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2020年7月31日 (金)

チグハグな采配と深刻な四球病

#036 7/30(木) - マツダスタジアム
広 島 4 - 4 中 日
(延長10回規定により引き分け)

 

44の同点のまま終盤戦に向かう息苦しい攻防となった。

9回ノーアウトから代打三ッ俣の今季初ヒットが飛び出した。次のバッターはプロ入り14年で初の1番に坐った福田だ。主力に繋がる場面だから当然送りバントの策が取られると思っていたら、その気配すらなく福田は自由に打ってライトフライに終わった。

この福田に対してのベンチの策には?が過ぎった。そして更に、この後ベンチは一塁ランナー三ッ俣にピンチランナー遠藤を送ったのだ。代走を出すなら最初から出せばいいのに?である。

すると、ワンアウトから大島に送りバントを命じた?のだ。大島のバントはフライになってツーアウト、遠藤は何とかギリギリに戻ってダブルプレーにはならずに済んだ。3番の阿部には初球、2球目と連続のランエンドヒットの策?を授けるのだが、いずれもファールでボールを捕らえることができなかった。3球目、低い完全なボールを空振りして、阿部は三球三振に終わるのだった。このイニングだけで、幾つもの?が頭を過ぎった。

ベンチの焦りといおうか、腰の定まらない何とも言えないチグハグさが露呈した攻撃に映った。

 

実は、最終回の10回にも、一死後だったが周平が復帰後初ヒットを打って出塁、代走に溝脇が送られた。

バッターは木下だ、投手は右のDJジョンソン、代打に井領が残っていたので勝負をかけてもよかったし、続く京田と岡林に託して木下に送らせてピッチャーにプレッシャーをかける方法もあったが、ここでも残念ながら何の策もなく木下には好きに打たせてライトフライに終わるのだった。

京田は変わった左の塹江(ほりえ)の変化球にバットを当てるのが精一杯のピッチャーゴロで、この日の勝利がなくなったのだ。やはりベンチの勝利への強い意図が感じられる作戦は見られなかったのがとても寂しい。

 

先発岡野は、初回から飛ばす力投を見せていたが、甘いボールを西川と堂林に2本のホームランを浴びて44失点でマウンドを降りた。投げっぷりのいいルーキーだが、やはりスタミナが今後の課題になるだろう。力投型だけに力の配分をテーマに頑張って貰いたいが、ここで一度ローテを外されるような気がした。下からは吉見と小笠原、山井、柳らが調子を上げているから。

 

昨夜はその後を継いだリリーフが何とか全員が無失点で投げ抜いて引き分けに持ち込むことができたが、ただ一つ気になることがある。これは今季ずっーと言われ続けていることだが、ドラゴンズ投手陣の四球禍である。

 

この日も、山本1、福2、マルティネス2と比較的コントロールのいい3人が無駄な四球を出しては自分を苦しめていた。この日の球審佐藤は、高低も左右も割合とワイドに取ってくれる投手には有難いアンパイアだったように見えたが、この3人で5個の四球はやはり多い。山本は2イニングだからまだしも福とマルティネスは1イニングで2個づつだからきついと思う。

木下のリードの問題もあるかもしれないが、一種の四球病と言ってもいいだろう。

これを何とか改良して行くことは、各投手、及びバッテリーに強く望みたい所である。

 

苦手マツダを111分けで、負け越さずにすんだことはよかったが、まだまだ色々課題は山積みである。

 

最後にこの日代打に出てきたルーキー岡林にプロ入り初ヒットが飛び出した。菊池が投げた低めの難しい変化球を技ありのバッティングでライト前に弾き返したが、そのセンスの高さは解説の山本浩二氏が褒めていた。

先発に是非使って見たいルーキーである。

ホントに楽しみになってきた。

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2020年7月30日 (木)

たった1球の失投を見逃さなかった鈴木誠也

#035 7/29(水) - マツダスタジアム
広 島 2 - 0 中 日

 

この日の松葉はコントロール、キレも抜群な投球を見せていた。

カープ野村に勝るとも劣らないピッチングで息詰まる投手戦の装いを呈していた。

カープの4番、イコール現在はジャパンの4番の鈴木誠也は、第1打席1度も振らず三球三振に終わった。しかしこの打席が妙に不気味に映った。

2打席目はタイミングが合わずにショートへ弱いライナーが飛んで63のダブルプレーに終わった。

そして迎えた第3打席、前打席と同じようにビレラが一塁にいた。

松葉の放った2球目のカットが打ち頃の真ん中高めにフワッと入って行ったボール、鈴木誠也は見逃してくれなかった。松葉、Aマルのバッテリーはもう少し内側の胸の辺りに投げてファールを取りたかったのだろうか?完全にコントロールミスの失投だった。

松葉もAマルも一瞬目を瞑ったのでないだろうか、打たないでくれ!と願いながら

カープの4番鈴木誠也は、この失投を待っていたかのように素直にバットをボールにぶつけてきた。無理に引っ張らずセンターに自然に打ち返したボールがセンター右のスタンドに飛び込んで行った。見事な均衡を破るツーランホームランが飛び出したのは6回裏のことだった。

この主軸にプレゼントされた2点を大事に、ドラゴンズ天敵野村のピッチングは要所要所を牛耳って、897球被安打4無四球、完封を目前にして今季初のマツダのマウンドを降りた。

 

ドラゴンズは、昨夜も野村を打てなかった。緩急を巧みに織り交ぜてタイミングを微妙に外す野村の投球術には、やはり手も足も出ないように映った。

何とかしなきゃいけないが、手立てはあるだろうか?

ヒントは6回に京田が見せた技ありのバントヒットにあるかもしれない。

とにかくとにかく、揺さぶり続けることから野村のリズムを乱して失投を招くのを待つしかないかもしれない。

思えば好投松葉の鈴木誠也に対する失投も、一塁ランナーのビレラ(今季盗塁ゼロ)が執拗に松葉を揺さぶって、牽制球を何球も投げさせていた。走るつもりはなくても、走るぞ走るぞとリードするビレラを必要以上に気にしている松葉がいたことは事実だったのだ。

野村攻略のヒントをこういう所から是非見つけて貰い、次回はKOをして欲しいと願っている。

 

好投松葉を見殺して敗れたチームは再び最下位に落ちた。

今日はルーキー岡野を早く楽にさせてやって欲しいが

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2020年7月29日 (水)

神のみぞ知る勝負で、天が施してくれた勝利だった。

#034◆ 7/28(火) - マツダスタジアム
広 島 2 - 3 中 日

今丁度ファームのデーゲームが終わったところだ。

何故だか自分の心が弾んでいるのを感じている。

オリックス相手に大量161で勝ったことも一因だが、それよりも何よりも嬉しい出来事が

背番号7根尾昂が、2本のホームランを放ったことだ。1本目はランナーを2人置いて、オリックス本田投手の内角低めに入ってきたスライダーをものの見事に掬い上げて右中間の1番深い上段の網にぶち当たるスリーランである。

センターとライトの野手が殆ど一歩も動かない程の完全な当たりだった。

そして2本目、今度はレフトとセンターの丁度ど真ん中のフェンスを高々と超えるソロホームランを放った。

これもオリックスルーキーの村西のシュート気味の外角高めのストレートを素直に弾き返した当たりだった。打った後はフェンス直撃かな?と思ったがグングン伸びてスタンドに飛び込んで行った。これは根尾がバットを100%振り切っている証でもある。伸びる打球こそがフルスイング根尾の真骨頂なのだ。昨年までの二軍監督小笠原道大譲りのフルスイングに学んだのだろうか。根尾はこの後の最終打席でもレフトの頭を大きく超える打球を打って、3本目か!とベンチのチームメイトが総立ちしていたが、ほんの10センチ位だろうか、フェンスの1番上に当たって跳ね返る2点ツーベースを記録した。この日は3本の長打で6打点と大活躍を見せた。たまたま観た試合で根尾の2本のホームランと3本目のホームラン未満の当たりが見られて、心の中に鬱陶しい梅雨をつんざく爽快な晴れ間のように眩しい陽が差してきたのを実感したのだ。

根尾の昇格も近いと確信したが

 

昨夜のゲームは、実に神のみぞ知ると言おうか、天が味方をしてくれたような勝ちゲームとなった。

ここ数年不調を極め、更に腰のヘルニアに襲われそのリハビリやらで二軍暮らしを甘んじていた、プロ入り8年目の福谷が満を持して一軍昇格を果たし今季初先発、プロ入り2度目の先発が昨夜の対カープ初戦となった。

Aマルとのコンビで見せた投球は正に見違える程の自信に溢れた見事なものだった。カープ打線を終始翻弄して打たれる気配さえ感じさせない堂々としたピッチングで、無駄球もほぼなく点さえ取ってやれば完封するんじゃないかとすら思えた。遂に6回均衡を破ったのが、マスター阿部の一発だった。

この一発に勇気を更に奮い立たせて6回も1本ヒットは打たれたが、安部からこの日10個目の三振を奪ってゼロに抑えた。福谷といえば突如としてコントロールを乱して四球で自分の首を絞めるケースがあるが、昨夜は無四球だった。ここにも福谷のここ数年の自身の不甲斐なさへのリベンジという強い決意が表れていた。今季初、スカッと完投完封投手が出現する予感も過ぎってきた。

ところが、ところがである。

7回の攻撃で一死一二塁のチャンスで何と好投福谷に代打を告げる与田監督の姿があったのだ。

福谷の投球数はまだ81球、何故だ?何故交代だ?と全てのドラゴンズファンが思ったに違いない。

まだ懲りずにリリーフ勝負に持ち込もうとしている与田監督がいたのだ。

言葉を失って観ていたら、代打遠藤は初球を打ってセカンドゴロ、オーバーランのチョンボをした京田が刺されてゲッツーチェンジだ。

解説の池谷氏が、好投福谷が替って流れが変わるかもとドラゴンズファンの誰もが抱いた心配を語っていた。

リリーフ1番手は、同じ右の佐藤優だった。沈黙していたカープクリーンアップにヒット、四球、ヒットで同点、更に一死後會澤にライト横に打たれ2点目を献上して福谷の勝ちを消した。

ここで、投手が岡田にチェンジする。

1点ビハインドでランナーが一塁と三塁に2人の場面だ。昨日書いたが、与田監督が岡田を信頼して出したのかどうかは定かではないが、ここを切り抜けるかどうかは色んな意味で、これからのシーズンを占いそうな気がした。

 

岡田は、田中を三振、長野は厳しく攻めながらの四球で満塁、絶体絶命となったが、西川をスライダーを続けてセカンドゴロに打ち取り1点差のままでベンチに戻って行った。西川の時途中でAマルがタイムを取ってマウンドに行って岡田と言葉を交わした場面があった。英語かスペイン語か日本語か分からないが何かを話していた。

スライダー勝負と告げに行ったらしいが、Aマルのナイス閃きだった。

西川にバッティングをさせなかった。

 

そしてその後の攻撃でドラマが起こるのだ。

 

ビシエドのヒットで一塁から長駆ホームへ突入する大島の完全なアウトのタイミングのアウト判定で、大島の右手が際どく會澤のミットを潜り抜けたベースタッチを神は見ていたのだ。

 

芦原主審のアウト判定が長いリクエスト審議の末、セーフに覆ったのだ。

 

これで同点に追い付き、直前のピンチに岡田に閃きを伝える為マウンドに行った、Aマルがしぶとく三遊間に転がす内野安打で逆転するのだった。

 

神が見ていた大島の右手のベースタッチと、神がAマルの耳元で囁いたスライダー指令が、与田監督の継投采配ミスを救ったのだ。

 

福谷の好投も負けずに報われた。

これは、心機一転背水の陣の想いでリベンジ登板した福谷の鬼気迫るピッチングへのご褒美を天が施してくれた勝ち星だったと思っている。

 

次こそ、完封をやってくれ!福谷よ!

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2020年7月28日 (火)

岡田への信頼を与田監督が取り戻せなければ…

#033◆ 7/26(日・祝) - ナゴヤドーム
中 日 3 - 9 阪 神

 

与田監督は選手を絶対に責めない。

 

エラーをしても、四球を連発しても、

チャンスに不甲斐ないバッティングをしても、送りバントを失敗しても、明らかなチョンボをしても絶対に。

 

コメントも、エラーをしたくてしてる訳じゃないし、四球を出したくて出す訳じゃないし、バント失敗もチョンボもしたくてしてる訳じゃない、ましてはチャンスでは皆んなヒットを打とうとしているからと。そして、信頼して使ってるのはこちらだから、たとえ失敗をしても次はプラスの方向に行くようまた努力するだけというような実に理解ある優しい監督の姿を徹底して見せている。

 

選手はそんな監督のコメントや姿勢にいつも何を思っているのだろうか?

 

ただ、与田監督は信頼を裏切る選手はなかなか大事な所で使わなくなる傾向があるのは事実である。

 

原監督は、沢村を二軍に落とす時こう言った。「彼はこういう所で投げる為にいる訳だから」と、ちゃんと投げられるようになるまで二軍の阿部の所にいろ!と言ってるように聞こえた。

 

ラミレス監督は、大逆転負けを許した守護神山崎の乱調背信に対して「明日の休みでリセットしてもらいまた来週からしっかりやり返して貰う」と言って揺るがぬ信頼を示した。だが、どう見ても今の山崎の状態は最悪に見えるし本人が完全に自信を失くしてるようだ。山崎こそ放牧が必要な筈だと思えるが果たして。

 

高津監督は、チームの中心主軸の山田の調子が一向に上がって来ないのを見かねて、「ちょっとお疲れのようで、体調管理をするのも僕の仕事で」と言って、抹消した。不本意な気持ちでいるであろう山田を想像するが、チームに迷惑をかける不甲斐なさに唇を噛んでいることだろう。

 

監督の選手に対する接し方は様々だがいずれにせよお互いの信頼の強さに関わっているような気がする。

 

シーズンに入る時、与田監督は岡田を今年のチームのストッパーに指名して揺るぎない信頼を表していた。

しかし、例の「代打三ッ間事件」の試合での同点リリーフでの押し出しで勝ち越しを許しての敗戦、そして翌日同点の9回に登板して無失点でリベンジを果たすも、3連投の翌日1点リードの9回に四球絡みで打ち込まれ逆転を許しとどめは押し出しでマウンドを降りた。

そしてこの79日を境に守護神を剥奪され、以降はせったゲームでの登板機会は与えられなくなった。

121416181921日と6試合登板するも、16日の横浜戦の80という大量リードの試合以外は全て敗戦処理に甘んじた。

その間6試合は6イニング被安打4、四球0、失点0と好投を見せていた。

そして、24日の阪神戦で1点リードで登板した2番手谷元が四球を連発した満塁で起用され、前進守備のレフトの頭を越されるヒットを打たれて久々だったが痛い失点を記録してリリーフ失敗で逆転負けとなってしまった。

27日も梅津の力投でリードした後、岡田のリリーフも期待したが、敢えて福の連投回跨ぎとなり、これが命取りとなって悔しい逆転負けとなった。

福が同点に追い付かれて降板、尚ピンチの場面で「岡田」のコールを聞きたかったが、登板したのがゴンサレス、梅野に初球をタイムリーされて逆転を許したのだ。そこからもゴンサレスは続投して阪神打線につるべ打ちを喰らってゲームは決まってしまうのだ。

岡田に対していささかでも、与田監督の信頼が残っていたらと思うと残念でならない。

 

借金最大8の最下位に位置する与田ドラゴンズだが、リリーバー全員が疲れ切っている中で、逆襲にはキャリアのある岡田の存在が欠かせない筈だ。

 

与田監督に岡田への信頼が戻ること、それこそが今シーズンの残り試合のチームの命運を担っていると僕は確信している。

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2020年7月26日 (日)

段々と一軍がサマになってきた石川昂弥

#032◆ 7/25(土) - ナゴヤドーム
中 日 1 - 0 阪 神

 

10という何とも息苦しいゲームを勝ち抜いた。両チーム先発投手の勝野と西の緊張感溢れる投手戦だったが、ピンチらしいピンチも勝野にはなく、余力を残した6イニング83球での降板となった。この日の好投を築いたのは課題である無駄な四球を出さなかったことにあった。四球の数は2だったが、いずれもツーアウトからのもので、糸井と梅野という前打席でヒットを打たれた2人を警戒しながら、次のバッターと天秤にかけながらの四球だったところに成長が感じられた。

ドラゴンズ投手陣が今季ぶち当たっている四球禍を脱出するヒントになるといいと見ながら考えていた。四球を出さないように出さないようにと思わず出していい四球と出してはいけない四球をよく考えながら投球して行けば次第に四球が災いとなることも少なくなると思うのだ。

勝ち投手にはなれなかったが、ナイスピッチングの勝野は次のチャンスも保証された筈だ。リリーフ陣も福、祖父江、マルティネスのトリオが危なげなく、全員揃ってパーフェクトで完封リレーの勝ち星を上げた。

 

ゲームは7回、福田のヒット、石川昂の送りバント、故障から戻ってきて代打に起用された周平の進塁打で巡ってきた二死三塁に、2試合連続1番起用の井領が渋く三遊間深めに転がした内野安打で三塁ランナーの岡林を向かい入れ、虎の子の1点を皆んなで守り抜いた勝利となった。

プロ入り初のヒーローインタビューのお立ち台に立った6年目苦労人井領の声はドラゴンズファン皆んなが初めて聴いたに違いない。

その初々しい笑顔が負けが込んでいた鬱積を晴らし、心を癒してくれた。

井領は阿部と共に、正に与田チルドレンと言っていい選手で、昨年100打数29安打29分で控えだったがキャリアハイの成績を残して、その殆どを一軍で過ごした。今季は不調の平田や故障のアルモンテを補って余りある活躍で野戦病院チームを支えている。

自信をドンドン重ねて、なくてはならない貴重な駒になって欲しいと願っている。

 

自信といえば、ルーキー石川昂弥がここに来てめきめきと一軍選手としてサマになって来た。

一時は初打席初二塁打だけで、いつ2本目が出るのかとヤキモキさせたが、この日は2安打1犠打、4試合連続安打を記録している。なかなか初球を打たない選手だなと見ていたら、昨日の2打席目では西の初球のシュートボールを三遊間に強く弾き返した。

この積極性を続けて行けば、追い込まれての三振もなくなって行くだろう。

とにかく、ドンドン慣れて行くのが楽しみで仕方がない。

今日辺りいよいよ一発が飛び出すような予感すらして来る。

 

もうひとりの昂(アキラ)も、是非一軍に上げてドンドン経験を積ませてみたい所だが

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2020年7月25日 (土)

続投も地獄、継投も地獄

#031◆ 7/24(金・祝) - ナゴヤドーム
中 日 2 - 5 阪 神

 

試合後、与田監督は「采配ミス」と書いて貰っていい、と自らのミスを認める発言をした。

ゲームを眺めていて、実は至る所にその「ミス」はあったと思った。

監督が自ら「采配ミス」と認めた場面はおそらく7回の満塁のピンチでの外野守備体形についてのことを指して言ったのだろうと推察する。同点は仕方ないが2塁ランナーは返さないという一般的な外野を前に出すという采配である。この時、解説の森野も即外野が前すぎるのが気になると指摘していたが、森野によると巨人とDeNAはこういう前進守備体形を採らない傾向が強いということだが、その違いは一体どこにあるのかは興味深い所ではある。

結果、北条の打球がレフト福田の頭を越えて2点どころか1塁ランナーまで返っての3点を許すことになった。

与田監督は「結果論」として「采配ミス」と書いても構わないと言った。

 

しかし、僕が思う「采配ミス」のポイントは違う。

5回で先発大野を1点リードのまま降板させてリリーフ勝負に出たベンチはまず2番手に右の佐藤を持って来た。

佐藤は見事期待に応え3者凡退で先日の乱調のリベンジを果たした。

そして3番手には谷元を起用。

しかし谷元は連投だ。

上に上がったばかりで昨日は巨人相手に1点ビハインドで実に神経を使う場面での今季初登板を2本のヒットを打たれながらもゲッツーで切り抜け無失点で1イニングを投げ終えていた。

こういう意味からも、この連投起用は厳しいと思うのだ。

大野()〜佐藤()と来たら、3番手は左の岡田か連投だがゴンサレスが先ではなかったのでは。阪神の控えには福留、糸井、近本、木浪と左バッターが控えていただけに。

しかし、与田監督は楽天のコーチ時代に日本ハムでフル回転していた谷元の抜群にいい時期が頭にこびついているのか、谷元に対する期待は昨年からかなり大きいことはよく知っている。

だからという訳ではないだろうが、昨日も無失点で抑えたから今日もと、期待して送り出したのだろう。

この日の谷元は珍しくボールが暴れていた。これは疲れ以外何も考えられない状態だと察することができた。

谷元はボールが先行し、ファールで粘られながら、ワンアウト後3人続けて四球を許してしまうのだ。

満塁になってベンチが動いた。

「まただ!」僕の心は動揺した。

満塁にしての継投がまた行われると。

誰に替えるんだ?まさか

 

予感が的中、ここで岡田だった。

岡田には「満塁」のトラウマが完全に払拭されていないのではないだろうか?と思った。屈辱の押し出しで守護神失格の烙印を押された悪夢が「満塁」のトラウマになったままではないだろうか、と思った。

「満塁」にするまで投げていた投手を降板させて、リリーフを出しての失敗は何度も目撃している。

先日の甲子園の阪神戦でも、「満塁」にした梅津を下ろして、起用した藤嶋がストライクが入らず四球押し出しを連発したばかりである。

与田監督は投手出身だから、リリーフ投手が「満塁」で登板するプレッシャーは半端ないことは重々知っている筈である。それなのに何故?何度も同じ失敗を犯すリスクをリリーバーに課そうとするのだろう?

 

この日の最大の「采配ミス」は、「満塁」まで前の投手を引っ張って、「満塁」になった所でリリーフを送り込んだことだと僕は確信している。

谷元に最後まで責任を全うさせるか、四球を2つ連発した一二塁の所で岡田を送り込むか、どちらかであって欲しかった。勿論その前に谷元の連投と投手起用の順番に関してのミスもあったと思うが

 

「満塁」のトラウマを払拭できていないだろう岡田は、四球押し出しをすることはなかったが、北条に対してボールが先行し、ツーボールになった所でストライクを欲しがって腕の振りが弱くなったボールを痛打されたのだ。

 

結果論であり、たられば、ではあるがもし一二塁で登板していたら、北条をショートゴロ併殺に抑えたような気がしてならない。

 

「満塁」では、続投も地獄、継投もまた地獄なのである。

 

岡田の自信喪失と信頼喪失が心配でならない。

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2020年7月24日 (金)

何故連投の福を同点で…

#030◆ 7/23(木・祝) - ナゴヤドーム
中 日 1 - 6 巨 人

 

与田監督お得意の猫の目打線が今日も空振りをしてしまった。

相手先発が左のメルセデスということだけで、身長よりも遥かに低い打率の武田を1番に起用した所から、その空振りは始まった。

村上コーチが武田を可愛がっているという話は聞いたことがあるが、今季16打数2安打の武田を1番で使う意図が不明だ。

投手が左であろうと、12試合まで同様井領のままで替える必要がどこにあったんだろう。下位打線が作ったチャンスに武田はボールを振って三振と、相手バッテリーに与えるプレッシャーは全くなかったと言ってよかった。

一度だけワンアウトからだったが、1球でバントは決めたのは役目を果たしたが、これも武田でなかったらバントではなく強攻も考えられたであろう。

その位に相手バッテリーから見たらボールを振る武田は、完全に安全牌となっていたと思うのだ。

ならば、思い切ってルーキー岡林を起用してみるとか(勿論これは一番あり得ない案であるが…)、我々ファンにワクワク感を抱かせて欲しいとかねがね思っている。

選手起用に関してはこの試合でも度々首を傾げた場面があった。

1点を追う5回の攻撃で、石川昂がツーベースで出塁、加藤が1球で送りバントを決めて、ここまで失点は大城のホームランの1点に抑える好投の岡野を敢えて諦め代打で勝負をかけた所への代打が石垣だった。右打者はまだAマルも木下もいたが、まだ早いと思っての石垣だったのだろうが、石垣はメルセデスのストレートにタイミングが全く合わず1球もバットを振ることなく最悪の見逃し三振に終わるのだ。続く武田は先程書いた通りで三振だった。もし、捕手2人のAマルと木下の起用を躊躇ったのなら、左の井領、遠藤、溝脇でもよかったのではないだろうか。一軍経験の浅い石垣にはメルセデスのくせ球は荷が重かったと思う。結局、木下と溝脇は試合に出場せずAマルはほぼ体勢が決まった95点差での代打だった。とにかくコマの使い方に工夫が感じられず残念でならない。

やっぱり野手の補充をしていないツケがここでも現れた。右の藤井や伊藤康、三ッ俣、石橋らを上げておけばいいのにと思ったが、与田監督は何か別の事を考えているのだろう。

6回は3連打でビシエドのヒットはタイムリーとなり同点、ノーアウト一二塁と逆転の絶好のチャンスが訪れた。

しかし、得点圏打率が3割超えで周平に次いで2番目の阿部に送りバントをベンチは命じた。阿部は1球でバントを決めて、京田、石川昂の後続に繋いだが、2人は策なく漫然と連続三振で終わるのだ。結果論かもしれないが、何とも勿体ない作戦だと思った。相手守備体型は前進守備だったが、三塁ランナー福田に代走を送るでもなかったから、京田は内野の間を抜く必要が迫られていた。ゴロゴーの作戦を取っていたようなふしはあったが、京田のスイングは大きく感じられた。深い外野フライか強いゴロを打とうと思ったに違いない。総じてベンチの作戦はやはりチグハグに見えてならなかった。

追い付いたが追い越せないから、次々と登板するリリーフ投手へのプレッシャーは増すこととなるのだ。

そして、この日の極め付けの選手起用の?は同点で迎えた8回だ。

同点のままなのに連投の福を持って来たのだ。亀井、坂本、丸、岡本と続く強い打順だから、福を同点でも起用したのだろうが、ここはやはり岡田ではないだろうか。岡田、藤嶋、佐藤の3人で行くべきだと思うのだ。今の福はやはりリードして逃げ切りに使うべきである。しかも連投のリスクを犯す必要はない。まあ、勝敗が決まった最終回に一昨日初戦先発の山本をリリーフに持ってきた時は、二度見してしまう程驚いたのだから、およそ与田監督の考えが理解できる訳はないが

ここまで13試合無失点で大車輪の活躍だった福は、均衡を破られリードを許しただけではなくそのまま8回を最後まで投げさせられて、ウィラーにホームランのおまけを喰らい何と5失点となってしまうのだった。

緊張感が切れた所で交代させてやる策はなかっただろうか?そんなベンチの思いやり気遣いを望むのは今の状況では無理なことなのかもしれないが、福のショックを思えば、そんな気持ちにもなるのだ。

カード負け越しが決まり再び借金7で単独最下位となった。

 

残念だが、最近の与田監督の手ゴマの使い方には今更ではあるが、様々疑問が渦巻いて来る。

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2020年7月23日 (木)

「ありがたや!」が「エースだがや!」に換えなきゃ!

#029◆ 7/22(水) - ナゴヤドーム
中 日 5 - 0 巨 人

 

丁度1週間前、思いもかけなかった(失礼)好投で、ドラゴンズ移籍初勝利を飾った松葉が、ローテーション通り1週間後の昨日、7連勝中ではしゃぎまくって62歳の誕生日を迎える原率いるジャイアンツ戦に登板してきた。

実は(これまた失礼)あまり期待を抱くことなくチームの連敗が続いて行くかもしれないとゲームを観始めていた。

しかし、松葉と木下のバッテリーはいい意味の開き直りで、いかに松葉のボールを速く見せようかと、140キロそこそこのストレートとチェンジアップを軸にした変化球で緩急を巧みに凝らして実に上手いピッチングをして、ジャイアンツ打線にバッティングをさせてないように見えたのだ。

いや、これは先取点を取れば面白くなるかもと思い始めていた。

相手投手は、今年ブレイクしそうな2年目20歳で3連勝中の戸郷だったから尚更この日の松葉のベテランの域に入り始めた丁寧な投球が目立って見えていた。3回ルーキー石川昂の四球と井領の内野安打で作ったチャンスに主砲大島が技ありのバッティングでライト線にタイムリーを放ち待望の先取点を松葉にプレゼントした。

気分をよくした松葉は次の回を松葉用に巨人が並べた右打線のウィラー、石川慎、陽の3人を軽く中左右のフライに打ち取りいいリズムをキープして味方の攻撃に繋いだ。

すると見事応えたのが死球で欠場のビシエドに代わり生涯初の4番に坐ったAマル、戸郷のスライダーをレフトスタンド中段運んで追加点を上げた。更に京田もライトスタンド上段に打ち込んだ。2発に動揺した戸郷はその後四球死球、送りバントを許した所で降板、好調だった戸郷を見事にKOすることができたのだ。

この3点を背に、松葉が2イニング、福とマルティネスが1イニングづつと、危なげなく逃げ切り、巨人の連勝を7で止めた。

苦しんでいたゴールデンルーキー石川昂にも2本のヒットが出たし、2得点1打点2四球と全打席出塁も果たした。

最後の打席の当たりはホームランかと思えた当たりのレフトフェンス直撃ツーベースだった。ホームランを打つ日も近いだろう。

 

しかし、この日はやっばり、あっばれ!松葉!である。

 

先日は、思いもかけない好投に「ありがたや!」と叫んだが、昨夜は、松葉よ!あんたが「エースだがや!」と名古屋弁で叫んだのだ。

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2020年7月22日 (水)

言いたいことが山ほどあって…

#028◆ 7/21(火) - ナゴヤドーム
中 日 0 - 4 巨 人

 

タイトルに続く言葉は、「疲れる」である。

一昨日平田が抹消された。右肘痛らしいが、もっと早い時期に抹消を考えてもよかったのでは

そして試合前の発表で石川駿も抹消された。石川駿は1週間前の横浜戦に代打で出場した際にファールを打った時に手首を気にしていたのだが、その時の痛みが引かず検査したら左手軟骨損傷ということでの抹消らしいが、これだってすぐに検査をしていれば早い時期に治療ができたのに

というように、何につけても後手後手となってしまっているのだ。

因みに、野手2人の抹消だが補充登録したのは投手の谷元1人だ。結局その手立てをしないことが、野手足りずの状況を生んで「代打三ッ間」事件が起こることになるのだ。なかなか学習をしてくれない与田監督は一体何を考えているのだろうか?多分「色々と」と答えるに違いないが

 

ここまでは抹消、登録についてだが、次は打順だ。

1番井領は菅野を打ってるから百歩譲って良しとしよう。問題は3番である。

このメンバーならと、Aマルを初3番に抜擢したのだろうが、Aマルか東京ドームで菅野と初対戦の際は外へのスライダーをバットにかすらせてすら貰えず三振に終わっていた。暫くは菅野のスライダーを打つことはAマルには難しいと思っていた。案の定この日、3打席までは完全にボールの外スライダー攻めで面白いように空振りを取られて3三振でお手上げ状態だった。かろうじて最後の打席で、甘く入ってきた高めのスライダーをセンターにフライを打ち上げたが、このAマルの3番起用は完全にベンチのミスである。それならば、このメンバーの中で考えるなら今まで通りの福田で行くか、思い切って阿部をビシエドの前に置いて福田を5番、Aマルと京田のどちらかを6番か7番に据えるのが妥当だったのではないだろうか。

また主砲ビシエドが菅野の147キロシュート気味の速球を左肘にぶつけられた後、ビシエドにぶつけて若干動揺した表情を見せた菅野を揺さぶる為にも代走に鈍足木下はないだろう。その後捕手のAマルをファースト、木下をそのまま捕手にという無駄に選手を使わない節約の起用だったと思うが、回も終盤でノーアウトでの出塁と相手がくれたラッキーチャンスだったのだ。

ベンチには、俊足ルーキー岡林も遠藤もいた。遠藤は代打にとっておくとしても、岡林を思い切って使う方法はあったのではないだろうか。他にも武田

、加藤がいたが、やはり野手の補充をしておかないから様々な不安な気持ちから代走木下という切羽詰まったような意味のない選手起用をして、菅野、大城のバッテリーにランナーを無視したバッターに専念できる環境をわざわざ与えてしまったのだ。これで勝とうという訳にはいかないことは誰が見ても明らかである。

ホントに与田監督はどうしちゃったのだろう。

幸いビシエドの怪我が骨折に至らず打撲だったのは救いだが、いずれにせよ選手起用にハッキリとした意図が感じられない試合が続いているのが本当に気がかりである。

 

この日、同時にファームのソフトバンク戦を観ていたが、吉見、山井、小熊の豪華リレーに解説の斎藤和美はソフトバンクの若手投手にとってこんなに勉強になる機会はないと言っていたが下ではベテランが頑張っている。

野手も与田監督があまり好きではないらしい藤井や、高松、伊藤康、三ッ俣

、石橋、大野奨、シエラ、根尾、滝野

とまだ一軍に呼ばれてない選手が沢山頑張っている。

今日、誰を呼ぶのか分からないが、使える限度までの選手はちゃんと補充して戦うべきであると思うのだ。

 

余談だが、この日の主審は福家というあまり馴染みのない名前のアンパイアだったが、菅野の外へのギリギリのストレートは99%とっていた。上からのカメラで見るとほぼボールに見えたが殆どがストライクだった。菅野、大城のバッテリーはこの福家主審のこの日の傾向を完全に利用したピッチングをしていた。ドラゴンズのバッターは最後までことごとく見逃しストライクをとられていた。

この福家主審の傾向が菅野のピッチングを非常に楽にさせていたのは間違いないことだと思

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2020年7月21日 (火)

『遠藤』のトーチュウの大見出しに驚いた朝

#027◆ 7/19(日) - 甲子園球場
阪 神 11 - 3 中 日

 

不様なままの気持ちで甲子園屈辱の3連敗をしっかり受け止められずに迎えた翌朝、新聞受けからいつものようにトーチュウを出して開いた一面には『遠藤』という文字が大見出しとなっていた。

「ええっ?遠藤がどうしたんだ?」と瞬間思ったが、写真が相撲になっていた。久しぶりに限定の有観客で開いた7月場所初日に力士の『遠藤』が、横綱鶴竜を破る金星を上げて、豪雨被害に遭った熊本に住む同級生にエールを送ったという記事だった。

確かに「いい話」ではあるが、トーチュウの一面大見出しに?頭を傾げざるを得ない想いになった。よく見ると、左側の小見出しに「与田竜、今季最多借金6」と申し訳なさげにあったが、これが現在のドラゴンズに対しての新聞編集者達の偽らざる気持ちなんだろう。とにかく、これといった話題もなく書けば書くほど批判記事になってしまうのだろう。開いた2面には、相手チームの超ベテラン元中日福留ががむしゃらにやっている写真入りの記事、

3面にやっと孤軍奮闘ビシエドの日米通算1000+2安打の記事とルーキー岡林が初出場初打席でセカンドゴロを打ったことにに「希望の二ゴロ」という寂しすぎる見出しを付けていた。

 

嗚呼、何たる哀しさよ!

こんなチームに誰がした?と叫びたいが、叫べは叫ぶほど惨めになりそうで辛い。

 

ベンチに映る試合に出ない平田の顔、ルーキーで鳴り物入りで周平に代わって期待されて上がってきた石川昂弥もデビューで打ったツーベース1本きりで三振と凡打の山を築くばかりだ。

ビシエド、阿部らが作ったチャンスに石川の打順が回ってくる機会も多く、打ててない事実が可哀想なくらい目立ってプロの厳しさがのしかかる。

 

このチームの危機脱出の方法はどこにあるのだろう?

 

毎日変わる猫の目打線を繰り広げる与田監督、2番武田はないのではないだろうか?ビシエド、阿部と続く現在一番繋がりが期待される打順を敢えて崩して、間にAマルを挟むのも首を傾げてしまう。追い付き、追い越す絶好のチャンスに打線が下位とはいえ、作戦に工夫が感じられない。

 

ランナーを四球と失策でためた満塁のピンチでまだ同点だったが、先発梅津を降ろして起用した藤嶋はストライクが全く入らず、2者連続押し出しという不名誉なピッチングをしてしまう。

 

何をやってもダメな時はダメというがずっーとこんな状態が続いている。

 

ファン離れの噂が絶えない与田竜野球は、この夏を越せるんだろうか?

 

名古屋に帰って、絶好調の賭博ゴルフ疑惑の原ジャイアンツを迎える。

軽薄にベンチで騒ぐ還暦超えの原監督をギャフーンと言わせて欲しいが

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2020年7月19日 (日)

このままズルズルと行ってしまいそうな気もする7月

#026◆ 7/18(土) - 甲子園球場
阪 神 8 - 3 中 日

 

世の中に迷惑をかけたと自覚してるらしい「バレなきャイイジャン男」がお立ち台で「野球で返して行くしかない」発言を神妙な面持ちでしていた。

 

いずれにせよ、このイリーガルマンを打ち崩せず、最下位脱出を果たせずに連敗を喰らってしまった。

 

しかし、負け方、負けっぷりが悪すぎるゲームを連日やってしまった。

日替わりスタメンは相変わらずで、監督の意図を読み取るのも非常に困難になっているような気分でゲームを漠然と観ているのは僕だけだろうか?

 

打順が繋がる感じがしない。

ベンチのやりたい策が徹底してないので選手の中途半端が目立つ。

セオリーがあるのに、そのセオリーを実践しようとする選手の工夫が見られない。

安打は出るが効果的な安打になっていない。

まとめれば、与田監督のやりたい野球が未だに見えてこない。

 

何故だ?

この問いをぶつけたいが、毎日変わる打順に気持ちがついて行かなくなっている。

 

今が「正念場」と改めて言うまでもないが、その「正念場」もとっくに終わってしまっているような気がする時もある。

応援する気持ちも惰性になってしまっていて、ゲームを観ていても集中できない自分がいる。

これではいけないのだが

 

今日、下からルーキー岡林が上がってくるらしい。代わって渡辺が下へ落ちるが、今年も相変わらずドラスティックな入れ替えは期待できないような気がする。

 

ファームのゲームも観るが、4番と27番と29番のベテラン選手が必死にやっている。

 

こんなベテランの力も必要な時もあるのでは

 

タイガースに3連敗だけは是が非でも避けて貰いたいが、果たして?

 

梅津の力投に期待するか?

梅津の相棒がAマルであってほしいが

 

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2020年7月18日 (土)

16個の情けない音が…

#025◆ 7/17(金) - 甲子園球場
阪 神 4 - 1中 日

 

野球以外の話を余りしたくはないが、このチームの危機管理能力のなさにはほとほと呆れている。

チームかダメなのか、選手がふざけているのか分からないが、開幕が遅れて自粛期間中に平気の平左で不倫を貪るエースがいるチームなんで聞いたことがない。若手が3月にタニマチ主催の合コンに出席して3人のコロナ感染陽性者を出して他のチームにも迷惑をかけて、「もうやりまシェーン!」と謝ったばかりなのに、今度は5月にエースが。世の中を舐めてるとしか思えない体たらくである。

頭が悪いか、性格が最低か分からないけど、所詮バレなきゃいいと思っている根性がなってないよ。

その最低男が今夜登板してくるらしい。そんな野郎に負けるわけにはいかないと思う訳だ。

見てろよ!クズエース西勇輝!

 

と、余談はさておき

昨夜は実に情けないゲームだった。

青柳という、相撲でいえば、「なまくら四つ」と言おうか掴みどころがない特徴の投手にいつも翻弄されてしまうのが我がドラゴンズなのだ。

少ない観客の甲子園に「ポコッ、ポコッ」と、響き渡る凡打の音が続き、実に侘しく切ないゲームだった。

殆どのバッターがこの青柳にはタイミングを最後まで合わせられなかった。

7イニングを投げた青柳に、21個のアウトのうち16個が内野ゴロだった。

ゴロの殆どがボテボテが当たり損ねでまるで、コルクの栓が抜けるような乾いた間抜けな音の打球が殆どだった。

思わず笑ってしまいそうになるくらい見事に打ち取られるドラゴンズのバッターを見て、青柳も心の中ではニヤニヤ笑っていたのではないだろうか?

ただひとりビシエドだけがホームランを含む3本のヒットを放ち、後は京田のライト前1本が青柳から打ったヒットである。

一方ドラゴンズの大野も決して悪くはなかったが、不運な2本の内野安打と溝脇の悪送球、そして気落ちした所をサンズという新外国人にライトに打たれて失った3点が最後までこたえた。

 

大野はこれで開幕から3連敗だ。

まあ、ついてないと諦めてまた頑張って欲しい。

 

しかし、この青柳対策だけは、早急に練らないとまた乾いた「コルク音」の連打になってしまう。

栗原コーチ!頼んますよ!

 

 

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2020年7月17日 (金)

お店にマスターが戻ってきた!

#024◆ 7/16(木) - ナゴヤドーム
中 日 8 - 0 DeNA

 

去年開店して人気だった喫茶店「ライトヒッターABE」にマスターが戻ってきた。

このコロナ禍の中マスターは今まで何処に行ってたんだろう?

619日に開幕した最初の頃は今年も美味しい珈琲を淹れてくれる期待を大いに膨らませてくれていたが、気づいたらマスターの顔が見えなくなって寂しく思ってた。

昨日、何とビシエドの後でこっそり顔を見せてくれたマスターがいた。

去年までのマスターで、どんなボールに対して何としても右に、逆方向に打ってやるというしつっこいマスターだった。

右へ右へ右へと、何と3本の逆方向へのタイムリーを放って都合4打点と大活躍のマスターだった。

最後の打席は80となった後で、ちょっと気が緩んだのか、ランナーを2塁に置いて右へという気持ちを忘れて引っ張ってサードゴロに終わっていた。

不味い珈琲を淹れてしまった時と同じ「しまった!」という顔をしてベンチに引き上げてきたマスターを見つけて思わず笑ってしまった。

こういうマスターの正直な所が可愛らしい。

 

この日はマスターの大活躍と、ドラゴンズ投手陣の頑張りで完勝した。

先発岡野を継いだ4人の投手が全員、無失点でベンチに戻って行った。

見事完封勝利である。

 

今季初のお立ち台に上がったマスター阿部は、言葉少なく喜びを語った。

「こういう所はあんまり得意じゃないので」と静かで低姿勢だった阿部に対して解説の鈴木孝政氏が、得意じゃなくてももう少しファンに対して喜びを伝えるようにした方が、というような意見を言っていたが、別にいいじゃない!これがマスターだから。

マスターは無口が似合うからね。

 

お帰りなさい!マスターABE‼️

 

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2020年7月16日 (木)

ありがたやー!と思わず叫んだ

#023◆ 7/15(水) - ナゴヤドーム
中 日 2 - 1 DeNA

 

最近よく見るCMで最後のカットで女優(多分川口春奈)が、「ありがたやー!」と叫ぶものがある。(CM音楽を創る仕事をしているのに何のCMなのか分からないという困った話だが…)

その最後の「ありがたやー!」が頭の中に強く残っているのか、マルティネスが最後のバッター梶谷を三振に取って先発松葉にドラゴンズ移籍初勝利が付くのが分かった瞬間に思わず口に出てきたのだ。

松葉自身にとっても666日ぶりの勝利ということだ。ローテーションの軸のひとり柳の故障離脱で白羽の矢が松葉に立って巡ってきたチャンスだっただけに、この伏兵松葉の勝利はチームにとって「ありがたやー!」という言葉がピッタリのような気がする。

元巨人上原の出身大学、大阪体育大の後輩でオリックスに2013年ドラ1で入団して、昨年武田と一緒にドラゴンズにトレードされてきた松葉だが、昨年も一度だけ先発起用されたがKOされたまま登板機会はなかった。

今季、ファームの練習試合では、右の福谷と一緒に左の一番手で度々先発していたのを観ていた。きっと一軍で通用するか否かの当落線上の位置付けだったのだろうか。

本人としてはおそらく先発候補が下にも沢山いる中で与えられたこのチャンスを背水の陣的な登板だったのではないだろうか。

この日の松葉はコントロールもよく、低めにボールを集めてAマルのリードに応える素晴らしいピッチングを見せていた。

しかし、6回ソトにフルカウントからこの日唯一の甘いボールを見事にライトスタンドに持って行かれた。続く4番佐野にヒットされた所で、藤嶋にスイッチされてマウンドを降りたが、先発の役割は十分に果たす53分の186球被安打6奪三振3無四球1失点の投球は見事だった。

そして、正に「ありがたやー!」なのだ。

藤嶋、祖父江、福、マルティネスの鉄壁のドラゴンズリリーバーらが、1点のリードを守って、松葉に勝ち星をプレゼントしたのだ。

 

今季DeNAに初勝利、そしてDeNA16試合続く白星黒星のオセロゲームは継続した。

今日、岡野が松葉に続けば、DeNAのオセロゲームに終止符を打つことができるが

 

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2020年7月15日 (水)

この日のキーパーソンはもうひとりの石川だったが…

#022◆ 7/14(火) - ナゴヤドーム
中 日 3 - 5 DeNA

 

3時間を切る試合に敗れて最下位に突入、観客も3660と折角有観客としたのに、チケットは余っていた3連戦の初戦、フロントは頭が痛いだろう。

フレッシュなAマルは相変わらずよく打つし、ゴールデンルーキー石川昂弥の一軍昇格と、話題には事欠かないはずのチームだが、何故客が入らないのか?ここの所をフロントもベンチも選手も真剣に考える必要があるような気がしてならない。

試合後の勝っても負けてもお決まりのソツのない与田監督の物言いにも、新鮮さや覇気が伝わってこない。

ドラゴンズ低迷期の谷繁ドラゴンズの時も森繁ドラゴンズの時も同様、監督のコメントに魅了されたことはなかった。

「ようし!明日は球場に行くぞ!」という気持ちが湧いてこないのが、ドラゴンズファンの本音ではないだろうか?それでもチームが強ければ、監督のコメントがつまらなくても球場に足を運ぶだろう。勝利の瞬間を共有するという感動は応援する側にすれば何者にも代えがたいものだから

チームが常勝軍団だった十数年前、指揮官落合は、「勝つことが一番のファンサービスだろ!」とうそぶいていた頃が懐かしい。

 

この日、今シーズン一度も勝ててない横浜相手に、元気もの山本が柳に代わり中5日で登板した。勝利の確率は現状では高いゲームのはずであった。

しかも、相手はローテーションの谷間2年目なのに崖っぷち(ここがすごい投手王国横浜なのだが…)の大貫だったから、その確率も高いものとゲーム前には思えた。

先頭の大島がいきなりのリクエストで内野安打で生きるラッキーから幕が開いたので、更に勝利への期待は高まった。そして2番起用遠藤の上手い送りバントで二進、福田の一二塁間に転がるボテボテを名手ロペスが悪送球失策を犯し、超ラッキーな先取点を山本にプレゼントした。23回と3年ぶり先発セカンド石川駿のファインプレーもあり、山本は無難に切り抜けた。

この時、この試合は与田監督が抜擢した6番セカンド石川駿がこの試合のキーパーソンになるような気がしてならなかった。新人石川もいいけど、どっこい6年目の石川も試合に使って貰えさえすればやったるぞ!という気持ちが強かったのではないだろうか。初回の守りから、初打席から、闘志が漲る石川駿がいた。

 

しかし、その運を呼ぶような風を逆に呼び戻してしまったような与田采配が見えたのだ。

 

2回先頭の石川駿が初球を積極的に、クリーンヒットして出塁した。ここは確実に京田にはバントを指示すべきだった。バントが成功すれば、次に控えるルーキー石川昂弥に繋がり、よしんば点にならなくても球場やベンチ、テレビのこちらも盛り上がったことは間違いなかった。しかし、初球は中途半端にバント失敗、2球目からはサインが変わってしまったのだ。京田工夫の感じられない普通のバッティングでセカンドゴロ併殺となり、折角のチャンスを潰してしまうのだ。

しかし、これは京田の責任ではなく完全にベンチの策の不徹底が招く、今季度々見る采配ミスであった。

そして、4回に致命的ともなる事件が起こるのだ。佐野のタイムリーで追い付かれるが、宮崎三振、倉本ショートゴロ併殺で最小失点で終えるはずだったが、セカンドベース上のプレーにラミレス監督がリクエスト、何とセカンド石川駿がベースを踏んでいないで送球したと見なされ、併殺はならなかったのだ。気落ちした山本から伊藤光がヒットを放ち、走者が皆んな返ってきてしまい、痛い一挙5点を奪われてしまったのだ。

慣れない守備とは言えず、あるはずのない触塁ミスを犯した石川駿にはゲッツーを何としてもというはやる気持ちが焦りを招いてしまったのだろう。

見逃してくれなかったラミレス監督が石川駿にもたらした教訓はデカイはずである。この恥ずかしくも悔しい気持ちはこの試合中に何とか払わねば、と思っていただろうし、また我々もそこに期待する所があった。

しかし、7回の3打席目で死球を受けた後、交代を命じられるのだ。

石川駿の打順を考えると、89回で回ってくるのは8番目になる。

3点のビハインドを追い付きひっくり返す為の大事な順番が巡る可能性大だった。致命的なミスはしたが、ファインプレもあったし、3打席で2度出塁したこの日の石川駿にはやっぱり何かを秘めているはずだ!。

しかし、と、思えない監督がいたのである。最終回Aマルのタイムリーで2点差ランナー二塁の所で、代わっていなければ石川駿だった。

結果は分からない、しかし、この日の石川駿は最後まで引っ込めてはいけなかったと僕は思っている。

交代の意味は分からない、与田監督流に言えば「色んなことを考えて」ということだろうが、折角監督自らスタメンに大抜擢してその存在感は見せていたのだから、この日は石川駿

 

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2020年7月14日 (火)

もうひとりの昂は?

#021◆ 7/12(日) - ナゴヤドーム
中 日 2 - 7 広 島

 

21世紀少年石川昂弥19歳は712日、実に鮮烈なデビューを飾った。

本人は緊張で震えていたらしいが、第1打席にカープ3年目遠藤のキレのいい外角スラーブを崩れた体勢で技ありのバットコントロールでレフト線に弾き返したツーベースで初打席を飾った。

その後の3打席が三振というのも何かスーパールーキーらしい伝説となりそうだ。たった1回だった守備機会も難なくこなして周平の穴は何とか埋めた。

一軍に上げて即スタメンに起用することは、与田監督としては珍しい出来事でもある。それだけ待ちに待った、期待に溢れた素材であることは間違いない。それだけに若さに任せた思いっきりのプレーを走攻守すべてに期待したいところである。周平が戻ってきた時に監督の頭を悩ませる選手になっているのを心から願う所だ。

 

チームが今ひとつ弾けない状態で低迷している時だからこそ、与田監督にはファームで溌剌とやっている、根尾昂や石橋康太、そしてルーキー岡林なんかを一度に上げてレギュラーと競わせるような英断があってもよかったのではと思うが、与田監督としては、ボチボチ機会を見てという慎重な考えなんだろう。

 

今回の石川昂弥の華々しいデビューの姿を見て一番悔しがったのは、間違いなく1年先輩20世紀末少年根尾昂だろう。根尾推しの僕も悔しい。

果たしていつのタイミングで上げて貰えるのかは分からないが、希望を持って下で様々なポジションに挑んで欲しい、これが僕の願いである。

 

与田監督のスタメンや、様々な選手起用に今ひとつ一貫したものやハッキリとした意図は感じられないが、このミステリアスな所が、与田剛監督なんだろうな。

 

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2020年7月12日 (日)

痛すぎる周平の怪我

#020◆ 7/11(土) - ナゴヤドーム
中 日 4 - 19 広 島

 

ビシエドのサヨナラホームランの翌日ドームに駆け付けたファンは今日は何をプレゼントして貰えるんだろうと楽しみでワクワクしていた筈だ。

初回初球の勝野のストレートをレフトスタンドにライナーで運んだカープのトップバッター新外人ピネラの一発がこの試合の先行きに暗雲を予感させる狼煙(のろし)となってしまった。

しかし、その裏すぐに不調を極めている平田が、久しぶりのスタメン2番に発奮して今季第1号をレフトスタンド上段に打ち込んだのだ。

平田の一発に湧き上がるベンチ、更に初のスタメン3番キャッチャーAマルが三遊間を突破する安打で続き、ドームはドラゴンズファンのワクワク感がピークに膨れ上がっていた。

与田監督のスタメン抜擢が平田、Aマルと見事的中したかのような雰囲気に包まれて、これまでの采配ミスを忘れさせてくれるようにやっと運が巡ってきたと思ったのは事実である。

 

しかし

2回の大ピンチは切り抜けた勝野が3回大乱調に陥っていくのだった。

まるでバッティング投手のようにカープのバッターがいとも簡単にヒットを連発し始めるのだ。完全にサインを見破っているような決め打ちでことごとく痛打を放っていた。

Aマルと勝野のコンビネーションが完全に読まれているようだった。

Aマルのサインに勝野は一度たりと首を振らなかったので、Aマルの配球パターンを読み切られていたのだろう。

それにしてもこれ程打たれ続けることがあるだろうか?

勝野は先頭の鈴木誠から田中まで5連打を浴びこの回4点を失った所で交代を告げられた。しかしこの時点ではまだ1-5でランナーを1人残しての降板だった。

ところが急遽出てきたのが、代打三ッ間じゃなく、投手三ッ間だった。

笑っている場合ではないが、解説の鈴木孝政氏が数日前の代打の時の話をしていたので、否応なく思い出してしまうのだ。

そして三ッ間は、投手床田の送りバント失敗でアウト1つを取るが、ここから更に火に油を注いでしまうのだ。

1番ピネラから、レフト前、ライトオーバーツーベース、センター前と3連打鈴木誠を中飛に打ち取るが、再び松山からレフト線ツーベース、ピッチャー内野安打、ライト前と3連打で都合6安打を滅多打ちされた三ッ間だった。

この回奪われた自責点は、勝野が5、三ッ間が4で計9点を献上した。

ホームランを含まない11被安打で1イニング9失点と、記録的な失態を披露してしまった。この時の三ッ間もほぼバッティング投手となっていた。

今後は、Aマルも配球、コンビネーションなどまだまだ勉強して行って貰いたい。

ゲームは、3番手に登板した先日登録された佐藤優が故障上がりだったが、2イニングをビシャっと6人で投げ終えたが、その次の橋本が3失点、鈴木博が6失点と、最後までカープの執拗な攻撃に撃沈させられた。

 

被安打23、与四球8、失点19と、よくもまあこれだけ打たれるものだが、逆にここまで打ち続けられるものだと感心した。

 

初先発した勝野にはもう一度チャンスを与えて欲しいが、三ッ間と鈴木博は一度放牧してファームでの調整を望みたい。

 

不様な記録的な敗戦はともかく、6回の攻撃中に起こった、高橋周平の怪我は痛すぎる。

ショート脇に打った当たりで全力疾走をして内野安打になるのだが、ベースを踏む時に痛めたらしい。

左腿の裏辺りの軽い肉離れのようだがとにかく痛い痛すぎる。

打は勿論、守もチームの要で、とにかく痛い。

711日、とんでもない暗雲がドラゴンズを覆うことになってしまった。

 

 

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2020年7月11日 (土)

二死ランナーなしから2番バッターにホームランされる大野だったが…

#019◆ 7/10(金) - ナゴヤドーム

中 日 3x - 2 広 島
(延長10回サヨナラ) 

 

表題に書いたことを試合中もずっーと考えながらいた。

このままこの2点目が致命的になってしまうのだろうか?と思っていたら、9回何と得点圏打率が.150と極めて低い大島が、初スタメン井領のヒットを足掛かりに作った一死満塁のチャンスにセンターに犠牲フライを打ち上げて同点に追い付き大野の負けを消した。

 

8910回とドラゴンズが誇る中継トリオの、福、祖父江、マルティネスが全員3人づつで投げ終えて、負けがなくなった延長10回の攻撃を迎えた。

 

この日から球場での観戦を許された5000人の観客に見守られて迎える本拠地の延長最終回、何かが起こればこれ程素晴らしいことはないと思っていた。一死後、我らのダンケ、ビシエドがバッターボックスに向かった。

気負いも感じられず淡々としたビシエドの風貌に何処か強い意志を感じた。

ツーボールワンストライクの4球目、

カープのクローザーフランソワの149キロの速球が真ん中に入ってきた。

待っていたかのような鋭いスイングでビシエドは素直に打ち返した。打った瞬間、やった!と確実した。

今季初めて左中間スタンドを埋めたドラゴンズファンを目掛けて飛び込んだビシエドのドデカいサヨナラ弾、実にドラマチックで忘れ得ない一発になったのだ。

全選手がホームベースを取り囲んで大ヒーローを、祝福の水シャワーで迎えた。

一番前に大野とAマルがいた。

こんなに感動的な最後を見たのはいつ以来だろうか?思わず僕も胸が熱くなった。様々なモヤモヤを抱えたまま迎えた710日の有観客試合開始の夜、

あらゆるモヤモヤを一気に吹き飛ばしてくれた、ビシエドのサヨナラホームランだった。

 

試合後、今年から選手会長京田がスタジアムに集まってくれたファン5000人に向かって、感謝の挨拶をした。

「特別なシーズンをともに力強く乗り越えて行きましょう!」の言葉でしめる素晴らしい挨拶だった。

引き続き勢いを弱めないコロナ禍の中いつまでこの状況が保てるのかも予断を許さない現実だが、観客は自らの身を守り周りの人への感染にも十分の注意を払っての観戦を心掛けて行かなければいけない。

ファンの応援あってのプロ野球だが、本当に特別なシーズンを最後まで戦い終えて貰いたい想いで一杯である。

 

この日、有観客で5試合行われたが、何とナゴヤドーム、ペイペイドーム、京セラドームの3箇所でサヨナラホームランが飛び出した。

3本のサヨナラホームランはプロ野球史上3度目の劇的な出来事である。

 

 

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2020年7月10日 (金)

序盤の正念場を迎えた与田ドラゴンズ

#018◆ 7/9(木) - ナゴヤドーム

中 日 6 - 8 ヤクルト

 

調子のいい選手を翌日平気で外す与田監督の選手起用は有名だが、この日も

御多分に洩れず話題のAマルをスタメンから外してくれた。そしてそのAマルがいるであろう打順に同点のチャンスが巡ってくるという、実にシニカルなことが起こるのが野球である。

これではわざわざ与田監督がラッキーチャンスを潰していると言いたくなってくるから腹立たしい。

 

そして、この日は1点を追う8回裏一死一二塁の場面で、ここまで3打席3三振のスタメン木下に代わる代打で登場してきたAマル、かなり燃えた表情でバッターボックスに向かうAマルはやはり絵になっている。そして見事期待に応えて初球をセンター前に打ち返して同点としてくれた。解説の小松氏が、

「もうマルティネスでいいんじゃないの」とドラゴンズの捕手のレギュラーことを言っていた。僕も同感だ。

ゲームはAマルに続けとその後ツーアウトになるが、代打井領、代打遠藤と連続四球を選び逆転に成功するのだ。Aマルが現在ラッキーボーイでムードメーカー的な存在になっているのを如実に表してくれている。

 

ところが、ゲームはその1点リードを結局三連投の岡田がその裏守り切れずヤクルト打線に捕まり再逆転を許して敗れた。

守護神岡田をリードし切れなかったAマルは、最終回一発同点の場面の打席で力ないセカンド小フライに終わり最後のバッターとなった。Aマルの何とも悔しい表情が印象的だった。

 

このヤクルト3連戦は、本拠地で21分けで終わったが、とにかくいずれも接戦の長い試合で疲労困憊となった。

 

キーワードが「岡田とAマルの使い方」とでもいえる3連戦となった。

 

この日不振を窮める大島に14打席ぶりのヒットが出た。続く打席でもラッキーなヒットとなり、これでスランプを抜け出すきっかけとなるといいが

 

 

与田ドラゴンズは、色んな意味で序盤の正念場を迎えている。 

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2020年7月 9日 (木)

大島の不調は重症かも…

#017◆ 7/8(木) - ナゴヤドーム

中 日 5 - 5 ヤクルト
(延長10回規定により引き分け)

 

前日のベンチの失態も何もなかったかのような空気の中で、ゲームは始まった。

しかしいつもよりもいじられたスタメンが発表されて、与田監督の気持ちの動揺と焦りが現れているようにも見えた。

1番に大島を戻し、2番には今季初の阿部、クリーンアップと7番京田はいじらず、6番には何とAマルを、8番にも平田に代わり遠藤を入れたスタメンとなっていた。

ベンチの表情はやや硬かったが、選手たちはすっかり切り替えられていて溌剌としていた。

そして、1回には4安打を集めて周平の2点タイムリーとAマルの右中間フェンス直撃タイムリーで3点、3回には3本のヒットにAマルの打点付きショートゴロ、京田のタイムリーで2点と、序盤で5得点と新打順が機能した。

しかし、先発山本が力みすぎてヤクルト打線に捕まって4回途中でKOされランナーを得点圏に残して橋本にチェンジしたが、橋本も山田に打たれて計5失点と追いつかれてしまうのだ。

その後両チームの中継が踏ん張り、2日続けての延長戦となったが55で引き分けた。

前日押し出しで負け投手になった岡田も9回に出てきて三者凡退でリベンジを果たした。福やマルティネスの連投陣も頑張った。この日も代打代走と選手を駆使して野手は石川と加藤の2人を残して、追加招集の石垣も起用投手も三ツ間以外7人とほぼ全員野球で闘った。9回には二死満塁一打サヨナラと攻めたが、大島に1本が出ず好機を逃した。

その大島の不調が最初から最後まで目についた。この所打順を1番から2番、2番から1番と何度も何度もいじられているうちに完全に調子を崩されてしまったようだ。そのくらい大島にとって1番と2番の位置がデリケートに響いているように見える。昨日の得点イニングにも大島だけが蚊帳の外に置かれていて本人にとってもやり切れない想いでいるのではないだろうか。

最終打席のサヨナラ場面も目の前で代打木下が申告敬遠で歩かされて、自分との勝負となったのは屈辱そのものだったのではなかろうか。

平田との一二番で始まったシーズンだったが、平田の絶不調の影響を受けて打順を入れ替えられたりしているうちに今度は自分が絶不調に陥ってしまうという何とも「もらい事故」のような感じで気の毒になる。

この不調が幾分精神的なものから来ているものならいいが、本来の技術に及ぶ不調なら「重症化」に進んでいきそうで心配である。

暫く、地元名古屋の滞在が続くので打ち込み等ができて、調子を1日も早く取り戻して貰いたい想いで一杯だ。

 

 

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2020年7月 8日 (水)

世間に大恥を晒してしまった与田采配

#016◆ 7/ 7(火) - ナゴヤドーム

中 日 1 - 2 ヤクルト
(延長10回)

 

何処の誰もが監督だとしても(草野球でも少年野球でも野球ゲームでも…)絶対にやらない失態を晒してしまった夜、ドラゴンズや野球関係のSNSは荒れまくっていた。

最後のバッターとして起用されたプロ入り後生涯安打数ゼロの投手三ッ間は「代打三ッ間」で堂々とTwitterでトレンド入りしていた。ただただ気の毒でならない。ヤクルト守護神石山の150キロの速球と鋭いフォークに何とか喰らい付こうと必死に不細工な姿を省みずさらしていた三ッ間には泣けた!

 

一体何が?

昨日は西日本豪雨で甲子園もマツダも中止だったので、セリーグ唯一のゲームだったので、おそらく殆どのチームの選手やスタッフ、勿論ドラゴンズのファームの選手やスタッフも、また沢山のドラゴンズOBたちもあらゆる人たちの前で「やってまった」醜態を晒した与田監督、この日の書き込みには、「与太監督」という笑えないのもあった。

*「与太」=知恵の足らない者、役に立たない者、愚か者、でたらめ、ふざけた、くだらないことば。(辞書より)

 

この日、いやこの日に限らず与田監督の采配、殊に選手起用には時折理解できず首を振ってしまうことがあり、まあ考えあっての監督独特の思考や癖と思い結果が伴えばそれでもよしと眺めてきたのが現実だ。

しかし、昨夜はその度を超えてしまう考えられない選手起用を見てしまったのだ。勿論僕のみならず、先程並べた数え切れない野球関係者やドラゴンズだけではないプロ野球ファンの全員が唖然と呆れてしまったに違いない。

 

11の息の詰まる同点で迎えた、延長に入った最終回10回の守りに入る時の出来事である。

与田監督が主審に選手の交代を告げていた。

9回にヒットを打ったAマルは残塁でベンチに戻ってきたが何故かベンチの奥に消えて行った。見るとレガースとマスクを付けた加藤がベンチ前でキャッチボールをしていた。

「代わるんだ!何故だ?」と瞬時に思った。何故ならこの日は早くから多くの選手を代走や代打で次々と使ってしまい、残っていた野手は加藤ひとりだけだったから。投手の所の代打はどうするんだろう?とも思った。

マウンドには同点だが守護神岡田。

10回は3番遠藤から始まる打順だから岡田は1番か2番、最低でも9番に当然入れるものと思っていた。何故なら、3番から始まれば二死満塁で必ず6人目の8番の所に最後のチャンスが回ってくることは誰もが周知の事だったからだ。僕なりの理想は使い切って選手起用中の最良の策は、前の回8番に代打で使った石川をそのままセカンドに残し、1番の阿部に代えてピッチャーを入れ加藤が9番というのが理想だった。勿論Aマルをわざわざ代える意味は理解できなかったが、岡田に加藤をと考えたのだろう。伊東コーチか中村コーチが?。しかし、与田監督が取ったのは、8番岡田9番加藤という前代未聞の策だったのだ。

いや、信じられない、考えられない、何をとち狂ってしまったのだ。与田の頭の中で何が起こったのだろう?

理解不能が全国に触れ渡った瞬間である。ヤクルト高津監督は何を思っただろうか?加藤よりも岡田の方がバッティングがいいのだろうか?とか?。

百歩譲ろう!与田監督の頭の中には岡田が無失点で終え、その勢いで遠藤、ビシエド、周平、平田、京田の5人で勝負をつけてくれるだろうと思ったのかもしれない。

が、それでは監督ではない。

ただのファンの皮算用である。

それともその5人で決着がつかなかったら負けても仕方ないと思ったのだろうか。が、それも監督ではない。

あらゆる可能性を考えて策を講じるのがチームの勝負を司る責任者の務めなのだ。

多くのドラゴンズファンが荒れるのも当然だし、他チームから嘲笑されても仕方ない。

「ど素人監督」「即辞任しろ」「採った策を説明しろ」「一生懸命やってる選手に謝れ」等々、実に辛辣な書き込みに溢れていた。

去年は「応援歌お前問題」今年は「放送席から声問題」そして昨日の「素人采配」と、もっと真剣に勝つことに集中するべきだという声も多かった。

 

平田のライトライナーで三塁走者を突っ込ませなかった状況を読めない荒木サードコーチへの非難も多かった。

早い回からの無駄な選手交代に対する指摘も多かった。スタメン溝脇の難しい打球処理後の悪送球への懲罰に見える次の回の代打交代についてや、ひとり当たっていた木下に、たいして俊足でもない渡辺を代走として起用する無駄についても

たった10イニングの戦いで野手を全員使い切ってしまうヘタさに対しても。

 

与田さんは個人的にもよく知っていて本当にいい人だから、あまり酷くは言いたくないが、野球の監督としての拙さに関しては心が辛くなるから言わざるを得ないと思っている。

 

今季は、登録選手数が1人増えたのだがその枠を今の所何故か使用していないことを昨夜は知ったが、これもまた不可解である。

 

ヤクルトファンの友人から試合終了と同時にメールが入った。

「ごちそうさま!」的な

.ごちそうさま」はこちらがヤクルトに対して言う言葉なのに、とても哀しく力が抜けて行く夜だった。

 

 

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2020年7月 7日 (火)

初スタメン猛打賞、好リードを見て、楽しみでしかない。

#015◆ 7/ 5(日) - 東京ドーム

巨 人 4 - 6 中 日

 

梅津、ビシエド、Aマルティネスの3人の活躍で、対巨人3連敗を免れた。

 

梅津の力投とビシエドの2本のホームランはともかく、何と初のスタメン捕手に抜擢されて、3安打猛打賞と梅津を励まし続けながらの好リードAマルティネスの溌剌とした活躍にはワクワクさせられた。

キューバの先輩ビシエドが何度となくAマルティネスの頭を撫でていたのが微笑ましく映った。

 

与田監督はどちらかというとこれまでかなりの慎重派で下から上がってきた新しいメンバーをなかなか使わない所があった。

この日Aマルティネスを8番捕手に、1番セカンドに溝脇を起用したのを見て大分変わってきたなあと思ったのは僕ひとりではないだろうと思う。そしてその起用がズバリ当たっている所が嬉しい。この日は2回の攻撃で、ツーアウトからAマルティネスのプロ入り初ヒットを足ががりに、梅津がヒットで繋ぎ、溝脇の右中間スリーベースヒットで2点の先取点を叩き出した。

溝脇起用がズバリ的中したのだ。

3回の守りで先頭若林の当たりが梅津の右足を襲い、心配されたが治療後再び投げ続ける梅津を何度も何度も「ガンバレ!」と励まし続けながらワンバウンドのフォークボールを体を呈して止めていたAマルティネスの捕手ぶりは日本人捕手よりも熱く見えた。

梅津とはファーム時代を含めても初コンビだったらしいが、とてもよく合っていた。毎回ベンチに引き上げる時必ず横に寄り添い何か言葉を交わし合っているのも見えたし、ナイスコンビネーション、ナイスコミュニケーションだ。与田監督の起用に期待以上の答えを出したAマルティネスはこのまま暫く使われて行くのではないだろうか。

バッティングも積極的な好球必打で3本レフトに打ち返し初の猛打賞で初づくめのAマルティネスとなった。

次は外のボールをセンターから右へ打ち返すバッティングを見てみたい。

 

実に29年ぶりの外国人捕手先発出場で久しぶりにNPBの話題を独り占めしているAマルティネス、とにかく楽しみでしかない。

3カ月遅れで始まった特別なシーズンにあまり乗り気ではなかったが、Aマルティネスの出現がガラッと気分を変えてくれそうで嬉しい。

 

Aマルティネスは、アリエル・マルティネスである。多分メディアは、ドラゴンにはもうひとりライデル・マルティネスがいるので、アリエルと呼ぶようになるだろう。

僕は、アリエルではなく「Aマル」と書くことにしようかと考えている。

(まるA)ならぬ、Aマルである。

常にAランクのマル印の活躍を期待しながら

 

 

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2020年7月 5日 (日)

特筆するは、A.マルティネスの強肩だけ…

#014◆ 7/ 4(土) - 東京ドーム

巨 人 7 - 3 中 日

 

昨日は試合開始早々に不調の丸にスリーランを吉見が被弾したのが最後まで響いた。

そして、終わってみれば37とささやかに反撃はするものの完敗となった。

 

特筆する話題は、期待のA.マルティネスが昨日は初マスクを被り、俊足吉川の足を楽勝に封じた強肩ぶりだけだった。肩も強いし、大男の割に動きも機敏で今後も起用される機会が増えそうだ。打撃の方ではまだ快音が響いていないが、時間の問題だろう。

 

それにしても、ドラゴンズ主力のボール打ちと振りの鈍さが目立って情けなくなる。平田、福田は特に顕著で、これなら代打でヒットした溝脇や強い当たりを見せた石川を使いたい所だ。

だが、不調の2人が外野だから困ったものだ。今日辺り、井領か遠藤のスタメンもありそうな気がする。

とにかくアルモンテの怪我が痛い。

 

3連敗は免れないと、折角のタイガース相手の3連勝が何の意味も無くなってしまう。

今日の梅津に頑張って貰いたい。

 

コロナの感染者が再び増大傾向を見せて第2波の様相を呈し始め、野球もこのまま無事にシーズンをこなせるのかもすら不安になって来る。

10日から観客を少しずつ入れることになっているが大丈夫だろうか?

どうでもいい話だが、東京ドームの応援音は無観客では品がなくただうるさいのが気になって仕方がない。

 

ドラゴンズが負けているから感じることなのかもしれないが

 

 

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2020年7月 4日 (土)

絵に描いたような敗戦

#013◆ 7/ 3(金) - 東京ドーム

巨 人 5 - 0 中 日

 

コロナ開幕による不規則な日程や移動から目に見えない疲労がプロのアスリートにも積もっているのだろう。

やはり自分の庭に居座って戦えるチームの選手が元気に見える。

巨人を始め、ヤクルト、横浜という関東圏のチームがある程度の成績を残しているように感じる。

広島、阪神といった長距離の移動を伴う日程のチームはどことなく覇気がない。我がドラゴンズは、1週間程地元名古屋に居座ることができて、その間に5割に戻したが、この日はナイター終わりの翌朝移動でどの選手のスイングにも力がないように映った。

マツダの広島阪神戦は、早々に雨天中止が発表されていた。双方にとっては正に恵みの雨だったのではないだろうか?過密の日程故に多少の(いやかなりの)雨でも決行する傾向の今季は選手にとっては受難のシーズンになるに違いない。雨天決行での怪我だけには全ての選手に注意して貰いたい。

昨夜も神宮では間断なく降り続く雨の中でヤクルト横浜戦は行われていた。

プロ選手だから当たり前だと言ってしまえばそれまでだが、ファンのいない大雨の中でやらなければならない選手やアンパイアにとっては詮無いことだと同情を禁じ得ない。

 

さて、試合だが、ジャイアンツエース菅野に完璧な投球をされて1安打完封負けを喫した。こんな試合に限って、我がドラゴンズエース大野も菅野に負けず劣らずの投球を披露してくれた。

負けては何にもならないと本人は思っているだろうが、前2戦の不甲斐ない投球の記憶をしっかり消してくれてエースに相応しいピッチングを見せてくれたことを、この日の敗戦中での収穫としたいと思う。

昨日、支配下になったA.マルティネスの話を書いたが、この日故障のアルモンテに代わって早速一軍登録され、8回代打に起用された。

楽しみにした打席だったが、そこはジャパンのエース菅野が格の違いを見せつけて、バットをボールに触らせることなく空振り三振に退けた。

だが、日本に来て支配下になり最初の相手がジャパンエースの菅野だったことは、A.マルティネスの野球人生において生涯忘れ得ない打席になるに違いない。そして、この日の悔しい三振を忘れずにいつかこの菅野からホームランを打ってリベンジを果たす日が必ず来ることを期待していようと思う。

 

絵に描いたような敗戦の夜の雨が止むことはなかった。

 

 

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2020年7月 3日 (金)

与田監督が優先したこと

#0112◆ 7/ 2(木) - ナゴヤドーム

中 日 4 - 2 阪 神

 

ナゴヤドームで同一カード3連勝を見事に飾った。ルーキー岡野も2度目の先発でプロ入り初勝利をあげた。

ドラゴンズにとっては借金を返済して5割になり、とにかく嬉しい1日となった。ただしかし、微妙に引っかかっていることがあって何故かあまりスッキリしない気分であるから、敢えてここに記してみることにする。

 

初戦は5点リード、第2戦は4点リードでいずれもセーブシチュエーションではないにも関わらず、両日とも守護神岡田を起用した。そして、昨夜は2点リードでセーブシチュエーションであるにも関わらず、岡田を温存()してマルティネスを抑えとして起用した。

これに関して与田監督は、試合後先の2試合については、何点あっても勝てる試合は確実に取るということで、セーブはつかない場面だが、岡田に投げて貰った、と語った。昨日に関しては記者から、マルティネスを起用したことについて岡田が3連投になるからかと聞かれ、まあそういう部分もあるがと明言を避けた返答をしていた。昨日については、はっきりとした理由は聞けなかった。

そしてもうひとつ、捕手についてである。1週間前岡野初登板の時の先発捕手は、同じルーキー郡司を初スタメンで起用した。結果は5イニング5失点と2人にとってほろ苦い初登板になってしまった。

昨日は、おそらく木下ではないかと想像していたが、どっこい加藤の名前がスタメンに書かれていた。

青山学院大学の先輩後輩の関係ということがあるのかもしれないが、木下は前日プロ入り初の猛打賞とバッティングで気を吐き、守りでも若い山本を好リードで引っ張って山本を初勝利に導き、試合後、与田監督も木下のリードについての成長を褒めていた。

なのに、加藤ということだった。

もし、大学の先輩後輩ということを重視するなら、初登板の時こそ、そうすべきだったのではないだろうか。

この捕手起用についても、?が頭を駆け巡った。結果は5イニング2失点と踏ん張り、ヒーローインタビューで岡野はわざわざ先輩加藤の名前を出して感謝の意を表してはいた。そういう意味では、岡野の安心に繋がる起用であったかもしれないが

 

この、3連戦の抑え起用と、岡野の相棒捕手起用について、何故かモヤモヤした気持ちが拭えずにいるのだ。

 

与田監督の頭の中に、我々には理解できない「優先順位」があったに違いないと思うしかないのだろうか。

岡田の守護神としての意味よりも勝つことを優先したことと、岡田にセーブが付くことよりも3連投による故障のリスクを避けることを優先したこと、そして、木下の好調なバッティングと好リードよりも、岡野に大学の先輩を付けることによる安心を優先したことと考えることにしようと思う。

 

野球も難しいが、与田監督もなかなか難しいと感じた3連勝となった。

 

 

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2020年7月 2日 (木)

いいことづくめの7月初日になった!

#011◆ 7/ 1(水) - ナゴヤドーム

中 日 6 - 3 阪 神

 

嬉しい話が試合前に入ってきた。

キューバ出身育成入団3年目24歳捕手

アリエル・マルティネスの支配下登録が正式発表されたのだ。

 

昨シーズンファームの実況を観る機会が多くあり、この210番をつけた大きな男に注目してきた。身体が大きい割に動きもシャープで捕手としてもなかなか機敏なプレーを見せる210番に期待を膨らませる自分がいた。

キャッチングもスローイングも素質十分でディンゴ以来久しぶりの外人捕手誕生も夢じゃないと思ったのと、その画期的な出来事が我がドラゴンズに起こるかもしれないワクワク感に胸躍らせていたので、昨日の発表は本当に嬉しかった。

ファームでは出場試合52の割に打点も21と多くチャンスに強いバッティングをする印象が強い選手だった。

1日も早く一軍に上がってその勝負強さを披露して貰いたいと願っている。

背番号は57、昨シーズン大活躍でメジャーに行ったロドリゲスの番号を引き継いだ。私事だが昨年ナゴヤドームに応援に行った時、57番ロドリゲスの応援タオルを購入して使用できないと思っていたが、これをマルティネスの応援に使用しようと思った。笑

コロナの影響で今シーズンは外人登録枠が1人増えたので、出場チャンスもあるのではないだろうか。

とにかく楽しみだ。

 

試合は身長167センチの小さな大投手山本拓実の力投で今季初の連勝、山本自身も初勝利を飾った。

そして、何と言っても「呪われた2番打席」の「呪い」が見事予感的中、この日無事に解けたということだ。

この日2番に坐った平田が2安打1打点1得点と完全に金縛りに遭っていた6月の悪運を吹き払ったのだ。

月が替わりもうこれまでのようなことは起こらないと思っている。

 

7月初日、とにかくいいことづくめの始まりとなった。

 

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2020年7月 1日 (水)

アルモンテのグランドスラムを生んだ一つの判定

#010◆ 6/30(火) - ナゴヤドーム
中 日 5 - 0 阪 神

 

ドラゴンズ柳とタイガース青柳の投げ合いで息苦しいゲーム展開となって終盤に向かっていた。

均衡を破ったのは、62つの四球で生まれた一二塁のチャンスに、得意の右打ちでライト前に放った阿部のタイムリーだった。正に狙いすましたいぶし銀のバッティングといえよう。

今年もやってくれそうな阿部がいる。

 

1点を貰った柳は、7回ピンチを迎えたが何とか無失点で118球を投げ終えマウンドを下りた。

 

タイガースも青柳に替わり最年長16年目41歳の能見が7回裏から登場した。

相変わらずのストレートとフォークでまだまだ後陣には譲らないぞという気迫がその変わらぬ華麗な投球フォームから伝わってくる。

先頭の木下を空振り三振にしとめ、代打武田を迎えた。

12からの4球目内角にズバッと140キロ後半のストレートを投げ込んだ。

判定はボール。最高のボールに見えたが少しだけ内に外れたようだ。

ボールの判定に能見は余程納得が行かないのかうなだれて何度も首を振り、完全にふて腐れているような態度になっていた。

41歳の超ベテランにしては珍しい平常心をなくした様子に見えた。

捕手の梅野か、野手の誰かが近づいて一呼吸入れてやれば少しは冷静になれただろうに、タイガースにはこの超ベテランをなだめる選手はひとりもいなかったのだ。

その結果、武田には粘られて四球を許してしまうのだ。続く大島にはワンバウンド気味のボールを一二塁間に運ばれ、平田にはストライクが入らず四球と、完全に自分を失ったような能見がマウンドにいた。満塁になって初めて福原コーチがマウンドに駆け付けるが時既に遅し、とっくにこの日の能見のKOは見えていた。

アルモンテの初球、内角に緩いスライダーが入って行くが曲芸師のようにアルモンテのバットがボールを弾き返した。高々とアーチを描いて、あれよあれよとレフトスタンドまで飛んで行くのだった。

 

1球の判定に対する不服な気持ちを抑えることができなかった能見が打たせてくれたアルモンテのダメ押しグランドスラムだったのだ。

ベテランにあるまじき態度が招いたタイガースの不幸を、誰もが止められなかった所に今季出足の悪いチーム状況を如実に表していると思った。

人のふり見て我がふり直せ!の言葉の如く、我がドラゴンズにはこういうことがなきように祈るばかりだ。

 

3連戦初戦を勝ち、柳に初勝利がついたこの日は6月最後の日だった。

2番」の呪いはこの日も解かれずヒットは出なかった。ただ2番に戻った平田は四球を2つ選んで出塁はした。

 

結局、6月の「2番」の成績は、

39打数2安打、3四球1死球1失策出塁で、打率005 出塁率159 に終った。

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