2020年6月27日 (土)

祖父江大輔という男

#007◆ 6/26(金) - ナゴヤドーム
中 日 1 - 4 広 島

 

横浜で3連敗を喰らい、地元名古屋に戻りナゴヤドーム開幕戦で再出発を計ろうと思う間もなく、2回先頭カープの主砲そして今やジャパン不動の4番バッター鈴木誠也に大野がレフトスタンドにライナーで運ばれてしまった。

大野は余りのショックに茫然自失のまま次のメヒアにも左中間スタンドに打たれてしまうのだ。

いきなり2点ビハインドで、カープのエース大瀬良に立ち向かうことを強いられたドラゴンズ打線、この日は開幕遠征疲れなのかバットスイングが鈍く見えた。というよりも大瀬良の出来が良すぎたのかもしれない。

一方我が大野は鈴木誠也の第2打席でもセンターバックスクリーン脇に連発を喰らってしまう。

大野は自身の不甲斐ない開幕のリベンジができないままこの日も鈴木誠也の強烈なパンチを喰らい64失点3被弾でマウンドを下りた。

 

終盤疲れが見えた大瀬良に打線が襲いかかるがあと1本が出ないいつものパターンで得点を詰めることはできなかった。

結果は14で敗れ4連敗となった。

 

今日記しておきたいことがあるので少し触れようと思う。

 

祖父江大輔のことだ。

この日も、7回大野を継いだ又吉が突如変調をきたしストライクが全く入らなくなり一死満塁のピンチとなった。

3点ビハインドの場面だが、これ以上の失点は許されない。急遽リリーフに登場したのが、今季4試合目の登板の祖父江だった。勝ってても負けててもきっちりゲームを作るというか整えるという重大な働きをする、ベリーコンビニエンスなユーティリティリリーバーなのだ。この日も涼しい顔、いやいかつい顔で堂林、田中の2人を抑えて相手に得点を与えずにきっちり役目を果たした。

2013年にドラ5で入団して7年目だが

何がすごいかというと、その登板数である。

1年目542年目333年目464年目355年目516年目44、と毎年コンスタントに登板を重ねてきて、今年が早くも4試合で、計267試合7173S55Hの堂々たる成績である。

故障もなくプロ入りして毎年きちんと自分の役割を黙々とこなす、チームにとっては誠に貴重なピッチングスタッフなのだ。

 

 

昨年のオフの契約更改でただ1人珍しく保留をしたニュースが海を渡って、MPBのダルビッシュがTwitterで祖父江の積年の働きに対してはもっと手厚く処遇すべきだと発信したことが話題になったのは記憶に新しいが、同感である。こんなに便利で重宝する投手が他にいるだろうか。ゲームを作る、ゲームを整える、素晴らしいリリーバーだと思う。今季も最後までこんな調子で沢山のゲームを投げるだろうが、とにかく怪我だけには気をつけて貰いたいものだ。無事是名馬であり続けて欲しい投手である。

祖父江大輔の推定年俸は3500万、果たして妥当か妥当ではないか、しっかり見て行こうと思っている。

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2020年6月24日 (水)

荒木三塁コーチに聞いてみたいことが…

#004◆ 6/23(火) - 横浜スタジアム
DeNA 3 - 0 中 日

 

横浜の先発投手は「くせ球」の持ち主濱口だ。この投手の「くせ球」ならぬイヤーなチェンジアップをドラゴンズは大の苦手としている。

同級生の柳とはプロ入り初の対戦らしいがこのゲームは二人の投手の「我慢比べ」になるだろうと見ていた。

 

最初の見せ場は3回裏と4回表にあった。3回ベイスターズはツーアウトから新外国人オースチンがヒットで出塁、続く新4番打者佐野が左中間を抜いた。一塁からオースチンは長駆ホームベースを目指して突入したが、大島から京田に中継、京田から木下へのストライク好返球でホームベース手前でタッチアウト。ラミレス監督のリクエストはあったが判定通りに終わり先取点を防いだ。そしてその後4回、ドラゴンズもツーアウトから阿部がフォワボールを選び出塁、続く京田の当たりがライト線を強烈に襲いライトフェンスまで到達した。一塁から阿部が長駆ホームベースに突入を試みた。

ライトオースチンからソトへ中継、ソトから高城へ好返球が返ってきた。

タイミングはアウトだが、阿部が忍者の如く高城のタッチを絶妙な動きでかい潜り、アンパイアの判定はセーフだった。高城のミットの何処かが阿部の身体の何処かに触れているか微妙な映像が流れていた。当然の如くラミレス監督は再びリクエストを要求。しばらくして責任審判の西本がアウトのジェスチャーをして、判定が覆り無得点に終わった。「おあいこ」となって正に「我慢比べ」の様相を呈していた。

 

その後5回裏に柳がオースチンとロペスにそれぞれタイムリーを浴びて2点を献上して均衡は崩れた。この時は三塁を欲張ったオースチンが平田の好返球で三塁で憤死するが、とにかくよく走る新外国人である。

「我慢比べ」に負けた柳は6回先頭の宮崎に甘いカーブを狙われたかのようにレフトスタンドに持っていかれた。この3点目が結局はダメ押しになるかのようだった。

しかし、ドラゴンズも諦めず9回に阿部のヒット、代打郡司のプロ入り初打席初ヒットで、濱口をマウンドから引き摺り下ろし敵の守護神山崎を引っ張り出した。

代打遠藤の打球がライトオースチンの右横をライナーで襲うのだ。オースチンが横に必死のダイブをするが抜けて行った。「よし!2点か!」と思ったら二塁ランナーの阿部がまだホームには到達できず、後の郡司がすぐそばまで来ていた。結果、オースチンから柴田、柴田から嶺井の中継プレーに阿部は本塁憤死となるのだった。

どうやら、オースチンのダイビングプレーに惑わされ「捕られた?」と一瞬迷いスタートを躊躇したようだ。

結果は阿部のボーンヘッドであると思うが、三塁ベースコーチの荒木のジャッジと指示は果たしてどうだったのだろうか?郡司がすぐそばまできていたから難しい判断だったと思うが、アウトカウントは一つだったし、当たっている大島に繋がる場面だったので自重させる手もあったのではなかったか、荒木コーチに尋ねてみたい気持ちである。最初の場面の阿部本塁突入に関しても併せて聞いてみたい所だ。

試合後も今朝の新聞にも、荒木コーチのコメントはどこにもなかったのが残念である。

本塁で二度オースチンがらみで殺された阿部にとっては寝苦しい横浜の夜になっただろう。

 

この日は何だか新外国人オースチンひとりに力を吸われてしまったようだ。

 

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2020年6月23日 (火)

放送席から声が聞こえて…

#003◆ 6/21(日) - 明治神宮野球場
ヤクルト 0 - 3 中 日

 

高知高ー法政大ートヨタ自動車と、野球の王道を進みドラ3でドラゴンズに入団して5年目の木下拓哉捕手がやっと芽を出しそうだ。

 

強肩加藤、ルーキー郡司、元気者石橋

、ベテラン大野奨太、中堅桂、育成外人マルティネスらの影に隠れた地味な存在だったが、今年は開幕一軍をつかみ、初戦先発の加藤に代わって途中出場して2安打の活躍で、2戦、3戦と先発出場して10打数5安打で.500という立派な成績を残している。しかも、毎試合二盗を刺してその存在感を急激に強めている。

 

木下のリードはどちらかというと同じボールを続ける癖があり、そこを相手に読まれてしばしば痛打を浴びていた印象があった。

実は、第2戦もトヨタ自動車の先輩吉見のリードには残念ながらその癖が時折見えて、山田、村上には完全に捉えられていたように見えた。

しかし、この第3戦の梅津のリードでは、その癖がすっかり消え、むしろヤクルト打者に狙い球を絞らせず、強打者の山田、青木、村上をノーヒットに抑えた。

試合に出ながら失敗を実感し、工夫する木下に成長を感じることができた。元々バッティングには定評があったので、こういう工夫の見えるリードとセカンドへの素早いスローイングを続けていれば5年目にしてレギュラーも見えてくるかもしれない。

 

それにしても2年目梅津の着実な成長には目を見張った。

山田、青木、村上という好打者に対して全く臆することなく立ち向かって行くマウンドでの立ち姿には惚れ惚れしてしまう。山田、村上から3三振、青木は3つの内野ゴロ(1併殺)に抑えて、

7108球被安打33四球5奪三振無失点で今季初勝利を上げた。

 

初戦は49ばかりの勝利だったが、この日は、背番号28の梅津が、108球投げて、8安打を打って、8年ぶり開幕カード勝ち越しで、末広がりの8に飾られた勝利となった。

 

9回の攻撃前に、与田監督が嶋田主審に近寄って「実況ブースから声が聞こえてくる」と苦情というか相談というか何か話をしたらしいが、無観客ゲームならではの「あるある」で、「どうしたもんか?」という悩み相談のようなものだろうか。()3点リードの余裕故の洒落のような風景に見えたのは僕だけだろうか?

 

神宮球場は早速ブースにビニールのようなものを貼るらしい。

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2020年6月21日 (日)

始まったばかりだが平田が心配だ

#002◆ 6/20(土) - 明治神宮野球場
ヤクルト 6 - 2 中 日

 

3回、5回、7回、これは昨日のゲームで平田で切れたイニングである。

3回と7回は追い上げのチャンスで得点圏に走者を置いた二死からの打席だった。

打席での落ち着きがいつものようになく打ち急ぐ平田の焦りが見て取れる打席だった。

バットに当てただけのセカンドゴロと初球を強引に引っ掛けたサードゴロに終わった。

前日も最後の打席で送りバントを失敗して追い込まれてからのバッティングになって、かろうじてバットに当てた打球が一二塁間を抜けて行く今季初ヒットとなったが、およそ平田のバッティングとは程遠かった。

周りが開幕から当たっているので焦っているのではないだろうか?

責任感の強い選手だけにその想いが強くボールの見極めが甘くなってしまっているのだろう。

解説のドラゴンズOB井端氏がしきりに言っていたが、際どい球とか打っても凡打になりそうな球はきっぱりと見送って行くと必ず甘い球が来るから、それを狙って行くのがヒットを打つコツであると

平田ももう一度、好球必打の原則に返って今日は好打を披露して貰いたい。

 

あと1本が出ないという負け試合にはありがちな敗戦となったが、打撃もまずまず好調だし中継投手も安定しているので、この調子で頑張って貰いたい。

 

この日先発の吉見も久々の開幕カードの登板だったが、低い位置で粘って投げる吉見にとっては前日の雨が影響したマウンドの緩さに踏ん張りがあまり効かなかったのではなかったろうか。

ボールが全体に高く打ち頃の棒球になってしまっていたようで残念だった。

次の登板はナゴヤドームに帰ってからになるだろうから捲土重来を期して貰いたい。

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2020年6月20日 (土)

守護神として岡田の試金石だった10回二死満塁

#001◆ 6/19(金) - 明治神宮野球場
ヤクルト 7 - 9 中 日
(延長10回)

 

世界を襲ったコロナウイルス蔓延で3か月遅れたNPBの開幕に、メディアもプロ野球ファンも熱狂した一日になった2020.6.19。
しかし、僕の心からは何故かモヤモヤが消えて行かない。
こんなに心躍らないプロ野球の開幕はない。半ば見切り発車的に開幕させた感が否めず、感染が一向に収束する気配もなく、一体このままシーズンを最後までやり切ることができるのかすら不安でならない。
これが僕の偽らざる心境である。
毎年継続していたこの「ドラプロ」も始めようが最後まで悩んでいた。

 

そして、昨夜雨天中止を決め込んでいたゲームが土砂降りの中で始まったのだった。慌ててチャンネルを合わせて観始めるのだが、降り続く雨に両先発石川、大野の調子もなかなか上がって行かない中、こんな酷い雨でも強行しなければならないスケジュール的な都合があるのだろうと思うと、選手たちが可哀想になってきた。
怪我も心配だし、風邪を引くのも心配だし…。
泥泥になる選手たちを見ているうちに可哀想や心配を超えた気持ちで応援している自分がいたのだ。
色んなモヤモヤはあるが、選手が懸命にファンの為にプレーを見せてくれてようとする姿に我々は敬意を表さなくてはいけないと気づいたのだ。
どこまで続いて行くのか分からないが今年もできる限り応援し、この「ドラブロ」も書き始めようと決心した。

 

ゲームは後半から雨も小止みになり、点を取り合う大乱戦いや大熱戦になった。結局は延長戦で我がドラゴンズが見事逆転勝利を果たした。
打ちも打ったり18安打、アルモンテ、ビシエド、周平のクリーンアップは3人とも猛打賞、先発野手全員安打で9-7で振り切った。
今日の勝利はベンチも含めての全員でもぎ取った1勝である。
勝ったがベンチでひとり冴えない表情の先発大野が見えたが、この日の不甲斐なさは雨に流して次の戻り先発でリベンジを果たして欲しい。

 

延長10回二死満塁サヨナラ負けのピンチで開き直り、強打村上を渾身のストレートで三振を奪い取り逃げ切ったドラゴンズの岡田は、今シーズンを守護神として生きて行けるかどうかの試金石の場面を見事に乗り越えたのだ。

 

19日開幕、4時間49分のゲームを9得点で4年ぶりに開幕勝利を飾ったが、実に4と9ばかりである。

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2014年10月 3日 (金)

チーム全員で勝ち取った山井の最多勝と勝率第1位

◇10/ 2…横浜スタジアム
横浜DeNA 1 - 4 中日

67勝73敗4分、これが谷繁新体制の戦績である。
2年連続Bクラスとなった。
一年を振り返るのはまた改めてするとして、印象としては、つまらないミスや采配の見誤りで敗れた試合はざっと15試合程あったように感じている。
僕から見た来季への課題は後日じっくりと抽出してみようと思っている。
 
横浜での最終戦は先制逃げ切りという粘り強いドラゴンズ本来の勝ち方で山井の最多勝と勝率1位のタイトルをチーム全員で勝ち取った。
山井のピッチングも今年のピッチングさながらの本当に粘り強い投球であった。だが7回のピンチで、去年までのチームメイト柳田を警戒しすぎて四球を与えてしまい、満塁になってグリエルを迎えた所で悔しくも又吉に後を託すことになった。
  しかしその後、又吉、福谷の勝利の方程式は最終戦に於いても見事に機能して144試合を勝利で終えた。

72試合11セーブ32ホールド、防御率1.81の福谷
67試合2セーブ24ホールド、防御率2.21の又吉

は、本当に頭が下がる大車輪の活躍であった。
オフには自分の心と身体を芯から癒して欲しいと願っている。
  お疲れさま!福谷浩司、又吉克樹!

大島は内野安打1本を打って186安打として、福留の持つチーム記録に並んだ所でシーズンを終えた。
ヤクルトの山田はこの日3安打を放ち2試合を残して188安打と記録を伸ばした。試合を残している広島の菊池との最多安打争いはまだまだ分からなくなっている。来季こそ好不調の波を最低限にして、大島には是非ともシーズン200安打に挑戦して貰いたい。

昨夜は、ドラゴンズが最終戦を勝利した1時間6分後4時間半に及ぶ死闘に決着を付けた、ソフトバンクがパ・リーグ優勝を144試合目で決めた。
オリックスの粘りが一歩及ばない2014のパ・リーグのペナントレースとなったのだ。

ポストシーズンの始まりと共にストーブリーグの激しさが増して行く時期に差し掛かろうとしているプロ野球、色んな意味でもまだまだ目が離せない日々が続いて行くのだ。

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2014年10月 2日 (木)

喜びと哀しみとドラゴンズの一番長い日

◇10/ 1…ナゴヤドーム
中日 4 - 2 横浜DeNA

一昨日のファーム全日程終了に伴って来季の戦力外選手の発表があった。当初よりこのオフでの大量解雇の噂は絶えず、果たして誰が見限られるのかとあちこちで憶測が飛び交っていたのだが、いざ公表されるとあれこれ外野の声は喧しい。

堂上剛、田中、小田、森越、中田亮、矢地、辻、井上、井藤、宋 の10選手の名前が発表された。

ある程度予想できた名前もあれば、そうでない意外な名前もあり、早速ネットなどのSNSでは侃々諤々な書き込みに溢れた昨日になった。
数日前に発表された引退する3選手を併せて計13選手がドラゴンズのユニフォームを脱ぐことになる。
外人選手はルナとエルナンデスは来季の契約は決まっているが、カブレラ、パヤノ、メジャは他の補強次第で去就は決まっていない。引退選手とは別に、堂上剛や小田らの戦力外選手の多くは、来季も別の環境での野球を継続したい意志があるとのことから身動きが取り易い自由契約の身分にしたという経緯も窺われるのだが、来季のドラゴンズに於ける戦力構想外であることには間違いなく、残念で寂しさは拭えないのである。
しかし、選手にとっては働く環境との相性もあってかつての森岡(ヤクルト)柳田(DeNA)中村一(オリックス)のように自由契約後に入団したチームで今も大事な戦力として活躍している事実も顕在しているのだから是非とも一念発起して頑張って欲しい。
今後はトレードなどの話も続発しそうで気が気ではない選手もいると思うが、鉄平(楽天〜オリックス)のように首位打者を取るような変身をすることもあるから、出場機会のあるチームへ行くことの利点を大いに前向きに捉えて精進して貰いたいと願うばかりである。
兎にも角にも『縁』が為す人間の運命であると言える他ないのである。

そんな中、昨夜は本拠地での最終戦があり、全選手勢揃いでの谷繁兼任監督の挨拶もあった。
試合は、大野が2年連続の10勝をあげるピッチングとホームランとツーベースを含む3安打の周平の活躍で勝利を飾り集まってくれたファンに応えた。
強い時代のドラゴンズを強力な中継ぎとして貢献した、三瀬、小林、鈴木義の3投手の引退登板もあり、ドラゴンズの、新旧、悲喜、相乱れての何とも言えない印象深い試合となった。
3投手の挨拶もあり、必ずしも光り輝いた選手ではなかった縁の下の力持ち的な3人にもこうした花道を作ってあげるドラゴンズの温かさにはファンとしても嬉しいことであった。3人の有り余る感謝の弁と来季からチームスタッフとして強いドラゴンズを取り戻すべく頑張るという強い意欲が伝わって来てとても爽やかな引退セレモニーであった。
万感溢れて悔しさで締め付けられそうであったと察する谷繁兼任監督の言葉にも何時になく力強い奪還の意志が感じられ、来季こそは極め細かい采配と作戦、そしてそれが遂行されるべく練習、鍛錬で臨んで欲しいと心底から願って止まない。
オフに於けるチーム立て直しの様を本当に興味深く見届けて行こうと思った1日にもなった。

さて今夜、144試合目、最終戦が横浜で行われる。

山井の13勝、大島の最多安打更新をかけて有終の美を飾るべく2014年の集大成として戦いに挑む。

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2014年9月28日 (日)

高橋周平を試合に出し続ける意味

◇9/27…マツダスタジアム
広島 4 - 6 中日
(延長10回)

昨夜の広島最終戦はなかなかいい戦いを見せてくれた。
  平田の2試合連続のホームランで先行するも、相変わらずボールを揃えがちな松井雅のリードに伊藤がロザリオの一発と前健のタイムリーで3点を奪われ逆転されてしまう。その後は伊藤も踏ん張って3失点のままで7回を投げ終え、武藤にバトンタッチする。
その間に得点は藤井のタイムリーで1点差になっていた。9回、抑えのミコライオの不調につけ込んで四球連発と周平のタイムリーツーベースで同点、代わった中崎からも、相手のミスで1点奪取してついに勝ち越すのだ。しかし、広島も粘るのだ。ドラゴンズ抑えの福谷から連打で点を取り同点に…。
延長戦だ。
しかし、延長10回代打福田のヒット、森野のヒットで作ったチャンスにまたまた周平のレフトオーバーのタイムリーツーベースで突き放すのだ。さらに藤井敬遠後、三ツ俣が会心のライト前ヒットを放ち2点差としてその裏を迎えることが出来るのだった。
その裏又吉が無失点に抑えて広島最終戦を勝利で飾ることが出来た。
今季、こんなに粘り強く、チャンスにことごとく得点出来た理想的な試合はあっただろうかと思う程強く逞しいドラゴンズを見せて貰った。今季初の5番に坐った周平が2度のチャンスに狙うボールを定めてタイムリーを放ったのは偶然ではなかったと思う。
続けて試合に出て得られた経験が彼を確実に成長させていることを感じるからだ。惜しむらくはもっと早い時期に周平起用にチームが踏み切っていたとしたら、これほどの不甲斐ない成績にならなかったのではないかと思うからだ。
彼のように素質が充満している選手は経験こそが何よりの成長への近道なのだから、来季は多少守りに不安があってもシーズン頭からスタメンに固定して使い続けて欲しいのだ。
ヤクルトの山田、広島の菊池に負けない、いやそれ以上の選手になることは間違いないと誰もが思っている。
とにかく勝負強い若手選手を育てて欲しいと願っている。昨夜の、森野、平田、周平のクリンアップは未来に望みを抱かせる魅力的な並びであったことはドラゴンズファンの誰もが感じたことではないだろうか。
兎にも角にも、久々溜飲を下げる一戦となった。

さあ、あと2試合だ。

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2014年9月26日 (金)

有終の美に向けて…

◇9/25…ナゴヤドーム
中日 5 - 4 巨人

平田の133打席ぶりの逆転スリーランホームランと4打点目のダメ押し犠牲フライで、辛くもナゴヤドームでのジャイアンツ優勝胴上げを阻止し、対ジャイアンツ最終戦を5ー4で勝利した。
山井は12勝目をあげて最多勝、最高勝率に望みを繋げることが出来た。大島も2日連続の猛打賞で182安打として最多安打に僅かな望みを残したが、いずれにしても泣いても笑っても残り3試合となってしまった。
大島が3安打、周平が2安打、平田がホームランと犠牲フライで4打点、直倫のファインプレー、又吉・福谷の勝利の方程式リレーでのこの勝利はドラゴンズの将来の理想のスタイルとして確立してほしいと思えた試合にはなった。そしてここに、故障で離脱している吉見と浅尾が復帰し、突然ブレイクするような若手が一人二人加わり、円熟した中堅・ベテランが上手く絡まって来る形が取れればいい戦いが出来るのではないだろうか。
それにしても、考えられないミス、つまらないミスが余りにも多く出た今季の現実には真剣に向き合って行かなければならない。強かった頃のチームと大きく違う部分はこのミスの多寡であると思う。
相手のミスにつけ込んで勝利するズルさ巧みさを今一度思い出すべく、この秋、来春のキャンプでは徹底的に鍛え直して貰いたい。

谷繁監督がバカのひとつ覚えのように勝っても負けても言い続けて来た「目の前の試合を全力で戦って行くことだけです」という言葉はその裏付けがあってこそ生きて来る言葉だと思う。その言葉を生かすのも確固たる裏付けを持てるような「絶対勝つ!」
「絶対負けない!」という自信を来季は持って臨んで欲しいと強く言いたい。
今季は兼任監督就任1年目で半ば初心者マーク付きのシーズン同然であったことは事実であるから、愛するファン達も多くは責めることもないと思う。
でも来季は違う。この1年目の失敗を厳しく直視して2度と同じ失敗を繰り返さないような来季にして欲しいと願っている。

あと3試合、是非とも有終の美を飾って欲しい。

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2014年9月24日 (水)

チームの弱点を自覚することから…

◇9/24…ナゴヤドーム
中日 1 - 4 巨人

今おそらく12球団で1番弱いチームが我がドラゴンズなんだろうと思う。

ヒットは打ててもタイムリーが出ない。
エラーは少なくてもタイムリーエラーが多い。
投手の四球がやたら多い。
バントの失敗が多い。
作戦がパターン化していて意外性がない。
策がなくバッター任せで打たせていることが多い。
チームが一貫して相手投手の攻略を試みている感じがしない。抑えられていても試合中の円陣なんかも見たことがない。
たまたま打てばラッキー、たまたま抑えればラッキーみたいな選手起用や采配が多く見られる。
一年を通して見ても、谷繁野球という特徴は最後まで見られなかった。
徹底して何かを成し遂げるような意思を感じる事が少なかった。
リリーフ投手の回跨ぎが多すぎる。
同じ投手に同じパターンで抑えられるということはスコアラーが余り機能していないような気がする。

などなど、来季への課題は山積しているようだ。
若い選手は皆もっと体幹を鍛えて柔軟で粘り強い身体作りをするべきだと思う。他のチームの若手に比べるといかんせんひ弱な印象が拭えない。

Bクラスが確定した今は記録がかかった選手以外は皆それぞれが課題を持ってプレーの機会を生かすべきだと思うのだ。試合の勝ち負けよりもそれぞれが内容の濃いプレーに臨んで貰いたいと思っている。
とはいっても、もう残り試合は4試合しかない。
10月2日にDeNAと最終戦を終えると、弱いチームには長い長いオフシーズンが待っている。
とにかくとにかく、しっかり鍛え直して欲しい。
今季のような惨めなシーズンはもう懲り懲りだ。

明日はジャイアンツ最終戦だ。
ナゴヤドームオープン以来一度も他の優勝チームの胴上げはなかったということだが、今年はジャイアンツ原監督が舞う可能性も出てきてしまった。
何としても敵チームの胴上げは避けて貰いたいのである、

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