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2021年4月21日 (水)

哀!ベンチの無策で大野を見殺し!

#021◆ 4/20(火) ― 横浜スタジアム
 DeNA   0  -  0  中 日
 (9回規定により引き分け)

 

なぜベンチは然るべき所でうごかないのだろう?首をひねる場面があった。

このゲームは大野が序盤から飛ばして是が非でも今季初勝利を上げて不振のチームに勢いをつけようと気迫を秘めて投げていたのが分かった。
1点あれば、大野は完投完封ができる、そんな確信を感じながら観ていた。

1回、3回、4回、5回とランナーを塁上に出して得点のチャンスは度々あったが、苦手大貫を攻略できないまま7回を迎えた。
無死から周平、福田と連打が飛び出して無死一三塁、普通の野球をすればかなりの確率で得点できるチャンスが訪れた。

まずは、ここで得点を奪う為にベンチにして欲しかったこと、それは一塁ランナー福田に代走を起用することだ。
高松がベストだが、滝野でもよかった。
しかし、残念なことにベンチには動く気配もなかった。
大貫を攻めあぐねていたのだから、足の速いランナーを起用することがどれほどバッテリーにプレッシャーを与えるのかは、ベンチも十二分に知っている筈だ。
これが序盤なら仕方ないが、回は7回、大野も尻上がりに相手を寄せ付けないピッチングを見せていたのだから、ここでの1点がどれほど大野を勇気づけるかは分かった筈である。
なぜ、一塁ランナー福田に代走を送らなかったかは、与田監督に聞いてみたい所だ。

そしてバッターは阿部だ。3試合スタメンを外されゲームにも出てなかった阿部をそのまま打たせることが果たしてベストの方法だっただろうか?これも1つの疑問である。
この日第2打席で阿部は久しぶりの安打、三塁線を破るツーベースを放っていた。
が、だ。
ここは、代打井領を起用する攻撃的な作戦を見せてもよかったのではないだろうか?
福田に代走を送らなかった理由が何となく見えてきたのは、阿部には死ぬ気で内野ゴロを転がさせて「ゲッツーシフト1点どうぞ」の横浜の策にに甘えさせて貰おうと考えて、敢えて一塁ランナーを速い選手に替える必要もないと考えたからに違いないと思った。
ならば、徹底した指示で内野にゴロを転がす策を授けなければいけない場面だった。
勿論、スクイズも考えられたが、アウトカウントが0だっただけに、スクイズサインは出しにくかったのだろう。
色んな作戦が考えられる場面だったからこそ、相手を撹乱する為にもまずは代走の起用が必要だったと改めて思うのだ。

昨年、12球団で一番併殺打を打った、併殺打王の阿部にとって、引っ掛けてショートゴロを打つことはそんなに難しい話でもないとは思うのだが…。こういう時に限って、低い当たりのライナーがショート正面に飛んで行ってしまうのだった。
「ここでのいい当たりのライナーは要らないんですよね」と話した解説の森本ヒチョリの言葉が虚しく響いた。
続く木下拓への代打も考えられたが、そのまま打たせて全く意味のない内野フライを打ち上げる体たらくだった。ここでこそ、スクイズが最善の策のように思えたのは僕1人ではないだろう。
5回同様、投手大野の打撃に最後の期待を寄せるしかなかったチャンスは潰れて行った。

正にベンチの無策ここにあり、の言葉しか出て来ないのだ。

8回被安打3、7奪三振、無四球、102球、エース大野の見事なピッチングをみすみす見殺しにした与田監督の責任は重い。

哀!の喝を送りながら、今後の戦いへの巻き返しを願うしかないのだ。

 

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