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2021年5月17日 (月)

プランがはっきりしない野球では…

#041◆ 5/16(日) ― バンテリンドームナゴヤ
 中 日  2  -   2  ヤクルト
(9回規定により引き分け)

 

 

うーむ!何と言っていいか分からないドローゲームだった。

相変わらず、12安打とヤクルトの5安打を遥かに上回り、しかし残塁数は10と4のヤクルトを上回った。得点はたった2のドローだ。
この引き分けはどちらのチームが得をしたかと言えば、やはりヤクルトだろう。
ヤクルトの残念な部分は、先発奥川が6回1失点と好投したが2勝目を付けてやれなかったことと、抑えの石山が1点差を逃げきれなかったことだろうか。しかし、どちらも負けがついた訳ではないので、かろうじてセーフではないだろうか。

立ち上がりこそ村上に高めの失投をレフトスタンドに持って行かれる先制ツーランを浴びたが、2回からは今季の好調さを取り戻して7回までほぼ完璧に好投した柳だった。
その間に追い付き追い越すチャンスはいくつもあっただけに、このドローは負けなくてよかったという程度で、ほぼ負けに等しい戦いだったと思う。

初回、4回、7回と無死二塁のチャンスがあった。先頭大島のツーベース、先頭福田のツーベース、先頭井領のヒットに代走高松の二盗で作ったチャンスだ。
初回は京田に策なく任せて三振、4回はビシエドが三振、7回はバントなのか強攻なのか分からないまま根尾が三振、ひとつアウトを取られるや否や、その後は大抵無策でバッター任せになるのが与田野球だ。結局は、選手が打てばラッキー、打たなければ仕方がないという野球と言っても過言ではないように思える。
7回の代打の場面も果たして根尾が最適であったのだろうか?送りバントの可能性の確率が高かった場面で、今季バントを根尾が決めた記憶はないのだが根尾だった。
ベンチにはバント実績のある三ッ俣、武田もいたのにである。
チャンスに強い部分を持ってラッキーボーイ的な根尾にかけたのなら、躊躇なく打て!と送り込むべきなのだ。
とにかく中途半端である。
これでは、根尾に集中力を求めるのも酷と言うものだ。最終回にも同様先頭代打福留にヒットが飛び出して根尾に打順が回った。
ここはハッキリとバントの指示だろう。
ならば、バント成功確率の為には代打を送るべきである。失敗を覚悟してまで根尾にバント練習をさせる余裕はないはずである。
哀しいことに予想通り根尾は石山の高めの速球にフライを上げて失敗するのだが、バントに対する根尾の酷いトラウマが心配になってくる。

結果はラッキーにも、続く大島、京田にヒットが出て同点には追い付けた。福田の浅いセンターフライに本塁突入の大島が憤死して同点止まりのドローとなったが、ゲーム後監督には浅いフライでの本塁突入の是非の質問が集中したようだが、そこじゃないだろう?記者さん、と言いたい。
そこまでの、采配について質す(ただす)べきではないのか。
大島のアウトセーフは時の運だ。
問題は、ゲーム全体を通じて巡ってきたチャンスにおける与田野球のプランをひとつひとつ質すことが必要なのだ。

明確な攻撃プランがないから得点が取れないのは誰が見ても明らかである。
多少は頑固で執拗であっても徹底した策を授けることが必要な時期にきているのではないだろうか。
時間は待ってくれない。
トップをひた走る阪神はこの日も巨人に6-5と競り勝って、貯金16、2位巨人に4.5ゲーム差を付けた。相変わらず失策数は28と12球団トップだが、得失点差はダントツの61と異様なまでの数字を残している。
始まって41試合時点で、11.5ゲーム差というのは何度も言うけど絶望的な差だ。
まだ、100試合以上残っていることだけが救いと言えば救いだが、今朝のトウチュウのコラムで吉見氏も書いていた。2軍のいい選手を1軍に上げて競争させてほしいと。
しかし、別の紙面で与田監督がスタメン起用の井領が2安打の活躍について聞かれて、1軍にいるメンバーみんなで戦う、と答えたのがあったが「?」の気持ちが湧きあがって来てしまう。

 

 

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