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2017年8月17日 (木)

明暗を分けた選手起用と積極的采配

◆ 8/16(水) ― 横浜スタジアム
 DeNA 3χ - 2 中 日
 (9回サヨナラ

ゲームは9回無死満塁の絶体絶命のピンチを山崎が切り抜けたDeNAが、その裏1死からラッキーボーイ嶺井が岩瀬から巧く打った安打が、倉本の積極的なバッティングのサヨナラ打を産み、たった6球で決着がついた。
この9回の攻防でのポイントは、ゲレーロ2球目福田初球の連打で作られた無死二三塁の大ピンチに次のバッター藤井に山崎が初球ボールを投じた所で、DeNAベンチが敬遠満塁策を取ったことと、高橋がサードファールフライに倒れた後代打の遠藤が初球ツーシームを見送りボールの後の2球目甘いシュート回転のストレートを見逃したこと、この2つが勝負を分けた分岐点となった。
藤井に対して悪い予感が走り勝負を避けさせたラミレス監督の直感は当たった。また、前の試合で遠藤に初球真っ直ぐを打たれて負けた山崎が初球だけツーシームで入り、後を真っ直ぐで押して遠藤を撹乱し最後は高めのボールの速球で三振に取った山崎・嶺井のバッテリーに軍配が上がった。遠藤が打てるボールはツーシームの次のストライクを取りに来た2球目のストレートしかなかったのだ。
さかのぼれば7回の攻防にも明暗を分けた分岐点があった。この日の大野はよかった。ストレートもツーシームもキレもコントロールもよく要所要所で投げるクロスファイヤー気味の速球は素晴らしかった。2回の福田のツーランで取った2点で十分逃げ切れるとすら思えるピッチングを見せていた。ただ6回に2死走者なしツーストライクナッシングで田中浩を追い込んだ後に投げたツーシームをしぶとく見逃され、次に投げた中途半端な外角球を三遊間に持って行かれてから筒香、ロペスに連打されて失った1点は勿体無かった。流れが少しベイスターズに傾きかけた7回表先頭の藤井が四球で出塁した。
実はここでドラゴンズには勝負に出て欲しかった。
1点差に追い付かれたのを再び突き放すチャンスだったのだ。しかし、続く高橋、松井、大野に対して何の策もなく藤井残塁で終わってしまうのだが、高橋に送らせて松井、大野には代打で勝負を賭けて欲しかった。
反対にベイスターズはその裏戸柱に代打白崎を送って来るのだ。白崎の打ち取った当たりがラッキーなライト前に落ちツーベースになり、梶谷の進塁打で1死三塁、代打嶺井に対してスリーボールから松井に痛恨のパスボールが飛び出して同点とされてしまうのだ。3回以降0点に抑えていたバッテリーを替えて勝負に出たラミレス采配にラッキーが舞い込んだみたいに思えた攻防だった。
そして、その替わった捕手の嶺井がラッキーボーイになってサヨナラのホームを踏むことになるのだ。

7回の選手起用、9回の敬遠采配、ラミレス監督の先先と行く積極的なムーブメントが森采配を一枚上回った試合となった。
残念で仕方がない1敗となってしまった。

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