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2017年5月 5日 (金)

又吉が打たれ三ッ間が打たれ敗れはしたが…

◆ 5/ 4(木・祝) ― マツダスタジアム
 広 島 8 - 7 中 日

悪い予感がした。
1点リードで8回逃げ切りに三ッ間がマウンドに上がった時だった。
今のドラゴンズの必勝パターンではあったが、カープの打順が6番西川から、野間、会沢と続く打線と相対する三ッ間の気持ちが心配になったのだ。
昨年、育成選手だった三ッ間がファームでさんざん相対して来たメンバーが続くからである。
お互いに長所も短所も癖もよく熟知していて、支配下になって脚光を浴び始めている三ッ間の方に力が入り過ぎないだろうかと心配していたのである。
案の定いつもの三ッ間と違って力が入っていた。簡単にストライクが取れる投手が力んでボールが高く浮き気味でボールが先行していた。先頭の西川にはファールで粘られカウントが苦しくなり、勝負球がストライクゾーンにシュート回転して入って行ったボールをジャストミートされてライトスタンドに運ばれ同点。プロ入り初の被弾であった。続く野間にもボールが先行して四球を与えてしまうのだ。好調広島打線に於いて一番打ち取りやすいバッターだと思ったが、三ッ間が何故か投げにくそうに見えた。昨年ファームでの対戦を思い出したのだろうか?西川にホームラン、野間に四球と三ッ間に対する不安が的中してしまった。会沢には送られ、代打の切り札新井に狙いすまされたように外角からシュート回転で真ん中高めに入るボールをライト線に痛打されてしまうのだった。ここでも三ッ間はいつもと違い力んでいた。
昨年2軍でしのぎを削った相手、西川、野間を抑えられなかったことが後を引いていたように見えた。
三ッ間の登板に打順のあやが平常心をかき乱す要因を生んだのが何とも皮肉に思えた。仮に同点だったらもう1イニング岡田が投げていたかもしれないし、三ッ間も守りに入る投球をしなくてもすんだかもしれない。
連敗脱出の使命を背負い登板したが相手打順が昨年2軍でさんざん戦ったお互いを知り尽くした面子だったことから目に見えない力みが三ッ間を襲ったに違いない。
現在ドラゴンズに於いて、勝利の使者である又吉が5回5失点と打ち込まれ、リリーフの切り札三ッ間が2失点で逆転され、今のカープ打線は全員が絶好調で手がつけられない状態で哀しいかな3連戦3連敗になってしまった。
今日は取りつ取られつの接戦でドラゴンズもミスのないしまったゲームをしたと思う。好プレー好走塁も出たし両外人からも最後まで緊張感を持ち続けている必死さが伝わってきた。
勝利の女神が広島に微笑んだということだろう。
ただひとつだけ、このことだけは記しておこう。
広島のレギュラーではない選手たちのシャカリキな必死さをドラゴンズの選手特に若手には学んで欲しい。
チャンスを貰った安部を始め会沢や西川や野間らのチャンスを与えられた選手がどん欲で必死にプレーする姿には驚かされる。レギュラーを取るぞというガッツが滲み出ている。
周平や井領や京田ら若手には是非この図々しいまでのどん欲さを学んで貰いたいと願っている。
そういう意味では今亀沢が必死にガムシャラにレギュラーを取るぞとやっているのが分かる。みんながガツガツとハイテンションで競い合うチーム環境を作って行って貰いたいのだ。

解説の前田智徳氏がしみじみ言っていた。
連日満員のスタンドを見て、長い間下位に低迷していたカープのことを皆んな忘れてるんだろうなあと。
この満員の熱狂するファンが選手の背中を押してくれて今の強いチームがやっと出来上がったんだと。
その為には選手には是非連覇を成し遂げて貰いたいと。

我がドラゴンズは今は最高に弱いけど、いつかきっと選手のテンションが最大になるべく強いチームになるように僕達ファンが我慢強く応援し続けていかなきゃいけないんだと、マツダスタジアムで躍動する強いカープを見て改めて思った。

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