
決めに行ったフォークボールも中途半端な落ち方で真ん中辺りの何の変哲もないボールになり痛打されていた。
初回の阿部のホームランも、3回のマギーのタイムリーも、5回の坂本のホームランも、全て中途半端な高さに行ったコントロールミスのボールだった。
杉山は終始、低く低くといった仕草をしていたが、この日の大野はオープン戦のいい姿とはまるで別人のようにコントロールが悪かった。
負けるべくして負け、打たれるべくして打たれた、大野のピッチングであったと思う。
開幕戦という特別な登板故の「力み」があったのかもしれないが、残念である。
今日は敢えて、大野に「エース」の称号は外させて貰った。

新人先発7番ショート京田陽太の功走守に渡る元気一杯なプレーや、外野コンバート6番レフト遠藤の2本のツーベースの活躍、新外人ゲレーロのラッキーな2安打(1本は好走塁によるツーベース)デビューもあり、敗れはしたけれども、新生ドラゴンズへの期待を感じさせてくれる開幕戦ではあった。
中でも特筆したいのは、育成206から支配下43へと昨シーズンオフに階段を一歩上がり、開幕戦3番手としてプロ初登板を果たした、三ッ間卓也・25歳のピッチングである。重信ショートゴロ、小林三振、脇谷レフトフライと3人で1イニングを終えた投球には目を見張った。
スリークォーターから思い切り腕を振って投げ込む三ッ間の投球は、今シーズンを通して貴重な中継ぎとしての活躍を予感させてくれた。
小林を3球で三振に取った、3球目の外角ストレートは
昨シーズン広島の黒田が投げていた、所謂フロントドアのような軌道のボールに見えた。右バッター小林の外角から、外角一杯の一角に少しシュート気味に入ってくる逆カットのようなボールだった。ストライクとコールされ三振に終わった小林はビックリしていた。
とにかく、今年の三ッ間には注目したいと思う。

しかし、阿部が元気なジャイアンツは怖ろしいと思えた開幕戦だった。

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