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2021年4月14日 (水)

もう一度やり直したかった2つの場面

#015◆ 4/13(火) ― 東京ドーム
 巨 人   2  -  1  中 日

 

 

「1安打では勝てっこない」という声が沢山聴こえてくる、ノーヒットワンランという不名誉すぎる記録を免れるのが精一杯だったような敗戦だった。
だが「1安打」でも引き分けられたかもしれないと思えた2つの場面があった。

まず最初は7回裏の巨人の攻撃の時だ。
3回のスリーアウトから連続12人を完璧に抑えてきた大野が迎えたツーアウトランナーなしのバッター広岡の場面である。
初球は外の速球を降り遅れのファール、2球目内角高めに速球でボール、3球目外角低めにツーシームが決まり見逃しストライクで、
1-2と追い込んだ。広岡の目線は完全に外に向いていると感じた僕は思わず「ワンバウンドでいいよ!」とTVに向かって叫んでいた。
目線の向いている外に1球前に投げたツーシームのワンバウンド気味のボールを投げれば空振りが取れる筈だと思ったのだ。

大野の104球目だった。

大野、木下拓が選んだボールは外への速い球だった。確かにこの打席でも広岡は速球に押されていた。しかし、目付けを完全に外に照準を合わせながらも、直前のストライクのツーシームには全く反応しなかった広岡の狙いは完全に速球だ。ただ速球の威力に負けないスイングをすることだけを考えた打席だったのだ。初球の外の速球にはしっかり手を出して降り遅れていたのだから、その感覚を忘れずに振り負けないスイングを心掛けていたのだ。そして見事に打ち返した打球は高々とライトスタンド中段に伸びて行ってしまった。大野、木下拓のバッテリーにとっては悔やんでも悔やみ切れない1球の選択の誤りとなったのだ。

勝ち越されたゲームはそのまま敗れたのだが
もうひとつ引き分けに持ち込めるチャンスの場面があった。
1-2と1点ビハインドしかもノーヒットで迎えた8回の攻撃だ。一死後代打井領が代わった中川のスライダーをしぶとくバットに当ててセンター前にポテンとチーム初安打を落とした。
「よし!代走だ!高松だぞ!」と、この時も思わず叫んでいた。
球場アナウンスは代走滝野だった。
何故?こここそ勝負なのに…と思った。
解説をしていた山本昌は、高松じゃなく滝野だったのはまだこの後もう一度チャンスが来るとベンチは読んだのでは…と話していたが山本昌としても本当は何故高松じゃないのかと思ったのに違いない。
どう考えてもここは高松しかないのだ。
投手中川がサウスポーだとしても、高松がドラゴンズで一番俊足で盗塁の失敗がまだないことくらいのデータは入っている筈だ。
更にバッターはドラゴンズで一番ヒットを打つ可能性の高い大島だ。間違いなく中川、大城のバッテリーの警戒度はMAXになる。
だからこそ、ここは何としても、いかなる考えがあったとしても、代走は高松でなければいけなかったのだ。
滝野の足も速いがやはり高松の今季の盗塁技術と思い切りには見るべきものがあり相手バッテリーへのプレッシャーが違うのだ。
バッターへの集中力が弱くなるのが大島にとって俄然有利になるのは明らかである。
結局、中川は1球の牽制球を投げることもなくバッター大島に全集中を向けてたった4球で何と見逃し三振を奪ってしまったのだ。
この時、完全に勝負あったと感じた。
続く代打の切り札福留も空振りで中川は二者連続三振でピンチを切り抜けたのだ。
おそらく、ピンチとも思っていなかったのではと思った。

相手バッテリーにピンチと感じさせるのもベンチの作戦にある。代走を高松にすることや代走の滝野の場面でも何か策がなければバッテリーには何のプレッシャーにもならないということなのだ。

結果は変わらなかっかもしれないが、高松にしていたら引き分けの可能性もゼロではなかったようで残念でならない。

大野が104球目をもう一度投げ直したいと思ったと同様に、与田監督も代走高松とコールをもう一度やり直したかったのではないだろうか。

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