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2017年4月28日 (金)

待望の強固な先発投手の出現が…

◆ 4/27(木) ― ナゴヤドーム
 中 日 2 - 0 ヤクルト

久しぶりに安心して見られる先発投手が現れたなあとつくづく実感できた夜になった。
  スミ1ならぬスミ2で、初回に取った2点を守り切った理想的なドラゴンズの伝統的な勝ち方でカード勝ち越しを決めた。その勝利の原動力が勿論今季3度目の先発の又吉である。7回112球被安打5無四球無失点でマウンドをリリーバーに引き継いだ。21個のアウトのうち内野ゴロで15個のアウトを取った。勝負球を低めに集めて実に上手いピッチングを見せてくれた。評論家の間では決め球がイマイチだという批評もあるが、ファールで散々粘られても根負けをしない根性がこの又吉には備わっていて最後は涼しい顔で打ち取っていたから頼もしい。
試合が最初からマウンドを降りるまで終始又吉ペースで進んでいて、リードがたったの2点だということさえ忘れさせてくれていたのが不思議である。その位に安心感漲るマウンドさばきであったといえよう。
本人はすこぶる謙虚で、もっと長い回を投げられるように吉見や大野に近づきたいと語っていたのが彼の人柄で彼の高い努力目標が伺える。
実に頼もしい投手になってくれた。
ファン待望のしっかりした先発投手の出現が実現したと言っても過言ではないと確信している。
4年前に四国アイランドリーグ出身投手として綺羅星の如く登場した又吉は3年連続60試合以上の登板を経て今季4試合目の登板から先発に転向した。
セットアッパーという難しいポジションで昨年はリリーフ失敗の場面も多く、又吉にとっての課題も多く見え隠れし始めて来て、今年の又吉のポジションにはとても興味を持っていたのだが、120パーセントで投げようとするセットアッパーよりも、若干脱力して8分程度の力を基準に投球しながらここぞの所で120パーセント出して行く投法がスタミナが十分な又吉には合っていたのではないだろうかと考える。
この強固な先発投手の出現には3年の日々が必要であったのだろうと思う。
吉見と大野にまだ勝ち星がない中、バルデスとツープラトンのローテーションをしっかりと守って行ってくれれば、吉見や大野にも次第にいい流れが伴って来るに違いないと確信している。
5月攻勢がとても楽しみになって来た。

昨夜の又吉のピッチングフォームをじっくりと見たが、デビュー当時のように、ゆったりとした投球動作から踏み出された左足に巻き付くように力強く振られた右腕とその際の右足のケリがとてもリズミカルだったのが確認出来た。先発投手の気持ちのゆとりが、いい時の理に叶ったフォームを思い出した又吉の姿を見て本当に安心した。
  脅威の防御率0.88で月間MVPを是非取って貰いたい。

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