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2017年5月25日 (木)

異次元の走塁技術を持つ京田

◆ 5/24(水) ― 横浜スタジアム
 DeNA 2 - 4 中 日

これはひょっとしたら物凄い新人選手が入団したのかもしれないと思った昨夜のゲームだった。
新入団ルーキーでここまで45試合中43試合に出場している京田陽太は、メキメキとプロとしての力を付け始めているように見える。非力だったバッティングも相手投手の攻めに対応するバッティングの工夫が随所に見え始めている。昨夜は4打数4安打で、12試合連続安打を記録している。5月も後一週間を残して、月刊MVPの有力な候補にも名を連ねている。打率も4月は2割そこそこを行ったり来たりしていたが、今は.288で打撃成績12位まで上げて来ている。守備面ではまだまだ時折雑な暴投や落球、後逸をすることもあり完璧には程遠いが、先日このブログでも指摘したが自分の左側を抜けて行く打球への対応に課題があると京田自身も語っていて、少しずつその努力が実りつつあるように打球に対して最初の一歩が早くなっているように伺えるから凄い。
本人がプロとしての自覚に対してなす努力が人一倍であることの現れでもあり、本当に凄い選手になって行くのではという期待がドンドン膨らんで行くから嬉しい限りである。
そしと何より凄かったのは、走塁技術、走塁のセンスである。普通の三塁打が、ちょっとした相手野手のスキを感じるや否や素早い判断でホームを狙い半ばランニングホームランのようにしてしまった走塁には度肝を抜かれた。更に、たったひとつのワイルドピッチに対して、セカンドから一気にホームに突入してしまう判断を咄嗟にする走塁勘といおうかその卓越したセンスに驚かされたのだ。捕手の戸柱の動きを熟視しながら三塁ベースを蹴りホームに躊躇なく向かったその走塁のスピードには改めてビックリである。目の前を走り去る京田のスピードにサードベースコーチ奈良原もたまげたのではないだろうか。一瞬の出来事だったが、異次元の走塁技術に他ならない。試合後、ラミレス監督もその走塁の素晴らしさを讃え、一層警戒する必要があると述べていた。
森監督は、敢えてその凄い走塁は当たり前のように扱いながら、進化している打撃を評価してやってほしいとか述べて煙に巻いていたのが森監督らしくて笑えてしまう所でもある。
京田の為にあった昨夜のゲームだが、鈴木翔太の粘り強いピッチングにも成長を感じた。四球や死球、ワイルドピッチなども目立ちまだまだ不安定さは免れないが、向かい立つ打者にひるまず向かって行く姿にはある種の自信のようなものを感じる。プロの投手として先日1勝を上げたことが相当の自信になっているのではないだろうか。ボールが先行しても向かって行くピッチングには二桁勝てる投手になりそうな予感がしたのは僕だけではないだろう。
京田も鈴木も、若きドラゴンズの未来を造って行く大事な大事な選手であると思うとワクワクして来る。
昨夜勝利した瞬間のナインやベンチの表情を見てるとおよそ最下位に低迷しているチームには見えない位明るかったのが嬉しくて仕方がなかった。
毎試合毎試合若く新しいヒーローが誕生しそうな予感がしてとても楽しみになって来た。

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